JP2593744Y2 - 軒どい用吊具 - Google Patents

軒どい用吊具

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JP2593744Y2 JP1993040464U JP4046493U JP2593744Y2 JP 2593744 Y2 JP2593744 Y2 JP 2593744Y2 JP 1993040464 U JP1993040464 U JP 1993040464U JP 4046493 U JP4046493 U JP 4046493U JP 2593744 Y2 JP2593744 Y2 JP 2593744Y2
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は軒どい用吊具、すなわ
ち、家屋の軒先に取り付けられる雨どい(以下、軒どい
という)の吊具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軒どいの両耳部を支持して吊り下
げるタイプの軒どい用吊具として、図5に側面図で示す
ようなものが知られている。この吊具では、建物の鼻隠
し(21)等に取り付けられる吊具(1)の張出側(軒
外側)係止部(2)に軒どい(11)の張出側耳部(1
2)を、吊具の家屋側(軒内側)係止部(3)に軒どい
の家屋側耳部(13)を、夫々係止することにより、軒
どいの両耳部を支持して吊り下げるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のような吊具で
は、軒どいの上端の両耳部を支持して吊り下げており、
軒どいの側面や底面は何等支持されていないため、風な
どによって軒どいの変形やがたつきが生じ、ひいては脱
落が生じることがある。
【0004】そこで、本出願人は、軒どいの取付けに支
障を来すことなく軒どいを簡単に取り付けることができ
るとともに、軒どいを確実に支持固定して軒どいの変形
やがたつき、脱落を防止することができる軒どい用吊具
を、実願平4−91822号において提案した。本考案
は上記考案を配慮してさらに発展させるべく、製造が簡
単で経済性に優れた軒どい用吊り具を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、吊具の内側の
家屋側に、軒どいの家屋側耳部の脱落防止用弾性片を取
り付けた軒どい用吊具であって、短片及び軒どいの家屋
側内面を支承する長片よりなる略逆L字状の支承片の軸
部を受け入れて軸支可能な略U字形の軸受部を、前記
落防止用弾性片に形成し、該脱落防止用弾性片と吊具と
の間から前記支承片の軸部を前記軸受部に挿入して軸支
するようにしたことを特徴とする軒どい用吊具である。
【0006】該吊具においては、前記支承片の長片を屈
曲部を有するものとすることにより、家屋側の家屋側内
面を広い領域において支持することができる。
【0007】
【作用】略逆L字状の支承片によって、軒どいの家屋側
内面が支承されるととももに、支承片の軸部を受け入れ
て軸支可能な略U字形の軸受部を、前記脱落防止用弾性
片に形成し、該脱落防止用弾性片と吊具との間から前記
支承片の軸部を前記軸受部に挿入して軸支するようにし
たため、支承片は施工の際等必要に応じて吊具に取り付
ければよい。しかも、脱落防止用弾性片の軸受部への支
承片の挿入、取り付けはいたって容易である。また、支
承片は軸受部を支点として回動可能であるから、軒どい
を取付ける際は動かすことができるので、軒どいが支承
片に当たって取付けが妨げられるようなことはない。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照して説明
する。図1は吊具1に軒どい11を取り付けた状態を示
す側面図、図2は吊具1に軒どい11を取り付ける方法
を示す側面図、図3は支承片4の斜視図、図4は支承片
4の他の形状を例示する斜視図である。
【0009】図1において、吊具1は、軒どい11の長
手方向に適宜間隔を置いて、軒先に張り出すように取り
付けられ、本実施例では図示のとおり軒先の鼻隠し21
に取り付けられたレール22に形成された溝に所謂上げ
落としによって取り付けられている。断面略角型に形成
された軒どい11は、その張出側(軒外側)耳部12が
吊具1の張出側係止部2に、家屋側(軒内側)耳部13
が吊具1の家屋側係止部3に夫々係止されることによっ
て吊り下げられている。
【0010】吊具1の内側の家屋側には、軒どいの家屋
側耳部の脱落防止用弾性片9がリベット止め等の適宜手
段で取り付けられている。脱落防止用弾性片9は、金属
板その他の弾性材からなり、支承片4の軸部8を受け入
れ可能な内径を有する略U字形の凹状に形成された軸受
部10を有している。支承片4の軸部8は、この軸受部
10に弾性片と吊具との間隙を押し広げるようにして下
方から挿入されて取り付けられ、軸支されている。脱落
防止用弾性片9は弾性を有するので、軸受部10への挿
入、取り付けはいたって容易である。
【0011】図3に示すように、支承片4は、軸部8に
て交わる短片5と長片6とを有し、側面ほぼ逆L字状に
形成されており、短片5は脱落防止用弾性片9の幅に相
当する間隔をもって二股に分岐しており、脱落防止用弾
性片9をまたぐ形で通り越すことができるようになって
いる。長片6には、脱落防止用弾性片9を通り越させる
ための切欠部7が形成されており、また長片6の中間に
は屈曲部6aが形成されている。
【0012】支承片4の形状は図3に示すものの他、例
えば図4に示すような形状とすることができる。短片5
と長片6の形状及び寸法は、吊具及び軒どいの形状及び
寸法に応じて適宜選択することができる。支承片4は
鉄、プラスチック、その他の剛性のある材料で形成され
る。
【0013】吊具1に軒どい11を取り付けた状態(図
1)では、支承片4の短片5は軒どいの家屋側耳部13
に当接し、長片6はその屈曲部6aより先端側が軒どい
の家屋側内面に当接することによって、軒どいの家屋側
内面14が支持されており、軒どい11が所定の位置に
安定して固定された状態となる。
【0014】軒どい11の吊具1への取付けは次のよう
に行なわれる。図2に示すように、先ず軒どいの張出側
耳部12を吊具1の張出側係止部2に引っ掛けた後、軒
どいの家屋側耳部13を上方に向けて回転させる。支承
片4は軸受部10にその軸部8が挿入されて軸支され、
吊具1に対して回動可能になっているので、図示のとお
りの位置に支承片4を動かすことができ、したがって、
軒どいの家屋側耳部13を上方に向けて回転させる際軒
どいが支承片4に当たってしまい取り付けられなくなる
というようなことがない。なお、前述の如く、支承片4
は全ての吊具に取り付ける必要はなく、必要と思われる
位置の吊具にのみ取り付ければよい。
【0015】次いで、押さえ用の脱落防止用弾性片9を
やや押し上げて吊具の家屋側係止部3に軒どいの家屋側
耳部13を係止させる。この時、軒どいの家屋側耳部1
3は、吊具の家屋側係止部3に係止される直前に支承片
4の短片5に当接して支承片4を回転させて係止され
る。同時に長片6が回転して軒どいの家屋側内面14に
当接し軒どいの家屋側内面14を支持して安定し、図1
に示す取付け状態となる。以上により簡単に軒どい11
の吊具1への取付け施工が終了する。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る軒ど
い用吊具によれば、軒どいの取付けに支障を来すことな
く軒どいを簡単に取り付けることができるとともに、軒
どいを所定の位置に確実に支持固定して軒どいの変形や
がたつき、脱落を防止することができるのは勿論のこ
と、支承片軸部を回動可能にするために別部品を用いて
軸受部を構成することは不要であり、かつ軸受部を取り
付けるための接着や加工手間は不要となるので製造上極
めて有利である。また、支承片は、各吊具に支承片を固
着したものと異なり、着脱式であるから、現場施工の際
などに適宜間隔を置く等して、支承片を必要とする箇所
の吊具にのみ取り付ければよく、したがって、支承片は
必要最小限の数量で足り、無駄になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】吊具1に軒どい11を取り付けた状態を示す側
面図である。
【図2】吊具1に軒どい11を取り付ける方法を示す側
面図である。
【図3】支承片4の斜視図である。
【図4】支承片4の他の形状を例示する斜視図である。
【図5】従来の吊具に軒どいを取り付けた状態を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 吊具 2 吊具の張出側係止部 3 吊具の家屋側係止部 4 支承片 5 短片 6 長片 6a 屈曲部 11 軒どい 12 軒どいの張出側耳部 13 軒どいの家屋側耳部 14 軒どいの家屋側内面

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊具の内側の家屋側に、軒どいの家屋側
    耳部の脱落防止用弾性片を取り付けた軒どい用吊具であ
    って、短片及び軒どいの家屋側内面を支承する長片より
    なる略逆L字状の支承片の軸部を受け入れて軸支可能な
    略U字形の軸受部を、前記脱落防止用弾性片に形成し
    該脱落防止用弾性片と吊具との間から前記支承片の軸部
    を前記軸受部に挿入して軸支するようにしたことを特徴
    とする軒どい用吊具。
  2. 【請求項2】 前記支承片の長片が屈曲部を有すること
    を特徴とする請求項1記載の軒どい用吊具。
JP1993040464U 1993-06-30 1993-06-30 軒どい用吊具 Expired - Fee Related JP2593744Y2 (ja)

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