JPS6317777Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6317777Y2 JPS6317777Y2 JP9058482U JP9058482U JPS6317777Y2 JP S6317777 Y2 JPS6317777 Y2 JP S6317777Y2 JP 9058482 U JP9058482 U JP 9058482U JP 9058482 U JP9058482 U JP 9058482U JP S6317777 Y2 JPS6317777 Y2 JP S6317777Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- locking
- piece
- locking piece
- top plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 9
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は樋吊具に関するものである。
従来より両側縁部に耳縁が設けられている樋を
家屋の軒等に吊着せしめるのに、両端部に樋耳縁
係止部が設けられている樋吊具が使用されてい
た。樋の耳縁を樋吊具の樋耳縁係止部に係止する
には、実開昭54−129031号公報に示されているよ
うに、該樋耳縁係止部により抱持せられた樋の耳
縁を、樋耳縁係止部と係止片との間で係止するも
のが知られているが、樋耳縁係止部に取付けられ
た樋に対し風圧が加えられるとか梯子が掛けられ
るとかにより横方向から外力が加えられた際に樋
耳縁が係止片６を上方に押し上げて樋が外れると
いう欠点がある。
家屋の軒等に吊着せしめるのに、両端部に樋耳縁
係止部が設けられている樋吊具が使用されてい
た。樋の耳縁を樋吊具の樋耳縁係止部に係止する
には、実開昭54−129031号公報に示されているよ
うに、該樋耳縁係止部により抱持せられた樋の耳
縁を、樋耳縁係止部と係止片との間で係止するも
のが知られているが、樋耳縁係止部に取付けられ
た樋に対し風圧が加えられるとか梯子が掛けられ
るとかにより横方向から外力が加えられた際に樋
耳縁が係止片６を上方に押し上げて樋が外れると
いう欠点がある。
本考案は上記従来樋吊具の欠点を解消し、樋耳
縁の寸法の大小に拘らず簡単且つ確実に樋を取付
け又は取外しでき、外力が加えられても係止片が
上方に押し上げられることなく常に安定した係止
効果の得られる樋吊具を提供せんとするものであ
る。
縁の寸法の大小に拘らず簡単且つ確実に樋を取付
け又は取外しでき、外力が加えられても係止片が
上方に押し上げられることなく常に安定した係止
効果の得られる樋吊具を提供せんとするものであ
る。
次に本考案の実施例を図面を参照しながら説明
する。
する。
第１図に於て、鋼製基板１の両端部が上方に屈
曲されて立上り部２，２が設けられ、立上り部
２，２の先端が外方に屈曲されて天板部３，３が
設けられ、更にその先端は下方に屈曲された後、
内方へ屈曲されて樋耳縁係止部４，４が形成され
ている。立上り部２，２の下端部附近に開口部２
１，２１が設けられている。係止片５，５は、鋼
製等の弾性板体からなり、中程か略直角に屈曲さ
れ、垂直部５１と水平部５２とが形成され、水平
部５２の先端部が立上り部２，２に設けられた開
口部２１，２１に挿通され、且つ立上り部２，２
の下部に熔接等により取着され、更に垂直部５１
の上端部は基板１の天板部３，３に設けられた透
孔３１，３１から上方へ挿通されている。透孔３
１の上部には鍔６１，６１のある凹状体からなる
抑止片６が設けられ、一方の鍔６１は天板部３に
リベツト７等により回動自在に取着されている。
８は本樋吊具を軒先等に取付ける為の取付杆であ
つて、一端は基板１のほゞ中央部に熔接等により
固定され、他端には釘打ち込穴８１，８１が設け
られている。
曲されて立上り部２，２が設けられ、立上り部
２，２の先端が外方に屈曲されて天板部３，３が
設けられ、更にその先端は下方に屈曲された後、
内方へ屈曲されて樋耳縁係止部４，４が形成され
ている。立上り部２，２の下端部附近に開口部２
１，２１が設けられている。係止片５，５は、鋼
製等の弾性板体からなり、中程か略直角に屈曲さ
れ、垂直部５１と水平部５２とが形成され、水平
部５２の先端部が立上り部２，２に設けられた開
口部２１，２１に挿通され、且つ立上り部２，２
の下部に熔接等により取着され、更に垂直部５１
の上端部は基板１の天板部３，３に設けられた透
孔３１，３１から上方へ挿通されている。透孔３
１の上部には鍔６１，６１のある凹状体からなる
抑止片６が設けられ、一方の鍔６１は天板部３に
リベツト７等により回動自在に取着されている。
８は本樋吊具を軒先等に取付ける為の取付杆であ
つて、一端は基板１のほゞ中央部に熔接等により
固定され、他端には釘打ち込穴８１，８１が設け
られている。
使用に際しては、第２図に示す如く、抑止片６
をリベツト７を軸として反対側に回動させ、樋耳
縁９の上端縁で係止片５を押し上げて後樋耳縁係
止部４に係止させると係止片５は弾性により下方
の元の位置に戻り、該係止片５は樋耳縁部を樋耳
縁係止部に向けて押圧し得る状態となる。然る後
抑止片６を再び回動させて透孔３１の上に移動さ
せると第３図の如く抑止片６は係止片５の上端を
覆う状態となるので樋耳縁が横方向の外力を受け
ても係止片５を上方へ押し上げて樋耳縁が外れる
のを防ぐこととなる。樋を本吊具から外す場合に
は抑止片６を回動させて反対側へ移動させ、係止
片５の垂直部５１を引き上げて樋耳縁９を樋耳縁
係止部より内方へ押し出せば簡単に外すことがで
きる。
をリベツト７を軸として反対側に回動させ、樋耳
縁９の上端縁で係止片５を押し上げて後樋耳縁係
止部４に係止させると係止片５は弾性により下方
の元の位置に戻り、該係止片５は樋耳縁部を樋耳
縁係止部に向けて押圧し得る状態となる。然る後
抑止片６を再び回動させて透孔３１の上に移動さ
せると第３図の如く抑止片６は係止片５の上端を
覆う状態となるので樋耳縁が横方向の外力を受け
ても係止片５を上方へ押し上げて樋耳縁が外れる
のを防ぐこととなる。樋を本吊具から外す場合に
は抑止片６を回動させて反対側へ移動させ、係止
片５の垂直部５１を引き上げて樋耳縁９を樋耳縁
係止部より内方へ押し出せば簡単に外すことがで
きる。
本考案の樋吊具に於ては、上述の如く樋耳縁を
背部から押圧する係止片の上方に基板１に取着さ
れた抑止片が設けられ係止片の上昇を抑止してい
るので樋が横方向の外力を受けても係止片が変形
して上方へ抜け出ることなく、従つて樋耳縁が樋
耳縁係止部から外れることもなく安定した係止状
態を保つことができる。また抑止片を回動させて
係止片の上端を引き上げれば樋耳縁は樋耳縁係止
部より外すことができるから樋の脱着は極めて簡
単な作業で行うことができる。更に係止片は樋耳
縁係止部の下方から上部にわたり設けることがで
きるから樋耳縁の大きさ、形状に違いがあつても
支障なく係止することができるものである。
背部から押圧する係止片の上方に基板１に取着さ
れた抑止片が設けられ係止片の上昇を抑止してい
るので樋が横方向の外力を受けても係止片が変形
して上方へ抜け出ることなく、従つて樋耳縁が樋
耳縁係止部から外れることもなく安定した係止状
態を保つことができる。また抑止片を回動させて
係止片の上端を引き上げれば樋耳縁は樋耳縁係止
部より外すことができるから樋の脱着は極めて簡
単な作業で行うことができる。更に係止片は樋耳
縁係止部の下方から上部にわたり設けることがで
きるから樋耳縁の大きさ、形状に違いがあつても
支障なく係止することができるものである。
第１図は本考案樋吊具の一例を示す斜視図、第
２図、第３図は第１図の要部断面拡大図、第４図
は第１図に示した本考案樋吊具の使用態様を示す
断面図である。 １……基板、２……立上り部、４……樋耳縁係
止部、３……天板部、３１……透孔、５……係止
片、５１……垂直部、５２……水平部、６……抑
止片、７……リベツト、６１……鍔。
２図、第３図は第１図の要部断面拡大図、第４図
は第１図に示した本考案樋吊具の使用態様を示す
断面図である。 １……基板、２……立上り部、４……樋耳縁係
止部、３……天板部、３１……透孔、５……係止
片、５１……垂直部、５２……水平部、６……抑
止片、７……リベツト、６１……鍔。
Claims (1)
- 基板の両端部が上方に屈曲されて立上り部が設
けられ、該立上り部の上端が外方に屈曲されて天
板部が設けられ、更に該天板部の先端が下方に屈
曲され後内方に屈曲されて樋耳縁係止部が形成さ
れ、該樋耳縁係止部の天板部に設けられた透孔に
弾性板体からなり、中程が略直角に屈曲されて垂
直部と水平部とが形成されてなる係止片の垂直部
の上端部が下方から挿通され、係止片の水平部の
先端部は基板の立上り部の下端部附近に取着さ
れ、係止片の垂直部の上端部の上方に抑止片が設
けられ、抑止片の一端が透孔附近の基板に回動自
在に取着されてなる樋吊具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9058482U JPS58191228U (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 樋吊具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9058482U JPS58191228U (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 樋吊具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58191228U JPS58191228U (ja) | 1983-12-19 |
| JPS6317777Y2 true JPS6317777Y2 (ja) | 1988-05-19 |
Family
ID=30099076
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9058482U Granted JPS58191228U (ja) | 1982-06-16 | 1982-06-16 | 樋吊具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58191228U (ja) |
-
1982
- 1982-06-16 JP JP9058482U patent/JPS58191228U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58191228U (ja) | 1983-12-19 |