JPH0336653Y2 - - Google Patents

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JPH0336653Y2
JPH0336653Y2 JP11063389U JP11063389U JPH0336653Y2 JP H0336653 Y2 JPH0336653 Y2 JP H0336653Y2 JP 11063389 U JP11063389 U JP 11063389U JP 11063389 U JP11063389 U JP 11063389U JP H0336653 Y2 JPH0336653 Y2 JP H0336653Y2
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gutter support
stopper
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support main
gutter
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JP11063389U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は軒樋支持具、さらに詳しくは建造物等
の軒先樋を支持するための支持具であつて、軒う
ら等に取着される取付具に樋支持具本体がスライ
ド自在に取付けられた軒樋支持具に関する。
(従来の技術) 従来、この種軒樋支持具としては、例えば第4
図に示すようなものが存在する。
即ち、この従来のものは樋支持具本体1bと取
付具8aとからなり、樋支持具本体1bを取付具
8aにスライド自在に取付けるべく樋支持具本体
1bに長孔6aを長手方向に沿つて穿設すると共
に、取付具8aの一端部に孔(図示せず)を設
け、ボルト21を前期長孔6aと孔に挿通して蝶
ナツト22を締着せしめ、これにより樋支持具本
体1bを所望の位置に固定配置しうるように構成
したものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のものはボルト21と
蝶ナツト22との螺合締着を樋支持具本体1bの
固定手段とするものであるために、その固定作業
が極めて煩雑となり、よつて高所での一連の作業
が安全に行えないという不都合を有していたので
ある。
また、上記軒樋支持具を長期間使用した場合、
雨水等により前記ボルト21、蝶ナツト22に錆
等の腐食が生ずるという難点もあつた。
さらには、ボルト21、蝶ナツト22に弛みが
生ずると、樋支持具本体1bが不用意に前後方向
へスライドする結果、樋ががたつく等の大なる問
題点を有していたのである。
それ故に、本考案は上記従来の問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的とすると
ころは、樋支持具本体を容易に所望の位置に位置
決め固定でき、しかもその固定が確実に行える軒
樋支持具を提供する点にある。
(課題を解決するための手段) 即ち、上記目的を達成するために、本考案は樋
支持具本体1を取付具8にスライド自在に取付け
るべく、樋支持具本体1の長手方向に穿設した長
孔6に挿通された止具9により両者を連結してな
る軒樋支持具に於いて、前記樋支持具本体1を取
付具8の所望位置に位置決め固定させるべく、樋
支持具本体1の長孔6の内周面に多数の凹凸部7
……が対面形成されると共に、該凹凸部7……の
凹部7aに係入脱可能な係止部15を有するスト
ツパー11が、前記止具9により樋支持具本体1
の下面に取付けられてなる軒樋支持金具である。
(作用) 従つて、上記構成を特徴とする軒樋支持具に於
いて、樋支持具本体1をスライドさせる場合に
は、樋支持具本体1の長孔6に設けられた凹凸部
7……の凹部7aとストツパー12の係止部15
との係止状態を解除させれば、樋支持具本体1を
所望位置にスライドさせることができるのであ
る。
そして、この状態でストツパー12の係止部1
5を前記樋支持具本体1の凹部7aに係入すれ
ば、樋支持具本体1が取付具8に対して固定でき
るのである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図イに於いて、1は板材からなる樋吊型の
樋支持具本体で、その一端部には樋の凹溝に挿入
される挿入片2が上向きに設けられると共に、両
側縁には長手方向に沿つて上向きに折曲した折曲
片1a,1aが形成されてなり、他端部には樋の
耳部を抱持するための正面逆L字状の耳抱持部3
が折曲形成されている。4は樋の脱落防止用の掛
止片で、樋支持具本体1の他端側に前記耳抱持部
3に対面してリベツト5により取付けられてい
る。同図ロに於いて、6は樋支持具本体1の略中
央部に長手方向に沿つて穿設された長孔で、その
内周面一端側には多数の凹凸部7……が対面形成
されてなる。
8は一端側をリベツト9にて前記樋支持具本体
1の長孔6を介してその上面に取付けられた取付
具で、他端側には建造物等の鼻かくしや軒うら等
に取付けるための取付部材10が取着されてな
る。
11はバネ板により構成されたストツパーで、
第2図に示すように一端側に正面略H状の切欠を
設け且つその中央にリベツト挿通用の孔12を設
けて形成した舌片13,13が下側に折曲され、
該孔12及び樋支持具本体1の長孔6に前記リベ
ツト9を挿通して樋支持具本体1の下面に取付け
られてなり、一端側には回動防止用の側片14,
14が立設されると共に、他端側には樋支持具本
体1に設けられた長孔6の凹凸部7……の凹部7
aに係入脱自在な係止部15としての係止片が上
向きに切り起こして形成されており、しかも該ス
トツパー11の他端部には樋支持具本体1の下面
に当接する水平部11aを介して下向きに折曲さ
れたツマミ16が形成されている。
以上のような構成からなる軒樋支持具を使用す
る場合には、先ず第1図イの如くストツパー11
のツマミ16を矢印A方向に押圧して、該ストツ
パー11の係止部15と樋支持具本体1の凹凸部
7の凹部7aとの係止状態を解除せしめ、この状
態で樋支持具本体1を所望位置にスライドさせた
後、ストツパー11のツマミ16を離して係止部
15を樋支持具本体1の凹凸部7Gの凹部7aに
係入させる。これにて、樋支持具本体1が所望位
置に固定されることとなる。
この場合に於いて、ストツパー11の係止部1
5が樋支持具本体1の凹凸部7Gの凹部7aに係
入された状態で係止され且つストツパー11には
側片14,14が設けられてなるために、樋支持
具本体1が前後左右にぐらつくことなく取付具に
確実に固定支持されるのである。
このように、ストツパー11の係止部15の係
入脱という極めて簡単な操作により、樋支持具本
体1の位置決め固定で行えるのである。
その後、樋支持具本体1の挿入片2に樋17の
凹溝18を挿入して掛止せしめながら、樋17の
耳部19を樋支持具本体1の耳抱持部3に嵌入着
し、これにより樋17の取付作業が完了すること
となる。
尚、上記実施例に於いては、ストツパー11の
係止部15としての係止片を切り起こして構成し
たが、例えば凸部を設けて係止部15を構成して
もよい。要は、樋支持具本体1の長孔6に形成さ
れた凹凸部7……の凹部7aに係入脱可能なよう
に係止部15が構成されればよいのである。
また、該実施例ではストツパー11の一端側に
正面略H状の切欠を設け且つその中央にリベツト
挿通用の孔12を設けて形成された舌片13,1
3を下側に折曲形成してなるために、該舌片1
3,13がバネワツシヤーの役目を果たすことと
なり、よつてリベツト9による樋支持具本体1、
取付具8及びストツパー11との連結が良好にな
るという利点を有するが、この舌片13,13は
本考案の必須の条件ではなく、必ずしも設ける必
要はない。要は、ストツパー11に止具9が挿通
可能な孔12が穿設されればよい。
さらに、上記実施例の如くストツパー11に水
平部11aを設けると、この水平部11aにより
樋支持具本体1の下面が不勢されるために、不用
意にストツパー11の係止部15が樋支持具本体
1の凹部7aから抜脱することなく樋支持具本体
1と取付具8とを確実に固定支持できるという利
点を有するが、必ずしもストツパー11aに水平
部11を設ける必要はない。
また、該実施例のようにストツパー11にツマ
ミ16を設けると、該ストツパー11の係止部1
5を樋支持具本体1の凹部7aに良好に係入脱さ
せることができるという利点を有するが、このツ
マミ16も必ずしも設ける必要はない。
また、上記実施例では樋17を取付けるべく樋
支持具本体1に挿入片2及び耳抱持部3を設けて
なるが、樋17の吊下げ手段は決してこれに限定
されるものではなく、その具体的な構成は問わな
い。
さらに、樋支持具本体1、取付具8及びストツ
パー11の材質も一切問うものではない。
その他樋支持具本体1、取付具8の形状等の各
部の具体的な構成は本考案の意図する範囲内に於
いて任意に設計変更自在である。
(考案の効果) 叙上の様に、本考案は樋支持具本体の長孔の内
周面に多数の凹凸部を設け、且つ該凹凸部の凹部
にストツパーの係止部を係入せしめて樋支持具本
体と取付具とを固定するものであるために、該ス
トツパーの凹凸部への係入操作のみにより、樋支
持具受本体を所望位置に固定することができ、よ
つてボルトと蝶ナツトを使用する従来のものに比
して、その作業が極めて簡易に且つ確実に行える
という格別顕著な効果が得られた。これにより、
高所での樋の取付作業が安全に行えるという大な
る利点を奏することとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図イは軒樋支持具の正面図、同図ロは平面
図、同図ハは底面図、第2図イはストツパーの正
面図、同図ロは平面図、同図ハは側面図、第3図
は使用状態を示す正面図。第4図は従来例を示す
軒樋支持具の正面図。 1……樋支持具本体、6……長孔、7……凹凸
部、7a……凹部、8……取付具、9……止具、
11……ストツパー、11a……水平部、15…
…係止部、16……ツマミ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 樋支持具本体1を取付具8にスライド自在に
    取付けるべく、樋支持具本体1の長手方向に穿
    設した長孔6に挿通された止具9により両者を
    連結してなる軒樋支持具に於いて、前記樋支持
    具本体1を取付具8の所望位置に位置決め固定
    させるべく、樋支持具本体1の長孔6の内周面
    に多数の凹凸部7……が対面形成されると共
    に、該凹凸部7……の凹部7aに係入脱可能な
    係止部15を有するストツパー11が、前記止
    具9により樋支持具本体1の下面に取付けられ
    てなることを特徴とする軒樋支持具。 2 前記ストツパー11がバネ板により構成され
    てなる請求項1記載の軒樋支持具。 3 前記ストツパー11の一端側に、樋支持具本
    体1の下面に当接する水平部11aを介して該
    ストツパー11の係止部15を樋支持具本体1
    の凹部7aに係入脱するためのツマミ16が設
    けられてなる請求項1または請求項2記載の軒
    樋支持具。
JP11063389U 1989-09-20 1989-09-20 Expired JPH0336653Y2 (ja)

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JP11063389U JPH0336653Y2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20

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Publication Number Publication Date
JPH02134126U JPH02134126U (ja) 1990-11-07
JPH0336653Y2 true JPH0336653Y2 (ja) 1991-08-02

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JP11063389U Expired JPH0336653Y2 (ja) 1989-09-20 1989-09-20

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JPH02134126U (ja) 1990-11-07

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