JP3626719B2 - 這い樋支持金具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋根材を葺いて構成した屋根上に這わせる這樋を屋根材に取付けるための技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から2階建ての建物のような多層階の建物において各階の屋根に降った雨水を排水するには、上階の屋根の雨水を上階の屋根の軒先に配設した上階の軒樋に流し、これを上階の軒樋に接続した上階の縦樋に流し、更に、上階の縦樋から該上階の縦樋の下端に後端を接続し且つ下階の屋根上に這わせた這樋に流し、這樋の前端から下階の屋根の軒先に配設した下階の軒樋に流し、同時に下階の屋根の雨水を下階の軒樋に流し、下階の軒樋から下階の縦樋に流すというようにして排水していた。
【0003】
ところで、金属屋根材上に這わせる這樋を取付けるに当たっては、這い樋支持金具が用いられていた。
【0004】
金属屋根材1は図5に示すような形状をしており、金属屋根材1の前端部は、図5(a)(b)に示すように、下方に向けて垂下した前縦片15aと前縦片15aの下端より前方に向けて突出した前横片15bとで構成され、金属屋根材1の後端部は、上方に向けて突設した後縦片16aと後縦片16aの上端より後方向に向けて突出した後横片16bとで構成される。また、横方向においては、図5(a)(c)に示すように、山部1aと谷部1bとが連続する波形状をしたものとなっている。このような構成の金属屋根材1を屋根下地9上に多数葺いて屋根Aが構成される。そして、このようにして形成した屋根A上には這い樋10が配置されるが、この這い樋10は金属屋根材1に対して図11に示すような這い樋支持金具8’により取付けられる。
【0005】
這い樋支持金具8’は図11に示すように支持金具本体4’に這い樋支持部5を設けて構成してある。支持金具本体4’は弾性を有する金属板を折り曲げて本体部Hを形成してあり、本体部Hの下前端部から両側方及び後方に開口した横向きU字状をした引っ掛け部6を前方に突設している。引っ掛け部6の上横片6aには孔が穿孔してあってこの上横片6aの上面部には孔に連通してナット25aが溶接により固着してあり、ナット25aにねじ具25bが螺合してある。また本体部Hには這い樋支持部5の下端部がかしめ具により回動自在に取付けてある。
【0006】
しかして、金属屋根材1上に配置する這い樋10を金属屋根材1に上記這い樋支持金具8’により支持するには、図12に示すように、まず、金属屋根材1の谷部1bの前端部分に這い樋支持金具8’の横向きU状をした引っ掛け部6を引っ掛け、ねじ具25bを螺進させてねじ具25bの先端部で金属屋根材1の前端部上面を押圧することで這い樋支持金具8’を金属屋根材1に本固定する。這い樋支持金具8’を取付けた後、這い樋支持部5の回動側半体13を回動して開き、這い樋10を基部側半体12に嵌め込み、その後に回動側半体13を閉じて這い樋支持部5により這い樋10を支持するものである。
【0007】
しかしながら、このような這い樋支持金具8’は、図9に示すように、金属屋根材1の谷部1bに沿って這い樋10を這わせるもので、図10に示すように這い樋10を山部1aと交差するように這わせる場合には、這い樋支持金具8’の金属屋根材1に取付けられる部分から這い樋支持部5までの長さが短くて図13に示すように這い樋10が金属屋根材1の山部1aを乗り越えられず、この場合には使用することができないものであった。(なお図13においては、便宜上這い樋10の方向を90度回転させたものを示してある。)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、這い樋を金属屋根材の谷部に配設する場合でも、這い樋を金属屋根材の山部と交差するように配設する場合でも同一部材で対応することができる這い樋支持金具を提供することを課題とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明に係る這い樋支持金具は、金属屋根材1に取付ける支持金具本体4と這い樋10が取着される這い樋支持部5と前記支持金具本体4と這い樋支持部5とを連結する連結部7とからなる這い樋支持金具8であって、連結部7を収縮した状態を初期状態とするコイルスプリングで形成してその一端部を支持金具本体4に取付けると共に他端部を這い樋支持部5に取付けて、該連結部7を這い樋支持部5の支持金具本体4に対する高さを調整可能な高さ調整部とし、這い樋10aを金属屋根材1の谷部1bに配設する場合には連結部7aのコイルスプリングを収縮した状態とし、這い樋10bを金属屋根材1の山部1aと交差するように配設する場合には、連結部7aのコイルスプリングを伸張した状態として成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、這い樋10を金属屋根材1の谷部1bに配設する場合でも、這い樋10を金属屋根材1の山部1aと交差するように配設する場合でも、同一の這い樋支持金具8で対応することが可能となり、更に、連結部7aをコイルスプリングで形成してその一端部を支持金具本体4aに取付けると共に他端部を這い樋支持部5に取付けて連結部7を這い樋支持部5の支持金具本体4に対する高さを調整可能な高さ調整部とし、這い樋10aを金属屋根材1の谷部1bに配設する場合には連結部7aのコイルスプリングを収縮した状態とし、這い樋10bを金属屋根材1の山部1aと交差するように配設する場合には、連結部7aのコイルスプリングを伸張した状態として配設することで、這い樋10を金属屋根材1の谷部1bに配設する場合でも這い樋10を金属屋根材1の山部1aと交差するように配設する場合でも、簡単な構成の同一の這い樋支持金具8で対応することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0013】
金属屋根材1は図5に示すような形状をしている。即ち、前後方向においては、図5(a),(b)に示すように、金属屋根材1の前端部には下方に向けて垂下した前縦片15aと前縦片15aの下端より前方に向けて突出した前横片15bとで構成される断面略L状をした前L状部15が設けてあり、金属屋根材1の後端部には上方に向けて突設した後縦片16aと後縦片16aの上端より後方向に向けて突出した後横片16bとで構成される断面逆L状をした後逆L状部16が設けてある。また、横方向においては、図5(a),(b)に示すように、山部1aと谷部1bとが連続する波形状をしたものとなっている。
【0014】
上記のような構成の金属屋根材1を屋根下地9上に多数葺いて屋根Aを構成するのであるが、本発明においては図6に示すように、金属屋根材1は前端部を後述する吊り子金具2に引っ掛けると共に後端部を釘のような固着具14により固着することで屋根下地9に取付けるようになっている。
【0015】
すなわち、屋根下地9上には前後方向(軒と直交する方向)に一定間隔で横桟17を載置して固着具により固着してある。ここで、前後における横桟17間の間隔は金属屋根材1の前縦片15aと後縦片16aとの間の距離と略等しい間隔となっており、金属屋根材1を前後の横桟17間に配置して、該金属屋根材1の前端部の断面L状をした前L状部15の前横片15bを下段の金属屋根材1の後端部とともに後述のようにして取付けた吊り子金具2の差し込み部3に図6のように差し込み且つ前縦片15aを前側の横桟17の前面に近接対向させると共に、該金属屋根材1の後端部の断面逆L状をした後逆L状部16の後縦片16aを後側の横桟17の前面に近接対向させ且つ後横片16bを後側の横桟17の上面に載設して後述のようにして吊り子金具2と共に後横片16bを固着具14により横桟17に固着する。
【0016】
吊り子金具2は図7に示すようなもので、縦片部18の上端から後方に向けて上横片部19を突設し、縦片部18の下端から前方に向けて下横片部20を突設し、下横片部20の先端部を斜め上後方に向けて折曲して差し込み部3を設けて構成してある。この吊り子金具2を金属屋根材1の後横片16bと共に固着具14により固着するには以下のようにして行うものである。つまり、図6に示すように、吊り子金具2の縦片部18を金属屋根材1の後縦片16aの前面に近接対向させ、下横片部20を金属屋根材1の上面に当接し、上横片部19を後横片16b上面に当接し、この状態で上横片部19から釘のような固着具14を打ち込んで後横片16bと共に上横片部19を屋根下地9に固着した横桟17に固着する。これにより金属屋根材1の後端部が屋根下地9に固着されることになる。
【0017】
このようにして多数の金属屋根材1を次々と葺いて多層階の建物において下階及び上階の屋根Aを形成するものである。上記屋根Aは新築の場合に形成する屋根であってもよく、あるいは既設の古い屋根を屋根下地9としてこの上に新しく上記のようにして横桟17を固着して新しい金属屋根材1を葺くことで形成する改装屋根であってもよい。
【0018】
上記のようにして形成した多層階の建物の下階の屋根A上には這い樋10が配置されるが、この這い樋10は下階の屋根Aの金属屋根材1に対して図1に示すような這い樋支持金具8により取付けられる。
【0019】
這い樋支持金具8は図1に示すように支持金具本体4aと、這い樋が取着される這い樋支持部5と、支持金具本体4aと這い樋支持部5とを連結する連結部7aとで構成してある。支持金具本体4aは弾性を有する金属板を折り曲げて形成してあり、取付け用横片23の前端部から垂下片24を垂下し、垂下片24の下端から前方に上横片6aを連出し、上横片6aの前端から上横片6aの下面側に沿って下横片6bを後方に向けて折り返してあり、上横片6aと下横片6bとで両側方及び後方に開口した横向きU字状をした引っ掛け部6を構成している。上横片6aには孔が穿孔してあってこの上横片6aの上面部には孔に連通してナット25aが溶接により固着してあり、ナット25aにねじ具25bが螺合してある。また、取付け用横片23は部分的に下方に向けて円弧状に凸曲成してあってこの凸曲成した部分が、屋根材弾接部11となっている。取付け用横片23の屋根材弾接部11間の部分には後述する連結部7aが取付けられる取付部Tが切り起こされて形成してある。
【0020】
這い樋支持部5は略半円状又は略コ字状をした基部側半体12と、略半円状又は略コ字状をした回動側半体13とで構成してある。基部側半体12の中央部には、連結部7aが取付けられる取付部Tが切起こされて形成してある。回動側半体13の一端部と基部側半体12の一端部とは軸支部分27で回動自在に軸支してあり、また、回動側半体13の他端の係合部13aが基部側半体12の被係合部12aに係合自在となっている。
【0021】
連結部7aは、収縮した状態を初期状態とするコイルスプリングからなるもので、その下端部は上述した支持金具本体4aの取付部Tに取付けられると共に上端部は這い樋支持部5の取付部Tに取付けられる。
【0022】
しかして、下階の屋根Aの金属屋根材1上に配置する這い樋10を金属屋根材1に上記這い樋支持金具8により支持するには、まず、任意の金属屋根材1の谷部1bの前端の吊り子金具2を差し込み係止している部位以外の前端部分に這い樋支持金具8の横向きU状をした引っ掛け部6を引っ掛けると共に屋根材押え片41を波形状の金属屋根材1の谷部1bの谷底上面に弾接し、これにより這い樋支持金具8が金属屋根材1の前端部分にがたつかないように仮取付けが行われる。
【0023】
次に、ねじ具25bを螺進させてねじ具25bの先端部で金属屋根材1の前端部上面を押圧することで這い樋支持金具8を金属屋根材1に本固定する。この場合、上記のように這い樋支持金具8の支持金具本体4aの弾性を利用して金属屋根材1の前端部にがたつかないように仮取付けした状態でねじ具25bの締め付けによる本固定作業ができるので、屋根上という高所における作業に当たり、ねじ具25bによる本固定作業が簡単且つ正確に行えることになる。また、本固定した状態でもねじ具25bによる固定と支持金具本体4aの弾性を利用して金属屋根材1の前端部への取付けとの協同でより確実に取付けられることになる。このようにして這い樋支持金具8を金属屋根材1の前端部に引っ掛けると共にねじ具25bの先端により押圧して取付けたので、金属屋根材1の前端部に釘孔などがあかず、したがって、這い樋支持金具8を金属屋根材1の前端部に取付けても、取付け部分からの雨水の浸入のおそれがないものである。
【0024】
金属屋根材1に這い樋支持金具8を取付けた後、這い樋支持部5の回動側半体13を回動して開き、這い樋10を基部側半体12に嵌め込み、その後に回動側半体13を閉じて係合部13aを被係合部12aに係合して這い樋支持部5により這い樋10を支持するものである。ここで、屋根A上を這わせる這い樋10の向きが異なっても金属屋根材1の前端に取付けた支持金具本体4aに対して這い樋支持部5を回動させることで対応できるものである。
【0025】
上述したように這い樋支持金具8を取付けるのであるが、図10に示すように這い樋10aを金属屋根材1の谷部1bに配設する場合には、図3(a),図1(a)に示すように連結部7aのコイルスプリングは収縮した状態となり、図9に示すように這い樋10bを金属屋根材1の山部1aと交差するように配設する場合には、図3(b),図1(b)に示すように連結部7aのコイルスプリングが伸張した状態となって、図2に示すように這い樋10が金属屋根材1の山部1aの上を這うようにすることができる。なお、図中のSは軒樋を、Nは集水器を示す。
【0026】
以上のような構成にすることで、コイルスプリングよりなる連結部7aを支持金具本体4aと這い樋支持部5との間に介在させて、這い樋支持部5に支持金具本体4aに対する高さ調整部としてあるので、図10に示すように這い樋10aを金属屋根材1の谷部1bに配設する場合でも、図9に示すように這い樋10bを金属屋根材1の山部1aと交差するように配設する場合でも、簡単な構成の同一の這い樋支持金具8で対応することが可能となる。
【0027】
次に、他の実施形態について図4に基づいて説明する。本実施形態も基本的には上実施形態と同じであるため、主に異なる部分についてのみ説明する。本実施形態では、連結部7b及び支持金具本体4bが異なるものである。
【0028】
図4に示すように支持金具本体4bは、取付け用垂下片40の下端から前方に屋根材押え片41を連出し、屋根材押え片41の前端から垂下片24を垂下し、垂下片24の下端から両側方及び後方に開口した横向きU字状をした引っ掛け部6を構成してある。また、連結部7bは、図1に示す上実施形態の支持金具本体4aの取付け用横片23と同形状をした横片71と、横片71の前端部から垂下した取付け用垂下片72とで構成される。
【0029】
図4に示すように、この取付け用垂直片40と取付け用垂下片72とには固着具挿通孔42,73がそれぞれ穿孔してあり、特に、連結部7bの取付け用垂下片72に穿孔する固着具挿通孔73は上下に長い縦長孔に形成してある。このような取付け用垂直片40を形成した支持金具本体4aと取付け用垂下片72を形成した連結部7bとを固定するには、これらの固着具挿通孔42,73を連通させて固着具74のボルト74bを挿通する。そして、連結部7bの取付け用垂下片72の固着具挿通孔73内でボルト74bが相対的に上下するように連結部7bを上下動させて、ナット74aを螺着して連結部7bに取付けられた這い樋支持部5の支持金具本体4bに対する高さを調整するものである。なお、連結部7bの取付け用垂下片72の固着具挿通孔73内でボルト74bが下限に位置するように連結部7bを支持金具本体4bに固定した際、這い樋支持部5に取付ける這い樋10が金属屋根材1の山部1aの頂部と同レベルかそれより高い位置に位置するように形成してある
以上のような構成にすることで、連結部7bと支持金具本体4bとの固着具挿通孔42,73を連通させて這い樋支持部5との間に介在させて、這い樋支持部5に支持金具本体4bに対する高さ調整部としてあるので、図10に示すように這い樋10aを金属屋根材1の谷部1bに配設する場合でも、図9に示すように這い樋10bを金属屋根材1の山部1aと交差するように配設する場合でも、簡単な構成の同一の這い樋支持金具8で対応することが可能となる。
【0030】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、金属屋根材に取付ける支持金具本体と這い樋が取着される這い樋支持部と前記支持金具本体と這い樋支持部とを連結する連結部とからなる這い樋支持金具であって、連結部を収縮した状態を初期状態とするコイルスプリングで形成してその一端部を支持金具本体に取付けると共に他端部を這い樋支持部に取付けて、該連結部を這い樋支持部の支持金具本体に対する高さを調整可能な高さ調整部とし、這い樋を金属屋根材の谷部に配設する場合には連結部のコイルスプリングを収縮した状態とし、這い樋を金属屋根材の山部と交差するように配設する場合には、連結部のコイルスプリングを伸張した状態としたので、這い樋を金属屋根材の谷部に配設する場合でも、這い樋を金属屋根材の山部と交差するように配設する場合でも、同一の這い樋支持金具で対応することが可能となり、更に、連結部をコイルスプリングで形成してその一端部を支持金具本体に取付けると共に他端部を這い樋支持部に取付けて連結部を這い樋支持部の支持金具本体に対する高さを調整可能な高さ調整部とし、這い樋を金属屋根材の谷部に配設する場合には連結部のコイルスプリングを収縮した状態とし、這い樋を金属屋根材の山部と交差するように配設する場合には、連結部のコイルスプリングを伸張した状態として配設することで、這い樋を金属屋根材の谷部に配設する場合でも這い樋を金属屋根材の山部と交差するように配設する場合でも、簡単な構成の同一の這い樋支持金具で対応することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の這い樋支持金具を示し、(a)は這い樋支持部の支持金具本体に対する高さが低い状態の正面図であり、(b)は這い樋支持部の支持金具本体に対する高さが高い状態の正面図であり、(c)は支持金具本体の側面図であり、(d)は支持金具本体の平面図である。
【図2】同上の実施形態において、這い樋支持部の支持金具本体に対する高さが高い状態で金属屋根材に取付けた状態を示す正面図である。
【図3】同上の実施形態において、(a)は這い樋支持部の支持金具本体に対する高さが低い状態の斜視図であり、(b)は這い樋支持部の支持金具本体に対する高さが高い状態の斜視図である。
【図4】他の実施形態の這い樋支持金具を示し、(a)は這い樋支持部の支持金具本体に対する高さが低い状態の正面図であり、(b)は這い樋支持部の支持金具本体に対する高さが高い状態の正面図であり、(c)は這い樋支持部が取付けられた連結部の側面図であり、(d)は支持金具本体の側面図であり、(e)は這い樋支持部の支持金具本体に対する高さ調整の説明図である。
【図5】金属屋根材を示し、(a)は平面図であり、(b)は(a)のX−X線の断面図であり、(c)は正面図である。
【図6】金属屋根材の前端部を吊り子金具に差し込んで取付けている部分の断面図である。
【図7】同上に用いる吊り子金具の斜視図である。
【図8】建物の屋根に這い樋を配置した概略斜視図である。
【図9】建物の金属屋根材の山部と交差するように這い樋を配置した概略平面図である。
【図10】建物の金属屋根材の谷部に這い樋を配置した概略平面図である。
【図11】従来の這い樋支持金具の斜視図である。
【図12】従来の這い樋支持金具を金属屋根材に取付けている部分の断面図である。
【図13】従来の這い樋支持金具を金属屋根材に取付けた状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 金属屋根材
4 支持金具本体
5 這い樋支持部
7 連結部
8 這い樋支持金具
10 這い樋

Claims (1)

  1. 金属屋根材に取付ける支持金具本体と這い樋が取着される這い樋支持部と前記支持金具本体と這い樋支持部とを連結する連結部とからなる這い樋支持金具であって、連結部を収縮した状態を初期状態とするコイルスプリングで形成してその一端部を支持金具本体に取付けると共に他端部を這い樋支持部に取付けて、該連結部を這い樋支持部の支持金具本体に対する高さを調整可能な高さ調整部とし、這い樋を金属屋根材の谷部に配設する場合には連結部のコイルスプリングを収縮した状態とし、這い樋を金属屋根材の山部と交差するように配設する場合には、連結部のコイルスプリングを伸張した状態として成ることを特徴とする這い樋支持金具。
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