JP3050748B2 - 軒どい用吊具 - Google Patents

軒どい用吊具

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JP3050748B2
JP3050748B2 JP6072891A JP7289194A JP3050748B2 JP 3050748 B2 JP3050748 B2 JP 3050748B2 JP 6072891 A JP6072891 A JP 6072891A JP 7289194 A JP7289194 A JP 7289194A JP 3050748 B2 JP3050748 B2 JP 3050748B2
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喜一 田沢
章 長谷川
高広 中原
雅文 片平
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は軒どい用吊具、すなわ
ち、家屋の軒先に取り付けられる雨どい(以下、軒どい
という)の吊具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軒どいの両耳部を支持して吊り下
げるタイプの軒どい用吊具として、例えば図8に側面図
で示すようなものが知られている。この吊具では、建物
の鼻隠し(21)等に取り付けられる吊具(1)の前方
側係止部(2)に軒どい(11)の前方側(軒外側)耳
部(12)を、吊具の後方側係止部(3)に軒どいの後
方側(軒内側)耳部(13)を、夫々係止することによ
り、軒どいの両耳部を支持して吊り下げるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような吊具で
は、軒どいの上端の両耳部を支持して吊り下げており、
軒どいの側面や底面は何等支持されていないため、風な
どによって軒どいの変形やがたつき、ひいては脱落が生
じ易い。
【0004】本発明は、軒どいの取付けに支障を来すこ
となく軒どいを簡単に取り付けることができるととも
に、軒どいを確実に支持固定して軒どいの変形やがたつ
き、脱落を防止することができる軒どい用吊具を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)後方側内底付近隅
部が角型に形成された軒どい用の吊具において、該吊具
に、軒どいの短手方向に回動可能な支承片の回動部を設
け、前記支承片の一方端部を、取り付けられる軒どいの
後方側内底隅部付近に達する長さとし、吊具に軒どいを
取り付ける際に支承片が回動部を軸に回動して、支承片
の一方端部が、取り付けられる軒どいの後方側内底隅部
付近を支承するように構成した軒どい用吊具である。
【0006】(2)後方側内底付近隅部が角型に形成さ
れた軒どい用の吊具において、軒どいの後方側耳部が吊
具の後方側係止部から脱落するのを防ぐ押さえ用の板バ
ネを吊具の下面に取り付けるとともに、該吊具に、軒ど
いの短手方向に回動可能な支承片の回動部を設け、前記
支承片の一方端部が、取り付けられる軒どいの後方側内
底隅部付近を支承するように構成した軒どい用吊具であ
る。
【0007】(3)好ましくは、支承片の回動部を吊具
の前後方向における中央域又はそれより前方側に設け
る。軒どいの前後方向の支承が強固となり、軒どいはよ
り確実に支持固定される。
【0008】(4)支承片は前記回動部から屈曲部を有
して一方端部に達しており、該屈曲部と一方端部とによ
り、取り付けられる軒どいの後方側内側壁及び後方側内
底隅部付近を支承するように構成するとよい。後方側内
底隅部付近のみならず、後方側内側壁についても支承片
が当接される態様となり、軒どいの支持がより確実とな
る。
【0009】(5)支承片の他方端部は取り付けられる
軒どいの前方側耳部に当接するようにしてもよい。これ
により軒どいの前方側耳部も支持される。
【0010】
【作用】吊具に、軒どいの短手方向に回動可能な支承片
の回動部を設け、前記支承片の一方端部が、取り付けら
れる軒どいの後方側内底隅部付近を支承するように構成
したので、軒どいが所定の位置に確実に支持固定され、
また、支承片は回動可能なため、軒どいを取付ける際は
動かすことができるので、軒どいが支承片に当たって取
付けが妨げられるようなことはない。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は吊具1に軒どい11を取り付けた状態を示
す側面図、図2は吊具1に軒どい11を取り付ける方法
を示す側面図、図3は支承片4の斜視図、図4は他の形
状の支承片4を例示する斜視図、図5は支承片4の吊具
1への取付け例を示す側面図、図6は他の形状の支承片
4を例示する斜視図、図7は支承片4の吊具1への取付
け例を示す側面図である。
【0012】吊具1は、軒どい11の長手方向に適宜間
隔を置いて、軒先に突出するように取り付けられてい
る。本実施例では図示のとおり軒先の鼻隠し21に取り
付けられたレール22に形成された溝に所謂上げ落とし
によって取り付けられているが、その取り付け手段は他
の公知のものを採用することができ、特に限定されるも
のではない。
【0013】軒どい11は、断面略角型に形成され、そ
の前方側(軒外側)耳部12が吊具1の前方側係止部2
に、後方側(軒内側)耳部13が吊具1の後方側係止部
3に夫々係止されることによって吊り下げられている。
【0014】支承片4は、鉄等の金属、プラスチック、
その他の剛性のある材料で形成され、吊具1に、回動部
8を支点として軒どいの短手方向に回動可能に取り付け
られている。支承片4は回動部の軸によって回動する
が、別個にピン等を用いる等してもよく、回動手段は特
に限定されるものではない。
【0015】支承片4は、図1〜3に示すとおり、回動
部8から屈曲部5を有して一方端部6に達しており、屈
曲部5と一方端部6とにより、軒どいの後方側内側壁1
4及び後方側内底隅部15付近が支承される。支承片4
の一方端部6が少なくとも軒どいの後方側内底隅部15
付近に当接することにより軒どいの後方側が支承される
が、後方側内底隅部15付近のみならず、後方側内側壁
14についても、支承片4が当接される態様であるた
め、軒どいの支持がより確実となる。
【0016】支承片4の屈曲部5の開度θは軒どいの後
方側内側壁14及び後方側内底隅部15付近を良好に支
承されるものであれば特に限定されないが、通常好まし
くは100度以上である。また、回動部8から屈曲部5
への長さ及び屈曲部5から一方端部6への長さは、吊具
及び軒どいの形状及び寸法等により、必要に応じて適宜
選択することができる。
【0017】図3(a)に示す支承片4は、吊具1を跨
いで両側に分岐して対をなしており、回動部8にて吊具
1の上側に取り付けられているが、図3(b)に示すよ
うな分岐しない形状としてもよく、また、吊具1の下側
に取り付けてもよい。
【0018】また、図1に示すとおり、回動部8は、吊
具1のやや前方側(軒外側)の位置に設けられているの
で、軒どいの前後方向の支承が強固となり、軒どいはよ
り確実に支持固定される。
【0019】支承片4の形状は図1〜3に示すものの
他、例えば図4に示すような形状とすることができる。
図4に示す支承片4の吊具1への取付け例を図5に示
す。この例では、支承片4は屈曲部を有しておらず、ま
た、回動部8は吊具1の前後方向における中央域に設け
られている。以上説明した支承片4は、支承片4の他方
端部7が支承片4の回動部8に位置するものであり、支
承片の製造も容易であり、経済的である。
【0020】また、図6は他の支承片4の形状を示すも
ので、この支承片の吊具1への取付け例を図7に示す。
この例では、支承片4の他方端部7は回動部8に位置せ
ず、回動部8から一方端部6と反対の方向へ伸びてお
り、この他方端部7は取り付けられた軒どいの前方側耳
部12に当接するようになっている。これにより軒どい
の前方側耳部12も支持される。
【0021】上記のとおり、吊具1に軒どい11を取り
付けた状態では、支承片4が軒どいの後方側内底隅部付
近15及び/又は後方側内側壁14を支持して、軒どい
11が所定の位置に安定して固定された状態となる。な
お、吊具1の下面に取り付けられた押さえ用の板バネ9
は、軒どいの後方側耳部13が吊具の後方側係止部3か
ら脱落するのを防ぐためのものである。
【0022】軒どい11の吊具1への取付けは次のよう
に行なわれる。図2に示すように、先ず軒どいの前方側
耳部12を吊具1の前方側係止部2に引っ掛けた後、軒
どいの後方側耳部13を上方に向けて回転させる。支承
片4は吊具1に対して回動可能に設けられているので、
図示のとおりの位置に支承片4を動かすことができ、し
たがって、軒どいの後方側耳部13を上方に向けて回転
させる際軒どいが支承片4に当たってしまい取り付けら
れなくなるというようなことがない。
【0023】次いで、押さえ用の板バネ9を押し上げて
吊具の後方側係止部3に軒どいの後方側耳部13を係止
させることにより、図1に示す取付け状態となる。以上
により簡単に軒どい11の吊具1への取付け施工が終了
する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る軒ど
い用吊具によれば、軒どいの取付けに支障を来すことな
く軒どいを簡単に取り付けることができるとともに、軒
どいを所定の位置に確実に支持固定して軒どいの変形や
がたつき、脱落を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】吊具1に軒どい11を取り付けた状態を示す側
面図である。
【図2】吊具1に軒どい11を取り付ける方法を示す側
面図である。
【図3】支承片4の斜視図である。
【図4】他の形状の支承片4を例示する斜視図である。
【図5】支承片4の吊具1への取付け例を示す側面図で
ある。
【図6】他の形状の支承片4を例示する斜視図である。
【図7】支承片4の吊具1への取付け例を示す側面図で
ある。
【図8】従来の吊具に軒どいを取り付けた状態を示す側
面図である。
【符号の説明】
1 吊具 4 支承片 5 屈曲部 6 一方端部 7 他方端部 8 回動部 11 軒どい 12 軒どいの前方側耳部 14 軒どいの後方側内側壁 15 軒どいの後方側内底隅部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片平 雅文 滋賀県長浜市三ツ矢町5番8号 三菱樹 脂株式会社長浜工場内 (56)参考文献 実開 平5−78757(JP,U) 実開 平3−63630(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04D 13/072 - 13/072 501

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後方側内底付近隅部が角型に形成された
    軒どい用の吊具において、該吊具に、軒どいの短手方向
    に回動可能な支承片の回動部を設け、前記支承片の一方
    端部を、取り付けられる軒どいの後方側内底隅部付近に
    達する長さとし、吊具に軒どいを取り付ける際に支承片
    が回動部を軸に回動して、支承片の一方端部が、取り付
    けられる軒どいの後方側内底隅部付近を支承するように
    構成した軒どい用吊具。
  2. 【請求項2】 後方側内底付近隅部が角型に形成された
    軒どい用の吊具において、軒どいの後方側耳部が吊具の
    後方側係止部から脱落するのを防ぐ押さえ用の板バネを
    吊具の下面に取り付けるとともに、該吊具に、軒どいの
    短手方向に回動可能な支承片の回動部を設け、前記支承
    片の一方端部が、取り付けられる軒どいの後方側内底隅
    部付近を支承するように構成した軒どい用吊具。
  3. 【請求項3】 支承片の回動部を吊具の前後方向におけ
    る中央域又はそれより前方側に設けた請求項1又は2記
    載の軒どい用吊具。
  4. 【請求項4】 支承片は前記回動部から屈曲部を有して
    一方端部に達しており、該屈曲部と一方端部とにより、
    取り付けられる軒どいの後方側内側壁及び後方側内底隅
    部付近を支承するように構成した請求項1,2又は3記
    載の軒どい用吊具。
  5. 【請求項5】 支承片の他方端部は取り付けられる軒ど
    いの前方側耳部に当接する請求項1,2,3又は4記載
    の軒どい用吊具。
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