JPS6340015Y2 - - Google Patents

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JPS6340015Y2
JPS6340015Y2 JP16501682U JP16501682U JPS6340015Y2 JP S6340015 Y2 JPS6340015 Y2 JP S6340015Y2 JP 16501682 U JP16501682 U JP 16501682U JP 16501682 U JP16501682 U JP 16501682U JP S6340015 Y2 JPS6340015 Y2 JP S6340015Y2
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JP
Japan
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duct
cool air
air intake
support piece
bending
Prior art date
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JP16501682U
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JPS5969017U (ja
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Landscapes

  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のエンジンに付設したエアクリ
ーナにクールエアを導くクールエアインテークダ
クトを、取付具を介してサイドメンバー、アンダ
ーフロアなどのサポート部に支持する構造に関す
る。
前記取付具としては、第1図乃至第3図に示す
ものが知られている。第1図に示すものは輪状の
クランプaを用いてクールエアインテークダクト
bを所定位置に固定するものであるが、前記ダク
トbの全周を抱持するようにクランプaを構成し
ているため、クランプaの重量が大になると共に
高コストとなる。又仮想線で示すようにクランプ
aを拡げて、組付け作業を行なわなければならな
いため、組付け作業の能率が悪くなるという欠点
もある。第2図に示すものは、実開昭55−36955
号公報の第3図に開示されているものと同様であ
るが、クールエアインテークダクトbに取付具の
支持片cを、木ネジd,dなどを用いて取付けて
いるため、前記ダクトbの気柱振動によつて、ネ
ジ部が破損するおそれがある。第3図に示すもの
は、U状のクランプeで、その弾性を利用してク
ールエアインテークダクトbを挾圧保持するもの
であるが、このクランプeは剛性を高くしない
と、前記ダクトbの振動によつて仮想線で示すよ
うに変形するので、前記ダクトbの位置決めが困
難になると共に、前記ダクトbとクランプeとが
干渉して騒音を発生する。この欠点を是正するた
め、前記クランプeの剛性を高くすると、重量が
増大すると共に高コストとなる。
本考案は上記従来例の諸欠点を一挙に解消する
ことを目的とし、クールエアインテークダクトを
取付具を介してサイドメンバーなどのサポート部
に支持する構造において、クールエアインテーク
ダクトの適所に挿入口を開設する一方、2つ折状
に屈曲させてなる屈曲支持片を有するように前記
取付具を構成し、前記屈曲支持片の屈曲部より先
端側に位置する部分を前記挿入口よりクールエア
インテークダクトの内部に挿入し、この部分と屈
曲支持片の屈曲部より基端側に位置する部分との
間に、クールエアインテークダクトの筒状壁の一
部を挾んだ状態で、クールエアインテークダクト
を取付具に固定したことを特徴とする。
以下本考案を図面に示す実施例に基き具体的に
説明する。第4図に示す実施例は、4本のクール
エアインテークダクト(以下ダクトと称する。)
1,1…を接続して、吸気管路8を構成してい
る。この吸気管路8の先端2は、リインホースメ
ント3に弾性パツキン4を介して圧着せしめら
れ、且つリインホースメント3に設けた孔5を介
して、フロントバンパー6の内部空間に開口して
いる。他方吸気管路8の基端(図示せず)はエア
クリーナ7に接続されている。この吸気管路8の
先端2より吸入されたクールエアは、吸気管路8
及びエアクリーナ7を経てエンジン(図示せず)
に送られる。
本実施例においては、前記吸気管路8を構成す
るダクト1,1…を、第4図にA,B,C,Dで
示す4箇所において、取付具9,9…を用いて、
サイドメンバー10a又はアンダーフロア10b
に支持せしめている。
本考案はダクト1を取付具9を介してサイドメ
ンバー10a、アンダーフロア10bなどのサポ
ート部に支持する構造に係るものであるが、第4
図の左端に位置するダクト1を例にとつてその支
持構造を具体的に説明する。
ダクト1はポリエチレン、ポリプロピレン等の
軽量且つ安価な合成樹脂で形成されている。この
ダクト1にはスリツト状の挿入口11を開設して
いる。他方Aで示す箇所に用いられる取付具9
は、ブラケツト12、ゴム製クツシヨン材13及
び金属板製の屈曲支持片14から主構成されてい
る。前記ブラケツト12はボルト(図示せず)な
どによつてサイドメンバー10aに固着されてい
る。又ダクト1からの振動を吸収して、振動がサ
イドメンバー10aに伝わらないようにする作用
を営む筒状のゴム製クツシヨン材13はボルト1
5及びナツト16を用いてブラケツト12に取付
けられている。屈曲支持片14の基端部17は他
の部分に対し90度折曲げられており、且つ円形の
切欠18を有している。屈曲支持片14はこの切
欠18を利用して、ゴム製クツシヨン材13の環
状溝19内に強制嵌入されて、ゴム製クツシヨン
材13に固定される。
屈曲支持片14は前記基端部17を除いた部分
において、2つ折状に屈曲形成されている。この
屈曲支持片14の屈曲部20は、断面円形に形成
されており、又屈曲部20より先端側に位置する
部分(以下挿入部と称す)21と、屈曲部20よ
り基端側に位置する部分(以下支持部と称す)2
2とは、互いに接近した位置(自然状態では両者
の間隔をダクト1の筒状壁の厚みより小にすると
好適である。)で対向するように形成されている。
前記挿入部21と支持部22には、同心の螺孔2
3とビス挿通孔24とを2組設けている。
屈曲支持片14の挿入部21は前記挿入口11
よりダクト1の内部に挿入され、この挿入部21
と前記支持部22との間に、ダクト1の筒状壁の
一部25が挾まれる。前記筒状壁の一部25は、
平坦に形成されて、前記挿入部21と前記支持部
22との間に挾まれ易くしている。又前記筒状壁
の一部25には、前記螺孔23及びビス挿通孔2
4と同心の貫通孔26,26を2個設けている。
ダクト1は前述の如く、屈曲支持片14の挿入
部21と支持部22との間に挾まれた状態で、前
記ビス挿通孔24及び貫通孔26に挿入され、且
つ前記螺孔23に螺合する2本のビス27,27
によつて、取付具9に締着固定される。
尚、上記実施例に示す如く、屈曲支持片14の
屈曲部20を断面円形に形成し、且つ第6図に示
す如く、この屈曲部20によつて前記挿入口11
が閉塞されるように構成すると、ダクト1に挿入
口11を開設することによつて懸念される空燃比
悪化の問題が解決される。
第4図にBで示す箇所の取付具9も、Aで示す
箇所の取付具9と基本的には同様に構成されてい
るが、第8図及び第4図に示す如く、屈曲支持片
14の基端部17にボルト挿通孔28を設け、こ
の屈曲支持片14をボルト29(第4図)によつ
て直接サイドメンバー10aに取付けている点
で、Aで示す箇所の取付具9と異なつている。
尚、第4図にC,Dで示す箇所の取付具9,9
も、Bで示す箇所の取付具9と同様に構成すると
よく、これらによつて夫々サイドメンバー10
a、アンダーフロア10bに固定すればよい。
上記実施例に示す取付具9は、屈曲支持片14
の挿入部21、支持部22及びダクト1をビス2
7,27を用いて一体固定化しているが、第9図
に示す如く、ビス27,27を用いる必要のない
構成とすることができる。この第9図に示す実施
例は、屈曲支持片14の挿入部21に係合突部3
0,30を設ける一方、ダクト1の筒状壁の一部
25に前記係合突部30,30に係合する係合凹
部31,31を設け、且つ前記挿入部21の弾性
を利用して、この挿入部21と前記支持部22と
の間に、ダクト1の筒状壁の一部25を挾圧保持
して、ダクト1を取付具9に固定したものであ
る。この実施例によれば、ビス27,27が不要
となり、部品数を減少させることができると共
に、ビス27,27の締付け作業が不要となり、
作業を能率良く進めることができる。尚、前記係
合突部30,30をダクト1側に、前記係合凹部
31,31を屈曲支持片14側に夫々設けてもよ
い。
本考案は上記実施例に示す外、種々の態様に構
成することができる。例えば、第4図に示す、
A,B,C,D以外の箇所に本考案を実施するこ
とができ、又これらの箇所の一部に従来の取付具
を用いることもできる。又第4図に示すような吸
気管路8とは異なり、他の態様に配設した吸気管
路8のダクト1,1…に本考案を実施することも
できる。
本考案は上記構成を有するので、その屈曲支持
片は第1図及び第3図に示す従来例のクランプよ
り小形且つ軽量に形成でき、コストダウンを図る
ことができる。又本考案は、第2図に示す如きネ
ジ部をダクトに有しないので、ダクトの振動によ
るネジ部の破損のおそれはなく、耐久性において
優れている。更に本考案によれば、屈曲支持片の
挿入部と支持部との間に、ダクトの筒状壁の一部
を挾んだ状態で、ダクトを取付具に固定している
ので、ダクトを所定の位置に確実に取付けること
ができる。
特に第4図Aに示す、吸気振動が激しく且つダ
クトを弾性パツキンを介してその取付部(第4図
においてはリインホースメント)に圧着する必要
がある箇所においては、ダクトを所定の位置に確
実に取付ける性能において優れる本考案の支持構
造を適用すると、その効果が大である。又第4図
Bに示す、ダクトの蛇腹部が近くにあつて振動が
生じ易い箇所においても、本考案の支持構造を適
用すると、同様の理由で、その効果が大である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は夫々従来例を示す
横断面図、第4図は本考案の実施例を示す一部縦
断側面図、第5図は第4図の左端に位置するクー
ルエアインテークダクト及びその支持構造を示す
側面図、第6図は第5図のP−P線断面図、第7
図は第6図に示す部分を分解して示す斜視図、第
8図は第5図のQ−Q線断面図、第9図は本考案
の他の実施例を示す横断面図である。 1……クールエアインテークダクト、9……取
付具、10a,10b……サポート部、11……
挿入口、14……屈曲支持片、20……屈曲部、
21……屈曲支持片の屈曲部より先端側に位置す
る部分(挿入部)、22……屈曲支持片の屈曲部
より基端側に位置する部分(支持部)、25……
クールエアインテークダクトの筒状壁の一部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クールエアインテークダクトを取付具を介して
    サイドメンバーなどのサポート部に支持する構造
    において、クールエアインテークダクトの適所に
    挿入口を開設する一方、2つ折状に屈曲させてな
    る屈曲支持片を有するように前記取付具を構成
    し、前記屈曲支持片の屈曲部より先端側に位置す
    る部分を前記挿入口よりクールエアインテークダ
    クトの内部に挿入し、この部分と屈曲支持片の屈
    曲部より基端側に位置する部分との間に、クール
    エアインテークダクトの筒状壁の一部を挾んだ状
    態で、クールエアインテークダクトを取付具に固
    定したことを特徴とするエンジンのクールエアイ
    ンテークダクトの支持構造。
JP16501682U 1982-10-30 1982-10-30 エンジンのク−ルエアインテ−クダクトの支持構造 Granted JPS5969017U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16501682U JPS5969017U (ja) 1982-10-30 1982-10-30 エンジンのク−ルエアインテ−クダクトの支持構造

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JP16501682U JPS5969017U (ja) 1982-10-30 1982-10-30 エンジンのク−ルエアインテ−クダクトの支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5969017U JPS5969017U (ja) 1984-05-10
JPS6340015Y2 true JPS6340015Y2 (ja) 1988-10-20

Family

ID=30361622

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JP16501682U Granted JPS5969017U (ja) 1982-10-30 1982-10-30 エンジンのク−ルエアインテ−クダクトの支持構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102900574B (zh) * 2012-10-19 2014-09-10 安徽江淮汽车股份有限公司 用于轻型卡车的空气滤清器出气管总成

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JPS5969017U (ja) 1984-05-10

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