JP3695222B2 - 自動二輪車のシートバンド支持装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オンロード、オフロード、スクータ型等の自動二輪車において、二人乗用シートの中間部に設けたシートバンドの支持装置に関し、特にエレメント取出口をエアクリーナボックスの一側に設けた自動二輪車のシートバンドの支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、実用新案登録第2525315号に示されているように、自動二輪車の二人乗用シートの中間部に設けたシートバンドをシート下方のフレームパイプに支持させることは公知である。
図8はエレメント取出口をエアクリーナボックスの一側に設けた自動二輪車の従来のシートバンドの支持装置を示すもので、二人乗用シート1下方に左右一対のフレームパイプ2を有し、シート1の中間部に設けたシートバンド3の両端部を、フレームパイプ2下面へ固着させたナット部材4にボルト部材5を介して取り付けさせている。6はサイドカバーである。
図9は他の従来例を示すもので、シートバンド3の両端部を、ボルト・ナット部材7、8を介してシート底板9へ取り付けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
エアクリーナボックスは、一般に、メインフレームから後方へ延出するフレームパイプと、フレームパイプを支持するサイドパイプとからなるリヤフレーム内に搭載されている。このリヤフレームは側面視逆三角形状に形成され、エアクリーナボックスはリヤフレーム内周に沿う形状に形成されており、組付けに際しては、リヤフレームの側面開口からエアクリーナを挿入して固定するのが通常である。
しかし、図8に示す従来例のように、ボルト・ナット部材5、4がフレームパイプ2下面に位置すると、これら部材5、4との干渉を避けるためエアクリーナボックスに左右方向への凹部を形成しなければならず、このためエレメント取出口の形状の自由度が減少し、エアクリーナボックスの容量の減少を招くことになる。
一方、図9に示す従来例では、シート底板9にシートバンド3からの引張荷重が作用するため、シート底板9の剛性を高くする必要があるが、このことは高重量化、高コスト化の要因となる。
本発明は、シートバンドのエレメント取出口側を、フレームパイプの上面へ固定させることにより、エアクリーナボックスとの相互干渉を回避させると共に、シート底板へ荷重がかからないようにして軽量化と低コストを実現できる自動二輪車のシートバンドの支持装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するため、次の構成を有する。
本発明は、二人乗用シート下方にフレームパイプを、またフレームパイプ下方に、一側にエレメント取出口を設けたエアクリーナボックスを、それぞれ有し、かつシート中間部に設けたシートバンドの両端部をフレームパイプへ支持させた装置において、シートバンドの両端部のうち、エアクリーナボックスのエレメント取出口側の一端部をフレームパイプ上面へ固定する一方、他側の他端部をフレームパイプの側面からボルトによって締着したことを特徴とする自動二輪車のシートバンドの支持装置である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る自動二輪車のシートバンド支持装置の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は二人乗用シートを有する自動二輪車を示すもので、シート10の中間部にシートバンド11を、また、シート10下方にエアクリーナボックス15を、それぞれ有している。
【0006】
図2及び図3は本発明の要部を示すもので、シート10下方に、図示しないメインフレームから延出する左右一対の前後方向へのフレームパイプ(シートレール)13を有し、フレームパイプ13を図示しない一対のサイドパイプで支持させており、フレームパイプ13と一対のサイドパイプとで、エンジン14後方へリヤフレームを形成して、リヤフレーム内へエアクリーナボックス15を搭載し、エアクリーナボックス15の左右方向一側に、エレメント16の取出口17を形成している。10aはシートの底板である。
【0007】
図3において左側、換言すればエレメント取出口17側のフレームパイプ13上面にナット部材18を固着し、ナット部材18に載置させたシートバンド11の一端部に穿設した透孔とナット部材18とへボルト部材19を挿通させて、シートバンド11の一端部をフレームパイプ13へ固定させている。
他方、右側のフレームパイプ13下面にナット部材18aを固着させ、シートバンド11の他端部に形成した透孔をナット部材18a端面へ押当させて、透孔とナット部材18aとにボルト部材19aを挿通させることにより、シートバンド11の他端部をフレームパイプ13へ固定させている。なお、図3に示すようにエアクリーナボックス15上面の左端部を除く部分は薄肉部20に形成しているが、これはエアクリーナボックス15を左方から挿入する際にフレームパイプ13との干渉を避けるためである。21はフレームカバーである。
【0008】
このように本実施形態では、エレメント取出口17側のシートバンド11の端部をフレームパイプ13上面へ固着させたので、エアクリーナボックス15の天面を凹設させる必要がなく、しかも、シート底板10aにシートバンド1の引張荷重がかからないため底板10aの剛性を比較的低く設定することができる。
【0009】
なお、図4に明示するように、ボルト部材19、19aの頭部とナット部材18、18aとの間にワッシャ22を介して段付きスペーサ23を設け、スペーサの小径部外面へシートバンド11の透孔を揺動自在に嵌合させることが好ましい。このようにすることにより、ボルト部材19、19aを締め付ける際にシートバンド11の回止めを講ずる必要がなく、また、ナット部材18、18a端面に座屈が生じてもボルト部材19、19aのゆるみが防止される。
図4ではシートバンド11の右側だけを示しているが、左側も同様に段付きスペーサ23を設ける。
【0010】
また、同様に図4に明示するように、シートバンド11の透孔を有する右端部をプレート24で左右からサンドイッチするのが好ましい。
このようにすることにより、シートバンド11右端部の屈曲位置を規制してシート底板10a端部に沿う屈曲角度を可及的に小さくすることができ、図5に示すシートバンド11を通すためのフレームカバー21の切欠き25の左右方向幅を小さくでき外観向上を図ることができる。
【0011】
なお、上記ではシートバンド11の右端部を固定するボルト・ナット部材19a、18aは図3に示すようにフレームパイプ13下面に設けているが、これに限らず図6の実施形態2に示すようにフレームパイプ13の右側面に設ける(溶接固定等)ことも可能である。また、それと共に、図7の実施形態3に示すようにシートバンド11の左端部を固定するボルト・ナット部材19、18をフレームパイプ13の内側面に設けることも可能である。図6、図7では図1〜図5と同様部分に同一の符号を付している。
【0012】
【発明の効果】
本発明は、シートバンドのエレメント取出口側を、フレームパイプの上面へ固定させるので、エアクリーナボックスに挿入方向への凹部のにげを設ける必要がなく、このため、エレメント取出口形状の設計自由度が高くなり、エアクリーナボックスの容量が増大する。
また、シートバンドをフレームパイプへ支持させるため、シート底板にシートバンドの引張荷重が作用せず、このためシート底板の剛性を高くする必要がなく、低重量化、低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートバンド支持装置を適用する自動二輪車の全体側面図である。
【図2】同じく、要部を示す側面図である。
【図3】同じく、要部を示す図2のIII−III線横断面図である。
【図4】同じく、図3の要部拡大図である。
【図5】同じく、フレームカバーの一部を示す斜視図である。
【図6】同じく、第2の実施形態を示す図3相当図である。
【図7】同じく、第3の実施形態を示す図3相当図である。
【図8】従来例を示す図3相当図である。
【図9】他の従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 シート
11 シートバンド
13 フレームパイプ
15 エアクリーナボックス
16 エレメント
17 エレメント取出口

Claims (1)

  1. 二人乗用シート下方にフレームパイプを、またフレームパイプ下方に、一側にエレメント取出口を設けたエアクリーナボックスを、それぞれ有し、かつシート中間部に設けたシートバンドの両端部をフレームパイプへ支持させた装置において、
    シートバンドの両端部のうち、エアクリーナボックスのエレメント取出口側の一端部をフレームパイプ上面へ固定する一方、他側の他端部をフレームパイプの側面からボルトによって締着したことを特徴とする自動二輪車のシートバンドの支持装置。
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