JP3347873B2 - ユニット建物の防水構造とその施工方法 - Google Patents

ユニット建物の防水構造とその施工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物ユニットを積み重
ねて構成した2階建以上のユニット建物であって、特
に、その防水構造とその施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の工業生産化率を高める一方式とし
て、1戸の建物を複数のユニットに分けて工場で生産
し、それらのユニットを建築現場に輸送して組み立てる
ユニット方式が知られている。
【0003】このユニット方式で建築された建物として
は、例えば、特開昭61−102931号公報に記載さ
れているようなものがある。この建物は、1階部分が、
複数の建物ユニットを横に並べて構成され、2階部分
が、建物ユニットと水平屋根ユニット(バルコニー付き
屋根ユニット)を横に並べて構成されている。
【0004】ところで、このようなユニット建物では、
当然のことながら、建物ユニットの外壁パネル同士の間
の継ぎ目に防水を施す必要が生じてくる。建物ユニット
の外壁パネル同士の間の継ぎ目の防水構造としては、特
開昭63−40037号公報や特開昭63−44046
号公報に開示されているように、防水シートを用いた構
造が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建物ユ
ニットの外壁パネル同士の間の継ぎ目の防水構造につい
ては開示されているものの、建物ユニットの外壁パネル
と水平屋根ユニットとの間の継ぎ目の防水構造について
開示されているものは見当たらない。
【0006】建物ユニットの外壁パネルと水平屋根ユニ
ットとの間の継ぎ目を防水していないと、その継ぎ目か
ら雨水が浸入し、建物の耐久性を低下させる原因とな
る。
【0007】そこで、本発明は、上記のような問題に着
目し、建物ユニットの外壁パネル同士の間の継ぎ目だけ
でなく、建物ユニットの外壁パネルと水平屋根ユニット
との間の継ぎ目からも雨水が浸入することのない防水性
の高いユニット建物の防水構造と、その施工方法を提供
することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のユニット建物の防水構造では、複数の建物
ユニットを横に並べて構成した下階部分と、建物ユニッ
トと水平屋根ユニットを横に並べて構成した上階部分
と、を備えている2階建以上のユニット建物の防水構造
において、上下に隣接する建物ユニットの外壁パネル同
士の間の継ぎ目に、その継ぎ目を塞いで壁防水横シート
が設けられ、左右に隣接する建物ユニットの外壁パネル
同士の間の継ぎ目に、その継ぎ目を塞いで壁防水縦シー
トが設けられ、水平屋根ユニットの下縁と下階の建物ユ
ニットの外壁パネルとの間の継ぎ目に、その継ぎ目を塞
いで屋根防水下シートが設けられ、水平屋根ユニットの
上縁と上階の建物ユニットの外壁パネルとの間の継ぎ目
に、その継ぎ目を塞いで屋根防水上シートが設けられ、
水平屋根ユニットと建物ユニットの外壁パネルとの間の
継ぎ目と、建物ユニットの外壁パネル同士の間の継ぎ目
の交差部に、防水ジョイントシートが前記交差部近傍に
ある各シートと重ね合せて設けられ、水平屋根ユニット
のコーナーと、建物ユニットの外壁パネル面同士の継ぎ
目とが近接配置されている部分において設けられる防水
ジョイントシートは、2枚のシートの一辺を貼り合わせ
ることによって形成されており、上記防水ジョイントシ
ートが、屋根防水下シートと、屋根防水上シートと、壁
防水横シートと、壁防水縦シートと重ね合せて設けられ
ている。
【0009】本発明のユニット建物の防水構造の施工方
法では、前記2枚のシートを、工場において各々所定の
建物ユニットに接着しておき、施工現場で互いに接着さ
せて前記防水ジョイントシートを形成した後、該防水ジ
ョイントシートを屋根防水下シートと、屋根防水上シー
トと、壁防水横シートと、壁防水縦シートと重ね合せ
る。
【0010】なお、本明細書において、水平屋根ユニッ
トは、バルコニーの床のように、上を歩行できる屋根を
構成するものも含むものとして使用する。
【0011】
【作用】本発明のユニット建物の防水構造では、建物ユ
ニットの外壁パネル同士の間の継ぎ目は、壁防水横シー
トならびに壁防水縦シートによって雨水の浸入が妨げら
れ、建物ユニットの外壁パネルと水平屋根ユニットの間
の継ぎ目は、屋根防水上シートならびに屋根防水下シー
トによって雨水の浸入が妨げられる。また、水平屋根ユ
ニットと建物ユニットの外壁パネルとの間の継ぎ目と、
建物ユニットの外壁パネル同士の間の継ぎ目の交差部
も、防水ジョイントシートによって雨水の浸入が妨げら
れる。
【0012】
【実施例】以下、図1〜図13に基づいて、実施例のユ
ニット建物の防水構造について詳述する。
【0013】図1は、本実施例のユニット建物の防水構
造の概略を示す斜視図である。
【0014】まず、図1に基づいて、ユニット建物の構
成について説明すると、このユニット建物は、2階建の
建物で、1階部分が、5つの建物ユニット1を横2列に
並べて構成され、2階部分が、4つの建物ユニット1を
横2列に並べると共に、その建物ユニット1の横に水平
屋根ユニット2を並べて構成され、屋根が、4つの傾斜
屋根ユニット3を横2列に並べて構成されている。
【0015】次に、図1に基づいて、ユニット建物の防
水構造について説明すると、このユニット建物では、上
下に隣接する建物ユニット1,1の外壁パネル同士の間
の継ぎ目に、その継ぎ目を塞いで壁防水横シート4が設
けられ、左右に隣接する建物ユニット1,1の外壁パネ
ル同士の間の継ぎ目に、その継ぎ目を塞いで壁防水縦シ
ート5が設けられている。前記壁防水横シート4は、上
縁部が上側の建物ユニット1の外壁パネル裏面に接着さ
れ、下縁部が下側の建物ユニット1の外壁パネル表面に
接着されている。また、前記壁防水縦シート5は、右縁
部が右側の建物ユニット1の外壁パネル表面に接着さ
れ、左縁部が左側の建物ユニット1の外壁パネル表面に
接着されている。
【0016】更に、水平屋根ユニット2の下縁と下階の
建物ユニット1の外壁パネルとの間の継ぎ目に、その継
ぎ目を塞いで屋根防水下シート6が設けられ、水平屋根
ユニット2の上縁と上階の建物ユニット1の外壁パネル
との間の継ぎ目に、その継ぎ目を塞いで屋根防水上シー
ト7が設けられ、水平屋根ユニット2と建物ユニット1
の外壁パネルとの間の継ぎ目と、建物ユニット1の外壁
パネル同士の間の継ぎ目との交差部に、防水ジョイント
シート8,9が設けられている。
【0017】なお、継ぎ目の交差部は、図1のA部、す
なわち、水平屋根ユニット2のコーナーと、建物ユニッ
ト1の外壁パネルの外コーナーとが近接配置されている
部分と、図1のB部、すなわち、水平屋根ユニット2の
コーナーと、建物ユニット1の外壁パネル同士の継ぎ目
とが近接配置されている部分とに形成されている。
【0018】図2は図1におけるA部で使用した防水ジ
ョイントシートの展開図、図8は図1におけるB部で使
用した防水ジョイントシートを示す展開図、図9は、そ
の防水ジョイントシートの斜視図である。
【0019】A部の防水ジョイントシート8は、展開す
ると図2に示した形状になるように切断されており、図
中、斜線で示した部分の片面に粘着層が設けられてい
る。
【0020】B部の防水ジョイントシート9は、図9に
示すように、2枚のシート91,92の一辺を貼り合わ
せることによって形成されており、各シート91,92
は、展開すると図8に示した形状になるように切断さ
れ、図中、斜線で示した部分の片面に粘着層が設けられ
ている。
【0021】なお、これらの防水シート8,9の材質と
しては、例えば、ビニロン繊維とブチルゴムを組み合せ
たゴム引布を使用することができる。
【0022】図3〜図7は図1におけるA部の防水構造
を施工手順を追って示した斜視図、図10〜図14は図
1におけるB部の防水構造を施工手順を追って示した斜
視図である。
【0023】まず、図3〜図7に基づいて、A部の防水
構造について施工手順を追って説明する。
【0024】図3において、11は外壁パネル、12は
床根太で、壁防水横シート4と屋根防水上シート7と防
水ジョイントシート8は、予め工場内で2階の建物ユニ
ット1の外壁パネル11と床根太12の間に接着により
固定されている。また、各シート4,7,8同士は、防
水ジョイントシート8の下端部が壁防水横シート4の端
部の上に重ね合せられ、屋根防水上シート7の端部が防
水ジョイントシート8の上端部の上に重ね合せられてい
る。更に、壁防水横シート4の下端部と防水ジョイント
シート8の下端部は、2階の建物ユニット1を1階の建
物ユニット1の上に載置させた後に、1階の建物ユニッ
ト1の外壁パネル11の表面に接着されている。
【0025】図4において、21は水平屋根ユニット2
の屋根パネル、22は防水紙、23は下地板である。水
平屋根ユニット2を施工する際には、まず、屋根パネル
21を1階の建物ユニット1の上に載置させて固定し、
前記屋根パネル21と2階の建物ユニット1の外壁パネ
ル11との間の隙間に下地板23を固定する。屋根防水
下シート6と防水紙22は、予め工場内で水平屋根ユニ
ット2に取り付けておく。なお、屋根防水下シート6
は、屋根パネル21の裏面に取り付けられている木枠2
4の側面に接着し、防水紙22は、屋根パネル21の表
面を全体的に覆うと共に、前記木枠24の側面も屋根防
水下シート6の上から全体的に覆うように接着されてい
る。また、屋根パネル21を1階の建物ユニット1の上
に載置させる時には、屋根パネル21のコーナーを防水
ジョイントシート8の下に潜り込ませ、防水ジョイント
シート8を屋根防水下シート6ならびに防水紙22の上
に重ね合せて防水紙22の上から接着すると共に、屋根
防水下シート6の下端部を、1階の建物ユニット1の壁
パネル11の表面に接着する。更に、下地板23を固定
する時には、2階の建物ユニット1の外壁パネル11の
下から垂れ下がっている屋根防水上シート7の下端部の
内側に下地板23の上端部を潜り込ませ、屋根防水上シ
ート7を下地板23の表面に接着する。
【0026】次に、図5に示すように、屋根パネル21
の側面に下地板25を固定し、その下地板25の上に木
桟26を固定し、その後、図6に示すように、屋根材2
7を葺き、1階の建物ユニット1の外壁パネル11と2
階の建物ユニット1の外壁パネル11の間、ならびに、
1階の建物ユニット1の外壁パネル11と水平屋根ユニ
ット2の間から露出している壁防水横シート4と屋根防
水下シート6と防水ジョイントシート8を覆い隠すよう
にして横モール10を取り付けると共に、木桟の26上
に防水シート28を貼る。更に、図7に示すように、水
切りシート28を貼った上から笠木29を取り付け、2
階の建物ユニット1の外壁パネル12と水平屋根ユニッ
ト2の間から露出している屋根防水上シート7を覆い隠
すようにして水切りカバー30を取り付ける。
【0027】次に、図10〜図14に基づいて、B部の
防水構造について施工手順を追って説明する。なお、B
部の防水構造を説明するにあたり、A部の防水構造と共
通の部分については、説明を省略する。
【0028】防水ジョイントシート9は、工場において
2枚のシート91,92を各々所定の建物ユニット1に
接着しておき、施工現場で2階の建物ユニット1を1階
の建物ユニット1の上に載置させた後、図10に示すよ
うに、2枚のシート91,92を互いに接着させる。ま
た、各シート4,7,9同士は、防水ジョイントシート
9の下端部が壁防水横シート4の端部の上に重ね合せら
れ、屋根防水上シート7の端部が防水ジョイントシート
9の上端部の上に重ね合せられている。更に、壁防水横
シート4の下端部と防水ジョイントシート9の下端部
は、2階の建物ユニット1を1階の建物ユニット1の上
に載置させた後に、1階の建物ユニット1の外壁パネル
11の表面に接着されている。
【0029】また、図11に示すように、屋根パネル2
1を1階の建物ユニット1の上に載置させて固定する時
に、屋根パネル21のコーナーを防水ジョイントシート
9の下に潜り込ませ、防水ジョイントシート9を屋根防
水下シート6ならびに防水紙22の上に重ね合せて防水
紙22の上から接着する。
【0030】次に、図12に示すように、左右に隣接す
る建物ユニット1,1の外壁パネル11,11同士間の
継ぎ目に、その継ぎ目を塞いで壁防水縦シート5を接着
し、それから、屋根パネル21の側面に下地板25を固
定し、その下地板25の上に木桟26を固定する。な
お、前記壁防水縦シート5の下端部は、切り込み51を
入れて直角に折り曲げ、屋根パネル21の側面に固定し
た下地板25の表面に接着する。すなわち、壁防水縦シ
ート5の下端部のみ下地板25を固定した後に接着する
ことになる。
【0031】その後、図13に示すように、屋根材27
を葺いたら、1階の建物ユニット1の外壁パネル11と
2階の建物ユニット1の外壁パネル11の間、ならび
に、1階の建物ユニット1の外壁パネル12と水平屋根
ユニット2の間から露出している壁防水横シート4と屋
根防水下シート6と防水ジョイントシート9を覆い隠す
ようにして横モール10を取り付けると共に、木桟の2
6上に防水シート28を貼る。
【0032】更に、図14に示すように、水切りシート
28を貼った上から笠木29を取り付け、2階の建物ユ
ニット1の外壁パネル12と水平屋根ユニット2の間か
ら露出している屋根防水上シート7を覆い隠すようにし
て水切りカバー30を取り付けると共に、壁防水縦シー
ト5を覆い隠すようにして縦モール31を取り付け、更
に、前記水切りカバー30と縦モール31の間の隙間に
水切りカバーエンド32を取り付ける。
【0033】つまり、本実施例のユニット建物の防水構
造では、建物ユニット1の外壁パネル11同士の間の継
ぎ目は、壁防水横シート4ならびに壁防水縦シート5に
よって雨水の浸入が妨げられ、建物ユニット1の外壁パ
ネル11と水平屋根ユニット2の間の継ぎ目は、屋根防
水上シート7ならびに屋根防水下シート6によって雨水
の浸入が妨げられ、また、水平屋根ユニット2と建物ユ
ニット1の外壁パネル11との間の継ぎ目と建物ユニッ
ト1の外壁パネル11同士の間の継ぎ目との交差部も、
防水ジョイントシート8,9によって雨水の浸入が妨げ
られるので、非常に防水性が高い。
【0034】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、実施例で
は、2階建のユニット建物に適用した例を示したが、3
階建以上のユニット建物に適用してもよい。その場合、
水平屋根ユニットは、2階の建物ユニットの上あるい
は、それより上の階の建物ユニットの上に設けてもよ
い。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のユニット
建物の防水構造と、その施工方法にあっては、建物ユニ
ットの外壁パネル同士の間の継ぎ目だけでなく、建物ユ
ニットの外壁パネルと水平屋根ユニットとの間の継ぎ目
からも雨水が浸入することがなく、非常に防水性が高い
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のユニット建物の防水構造の概略を示す
斜視図である。
【図2】図1におけるA部で使用した防水ジョイントシ
ートの展開図である。
【図3】図1におけるA部の防水構造を施工手順を追っ
て示した斜視図である。
【図4】図1におけるA部の防水構造を施工手順を追っ
て示した斜視図である。
【図5】図1におけるA部の防水構造を施工手順を追っ
て示した斜視図である。
【図6】図1におけるA部の防水構造を施工手順を追っ
て示した斜視図である。
【図7】図1におけるA部の防水構造を施工手順を追っ
て示した斜視図である。
【図8】図1におけるB部で使用した防水ジョイントシ
ートの展開図である。
【図9】図1におけるB部で使用した防水ジョイントシ
ートを示す斜視図である。
【図10】図1におけるB部の防水構造を施工手順を追
って示した斜視図である。
【図11】図1におけるB部の防水構造を施工手順を追
って示した斜視図である。
【図12】図1におけるB部の防水構造を施工手順を追
って示した斜視図である。
【図13】図1におけるB部の防水構造を施工手順を追
って示した斜視図である。
【図14】図1におけるB部の防水構造を施工手順を追
って示した斜視図である。
【符号の説明】 1 建物ユニット 11 外壁パネル 2 水平屋根ユニット 4 壁防水横シート 5 壁防水縦シート 6 屋根防水下シート 7 屋根防水上シート 8,9 防水ジョイントシート

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の建物ユニットを横に並べて構成し
    た下階部分と、建物ユニットと水平屋根ユニットを横に
    並べて構成した上階部分と、を備えている2階建以上の
    ユニット建物の防水構造において、 上下に隣接する建物ユニットの外壁パネル同士の間の継
    ぎ目に、その継ぎ目を塞いで壁防水横シートが設けら
    れ、左右に隣接する建物ユニットの外壁パネル同士の間
    の継ぎ目に、その継ぎ目を塞いで壁防水縦シートが設け
    られ、水平屋根ユニットの下縁と下階の建物ユニットの
    外壁パネルとの間の継ぎ目に、その継ぎ目を塞いで屋根
    防水下シートが設けられ、水平屋根ユニットの上縁と上
    階の建物ユニットの外壁パネルとの間の継ぎ目に、その
    継ぎ目を塞いで屋根防水上シートが設けられ、水平屋根
    ユニットと建物ユニットの外壁パネルとの間の継ぎ目
    と、建物ユニットの外壁パネル同士の間の継ぎ目の交差
    部に、防水ジョイントシートが前記交差部近傍にある各
    シートと重ね合せて設けられ 水平屋根ユニットのコーナーと、建物ユニットの外壁パ
    ネル面同士の継ぎ目とが近接配置されている部分におい
    て設けられる防水ジョイントシートは、2枚のシートの
    一辺を貼り合わせることによって形成されており、 上記防水ジョイントシートが、屋根防水下シートと、屋
    根防水上シートと、壁防水横シートと、壁防水縦シート
    と重ね合せて設けられ ていることを特徴とするユニット
    建物の防水構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のユニット建物の防水構造
    の施工方法であって、前記2枚のシートを、工場におい
    て各々所定の建物ユニットに接着しておき、施工現場で
    互いに接着させて前記防水ジョイントシートを形成した
    後、該防水ジョイントシートを屋根防水下シートと、屋
    根防水上シートと、壁防水横シートと、壁防水縦シート
    と重ね合せることを特徴とするユニット建物の防水構造
    の施工方法。
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