JP4187356B2 - 外壁パネル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物を構築する際に用いられる外壁パネルに関する
【0002】
【背景の技術】
近年、建物の構築についてはその工業化が進み、例えば壁や床、屋根といった構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらのパネルを組み立てることにより、建物を構築するといったパネル工法が一部に採用されている。
このようなパネル工法に用いられるパネルとして、例えば、図9に示すようなパネルが知られている。
【0003】
図9に示すパネル100は、縦框材101,101と横框材102,102とが矩形状に組み立てられるとともに、この矩形枠の内部に補強芯材103…が縦横に組まれて枠体104が形成され、枠体104の一方の面に合板等の面材105が貼設されたものである。
また、例えば、特開平7−286383号公報に開示された発明のように、複数のパネルを連結して大型の連結パネルとし、この連結パネルにサッシ枠を組み込んだ艤装パネルも知られている。この艤装パネルを用いることにより現場施工の作業効率の向上を図っている。
そして、前記艤装パネルに更に胴縁を取り付ける場合、防水シートを連結パネルの四隅にステーブル打ちし、その上から胴縁を所定間隔で取り付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、艤装された連結パネルの汎用性を持たせるため、胴縁を艤装せずに防水シートのみを艤装したい場合があり、この場合、防水シートをパネルの四隅にステープルにて取り付けたのみでは、隙間に空気が入って輸送時にパタついたり、或いは雨水がパネルと防水シートの間に侵入してしまうおそれがあるという問題点があった。
【0005】
本発明は上記問題点を解決するために為されたものであって、防水シートの輸送時のパタつきをなくすとともに、防水性に優れた外壁パネルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、
請求項1記載の発明は、例えば、図1〜8に示すように、建物を構築する際に使用される外壁パネル1(例えば、大型壁パネル)であって、
パネル本体5と、このパネル本体5の少なくとも一方の面を覆うようにして設けられた防水シート6と、を備え、
前記パネル本体5の少なくとも一方の面の縁部5a、5b、5c周囲に沿って接着剤Sが塗布され、その上から前記防水シート6が貼設されていることを特徴としている。
また、前記パネル本体5の下縁部5cの少なくとも一部には、接着剤Sが塗布されない無塗布部55が設けられていることを特徴としている。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、外壁パネル1の少なくとも一方の面の縁部5a〜5c周囲に接着剤Sが塗布され、その上に防水シート6が貼設されているので、ステープル打ちに比べて、防水シート6とパネル本体5との間の留め付け面積が大きくなることとなって、当該外壁パネル1の輸送時の防水シート6のパタつきを防止することが出来る。
即ち、従来のステープル打ちによる取り付けの場合、パネル本体5と防水シート6とは点で接着されるが、接着剤Sを用いることにより、パネル本体5と防水シート6とは面で接着されるので、留め付け面積がより大きくなって安定して防水シート6が接着され、当該外壁パネル1の輸送時の防水シート6のパタつきを防止することが出来る。
また、下縁部5cの少なくとも一部には、接着剤Sが塗布されていない無塗布部55が設けられているので、万が一、防水シート6の内側に水が侵入した場合でも、無塗布部55から外部に水を出すことが出来る。
【0008】
ここで、接着剤Sは、必ずしも縁部5a〜5c全周囲に亘って間断なく塗布される必要はなく、断続的に塗布されている場合であってもよい。
外壁パネル1は、屋根材や壁材等として用いられるパネルであって、例えば、図9に示すような、縦框材101,101と横框材102,102とが矩形状に組み立てられるとともに、この矩形枠の内部に補強芯材103…が縦横に組まれて枠体104が形成され、枠体104の一方の面に合板等の面材105が貼設されたものでもよいし、或いは単なる板材などでもよい。
また、外壁パネル1は、単数のパネルであってもよいし、複数のパネルが連結して大型化された大型連結パネル1であってもよい。
防水シート6は、防水性を有するものであればどのようなものでもよく、また、防水性と同時に透湿性を有するものであってもよい。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の外壁パネル1において、
パネル本体5の少なくとも上縁部5aには、左端部51から右端部52まで接着剤Sが間断なく塗布されていることを特徴としている。
【0010】
請求項2記載の発明によれば、少なくとも上縁部5aには、左端部51から右端部52まで接着剤Sが間断なく塗布されているので、上縁部5aから防水シート6の内側に水が侵入することを防止出来ることとなって、防水性を向上させることが出来る。
ここで、上縁部5a以外に側縁部5b、下縁部5cも間断なく接着剤Sを塗布するようにしてもよい。防水性を高める上ではより好ましい。
【0013】
請求項記載の発明は、請求項1又は2記載の外壁パネル1において、
防水シート6は、パネル本体5の下端部54より外方に所定幅はみ出るようにして設けられていることを特徴としている。
【0014】
請求項記載の発明によれば、防水シート6は下端部54より外方に所定幅はみ出るようにして設けられているので、この外壁パネル1を所定の場所に取り付けた場合、下端部54からはみ出るようにした防水シート6を下端部54が取り付けられた建物の部材と重ねることが出来ることとなって、接合部の防水性をより容易且つ確実に行うことが出来る。
即ち、例えば、外壁パネルが2階部の外壁パネルとして使用され、胴差しに取り付けられる場合、当該接合部と胴差しとをはみ出た下端部の防水シート6で覆って固定することにより、接合部の防水性の確保を容易且つ確実に行うことが出来る。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明に係る外壁パネル、外壁パネルの接合構造及び外壁パネルの施工方法の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明に係る大型壁パネルの防水シート貼設前の状態を示した斜視図であり、図2は、同大型壁パネルの防水シート貼設後、サッシの取付を説明するための分解斜視図である。
【0020】
図1、2に示す本発明に係る外壁パネルとしての大型壁パネル1は、予め工場等にて製造される。この大型壁パネル1は、2つの側壁パネル2、2と、この側壁パネル2、2の上方の側端面部と、下方の側端面部どうしに接合された小壁パネル3と腰壁パネル4とからなるロ字状のパネル本体5に、該パネル本体5の一方の面に防水シート6が貼設され、四隅にステープル61が打ち込まれている。
この大型壁パネル1の中央部には、開口部7が設けられている。そして、この開口部7を形成する内枠部1aの下枠には止水プレート8が取り付けられ、更に内枠部1aには、サッシ9と、サッシ9の防水を図るためのシール材10が取り付けられている。
【0021】
側壁パネル2、2と小壁パネル3および腰壁パネル4は、例えば、従来と同様に、縦框材2a、3aと横框材2b、3bとが矩形状に組み立てられるとともに、この矩形枠の内部に補強芯材(図示省略)が縦横に組まれて枠体が形成され、枠体の一方の面に合板等の面材2c、3c、4cが貼設されたものである。
【0022】
前記大型壁パネル1の側壁パネル2、2、小壁パネル3および腰壁パネル4との接合は、図示はしないが、締結用のボルトによる締結、或いは釘打ちによって固定される。
前記パネル本体5の上縁部5aには、接着剤Sが、その左端部51から右端部52まで間断なく塗布されている。同様に、パネル本体5の左右の側縁部5bには、その上端部53から下端部54から約100mm入り込んだ位置まで接着剤Sが間断なく塗布されている。
【0023】
ここで、入隅を形成する側縁部5bについては、パネル本体の左端部51或いは右端部52から内側に約100mm入り込んだ位置に接着剤Sが塗布されている(図7参照)。
【0024】
また、パネル本体5の下縁部5cには、その左端部51から右端部52まで断続して、接着剤Sが塗布され、接着剤Sが塗布されない無塗布部55が形成される。この際、パネル本体5の下端部54より内側に約100mm入り込んだ位置に接着剤Sが塗布されている。
そして、接着剤Sが塗布されたパネル本体5には、前記防水シート6が貼設されている。防水シート6としては、防水性と透湿性を備えた、例えば、タイベック(商品名:デュポン社製)などを使用する。
【0025】
また、防水シート6は、前記パネル本体5の下端部54より外方に所定幅はみ出るようにして設けられている。
そして、輸送時には、下縁部5cの接着剤が塗布された部分から内側に折り返されてテープ止めされた状態となっている。
ここで、所定幅とは、例えば、当該大型壁パネル1が1階部分に取り付けられるものであれば、防水シート6を約80mm外側にはみ出るようにさせ、また、当該大型壁パネル1が2階部分に取り付けられるものであれば、防水シート6を約310mm外側にはみ出るようにさせる。2階部分に取り付けられる大型壁パネル1の防水シート6が長いのは、一階の壁パネルとの重ね合わせ部分を形成させるためである。
【0026】
大型壁パネル1と他の壁パネル11の端面部どうしが接合される場合(平ジョイント)、図3に示すように、パネル本体5の側端部51、52の防水シート6は、木口でカットされる。そして、図4に示すように、大型壁パネル1と他の壁パネル11の接合部11aは、スクリュー釘12…が縦框材2aに打ち込まれることによって固定され、接合部11aの継ぎ目に、防水性を有するジョイントテープ13が両方の防水シート6と重ね合わせられるようにして貼設される。
【0027】
次に、当該大型壁パネル1と他の壁パネル21とが接合されて出隅22が形成される場合(図6参照)、図5に示すように、出隅接合部22aのパネル本体5の右端部52の防水シート6は、所定幅(例えば、90mm)外側にはみ出るようにして設けられ、そのはみ出た部分が折り返されてテープ23で止められている。
そして、図6に示すように、出隅接合部22aでは、壁パネル21どうしは、スクリュー釘24…が縦框材2aに打ち込まれることによって固定され、その後防水シート6のテープ23止めした部分が開かれた後、接合部22aを覆うように防水シート6を重ねられる。さらに、出隅接合部22aには、その上からジョイントテープ25が貼設される。
【0028】
次に、大型壁パネル1と他の壁パネル31とが接合されて入隅32が形成される場合(図8参照)、図7に示すように、入隅接合部32aのパネル本体5の右端部52の防水シート6は、所定幅(例えば、100mm)内側で接着され、接着部からはみ出た部分6aが折り返されてテープ33で止められている。
そして、図8に示すように、入隅接合部32aでは、スクリュー釘34が縦框材2aに打ち込まれることによって固定され、防水シート6のテープ33止めした部分6aが開かれ、入隅接合部32aにこの開かれた部分の防水シート6が重ねられる。さらに、入隅接合部32aには、その上からジョイントテープ35が貼設される。
【0029】
次に、上記大型壁パネル1の工場艤装について説明する。
まず、離間させた2つの側壁パネル2、2の間の上端部と下端部に、小壁パネル3と腰壁パネル4をそれぞれ配置させ、その端面部同士を釘打ちにて固定してロ字状のパネル本体5を形成する。
次に、パネル本体5の一方の面の縁部に、接着剤Sをローラー(図示省略)或いはスプレー(図示省略)等により塗布する。接着剤Sの塗布は、上縁部5aと左右の側縁部5bに間断なく一様に塗布する。下縁部5cは一定の間隔(例えば、100mm)を開けて断続的に塗布するが、この際、下端部52より100mm上方に入り込んだ位置に塗布する。
【0030】
次に、接着剤Sが塗布された面に、防水シート6を貼設し、四隅にステープル61を打ち込む。この場合、必要に応じて、パネル本体5の下端部54或いは側端部51、52よりも外方にはみ出るようにさせて設ける。
そして、パネル本体5の内枠部1aの下枠1bに止水プレート8を取り付け、更に、サッシ9と、シール材10を取り付ける。
また、当該大型壁パネル1を輸送する際には、下端部54の防水シート6を内側に折り曲げた状態で行う。そうすることにより、輸送時に防水シート6がこすれて切れることを防止することが出来る。さらに、当該大型壁パネル1の下端部54に他の部材を取り付ける際にも防水シート6を折り曲げた状態で行う。そうすることにより、作業がし易いとともに、防水シートを傷つけるのを防止することが出来る。
【0031】
続いて、上記大型壁パネル1を施工する方法について説明する。
平ジョイントの場合(図4参照)、接合部11aの縦框材2aにスクリュー釘12…を防水シート6の上から打ち込んで固定し、接合部11aの継ぎ目に、ジョイントテープ13を両方の防水シート6と重ね合わせるようにして貼設する。
【0032】
また、出隅接合部22aの場合(図6参照)、防水シート6のテープ23止めした部分を開いた後、防水シート6を、他の壁パネル21に当接させ、その上から出隅接合部22aの縦框材2aにスクリュー釘24…を打ち込んで固定し、接合部の継ぎ目に、ジョイントテープ25を両方の防水シート6と重ね合わせるようにして貼設する。
【0033】
次に、入隅接合部32aの場合、防水シート6のテープ33止めした部分6aを開いた後、防水シート6を、他の壁パネル31の防水シート6に重ね合わせ、防水シート6の上からスクリュー釘34…を縦框材2aに打ち込むことによって固定し、さらにその上からジョイントテープ35を貼設する。
【0034】
以上説明した本発明に係る大型壁パネル1によれば、パネル本体5の一方の面の上縁部5aと左右の側縁部5b、5bには間断なく接着剤Sが塗布され、下縁部5cには断続的に接着剤Sが塗布され、その上に防水シート6が貼設されているので、ステープル打ちだけの場合に比べて、防水シート6とパネル本体5との間の留め付け面積が大きくなることとなって、当該大型壁パネル1の輸送時の防水シート6のパタつきを防止することが出来る。
即ち、従来のステープル打ちのみによる取り付けの場合、パネル本体5と防水シート6とは点で接着されるが、接着剤Sを用いることにより、パネル本体5と防水シート6とは面で接着されるので、留め付け面積がより大きくなって安定して防水シート6が接着され、当該大型壁パネル1の輸送時の防水シート6のパタつきを防止することが出来る。
【0035】
更に上縁部5a、左右の側縁部5b、5bには接着剤Sが間断なく塗布されているので、防水シート6の内側に水が侵入することを防止出来ることとなって、防水性を向上させることが出来る。
また、下縁部5cには、左端部51から右端部52まで接着剤Sが断続して塗布されているので、万が一、防水シート6の内側に水が侵入した場合でも、下縁部5cの接着剤Sの無塗布部55から外部に水を出すことが出来る。
【0036】
加えて、防水シート6は下端部54より外方に所定幅はみ出るようにして設けられているので、この大型壁パネル1を所定の場所に取り付けた場合、下端部54からはみ出るようにした防水シート6を下端部54に取り付けられた建物の部材と重ねることが出来ることとなって、接合部の防水性をより容易且つ確実に行うことが出来る。
即ち、例えば、大型壁パネル1が2階部の外壁パネルとして使用され、胴差し(図示省略)に取り付けられる場合、当該接合部と胴差しを下端部54からはみ出た防水シート6で覆って固定することにより接合部の防水性の確保を容易且つ確実に行うことが出来る。
更に、大型壁パネル1と他の壁パネル11、21、31の接合部11a、22a、32aに、両方の防水シート6と重なるように防水テープ13、25、35が貼設されているので、大型壁パネル1が接合された場合の接合部11a、22a、32aの防水が容易に図れる。
【0037】
なお、上記実施の形態では、本発明の外壁パネルとして、サッシが組み込まれる大型壁パネルを例示したが、一枚のパネルでもよく、また、壁パネルに限らず屋根パネルなどでも同様の効果が得られる。
また、本実施例では、接着剤とステープルの併用としたが、接着剤のみでもよい。
【0038】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、外壁パネルの少なくとも一方の面の縁部周囲に接着剤が塗布され、その上に防水シートが貼設されているので、ステープル打ちに比べて、防水シートとパネル本体との間の留め付け面積が大きくなることとなって、当該外壁パネルの輸送時の防水シートのパタつきを防止することが出来る。
即ち、従来のステープル打ちによる取り付けの場合、パネル本体と防水シートとは点で接着されるが、接着剤を用いることにより、パネル本体と防水シートとは面で接着されるので、留め付け面積がより大きくなって安定して防水シートが接着され、当該外壁パネルの輸送時の防水シートのパタつきを防止することが出来る。
また、下縁部の少なくとも一部には、接着剤がされていない無塗布部が設けられているので、万が一防水シートの内側に水が侵入した場合でも、下縁部の接着剤の塗布されていない部分から外部に水を出すことが出来る。
【0039】
請求項2記載の発明によれば、少なくとも上縁部には、左端部から右端部まで接着剤が間断なく塗布されているので、上縁部から防水シートの内側に水が侵入することを防止出来ることとなって、防水性を向上させることが出来る。
【0041】
請求項記載の発明によれば、防水シートは下端部より外方に所定幅はみ出るようにして設けられているので、この外壁パネルを所定の場所に取り付けた場合、下端部からはみ出るようにした防水シートを下端部が取り付けられた建物の部材と重ねることが出来ることとなって、接合部の防水性をより容易且つ確実に行うことが出来る。
即ち、例えば、外壁パネルが2階部の外壁パネルとして使用され、胴差しに取り付けられる場合、当該接合部と胴差しをはみ出た下端部の防水シートで覆って固定することにより接合部の防水性の確保を容易且つ確実に行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る大型壁パネルの防水シート貼設前の状態を示した斜視図である。
【図2】図1の大型壁パネルの艤装を説明するための分解斜視図である。
【図3】平ジョイント用の大型壁パネルの側端部の防水シートの形態を示すための大型壁パネル要部の斜視図である。
【図4】大型壁パネルの平ジョイント部の接合状態を示すための横断面図である。
【図5】出隅接合部用の大型壁パネルの側端部の防水シートの形態を示すための大型壁パネル要部の斜視図である。
【図6】大型壁パネルの出隅接合部の接合状態を示すための横断面図である。
【図7】入隅接合部用の大型壁パネルの側端部の防水シートの形態を示すための大型壁パネル要部の斜視図である。
【図8】大型壁パネルの入隅接合部の接合状態を示すための横断面図である。
【図9】従来のパネルの形態を説明するためのパネルの斜視図である。
【符号の説明】
1 大型壁パネル(外壁パネル)
2 側壁パネル
3 小壁パネル
4 腰壁パネル
5 パネル本体
5a 上縁部
5b 側縁部
5c 下縁部
6 防水シート
7 開口部
13、25、35 ジョイントテープ(防水テープ)
51 左端部
52 右端部
S 接着剤

Claims (3)

  1. 建物を構築する際に使用される外壁パネルであって、
    パネル本体と、このパネル本体の少なくとも一方の面を覆うようにして設けられた防水シートと、を備え、
    前記パネル本体の少なくとも一方の面の縁部周囲に沿って接着剤が塗布され、その上から前記防水シートが貼設され、
    前記パネル本体の下縁部の少なくとも一部には、接着剤が塗布されない無塗布部が設けられていることを特徴とする外壁パネル。
  2. 請求項1記載の外壁パネルにおいて、
    パネル本体の少なくとも上縁部には、左端部から右端部まで接着剤が間断なく塗布されていることを特徴とする外壁パネル。
  3. 請求項1又は2記載の外壁パネルにおいて、
    防水シートは、パネル本体の下端部より外方に所定幅はみ出るようにして設けられていることを特徴とする外壁パネル。
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