JP3166354B2 - 自動2輪車の電装品取付構造 - Google Patents

自動2輪車の電装品取付構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は自動2輪車の電装品取
付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動2輪車には、リヤブレーキにディス
クブレーキ装置を採用した仕様の車種がある。この種の
仕様の自動2輪車では、図3に示す自動2輪車1のよう
に、車体フレーム2にリザーバタンク3が取り付けら
れ、このリザーバタンク3から延びるリザーバホース4
が車体フレーム2沿いに配設されてディスクブレーキ装
置5のマスタシリンダ6に接続される。上記リザーバタ
ンク3は、上記マスタシリンダ6にブレーキフルードを
補充するためのものである。
【0003】図4に示すようにリザーバタンク3は、そ
の上部がキャップ7で閉塞され、手によって開けられる
ようになっている。そのため、いたずらで開けられない
ようにする必要があることから、キャップ7を押さえる
キャップガード8が設けられている。
【0004】このキャップガード8は、一般に板金をプ
レス加工して製作されており、車体フレーム2に溶接さ
れたステー9に、リザーバタンク3の取付用ボス10と
ともにネジ11で共締めされいてる。
【0005】一方、ターンシグナルリレー13等の電装
品は、図5に分解状態で示すように、電装品ブラケット
14を介して車体フレーム2に溶接されたステー15に
取り付けられるのが一般的である。この電装品ブラケッ
ト14は、前記キャップガード8と同様に板金プレス加
工品とされており、ターンシグナルリレー13の一面に
形成された偏平状の取付孔16に挿着する電装品取付部
17が設けられていて、ネジ18によって上記ステー1
5に締着される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来では、
リザーバタンク3のキャップ7を押さえるキャップガー
ド8と、ターンシグナルリレー13等の電装品を取り付
けるための電装品ブラケット14との2種類の部品を個
別に用意しなければならなかったために部品点数が多か
ったと同時に、車体フレーム2に2種類のステー9,1
5を溶接しなければならなかったために車体フレーム1
の溶接箇所が多かった。このため、製造コストが嵩む上
に組立作業にも手数が多く掛かるという問題点があっ
た。
【0007】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、部品点数および車体フレームの溶接箇所
を削減させ、製造コストを安くするとともに、自動2輪
車の組立作業性を向上させることのできる自動2輪車の
電装品取付構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
この発明では、ディスクブレーキ装置のマスタシリンダ
にブレーキフルードを補充するリザーバタンクを車体フ
レームに取り付けるとともに、上記車体フレームにター
ンシグナルリレー等の電装品を取り付けた自動2輪車に
おいて、上記リザーバタンクのキャップを押さえるキャ
ップガードに電装品取付部を設け、この電装品取付部に
上記ターンシグナルリレー等の電装品を取り付けたこと
を特徴とするものである。
【0009】
【作用】このようにした場合、キャップガードがリザー
バタンクのキャップを押さえると同時にターンシグナル
リレー等の電装品を支持するため、従来ターンシグナル
リレー等の電装品を支持するために個別に用意していた
ブラケットや、このブラケットを取り付けるために車体
フレームに溶接されていたステーを廃止することができ
る。このため自動2輪車の部品点数および車体フレーム
の溶接箇所が削減され、製造コストダウンならびに組立
作業性の向上が図られる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1に分解図を示し、図2に組付状態を示して
おり、図4,図5と同じ部材にはこれと同一の符号を付
して説明する。
【0011】車体フレーム2に溶接されたリザーバタン
ク3取付用のステー9には、キャップガード20がリザ
ーバタンク3の取付用ボス10とともにネジ11で共締
めされる。このキャップガード20は、例えば板金をプ
レス加工して製造されたもので、上記ネジ11の挿通穴
21が穿設された締着部22と、この締着部22の上縁
部から水平方向に延びる押さえ部23とを有している。
【0012】そして、上記押さえ部23の端部には、上
方に延びる電装品取付部24が一体に設けられている。
この電装品取付部24は、ターンシグナルリレー13等
の電装品の一面に形成された取付孔16に挿着される形
状とされており、例えば抜け止め用の凹部25が形成さ
れている。
【0013】このような構成のキャップカード20を、
リザーバタンク3の取付用ボス10とともに車体フレー
ム2のステー9にネジ11で締着すると、前記押さえ部
23がリザーバタンク3のキャップ7の上に重なり、こ
れによってキャップ7を緩めることが不可能となるた
め、いたずらでキャップ7が取り外されるおそれがなく
なる。
【0014】また、ターンシグナルリレー13の取付孔
16をキャップガード20の電装品取付部24に挿着さ
せることによって、ターンシグナルリレー13がリザー
バタンク3の上部にて支持される。
【0015】このような電装品取付構造の場合、キャッ
プガード20がリザーバタンク3のキャップ7を押さえ
ていたずらを防止すると同時に、ターンシグナルリレー
13等の電装品を支持するため、従来のように電装品を
支持するためのブラケットを個別に用意し、このブラケ
ットを締着させる専用のステーを車体フレーム2に溶接
させる必要がなくなる。
【0016】このため、自動2輪車1の部品点数ならび
に車体フレーム2の溶接箇所が削減され、自動2輪車1
の製造コストダウンおよび組立作業性の向上を図ること
が可能となる。
【0017】なお、キャップガード20の電装品取付部
24には、ターンシグナルリレー13のみならず、他の
電装品を取り付けるようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明に係る自動
2輪車の電装品取付構造は、ディスクブレーキ装置のマ
スタシリンダにブレーキフルードを補充するリザーバタ
ンクを車体フレームに取り付けるとともに、上記車体フ
レームにターンシグナルリレー等の電装品を取り付けた
自動2輪車において、上記リザーバタンクのキャップを
押さえるキャップガードに電装品取付部を設け、この電
装品取付部に上記ターンシグナルリレー等の電装品を取
り付けたことを特徴とするものである。
【0019】したがって、キャップガードがリザーバタ
ンクのキャップを押さえると同時にターンシグナルリレ
ー等の電装品を支持するため、従来ターンシグナルリレ
ー等の電装品を支持するために個別に用意していたブラ
ケットや、このブラケットを取り付けるために車体フレ
ームに溶接されていたステーを廃止することができる。
このため自動2輪車の部品点数および車体フレームの溶
接箇所が削減され、製造コストダウンならびに組立作業
性の向上が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す分解斜視図。
【図2】図1の組付状態を示す斜視図。
【図3】この発明を適用する自動2輪車の一例を示す右
側面図。
【図4】従来のリザーバタンクの取付構造を示す分解斜
視図。
【図5】従来のターンシグナルリレー等の電装品取付構
造を示す分解斜視図。
【符号の説明】
1 自動2輪車 2 車体フレーム 3 リザーバタンク 5 ディスクブレーキ装置 6 マスタシリンダ 7 キャップ 9 ステー 13 電装品の一例であるターンシグナルリレー 20 キャップガード 24 電装品取付部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−103988(JP,U) 実開 昭60−125281(JP,U) 実開 平1−96390(JP,U) 実開 平1−128479(JP,U) 実開 昭58−47581(JP,U) 実開 平1−143175(JP,U) 実開 平2−121392(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62J 11/00 B62J 23/00 B62K 19/30 B62L 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクブレーキ装置のマスタシリンダ
    にブレーキフルードを補充するリザーバタンクを車体フ
    レームに取り付けるとともに、上記車体フレームにター
    ンシグナルリレー等の電装品を取り付けた自動2輪車に
    おいて、上記リザーバタンクのキャップを押さえるキャ
    ップガードに電装品取付部を設け、この電装品取付部に
    上記ターンシグナルリレー等の電装品を取り付けたこと
    を特徴とする自動2輪車の電装品取付構造。
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