JPH0415579Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0415579Y2 JPH0415579Y2 JP1985131672U JP13167285U JPH0415579Y2 JP H0415579 Y2 JPH0415579 Y2 JP H0415579Y2 JP 1985131672 U JP1985131672 U JP 1985131672U JP 13167285 U JP13167285 U JP 13167285U JP H0415579 Y2 JPH0415579 Y2 JP H0415579Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fender
- bracket
- rear part
- front pillar
- front fender
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、自動車のフロントフエンダー後部
の変形防止に関する。
の変形防止に関する。
(従来の技術)
近年、特に小型車において室内空間を確保する
ため、エンジンルームを短くするように設計する
傾向にあり、その結果、第5図、第6図に示すと
おり、フロントフエンダーAの後部Bが幅が狭く
なり、この部分の強度が低下し、この後部Bに外
力が加えられると、極めて変形しやすいこととな
る。この変形を防止するために、第5図に示すよ
うに上記フエンダー後部Bに取付片Cを形成し、
この取付片CをフロントピラーEに設ける取付金
具Fとボルト、ナツト等の固定具により締着し、
フエンダーBに作用する外力をフロントピラーE
により補強して変形を防止するもの、あるいは、
第6図に示すように上記フエンダー後部B側面に
補強板Dを取付け、フエンダー自身の強度向上に
より永久変形を防止するものがある。
ため、エンジンルームを短くするように設計する
傾向にあり、その結果、第5図、第6図に示すと
おり、フロントフエンダーAの後部Bが幅が狭く
なり、この部分の強度が低下し、この後部Bに外
力が加えられると、極めて変形しやすいこととな
る。この変形を防止するために、第5図に示すよ
うに上記フエンダー後部Bに取付片Cを形成し、
この取付片CをフロントピラーEに設ける取付金
具Fとボルト、ナツト等の固定具により締着し、
フエンダーBに作用する外力をフロントピラーE
により補強して変形を防止するもの、あるいは、
第6図に示すように上記フエンダー後部B側面に
補強板Dを取付け、フエンダー自身の強度向上に
より永久変形を防止するものがある。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、上記のようにフエンダー後部に
付属物を取付けるため、フエンダーの重量が増加
し、組立工程が増え、更に取付片と取付金具を固
定具を介して取付けるため作業性が悪くなるもの
であり、加えて、側方に突出するため材料の歩留
りが悪くなるほか、補強板を取付けなくてはなら
なくなると、フエンダー交換のサービスの場合、
コスト高を招くものである。
付属物を取付けるため、フエンダーの重量が増加
し、組立工程が増え、更に取付片と取付金具を固
定具を介して取付けるため作業性が悪くなるもの
であり、加えて、側方に突出するため材料の歩留
りが悪くなるほか、補強板を取付けなくてはなら
なくなると、フエンダー交換のサービスの場合、
コスト高を招くものである。
そこで、この考案は、上記従来のものの欠点を
改良するものであり、作業性が容易でフエンダー
の永久変形を防止できるものを得ようとするもの
である。
改良するものであり、作業性が容易でフエンダー
の永久変形を防止できるものを得ようとするもの
である。
(問題点を解決するための手段)
そのために、フロントフエンダーの後部裏面に
位置し、その裏面との間に若干の間〓をもつて、
上記フロントピラー裏面と平行な受面とこれを支
持する脚片を具えるブラケツトの上記脚片をフロ
ントピラーに固定してなるものである。
位置し、その裏面との間に若干の間〓をもつて、
上記フロントピラー裏面と平行な受面とこれを支
持する脚片を具えるブラケツトの上記脚片をフロ
ントピラーに固定してなるものである。
(作用)
このように構成されるので、フロントフエンダ
ー後部に外力が働く場合、この後部は変形する
が、その変形部分の後方にブラケツトを設けてあ
るのでこれに当接し、外力はブラケツトを介して
フロントピラーに伝えられた上吸収され、その
後、フエンダー後部はその弾性により原位置に復
帰するものであり、永久変形を生じないので、変
形防止効果があるものである。その上、フロント
ピラー上にブラケツトを取付けるだけであるから
作業性も良く、フエンダー裏面に何も設けないの
で防錆性もよいものである。
ー後部に外力が働く場合、この後部は変形する
が、その変形部分の後方にブラケツトを設けてあ
るのでこれに当接し、外力はブラケツトを介して
フロントピラーに伝えられた上吸収され、その
後、フエンダー後部はその弾性により原位置に復
帰するものであり、永久変形を生じないので、変
形防止効果があるものである。その上、フロント
ピラー上にブラケツトを取付けるだけであるから
作業性も良く、フエンダー裏面に何も設けないの
で防錆性もよいものである。
(実施例)
これを図に示す実施例により説明する。第1図
はこの考案の支持構造を具える自動車のフロント
ボデーを示し、1はフロントサイドメンバであ
り、2はフロントフエンダー、3はそのフエンダ
ー2の後部であり、4はフロントピラー、5はフ
ロントピラー4に固定されるブラケツトである。
はこの考案の支持構造を具える自動車のフロント
ボデーを示し、1はフロントサイドメンバであ
り、2はフロントフエンダー、3はそのフエンダ
ー2の後部であり、4はフロントピラー、5はフ
ロントピラー4に固定されるブラケツトである。
ブラケツト5は第4図a,bに示されるもので
あり、第4図aは、両端に取付部6があり、これ
より脚片8,8とこの脚片8,8により支持され
るフロントフエンダー2の裏面に平行する。受面
7とよりなるものである。また第4図bに示され
るように、一方の脚片8を除いて、取付部6を受
面7と一個の脚片8とよりなるものであつてもよ
い。
あり、第4図aは、両端に取付部6があり、これ
より脚片8,8とこの脚片8,8により支持され
るフロントフエンダー2の裏面に平行する。受面
7とよりなるものである。また第4図bに示され
るように、一方の脚片8を除いて、取付部6を受
面7と一個の脚片8とよりなるものであつてもよ
い。
上記ブラケツト5は取付部6によりフロントピ
ラー4に固定されるが、この場合、フエンダー後
部3裏面との間に若干の間〓aを設ける。この間
〓aは錆、部品の誤差、調整代を考慮して設ける
ものであり、実際には3〜5mm程度が望ましい。
ラー4に固定されるが、この場合、フエンダー後
部3裏面との間に若干の間〓aを設ける。この間
〓aは錆、部品の誤差、調整代を考慮して設ける
ものであり、実際には3〜5mm程度が望ましい。
このようにしてなるから、フエンダー後部に外
力が作用してもその弾性変形の限界内において変
形し、ブラケツトの受面に当接した上、外力を緩
衝して原位置に復するものであり、フエンダーに
永久変形の生じることがない。
力が作用してもその弾性変形の限界内において変
形し、ブラケツトの受面に当接した上、外力を緩
衝して原位置に復するものであり、フエンダーに
永久変形の生じることがない。
(考案の効果)
以上のとおり、この考案はフロントピラー上に
ブラケツトを固定する簡単な工程によりフエンダ
ー後部の永久変形を防止でき、フエンダーに係止
片を形成する等の材料歩留りを悪化するコスト高
の要因を除くことでき、防錆性もよい等の優れた
効果を具えるものである。
ブラケツトを固定する簡単な工程によりフエンダ
ー後部の永久変形を防止でき、フエンダーに係止
片を形成する等の材料歩留りを悪化するコスト高
の要因を除くことでき、防錆性もよい等の優れた
効果を具えるものである。
第1図はこの考案の実施例の分解斜視図、第2
図は、要部横断面図、第3図は同側面図であり、
第4図a,bはブラケツトの斜視図、第5図、第
6図は従来のフエンダーの斜視図、第7図は第5
図の〜、第8図は第6図の〜横断面図を
示す。 1……フロントサイドメンバ、2……フロント
フエンダー、3……フエンダー後部、4……フロ
ントピラー、5……ブラケツト。
図は、要部横断面図、第3図は同側面図であり、
第4図a,bはブラケツトの斜視図、第5図、第
6図は従来のフエンダーの斜視図、第7図は第5
図の〜、第8図は第6図の〜横断面図を
示す。 1……フロントサイドメンバ、2……フロント
フエンダー、3……フエンダー後部、4……フロ
ントピラー、5……ブラケツト。
Claims (1)
- 鉄板製フロントフエンダー後部裏面に位置し、
この裏面と間〓をもつて、フロントピラーに、上
記フロントフエンダーの裏面と平行な受面とこれ
を支持する脚片を具えるブラケツトの脚片を固定
してなるフロントフエンダーの後部支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985131672U JPH0415579Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985131672U JPH0415579Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6240079U JPS6240079U (ja) | 1987-03-10 |
JPH0415579Y2 true JPH0415579Y2 (ja) | 1992-04-08 |
Family
ID=31030345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985131672U Expired JPH0415579Y2 (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0415579Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6117898Y2 (ja) * | 1981-05-25 | 1986-05-31 |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP1985131672U patent/JPH0415579Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6240079U (ja) | 1987-03-10 |
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