JPH0740433Y2 - インシュレータダッシュの取付構造 - Google Patents
インシュレータダッシュの取付構造Info
- Publication number
- JPH0740433Y2 JPH0740433Y2 JP1989118424U JP11842489U JPH0740433Y2 JP H0740433 Y2 JPH0740433 Y2 JP H0740433Y2 JP 1989118424 U JP1989118424 U JP 1989118424U JP 11842489 U JP11842489 U JP 11842489U JP H0740433 Y2 JPH0740433 Y2 JP H0740433Y2
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- JP
- Japan
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- clip
- insulator dash
- dash
- male
- female
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R13/00—Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
- B60R13/08—Insulating elements, e.g. for sound insulation
- B60R13/0815—Acoustic or thermal insulation of passenger compartments
- B60R13/083—Acoustic or thermal insulation of passenger compartments for fire walls or floors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は車室内のダッシュパネル面に取付けられるイン
シュレータダッシュの取付構造の改良に関する。
シュレータダッシュの取付構造の改良に関する。
《従来の技術》 周知のように、車室内の静粛性を高めるために、自動車
室内には各種インシュレータが設定されている。
室内には各種インシュレータが設定されている。
例えば、第６図に示すように、エンジンルームＥと車室
Ｒとを区画するダッシュパネル１の車室側面上にはエン
ジンルームＥから車室Ｒ内への騒音の伝幡を防止するた
めにインシュレータダッシュ２が設置されている。
Ｒとを区画するダッシュパネル１の車室側面上にはエン
ジンルームＥから車室Ｒ内への騒音の伝幡を防止するた
めにインシュレータダッシュ２が設置されている。
このインシュレータダッシュ２は充填材を混入した塩ビ
シート，ゴムシート等比較的高密度の遮音材層３と、フ
ェルト，ホリウレタンフォーム等の多孔質基材からなる
吸音材層４との積層構造体が一般に使用されている。
シート，ゴムシート等比較的高密度の遮音材層３と、フ
ェルト，ホリウレタンフォーム等の多孔質基材からなる
吸音材層４との積層構造体が一般に使用されている。
そして、上記吸音材層４によりエンジンルームＥからの
騒音を吸音するとともに、ダッシュパネル１と遮音材層
３との間の二重壁遮音効果により上記吸音効果と合わせ
て良好な防音特性を発揮するように構成されている。
騒音を吸音するとともに、ダッシュパネル１と遮音材層
３との間の二重壁遮音効果により上記吸音効果と合わせ
て良好な防音特性を発揮するように構成されている。
ところで、上記インシュレータダッシュ２をダッシュパ
ネル１の室内側に取付けるには、第７図に示すように、
ダッシュパネル１の適宜箇所に溶接固定され、車室内側
にその先端が突出するスタッドボルト５に対して、イン
シュレータダッシュ２の取付孔６内に予め装着したクリ
ップ７をスタッドボルト５の先端側から係着することに
より、ダッシュパネル１に対して、インシュレータダッ
シュ２を添設した際、同時に固定できるようにしたイン
シュレータダッシュ２の取付構造が実施されている。
ネル１の室内側に取付けるには、第７図に示すように、
ダッシュパネル１の適宜箇所に溶接固定され、車室内側
にその先端が突出するスタッドボルト５に対して、イン
シュレータダッシュ２の取付孔６内に予め装着したクリ
ップ７をスタッドボルト５の先端側から係着することに
より、ダッシュパネル１に対して、インシュレータダッ
シュ２を添設した際、同時に固定できるようにしたイン
シュレータダッシュ２の取付構造が実施されている。
上記クリップ７は、２分割体からなる雄クリップ7aと雌
クリップ7bとからなり、雄クリップ7aを遮音材層３側か
ら取付孔６内に挿入する一方、雌クリップ7bを吸音材層
４側から取付孔６内に挿入して、取付孔６内で両者を接
合固定することにより、インシュレータダッシュ２に前
もって装着されている。
クリップ7bとからなり、雄クリップ7aを遮音材層３側か
ら取付孔６内に挿入する一方、雌クリップ7bを吸音材層
４側から取付孔６内に挿入して、取付孔６内で両者を接
合固定することにより、インシュレータダッシュ２に前
もって装着されている。
《考案が解決しようとする課題》 このように、第７図に示すように、インシュレータダッ
シュ２をダッシュパネル１に添設すると同時に固定でき
るように、クリップ７をインシュレータダッシュ２の取
付孔６内に予め装着する方式は作業性に優れるととも
に、部品管理の面でも有利であるという長所を備える反
面、インシュレータダッシュ２の厚みの変化に対応でき
ないという欠点が指摘されている。
シュ２をダッシュパネル１に添設すると同時に固定でき
るように、クリップ７をインシュレータダッシュ２の取
付孔６内に予め装着する方式は作業性に優れるととも
に、部品管理の面でも有利であるという長所を備える反
面、インシュレータダッシュ２の厚みの変化に対応でき
ないという欠点が指摘されている。
すなわち、インシュレータダッシュ２の厚みが薄い場合
には、クリップ７を挿入しても上下方向にクリップ７が
グラつき、インシュレータダッシュ２の確実な固定がで
きないため実用に供しないとともに、逆にインシュレー
タダッシュ２の厚みが厚い仕様の場合には、クリップ７
の寸法に合わせてことの部位のインシュレータダッシュ
２に凹部を成形する必要があり、成形加工が非常に面倒
である。
には、クリップ７を挿入しても上下方向にクリップ７が
グラつき、インシュレータダッシュ２の確実な固定がで
きないため実用に供しないとともに、逆にインシュレー
タダッシュ２の厚みが厚い仕様の場合には、クリップ７
の寸法に合わせてことの部位のインシュレータダッシュ
２に凹部を成形する必要があり、成形加工が非常に面倒
である。
このように、インシュレータダッシュ２をダッシュパネ
ル１に取付ける際、２分割体のクリップ7a,7bを使用す
る場合、インシュレータダッシュ２の厚みの変化に対応
することができないという欠点が指摘されている。
ル１に取付ける際、２分割体のクリップ7a,7bを使用す
る場合、インシュレータダッシュ２の厚みの変化に対応
することができないという欠点が指摘されている。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、本
考案の目的とするところは、インシュレータダッシュの
取付孔に２分割体からなるクリップを予め装着してお
き、インシュレータダッシュをダッシュパネルに添設す
ると同時に固定できるインシュレータダッシュの取付構
造において、インシュレータダッシュの厚みが薄い場
合，厚い場合など厚み変化に有効に対応できるようにし
たインシュレータダッシュの取付構造を提供することに
ある。
考案の目的とするところは、インシュレータダッシュの
取付孔に２分割体からなるクリップを予め装着してお
き、インシュレータダッシュをダッシュパネルに添設す
ると同時に固定できるインシュレータダッシュの取付構
造において、インシュレータダッシュの厚みが薄い場
合，厚い場合など厚み変化に有効に対応できるようにし
たインシュレータダッシュの取付構造を提供することに
ある。
《課題を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本考案はエンジンルームと
車室とを区画するダッシュパネルの室内側面上に立設さ
れるスタッドボルトに対して、インシュレータダッシュ
の取付孔に予め装着されたクリップを係着させることに
より、インシュレータダッシュをダッシュパネルに取付
けるインシュレータダッシュの取付構造において、 前記クリップは遮音材層から取付孔内に挿入される雄ク
リップと、吸音材層から取付孔内に挿入される雌クリッ
プとを嵌合固定することにより構成されるとともに、上
記雄クリップと雌クリップとのラップ寸法を調整するこ
とにより、雄クリップのフランジ内面と雌クリップのフ
ランジ内面間で形成されるクリップの厚みを可変させる
ことを特徴とする。
車室とを区画するダッシュパネルの室内側面上に立設さ
れるスタッドボルトに対して、インシュレータダッシュ
の取付孔に予め装着されたクリップを係着させることに
より、インシュレータダッシュをダッシュパネルに取付
けるインシュレータダッシュの取付構造において、 前記クリップは遮音材層から取付孔内に挿入される雄ク
リップと、吸音材層から取付孔内に挿入される雌クリッ
プとを嵌合固定することにより構成されるとともに、上
記雄クリップと雌クリップとのラップ寸法を調整するこ
とにより、雄クリップのフランジ内面と雌クリップのフ
ランジ内面間で形成されるクリップの厚みを可変させる
ことを特徴とする。
《作用》 以上の構成から明らかなよに、インシュレータダッシュ
の厚みが薄い場合には、雄クリップと雌クリップとのラ
ップ寸法を大きくとり、クリップの厚みを小さくできる
ため、このクリップを介して薄手のインシュレータダッ
シュをダッシュパネルに確実に固定することができる。
の厚みが薄い場合には、雄クリップと雌クリップとのラ
ップ寸法を大きくとり、クリップの厚みを小さくできる
ため、このクリップを介して薄手のインシュレータダッ
シュをダッシュパネルに確実に固定することができる。
さらに、インシュレータダッシュの厚みが厚い場合に
は、雄クリップと雌クリップとのラップ寸法を小さくと
り、クリップの厚みを大きく設定すれば、インシュレー
タダッシュの取付孔付近に凹部を成形することなくこの
クリップをインシュレータダッシュに確実に装着するこ
とが可能となる。
は、雄クリップと雌クリップとのラップ寸法を小さくと
り、クリップの厚みを大きく設定すれば、インシュレー
タダッシュの取付孔付近に凹部を成形することなくこの
クリップをインシュレータダッシュに確実に装着するこ
とが可能となる。
《実施例の説明》 以下、本考案によるインシュレータダッシュの取付構造
の実施例について添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
の実施例について添付図面を参照しながら詳細に説明す
る。
第１図はインシュレータダッシュをダッシュパネルに取
付ける前の状態を説明する断面図、第２図は同インシュ
レータダッシュに装着するクリップの構成を示す斜視
図、第３図，第４図はインシュレータダッシュをダッシ
ュパネルに取付けた状態を示す各断面図、第５図は本考
案の別実施例に使用するクリップの構成を示す斜視図で
ある。
付ける前の状態を説明する断面図、第２図は同インシュ
レータダッシュに装着するクリップの構成を示す斜視
図、第３図，第４図はインシュレータダッシュをダッシ
ュパネルに取付けた状態を示す各断面図、第５図は本考
案の別実施例に使用するクリップの構成を示す斜視図で
ある。
第１図において、インシュレータダッシュ10は、高比重
の充填材を混入した塩ビシート，ゴムシート等比較的面
密度の大きな遮音材層11と、この遮音材層11の裏面側に
貼着されるフェルト，ウレタンフォーム等の吸音材層12
とから大略構成されている。
の充填材を混入した塩ビシート，ゴムシート等比較的面
密度の大きな遮音材層11と、この遮音材層11の裏面側に
貼着されるフェルト，ウレタンフォーム等の吸音材層12
とから大略構成されている。
そして、ダッシュパネル13の室内面形状に合致するよう
に、上記遮音材層11ならびに吸音材層12は予め成形され
ており、このインシュレータダッシュ10をダツハュパネ
ル13の室内側面上に取付けるために、ダッシュパネル13
の適宜箇所にスタットボルト14が溶接固定されており、
このスタッドボルト14と対応する箇所におけるインシュ
レータダッシュ10には取付孔15が開設されている。
に、上記遮音材層11ならびに吸音材層12は予め成形され
ており、このインシュレータダッシュ10をダツハュパネ
ル13の室内側面上に取付けるために、ダッシュパネル13
の適宜箇所にスタットボルト14が溶接固定されており、
このスタッドボルト14と対応する箇所におけるインシュ
レータダッシュ10には取付孔15が開設されている。
さらに、インシュレータダッシュ10の取付孔15内にはク
リップ16が前もって装着されており、ダッシュパネル13
の室内面側にインシュレータダッシュ10を添設すれば。
スタッドボルト14に対してクリップ16が係合することに
より、インシュレータダッシュ10の添設と同時にインシ
ュレータダッシュ10の固定が行われ、優れた取付作業性
が期待できる。
リップ16が前もって装着されており、ダッシュパネル13
の室内面側にインシュレータダッシュ10を添設すれば。
スタッドボルト14に対してクリップ16が係合することに
より、インシュレータダッシュ10の添設と同時にインシ
ュレータダッシュ10の固定が行われ、優れた取付作業性
が期待できる。
ところで、本考案の特徴はこのクリップ16の構成にその
特徴がある。
特徴がある。
すなわち、このクリップ16は第２図に示すように、２ピ
ースの射出成形体からなる雄クリップ17と雌クリップ18
とから構成されており、雄クリップ17の中空筒部19の一
端側にフランジ20が成形され、中空筒部19の外周面には
複数の溝部21が径方向に沿って、かつ軸方向に適宜間隔
を配して周設されている。
ースの射出成形体からなる雄クリップ17と雌クリップ18
とから構成されており、雄クリップ17の中空筒部19の一
端側にフランジ20が成形され、中空筒部19の外周面には
複数の溝部21が径方向に沿って、かつ軸方向に適宜間隔
を配して周設されている。
また、雌クリップ18も同様に中空筒部22の一端にフラン
ジ23が一体形成され、かつこの中空筒部22の内周面には
上記溝部21に選択的に係着する係止爪24が形成されてい
る。
ジ23が一体形成され、かつこの中空筒部22の内周面には
上記溝部21に選択的に係着する係止爪24が形成されてい
る。
そして、第２図に示すようにフランジ20,23をそれぞれ
外方に向けて雄クリップ17と雌クリップ18とを突き合わ
せ、溝部21に対して係止爪24を選択的に係着することに
より、雄クリップ17と雌クリップ18とを両者のラップ寸
法を調整しつつ嵌合して、クリップ16を構成する。
外方に向けて雄クリップ17と雌クリップ18とを突き合わ
せ、溝部21に対して係止爪24を選択的に係着することに
より、雄クリップ17と雌クリップ18とを両者のラップ寸
法を調整しつつ嵌合して、クリップ16を構成する。
なお、スタッドボルト14に対してクリップ16を係着する
ために、雄クリップ17の中空筒部19の内面には係合爪25
が複数箇所に設けられている。
ために、雄クリップ17の中空筒部19の内面には係合爪25
が複数箇所に設けられている。
本考案はこのように雄クリップ17と雌クリップ18とのラ
ップ寸法を調整できるように構成されているため、例え
ば、第３図に示すようにインシュレータダッシュ10が薄
手の場合、クリップ16をインシュレータダッシュ10の取
付孔15内に装着する際、雄クリップ17と雌クリップ18と
のラップ寸法を大きくとり、クリップ16自体の厚み、す
なわち、雄クリップ17のフランジ20内面と、雌クリップ
18のフランジ部23の内面間で形成されるクリップの厚み
を小さくしておけば、インシュレータダッシュ10にクリ
ップ16をフィットさせることができ、良好なインシュレ
ータダッシュ10の取付構造が得られる。
ップ寸法を調整できるように構成されているため、例え
ば、第３図に示すようにインシュレータダッシュ10が薄
手の場合、クリップ16をインシュレータダッシュ10の取
付孔15内に装着する際、雄クリップ17と雌クリップ18と
のラップ寸法を大きくとり、クリップ16自体の厚み、す
なわち、雄クリップ17のフランジ20内面と、雌クリップ
18のフランジ部23の内面間で形成されるクリップの厚み
を小さくしておけば、インシュレータダッシュ10にクリ
ップ16をフィットさせることができ、良好なインシュレ
ータダッシュ10の取付構造が得られる。
さらに、第４図に示すように、インシュレータダッシュ
10が厚手の場合には、クリップ16を前もってインシュレ
ータダッシュ10の取付孔15内に装着する際、雄クリップ
17と雌クリップ18とのラップ寸法を小さく設定すれば、
インシュレータダッシュ10の厚みに対して、クリップ16
をインシュレータダッシュ10にフィットさせることがで
き、同様にインシュレータダッシュ10の良好な取付構造
が得られる。
10が厚手の場合には、クリップ16を前もってインシュレ
ータダッシュ10の取付孔15内に装着する際、雄クリップ
17と雌クリップ18とのラップ寸法を小さく設定すれば、
インシュレータダッシュ10の厚みに対して、クリップ16
をインシュレータダッシュ10にフィットさせることがで
き、同様にインシュレータダッシュ10の良好な取付構造
が得られる。
このとき、雄クリップ17と雌クリップ18との接合強度
は、インシュレータダッシュ10をダッシュパネル13に取
付ける際、雌クリップ18に対して雄クリップ17が進退す
ることがないように、スタッドボルト14に対する係合爪
25の係合力を溝部21に対する係止爪24の係合力に比べ小
さく設定しておけば良い。
は、インシュレータダッシュ10をダッシュパネル13に取
付ける際、雌クリップ18に対して雄クリップ17が進退す
ることがないように、スタッドボルト14に対する係合爪
25の係合力を溝部21に対する係止爪24の係合力に比べ小
さく設定しておけば良い。
次に、第５図は本考案によるインシュレータダッシュ10
の取付構造の別実施例を示すもので、本例においては雄
クリップ17の中空筒部19の外周面にネジ溝26が形成され
る一方、雌クリップ18の中空筒部22の内周面には上記ネ
ジ溝26に螺着するネジ部27が形成されている。
の取付構造の別実施例を示すもので、本例においては雄
クリップ17の中空筒部19の外周面にネジ溝26が形成され
る一方、雌クリップ18の中空筒部22の内周面には上記ネ
ジ溝26に螺着するネジ部27が形成されている。
そして、インシュレータダッシュ10の取付孔15内にそれ
ぞれインシュレータダッシュ10の表裏面側から取付孔15
内に雄クリップ17,雌クリップ18を挿入して、雌クリッ
プ18に対して雄クリップ17を捩じ込んでいけば、雄クリ
ップ17と雌クリップ18とのラップ寸法が調整でき、上述
した実施例同様クリップ16の厚みを可変でき、インシュ
レータダッシュ10の厚み変化に有効に対応することが可
能となる。
ぞれインシュレータダッシュ10の表裏面側から取付孔15
内に雄クリップ17,雌クリップ18を挿入して、雌クリッ
プ18に対して雄クリップ17を捩じ込んでいけば、雄クリ
ップ17と雌クリップ18とのラップ寸法が調整でき、上述
した実施例同様クリップ16の厚みを可変でき、インシュ
レータダッシュ10の厚み変化に有効に対応することが可
能となる。
さらに、本実施例の場合は、上述実施例がいわゆるラチ
ェット方式で有段階調整であるのに対し本実施例では無
段階調整であり、インシュレータダッシュ10の厚みの微
小な変化にも有効に対応できる付随的な効果がある。
ェット方式で有段階調整であるのに対し本実施例では無
段階調整であり、インシュレータダッシュ10の厚みの微
小な変化にも有効に対応できる付随的な効果がある。
《効果》 以上の記載から明らかなように、本考案によるインシュ
レータダッシュの取付構造によれば、以下に記載する格
別の作用効果を有する。
レータダッシュの取付構造によれば、以下に記載する格
別の作用効果を有する。
本考案によれば、インシュレータダッシュに前もっ
て装着されるクリップは、雄クリップと雌クリップとか
ら構成され、ラチェット方式，螺着方式により雄クリッ
プと雌クリップとのラップ寸法を調整できるようにし
て、クリップ自体の厚みを可変させる構成であるため、
インシュレータダッシュの厚み寸法に有効に対応するこ
とができ、インシュレータダッシュのどのような厚み仕
様においても部品の共有化が図れ、大幅なコストダウン
を招来するという効果を有する。
て装着されるクリップは、雄クリップと雌クリップとか
ら構成され、ラチェット方式，螺着方式により雄クリッ
プと雌クリップとのラップ寸法を調整できるようにし
て、クリップ自体の厚みを可変させる構成であるため、
インシュレータダッシュの厚み寸法に有効に対応するこ
とができ、インシュレータダッシュのどのような厚み仕
様においても部品の共有化が図れ、大幅なコストダウン
を招来するという効果を有する。
本考案によれば、インシュレータダッシュに前もっ
て装着されるクリップが雄クリップと雌クリップとから
構成され、雄クリップと雌クリップとのラップ寸法を調
整することによりクリップ自体の厚みを可変させるよう
にしたため、インシュレータダッシュをクリップ寸法に
合わせて成形する必要がなく、クリップ装着の予備工程
としてインシュレータダッシュに凹部を成形する手間が
省け、作業性が向上するという効果を有する。
て装着されるクリップが雄クリップと雌クリップとから
構成され、雄クリップと雌クリップとのラップ寸法を調
整することによりクリップ自体の厚みを可変させるよう
にしたため、インシュレータダッシュをクリップ寸法に
合わせて成形する必要がなく、クリップ装着の予備工程
としてインシュレータダッシュに凹部を成形する手間が
省け、作業性が向上するという効果を有する。
第１図は本考案によるインシュレータダッシュの取付構
造の一実施例を示すもので、インシュレータダッシュを
ダッシュパネルに取付ける前の状態を示す断面図、第２
図は同インシュレータダッシュの取付構造に使用するク
リップの構成を示す斜視図、第３図，第４図は同インシ
ュレータダッシュをダッシュパネルに取付けた状態を示
す各断面図、第５図は本考案によるインシュレータダッ
シュに使用するクリップの別実施例を示す全体斜視図、
体６図はインシュレータダッシュの設定箇所を示す自動
車の側面図、第７図はインシュレータダッシュの取付構
造の従来例を示す断面図である。 10……インシュレータダッシュ 11……遮音材層 12……吸音材層 13……ダッシュパネル 14……スタッドボルト 15……取付孔 16……クリップ 17……雄クリップ 18……雌クリップ 19,22……中空筒部 20,23……フランジ 21……溝部 24……係止爪 25……係合爪 26……ネジ溝 27……ネジ部
造の一実施例を示すもので、インシュレータダッシュを
ダッシュパネルに取付ける前の状態を示す断面図、第２
図は同インシュレータダッシュの取付構造に使用するク
リップの構成を示す斜視図、第３図，第４図は同インシ
ュレータダッシュをダッシュパネルに取付けた状態を示
す各断面図、第５図は本考案によるインシュレータダッ
シュに使用するクリップの別実施例を示す全体斜視図、
体６図はインシュレータダッシュの設定箇所を示す自動
車の側面図、第７図はインシュレータダッシュの取付構
造の従来例を示す断面図である。 10……インシュレータダッシュ 11……遮音材層 12……吸音材層 13……ダッシュパネル 14……スタッドボルト 15……取付孔 16……クリップ 17……雄クリップ 18……雌クリップ 19,22……中空筒部 20,23……フランジ 21……溝部 24……係止爪 25……係合爪 26……ネジ溝 27……ネジ部
Claims (3)
- 【請求項１】エンジンルーム（Ｅ）と車室（Ｒ）とを区
画するダッシュパネル（13）の室内側面上に立設される
スタッドボルト（14）に対して、インシュレータダッシ
ュ（10）の取付孔（15）に予め装着されたクリップ（1
6）を係着させることにより、インシュレータダッシュ
（10）をダッシュパネル（13）に取付けるインシュレー
タダッシュの取付構造において、 前記クリップ（16）は遮音材層（11）から取付孔（15）
内に挿入される雄クリップ（17）と、吸音材層（12）か
ら取付孔（15）内に挿入される雌クリップ（18）とを嵌
合固定することにより構成されるとともに、上記雄クリ
ップ（17）と雌クリップ（18）とのラップ寸法を調整す
ることにより、雄クリップ（17）のフランジ（20）内面
と、雌クリップ（18）のフランジ（23）内面間で形成さ
れるクリップ（16）の厚みを可変させることを特徴とす
るインシュレータダッシュの取付構造。 - 【請求項２】雄クリップ（17）の中空筒部（19）外周
面、雌クリップ（18）の中空筒部（22）内周面のうち一
方面に複数の溝部（21）が形成され、他方面にはこの溝
部（21）に選択的に係着する係止爪（24）が形成され、
雌クリップ（18）に対して雄クリップ（17）を押圧操作
することにより、クリップ（16）の厚みを可変させるこ
とを特徴とする請求項１記載のインシュレータダッシュ
の取付構造。 - 【請求項３】雄クリップ（17）の中空筒部（19）外周
面、雌クリップ（18）の中空筒部（22）の内周面のうち
一方面にネジ溝（26）が形成されるとともに、他方面に
ネジ部（27）が設けられ、雌クリップ（18）に対して雄
クリップ（17）を螺着操作することにより、クリップ
（16）の厚みを可変させることを特徴とする請求項１記
載のインシュレータダッシュの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989118424U JPH0740433Y2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | インシュレータダッシュの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989118424U JPH0740433Y2 (ja) | 1989-10-09 | 1989-10-09 | インシュレータダッシュの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0357157U JPH0357157U (ja) | 1991-05-31 |
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Family
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