JPH0451073Y2 - - Google Patents

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JPH0451073Y2
JPH0451073Y2 JP9052787U JP9052787U JPH0451073Y2 JP H0451073 Y2 JPH0451073 Y2 JP H0451073Y2 JP 9052787 U JP9052787 U JP 9052787U JP 9052787 U JP9052787 U JP 9052787U JP H0451073 Y2 JPH0451073 Y2 JP H0451073Y2
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JP
Japan
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mounting
mirror stay
base
truck
cover
Prior art date
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JP9052787U
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JPS63197745U (ja
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  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、トラツクのミラーステーの取付構造
に関する。すなわち、トラツクにおいて各種のミ
ラーが取り付けられるミラーステーを、ボデイー
にマウントする取付構造に関するものである。
「従来の技術」 従来のこの種ミラーステーの取付構造は、例え
ば次のごとくなつていた。
すなわち第5図の分解斜視図に示すごとく、ト
ラツクのボデイーBに沿つた基部1と、この基部
1から立設されミラーステーSを挾持する挾持部
2とを備え、金属等の剛性材よりなるブラケツト
3が用いられていた。そして係るブラケツト3の
挾持部2に、ボルト4とナツト5による締め付け
等により、ミラーステーSの端部が挾持され、又
係るブラケツト3の基部1は、ゴム等の弾性材よ
りなるシート状の薄いクツシヨン6を介し、ボル
ト7とナツト8による締め付け等により、ボデイ
ーBに取り付け固定されていた。
「考案が解決しようとする問題点」 ところでこのような従来例に係るミラーステー
Sの取付構造にあつては、次の点が指摘されてい
た。
すなわち、トラツクのボデイーBの振動がブラ
ケツト3を介しミラーステーSに直接伝達され、
もつてミラーステーSは大きく振動するととも
に、共振により大きな力を受けていた。そこでミ
ラーステーSに取り付けられたミラーも大きく振
れて見ずらくその機能を果たさなくなるととも
に、ミラーステーSの強度面の不安も指摘されて
いた。
更にブラケツト3、およびその挾持、取り付け
固定用のボルト、ナツト、4,5および7,8等
が、外部に露出しているため、外観が悪く、又雨
水等により錆が発生しやすい点も指摘されてい
た。
従来例では、このような点が指摘されていた。
本考案は、このような実情に鑑み、上記従来例
の問題点を解決すべくなされたものであつて、
各々所定形状をなし、弾性材よりなる取付部材
と、剛性材よりなるカバー部材とを有してなるこ
とにより、ボデイーの振動が著しく減衰されて伝
達されミラーステーが防振されることになり、又
外観、防錆等の面にも優れた、トラツクのミラー
ステーの取付構造を提案することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 この目的を達成する本考案の技術的手段は、次
のとおりである。
このトラツクのミラーステーの取付構造は、次
の取付部材とこの取付部材のカバー部材とを、有
している。
取付部材は、トラツクのボデイーに沿つた取付
基部と、取付基部から立設されミラーステーを挾
持する挾持部とを備え、弾性材よりなつている。
カバー部材は、前記取付基部を介しボデイーに
取り付け固定されるカバー基部と、カバー基部か
ら立設され前記挾持部を外側から当接保持する保
持部とを備え、剛性材よりなつている。
「作用」 本考案に掛かるミラーステーの取付構造は、こ
のような手段よりなるので、次のごとく作用す
る。
トラツクのボデイーの振動は、取付部材の取付
基部から挾持部を介し、ミラーステーに伝達され
ることになる。ここにおいて、取付部材は弾性材
よりなつているのでクツシヨンとして働き、ミラ
ーステーに伝達される振動は著しく減衰されるこ
とになる。もつてミラーステーの振動は小さく、
又共振により大きな力を受けることもない。
他方この弾性材よりなる挾持部は、剛性材より
なるカバー部材の保持部により外側から当接保持
され、このカバー部材のカバー基部は、前記取付
基部を介し、ボデイーに取り付け固定されてい
る。そこでトラツクが地面の凹凸等により突き下
げ、突き上げ荷重を受けた場合も、ミラーステー
は挾持部、保持部等により、挾持状態を確実に維
持されることになる。
又取付部材および挾持、取り付け固定用のボル
ト、ナツト等は、カバー部材により覆われている
ので、外観に優れるとともに、その腐食、錆の発
生も防止されることになる。
「実施例」 以下本考案を、図面に示すその実施例に基づい
て、詳細に説明する。
第1図は、本考案に係るトラツクのミラーステ
ーの取付構造の実施例を示す、分解斜視図であ
る。第2図は、その取り付け状態の断面図であ
り、第3図は、同外観斜視図であり、第4図は、
同概略全体斜視図である。
まず取付部材9について述べる。
取付部材9は、トラツクのボデイーBに沿つた
取付基部10と、取付基部10から立設されミラ
ーステーSを挾持する挾持部11とを備え、弾性
材よりなつている。
この取付部材9としては、例えば天然ゴム、合
成ゴム等が用いられる。その取付基部10は、ト
ラツクの運転席付近のボデイーBに沿つて例えば
平板状をなし、ボデイーBとの接触面にはより幅
広かつ肉厚の薄い台座部12が形成されている。
この台座部12は、後述のカバー部材の外縁とボ
デイーBとの間に介在して、両者間を密封し、も
つて雨水等の内部への侵入を確実に防止すべく機
能する。
挾持部11は、この取付基部10から対をなし
て立設され、その間隔はミラーステーSの端部の
肉厚と略同一程度となつている。なおミラーステ
ーSとしては例えばパイプ材が用いられ、このミ
ラーステーSにはミラーMが取り付けられるとと
もに、その端部は通常係るパイプ材をつぶした扁
平形状とされている。そして挾持部11にそれぞ
れ設けられた貫通孔13とミラーステーSの結部
に設けられた貫通孔14とを、ボルト15とナツ
ト16による締め付け等により、ミラーステーS
は挾持部11に確実に挾持されている。
取付部材9は、このようになつている。
次にカバー部材17について述べる。
カバー部材17は、この取付部材9を覆うもの
であり、前記取付基部10を介しボデイーBに取
り付け固定されるカバー基部18と、カバー基部
18から立設され前記挾持部11を外側から当接
保持する保持部19とを備え、剛性材よりなつて
いる。
このカバー部材17は、例えば金属よりなり、
図示例では2分割されて対をなし、前記取付部材
9に外嵌されてこれを覆うように形成されてい
る。そして略平板状のカバー基部18と、挾持部
11との当接面を備えた保持部19間の側方に
は、それぞれ平板状の側部20が連接形成される
とともに、カバー基部18と保持部19と側部2
0間の外方には、カーブした板状の外覆部21が
形成されている。
又保持部19には、前記ボルト15およびナツ
ト16の取り付け用の開口22が設けられるとと
もに、外覆部21およびカバー基部18には連通
する貫通口23が設けられている。この貫通口2
3は、前記開口22と接続するとともに、次のボ
ルト24の取り付け用として機能する。すなわち
カバー基部18は、前記取付部材9の取付基部1
0を介し、ボルト24とナツト25による締め付
け等により、確実にボデイーBに取り付け固定さ
れている。
カバー部材17は、このようになつている。
本考案に係るトラツクのミラーステーSの取付
構造は、以上説明したごとく構成されている。
次にその作動等について説明する。
走行時等においては、トラツツのボデイーBが
振動する。そしてその振動は、取付部材9の取付
基部10から挾持部11を介し、ボルト15、ナ
ツト16により確実に挾持されたミラーステーS
に伝達される。
ここにおいて、取付基部10、挾持部11等の
取付部材9は弾性材よりなつており、クツシヨン
として働く。そこでミラーステーSに伝達される
振動は著しく減衰されることになる。
もつてミラーステーSの振動は小さく、又ミラ
ーステーSの振動により大きな力を受けることも
ない。
他方この弾性材よりなる取付部材9の挾持部1
1は、剛性材よりなるカバー部材17の保持部1
9により外側から、すなわち図示例では上下から
当接保持されている。又このカバー部材17のカ
バー基部18は、取付部材9の取付基部10を介
し、ボルト24、ナツト25により確実にボデイ
ーBに取り付け固定されている。
そこでトラツクが走行中等に、地面の凹凸等に
より突き下げ・突き上げ荷重を受けた場合も、ミ
ラーステーSは挾持部11、保持部19により、
挾持状態を確実に維持されることになる。
又取付部材9および挾持、取り付け固定用のボ
ルト、ナツト15,16および24,25は、金
属等の剛性材よりなるカバー部材17により覆わ
れているので、外観に優れるとともに、その腐
食、錆の発生も防止されることになる。
以上が作動等が説明である。
「考案の効果」 本考案に係るトラツクのミラーステーの取付構
造は、以上説明したごとく、各々所定形状をな
し、弾性材よりなる取付部材と剛性材よりなるカ
バー部材とを有してなることにより、ボデイーの
振動が著しく減衰されて伝達されミラーステーが
防振されることになる。そこでミラーステーに取
り付けられたミラーの振れも著しく減少し、ミラ
ーが見易くなるとともに、ミラーステーが共振に
より大きな力を受けることも一掃され、その強度
面も著しく向上することになる。又カバー部材に
より覆われているので、外観面、防腐面、防錆面
にも優れ、この種従来例に存した問題点が一掃さ
れる等、その発揮する効果は、顕著にして大なる
ものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係るトラツクのミラーステ
ーの取付構造の実施例を示す、分解斜視図であ
る。第2図は、その取り付け状態の断面図であ
り、第3図は、同外観斜視図であり、第4図は、
同概略全体斜視図である。第5図は従来例に係る
トラツクのミラーステーの取付構造を示す分解斜
視図である。 9……取付部材、10……取付基部、11……
挾持部、17……カバー部材、18……カバー基
部、19……保持部、B……ボデイー、S……ミ
ラーステー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 トラツクのボデイーに沿つた取付基部と、該取
    付基部から立設されミラーステーを挾持する挾持
    部とを備えた弾性材よりなる取付部材と、 該取付基部を介し上記ボデイーに取り付け固定
    されるカバー基部と、該カバー基部から立設され
    上記挾持部を外側から当接保持する保持部とを備
    えた剛性材よりなる上記取付部材のカバー部材と
    を、 有してなることを特徴とするトラツクのミラー
    ステーの取付構造。
JP9052787U 1987-06-12 1987-06-12 Expired JPH0451073Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9052787U JPH0451073Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9052787U JPH0451073Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63197745U JPS63197745U (ja) 1988-12-20
JPH0451073Y2 true JPH0451073Y2 (ja) 1992-12-02

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JP9052787U Expired JPH0451073Y2 (ja) 1987-06-12 1987-06-12

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JPS63197745U (ja) 1988-12-20

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