JP2962165B2 - 転圧機械 - Google Patents
転圧機械Info
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- JP2962165B2 JP2962165B2 JP26748194A JP26748194A JP2962165B2 JP 2962165 B2 JP2962165 B2 JP 2962165B2 JP 26748194 A JP26748194 A JP 26748194A JP 26748194 A JP26748194 A JP 26748194A JP 2962165 B2 JP2962165 B2 JP 2962165B2
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- Japan
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- water tank
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- vehicle body
- fixed
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体フレーム上に水タ
ンクを固定し、その水タンク上に運転者の着座部を配置
した転圧機械に関するものである。
ンクを固定し、その水タンク上に運転者の着座部を配置
した転圧機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車体フレームの後輪上方に散水用
の水タンクを固定し、この水タンクの上に着座部を配置
した転圧機械が知られている。この転圧機械において
は、水タンクが鉄板で成形され、その上面には着座部を
取り付けるためのブラケットが溶接されている。
の水タンクを固定し、この水タンクの上に着座部を配置
した転圧機械が知られている。この転圧機械において
は、水タンクが鉄板で成形され、その上面には着座部を
取り付けるためのブラケットが溶接されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の転圧
機械によると、水タンクが鉄板製であるため、次のよう
な問題点があった。 (1) 水タンクを曲面を多用した外観形状で成形しよ
うとすると、プレス型が必要となり、少量生産に不向き
であり、このため、角形の陳腐なデザインを余儀なくさ
れた。 (2) 錆が発生しやすいので、特別な防錆対策が必要
であった。 (3) 着座部を水タンクに溶接したブラケットに取り
付けているため、溶接部分に発生した応力集中によって
水タンクが破損しやすく、水タンク及び着座部の取り付
け機構上の問題点もあった。
機械によると、水タンクが鉄板製であるため、次のよう
な問題点があった。 (1) 水タンクを曲面を多用した外観形状で成形しよ
うとすると、プレス型が必要となり、少量生産に不向き
であり、このため、角形の陳腐なデザインを余儀なくさ
れた。 (2) 錆が発生しやすいので、特別な防錆対策が必要
であった。 (3) 着座部を水タンクに溶接したブラケットに取り
付けているため、溶接部分に発生した応力集中によって
水タンクが破損しやすく、水タンク及び着座部の取り付
け機構上の問題点もあった。
【0004】そこで、本発明の課題は、水タンクのデザ
イン上の自由度を向上できるとともに、錆の発生を防止
でき、加えて、水タンク及び着座部の支持機構を堅牢に
構成できる転圧機械を提供することにある。
イン上の自由度を向上できるとともに、錆の発生を防止
でき、加えて、水タンク及び着座部の支持機構を堅牢に
構成できる転圧機械を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1の発明による転圧機械は、車体フレーム
上に水タンクが固定され、その水タンク上に運転者の着
座部が配置されている転圧機械において、前記水タンク
を合成樹脂材料で成形し、その水タンクを支持手段によ
り車体フレームに固定し、その支持手段に前記着座部を
取り付けることにより、着座部を車体フレームに対して
支持可能に構成される。
めに、請求項1の発明による転圧機械は、車体フレーム
上に水タンクが固定され、その水タンク上に運転者の着
座部が配置されている転圧機械において、前記水タンク
を合成樹脂材料で成形し、その水タンクを支持手段によ
り車体フレームに固定し、その支持手段に前記着座部を
取り付けることにより、着座部を車体フレームに対して
支持可能に構成される。
【0006】請求項2の発明による転圧機械は、車体フ
レーム上に水タンクが固定され、その水タンク上に運転
者の着座部が配置されている転圧機械において、前記水
タンクを合成樹脂材料で成形し、水タンクの上面を横切
るようにバンド状の締着部材を設け、その締着部材の下
端を車体フレームに取り付けることによって水タンクを
車体フレームに固定し、前記締着部材の上面に前記着座
部を取り付けることにより、着座部を車体フレームに対
して支持可能に構成される。
レーム上に水タンクが固定され、その水タンク上に運転
者の着座部が配置されている転圧機械において、前記水
タンクを合成樹脂材料で成形し、水タンクの上面を横切
るようにバンド状の締着部材を設け、その締着部材の下
端を車体フレームに取り付けることによって水タンクを
車体フレームに固定し、前記締着部材の上面に前記着座
部を取り付けることにより、着座部を車体フレームに対
して支持可能に構成される。
【0007】請求項3の発明による転圧機械は、車体フ
レーム上に水タンクが固定され、その水タンク上に運転
者の着座部が配置されている転圧機械において、水タン
クの上面に前後方向に延びる凹溝を形成し、凹溝にバン
ド状の締着部材を嵌合し、その締着部材の下端を車体フ
レームに取り付けることによって水タンクを車体フレー
ムに固定し、前記締着部材の上面に前記着座部を取り付
けることにより、着座部を車体フレームに対して支持可
能に構成される。
レーム上に水タンクが固定され、その水タンク上に運転
者の着座部が配置されている転圧機械において、水タン
クの上面に前後方向に延びる凹溝を形成し、凹溝にバン
ド状の締着部材を嵌合し、その締着部材の下端を車体フ
レームに取り付けることによって水タンクを車体フレー
ムに固定し、前記締着部材の上面に前記着座部を取り付
けることにより、着座部を車体フレームに対して支持可
能に構成される。
【0008】請求項4の発明は、車体フレーム上に水タ
ンクが固定され、その水タンク上に運転者の着座部が配
置されている転圧機械において、前記水タンクを合成樹
脂材料で成形し、その水タンクと前記座部とを共通の支
持手段により車体フレームに対して取り付け固定して構
成される。
ンクが固定され、その水タンク上に運転者の着座部が配
置されている転圧機械において、前記水タンクを合成樹
脂材料で成形し、その水タンクと前記座部とを共通の支
持手段により車体フレームに対して取り付け固定して構
成される。
【0009】
【作用】請求項1の発明によれば、水タンクが合成樹脂
で成形されるので、例えば、これを曲面を含む外観形状
で成形するなど、任意の形状で容易に成形でき、又、水
タンクは錆が発生しないから、特別な防錆対策は不要で
ある。而も、支持手段に前記着座部を取り付けることに
よって着座部を車体フレームに対して支持可能としたの
で、着座部に運転者が着座した場合、その重量が車体フ
レームに直接作用し、水タンクには集中荷重が作用しな
いので、樹脂製水タンクの破損が防止される。
で成形されるので、例えば、これを曲面を含む外観形状
で成形するなど、任意の形状で容易に成形でき、又、水
タンクは錆が発生しないから、特別な防錆対策は不要で
ある。而も、支持手段に前記着座部を取り付けることに
よって着座部を車体フレームに対して支持可能としたの
で、着座部に運転者が着座した場合、その重量が車体フ
レームに直接作用し、水タンクには集中荷重が作用しな
いので、樹脂製水タンクの破損が防止される。
【0010】請求項2の発明によれば、水タンク及び着
座部がバンド状の締着部材によって車体フレームに固定
されるので、水タンクの外面の大部分を露出させること
が可能となり、デザインの妨げとなるおそれがない。
座部がバンド状の締着部材によって車体フレームに固定
されるので、水タンクの外面の大部分を露出させること
が可能となり、デザインの妨げとなるおそれがない。
【0011】請求項3の発明によれば、締着部材を水タ
ンクの凹溝に嵌合することで水タンクを車体フレームに
確実に固定でき、また、締着部材が水タンク上面の凹溝
に嵌合して隠蔽されるので、着座部及び水タンクの取り
付け部分が見栄えよく構成される。また、凹溝は水タン
クの一部に細長く形成されるから、タンク容量が減少す
るおそれはなく、むしろ、補強作用を発揮して水タンク
の剛性を向上できるという利点がある。
ンクの凹溝に嵌合することで水タンクを車体フレームに
確実に固定でき、また、締着部材が水タンク上面の凹溝
に嵌合して隠蔽されるので、着座部及び水タンクの取り
付け部分が見栄えよく構成される。また、凹溝は水タン
クの一部に細長く形成されるから、タンク容量が減少す
るおそれはなく、むしろ、補強作用を発揮して水タンク
の剛性を向上できるという利点がある。
【0012】請求項4の発明によれば、水タンク及び着
座部を共通の支持手段により車体に対して取り付け固定
したので、水タンク及び着座部の支持機構が簡略化され
る。
座部を共通の支持手段により車体に対して取り付け固定
したので、水タンク及び着座部の支持機構が簡略化され
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面に
基づいて説明する。図1及び図2は本実施例の転圧機械
を示すもので、図において、1は車体フレーム、2は振
動転圧輪としての前輪、3は操向輪としての後輪、4は
前輪2及び後輪3に散水する水タンク、5は着座部であ
る。水タンク4はポリエチレン又はFRP等の耐候性に
優れた合成樹脂材料で成形され、後輪3の上方におい
て、車体フレーム1上に露出状態で固定されている。そ
して、着座部5は水タンク4の上方に位置されて車体フ
レーム1に設置されている。
基づいて説明する。図1及び図2は本実施例の転圧機械
を示すもので、図において、1は車体フレーム、2は振
動転圧輪としての前輪、3は操向輪としての後輪、4は
前輪2及び後輪3に散水する水タンク、5は着座部であ
る。水タンク4はポリエチレン又はFRP等の耐候性に
優れた合成樹脂材料で成形され、後輪3の上方におい
て、車体フレーム1上に露出状態で固定されている。そ
して、着座部5は水タンク4の上方に位置されて車体フ
レーム1に設置されている。
【0014】図6及び図7は水タンク4の構成を示すも
ので、本実施例の水タンク4は、肉厚が5mm程度の前
記樹脂材料により比較的偏平な直方体形状に成形され、
その左右方向の長さは車幅とほぼ等しく設定されてい
る。水タンク4の外面各コーナ部には曲面が設けられ、
背面には傾斜面が設けられるなど、水タンク4の各部は
意匠性を考慮して形成されている。水タンク4の上面に
は給水口キャップ7と常閉蓋8とが設けられ、下部には
複数の配管金具9が取着されている。そして、水タンク
4の左右方向(車幅方向)の2箇所には、幅70mm、
深さ25mm程度の凹溝10が水タンク4の前面、上
面、及び背面を連続的に延びるように形成されている。
ので、本実施例の水タンク4は、肉厚が5mm程度の前
記樹脂材料により比較的偏平な直方体形状に成形され、
その左右方向の長さは車幅とほぼ等しく設定されてい
る。水タンク4の外面各コーナ部には曲面が設けられ、
背面には傾斜面が設けられるなど、水タンク4の各部は
意匠性を考慮して形成されている。水タンク4の上面に
は給水口キャップ7と常閉蓋8とが設けられ、下部には
複数の配管金具9が取着されている。そして、水タンク
4の左右方向(車幅方向)の2箇所には、幅70mm、
深さ25mm程度の凹溝10が水タンク4の前面、上
面、及び背面を連続的に延びるように形成されている。
【0015】図3〜図5は水タンク4及び着座部5を車
体フレームに対して取り付ける構造を示すもので、本実
施例では、水タンク4及び着座部5が共通の支持手段で
ある締着部材12によって車体フレーム1に固定されて
いる。締着部材12は、水タンク4の凹溝10に面一で
嵌合する左右一対の金属製の帯板13と、各帯板13を
水タンク4の上面側で連結する連結部材として示す連結
パイプ14と、水タンク4の背面側で各帯板13間に架
設された連結部材として示すナンバープレート取り付け
板15とから一体的に構成されている。連結パイプ14
は両端のブラケット23にて帯板13の上面に溶接され
ている(図5参照)。16はナンバープレートを示す。
体フレームに対して取り付ける構造を示すもので、本実
施例では、水タンク4及び着座部5が共通の支持手段で
ある締着部材12によって車体フレーム1に固定されて
いる。締着部材12は、水タンク4の凹溝10に面一で
嵌合する左右一対の金属製の帯板13と、各帯板13を
水タンク4の上面側で連結する連結部材として示す連結
パイプ14と、水タンク4の背面側で各帯板13間に架
設された連結部材として示すナンバープレート取り付け
板15とから一体的に構成されている。連結パイプ14
は両端のブラケット23にて帯板13の上面に溶接され
ている(図5参照)。16はナンバープレートを示す。
【0016】各帯板13は、水タンク4の上面を前後方
向に横切り、水タンク4の前面及び背面に沿って下方へ
折れ曲がったバンド状に成形されている。帯板13の前
側下端はボルト18により車体フレーム1の中央部取り
付け板19に固定され、帯板13の後側下端はボルト2
0により車体フレーム1の後部取り付け板21に固定さ
れている。帯板13の内周面と水タンク4の凹溝10の
底面との間には、図3に示すように上側前後コーナー部
分に弾力性を有する押圧部材として示すゴム板30が夫
々介在されている。ゴム板30の幅は凹溝10の幅とほ
ぼ同じ大きさにして横ずれしないようにしてある。そし
て、この締着部材12によって、水タンク4が外面の大
部分を露出させた状態で後輪3の上方において車体フレ
ーム1に取り付けられている。
向に横切り、水タンク4の前面及び背面に沿って下方へ
折れ曲がったバンド状に成形されている。帯板13の前
側下端はボルト18により車体フレーム1の中央部取り
付け板19に固定され、帯板13の後側下端はボルト2
0により車体フレーム1の後部取り付け板21に固定さ
れている。帯板13の内周面と水タンク4の凹溝10の
底面との間には、図3に示すように上側前後コーナー部
分に弾力性を有する押圧部材として示すゴム板30が夫
々介在されている。ゴム板30の幅は凹溝10の幅とほ
ぼ同じ大きさにして横ずれしないようにしてある。そし
て、この締着部材12によって、水タンク4が外面の大
部分を露出させた状態で後輪3の上方において車体フレ
ーム1に取り付けられている。
【0017】左右一対の帯板13の上面には夫々前後一
対の防振ゴム26の一方の取り付けねじ27(図3参
照)が螺着され、これらの防振ゴム26の他方の取り付
けねじ(符号省略)に、着座部5の下部に設けた左右の
取り付け枠24の前後両端部が取着されている。ブラケ
ット23には図5に示すように上下方向の長孔23aが
形成され、この長孔23aに取り付け枠24に設けた連
結ピン25が分離可能に結合されている。これにより、
着座部5は水タンク4と共通の支持手段である締着部材
12を用いてその上面に取り付けられている。
対の防振ゴム26の一方の取り付けねじ27(図3参
照)が螺着され、これらの防振ゴム26の他方の取り付
けねじ(符号省略)に、着座部5の下部に設けた左右の
取り付け枠24の前後両端部が取着されている。ブラケ
ット23には図5に示すように上下方向の長孔23aが
形成され、この長孔23aに取り付け枠24に設けた連
結ピン25が分離可能に結合されている。これにより、
着座部5は水タンク4と共通の支持手段である締着部材
12を用いてその上面に取り付けられている。
【0018】上記のように構成された本実施例の転圧機
械によれば、水タンク4が合成樹脂材料で成形されてい
るので、デザイン上の自由度が向上し、各コーナ部に曲
面を設けたり、背面に傾斜面を設けたりして、水タンク
4の外観を優れたデザインで容易に構成することができ
る。また、着座部5は水タンク4の上に設置されている
ため、水タンク4の容量が着座部5によって制約される
おそれもない。しかも、水タンク4は錆が発生しないか
ら、特別な防錆対策も不要となる。
械によれば、水タンク4が合成樹脂材料で成形されてい
るので、デザイン上の自由度が向上し、各コーナ部に曲
面を設けたり、背面に傾斜面を設けたりして、水タンク
4の外観を優れたデザインで容易に構成することができ
る。また、着座部5は水タンク4の上に設置されている
ため、水タンク4の容量が着座部5によって制約される
おそれもない。しかも、水タンク4は錆が発生しないか
ら、特別な防錆対策も不要となる。
【0019】次に、水タンク4と着座部5を車体フレー
ム1に取り付ける場合には、先ず水タンク4を車体フレ
ーム1上に載置した後、帯板13を水タンク4の凹溝1
0にゴム板30を介在させて嵌合させ、その帯板13の
両端部を車体フレーム1にボルト18、20により取り
付け固定する。その結果、水タンク4は車体フレーム1
に対して確実に固定される。次に帯板13上に着座部5
を取り付け支持する。水タンク4及び着座部5は共通の
支持手段としての締着部材12によって車体フレーム1
に取り付け固定されているから、その支持機構を少ない
部品で簡単に構成することができる。特に、締着部材1
2がバンド状の帯板13を備えて構成されているので、
水タンク4に集中荷重が作用しにくくなり、この種の樹
脂製タンクの破損を防止できるとともに、水タンク4の
外面大部分を露出させて、その優れたデザインを表出す
ることも可能となる。また、帯板13が水タンク4の凹
溝10に隠蔽されているため、着座部5及び水タンク4
の取り付け部分をすっきりと見栄えよく構成できる。し
かも、凹溝10は水タンク4の2箇所のみに細長く形成
されているから、これによってタンク容量が減少するお
それはなく、むしろ、凹溝10が補強作用を発揮して、
水タンク4の剛性を向上できるという利点がある。
ム1に取り付ける場合には、先ず水タンク4を車体フレ
ーム1上に載置した後、帯板13を水タンク4の凹溝1
0にゴム板30を介在させて嵌合させ、その帯板13の
両端部を車体フレーム1にボルト18、20により取り
付け固定する。その結果、水タンク4は車体フレーム1
に対して確実に固定される。次に帯板13上に着座部5
を取り付け支持する。水タンク4及び着座部5は共通の
支持手段としての締着部材12によって車体フレーム1
に取り付け固定されているから、その支持機構を少ない
部品で簡単に構成することができる。特に、締着部材1
2がバンド状の帯板13を備えて構成されているので、
水タンク4に集中荷重が作用しにくくなり、この種の樹
脂製タンクの破損を防止できるとともに、水タンク4の
外面大部分を露出させて、その優れたデザインを表出す
ることも可能となる。また、帯板13が水タンク4の凹
溝10に隠蔽されているため、着座部5及び水タンク4
の取り付け部分をすっきりと見栄えよく構成できる。し
かも、凹溝10は水タンク4の2箇所のみに細長く形成
されているから、これによってタンク容量が減少するお
それはなく、むしろ、凹溝10が補強作用を発揮して、
水タンク4の剛性を向上できるという利点がある。
【0020】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
よれば、外面の大部分を露出させる水タンクを合成樹脂
材料で成形したので、デザイン上の自由度を向上でき、
錆の発生を防止できるという効果があり、水タンク及び
着座部を共通の取り付け手段で車体フレームに取り付け
たので、水タンク及び着座部の取り付け機構を簡略化で
きるばかりでなく、水タンクに集中応力が作用しない。
よれば、外面の大部分を露出させる水タンクを合成樹脂
材料で成形したので、デザイン上の自由度を向上でき、
錆の発生を防止できるという効果があり、水タンク及び
着座部を共通の取り付け手段で車体フレームに取り付け
たので、水タンク及び着座部の取り付け機構を簡略化で
きるばかりでなく、水タンクに集中応力が作用しない。
【0021】請求項2の発明によれば、水タンク及び着
座部をバンド状の締着部材で車体フレームに取り付けた
ので、水タンクの破損を防止できると共に、水タンクの
優れたデザインを支障なく表出できる。
座部をバンド状の締着部材で車体フレームに取り付けた
ので、水タンクの破損を防止できると共に、水タンクの
優れたデザインを支障なく表出できる。
【0022】請求項3の発明によれば、締着部材を水タ
ンク上面の凹溝に嵌合したので、水タンクを確実に固定
できるとともに、着座部及び水タンクの取り付け部分を
見栄えよく構成でき、充分なタンク容量を確保でき、水
タンクの剛性を向上できる。
ンク上面の凹溝に嵌合したので、水タンクを確実に固定
できるとともに、着座部及び水タンクの取り付け部分を
見栄えよく構成でき、充分なタンク容量を確保でき、水
タンクの剛性を向上できる。
【0023】請求項4の発明によれば、水タンク及び着
座部を共通の支持手段により車体に対して取り付け固定
したので、水タンク及び着座部の支持機構を簡略化する
ことができる。
座部を共通の支持手段により車体に対して取り付け固定
したので、水タンク及び着座部の支持機構を簡略化する
ことができる。
【図1】本発明の一実施例を示す転圧機械の側面図であ
る。
る。
【図2】同転圧機械の背面図である。
【図3】水タンク及び着座部の車体フレーム取り付け構
造を示す図1の要部拡大図である。
造を示す図1の要部拡大図である。
【図4】水タンク及び着座部の車体フレーム取り付け構
造を示す図2の要部拡大図である。
造を示す図2の要部拡大図である。
【図5】図3のA−A線断面図である。
【図6】水タンクの背面図である。
【図7】図6のB−B線断面図である。
1・・車体フレーム、3・・後輪、4・・水タンク、5
・・着座部、10・・凹溝、12・・締着部材、13・
・帯板。
・・着座部、10・・凹溝、12・・締着部材、13・
・帯板。
Claims (4)
- 【請求項1】 車体フレーム上に水タンクが固定され、
その水タンク上に運転者の着座部が配置されている転圧
機械において、前記水タンクを合成樹脂材料で成形し、
その水タンクを支持手段により車体フレームに固定し、
その支持手段に前記着座部を取り付けることにより、着
座部を車体フレームに対して支持可能としたことを特徴
とする転圧機械。 - 【請求項2】 車体フレーム上に水タンクが固定され、
その水タンク上に運転者の着座部が配置されている転圧
機械において、前記水タンクを合成樹脂材料で成形し、
水タンクの上面を横切るようにバンド状の締着部材を設
け、その締着部材の下端を車体フレームに取り付けるこ
とによって水タンクを車体フレームに固定し、前記締着
部材の上面に前記着座部を取り付けることにより、着座
部を車体フレームに対して支持可能としたことを特徴と
する転圧機械。 - 【請求項3】 車体フレーム上に水タンクが固定され、
その水タンク上に運転者の着座部が配置されている転圧
機械において、水タンクの上面に前後方向に延びる凹溝
を形成し、凹溝にバンド状の締着部材を嵌合し、その締
着部材の下端を車体フレームに取り付けることによって
水タンクを車体フレームに固定し、前記締着部材の上面
に前記着座部を取り付けることにより、着座部を車体フ
レームに対して支持可能としたことを特徴とする転圧機
械。 - 【請求項4】 車体フレーム上に水タンクが固定され、
その水タンク上に運転者の着座部が配置されている転圧
機械において、前記水タンクを合成樹脂材料で成形し、
その水タンクと前記座部とを共通の支持手段により車体
フレームに対して取り付け固定したことを特徴とする転
圧機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26748194A JP2962165B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 転圧機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26748194A JP2962165B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 転圧機械 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08128011A JPH08128011A (ja) | 1996-05-21 |
JP2962165B2 true JP2962165B2 (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=17445452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26748194A Expired - Fee Related JP2962165B2 (ja) | 1994-10-31 | 1994-10-31 | 転圧機械 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2962165B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4681107B2 (ja) * | 2000-10-25 | 2011-05-11 | 酒井重工業株式会社 | 転圧車両 |
JP2007040043A (ja) * | 2005-08-05 | 2007-02-15 | Sakai Heavy Ind Ltd | 転圧車両における液剤タンクの構造 |
JP5054733B2 (ja) * | 2009-06-19 | 2012-10-24 | 日立建機株式会社 | 転圧機械の貯水タンク構造 |
-
1994
- 1994-10-31 JP JP26748194A patent/JP2962165B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08128011A (ja) | 1996-05-21 |
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