JPS6244009Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6244009Y2 JPS6244009Y2 JP1980045945U JP4594580U JPS6244009Y2 JP S6244009 Y2 JPS6244009 Y2 JP S6244009Y2 JP 1980045945 U JP1980045945 U JP 1980045945U JP 4594580 U JP4594580 U JP 4594580U JP S6244009 Y2 JPS6244009 Y2 JP S6244009Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bolt
- cylindrical protrusion
- hanger
- hanger frame
- vibration
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000002955 isolation Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、建築物内装や空調設備機器などを防
振支持するのに使用する防振ハンガーに関する。
振支持するのに使用する防振ハンガーに関する。
従来、防音室の天井、送風機のダクトなどを防
振支持する場合、第1図に示すような防振ハンガ
ーが使われている。即ち、同図において、ダクト
などの被支持物(図示せず)を支持する支持ボル
ト1と天井2に係止された吊りボルト3との間
に、金属板を矩形に折り曲げてなるハンガーフレ
ーム4および筒形のゴム弾性体5を介在させて構
成した防振ハンガーである。
振支持する場合、第1図に示すような防振ハンガ
ーが使われている。即ち、同図において、ダクト
などの被支持物(図示せず)を支持する支持ボル
ト1と天井2に係止された吊りボルト3との間
に、金属板を矩形に折り曲げてなるハンガーフレ
ーム4および筒形のゴム弾性体5を介在させて構
成した防振ハンガーである。
この従来の防振ハンガーは、ゴム弾性体5の下
面に、ハンガーフレーム4のボルト挿通孔4aに
嵌入される筒状突出部5aおよびこの下端を押え
る押えナツト6を設けることにより、ゴム弾性体
5の、ハンガーフレーム4に対する位置決めを行
つたり、支持ボルト1とハンガーフレーム4との
間の防振を図つている。しかし、この筒状突出部
5aの軸方向長さがハンガーフレームの肉厚とほ
ぼ等しいかあるいはほんの僅かだけボルト挿通孔
4aから外方に突出する程度に設けられているこ
とから、押えナツト6を少し強く締め付けただけ
で、押えナツト6がハンガーフレーム4に接触す
るかあるいはゴム弾性体の筒状突出部5aが硬質
になり、防振効果が阻害されるという幣害が生じ
ている。
面に、ハンガーフレーム4のボルト挿通孔4aに
嵌入される筒状突出部5aおよびこの下端を押え
る押えナツト6を設けることにより、ゴム弾性体
5の、ハンガーフレーム4に対する位置決めを行
つたり、支持ボルト1とハンガーフレーム4との
間の防振を図つている。しかし、この筒状突出部
5aの軸方向長さがハンガーフレームの肉厚とほ
ぼ等しいかあるいはほんの僅かだけボルト挿通孔
4aから外方に突出する程度に設けられているこ
とから、押えナツト6を少し強く締め付けただけ
で、押えナツト6がハンガーフレーム4に接触す
るかあるいはゴム弾性体の筒状突出部5aが硬質
になり、防振効果が阻害されるという幣害が生じ
ている。
また、実際上、この種防振ハンガーを取り付け
るに当つて押えナツト6をきつく締め付け勝ちで
ある。このため、押えナツト6の過度の締め付け
によつてゴム弾性体の本体に初期荷重を与えるこ
とになり、その分だけ、支持できる荷重の範囲が
狭くなる。
るに当つて押えナツト6をきつく締め付け勝ちで
ある。このため、押えナツト6の過度の締め付け
によつてゴム弾性体の本体に初期荷重を与えるこ
とになり、その分だけ、支持できる荷重の範囲が
狭くなる。
本考案は、上記の点に着目してなされたもの
で、押えナツトの締め付けによつて防振効果を損
なうことのない防振ハンガーを提供することを目
的とする。
で、押えナツトの締め付けによつて防振効果を損
なうことのない防振ハンガーを提供することを目
的とする。
以下、本考案を図示した実施例につき説明す
る。
る。
第2図は本考案の一実施例を示している。同図
において、金属板を四角形に折り曲げた形状のハ
ンガーフレーム10、このハンガーフレームの下
端面に設けられたボルト挿通孔10aに貫通して
垂下した支持ボルト11、この支持ボルト11に
螺合された押えナツト12およびハンガーフレー
ム10の上端面に接合された吊りボルト13の各
部構成は第1図のものとほぼ同一である。
において、金属板を四角形に折り曲げた形状のハ
ンガーフレーム10、このハンガーフレームの下
端面に設けられたボルト挿通孔10aに貫通して
垂下した支持ボルト11、この支持ボルト11に
螺合された押えナツト12およびハンガーフレー
ム10の上端面に接合された吊りボルト13の各
部構成は第1図のものとほぼ同一である。
本考案は、ハンガーフレーム10と支持ボルト
11との間に介在されるゴム弾性体14の構造に
特徴を有している。即ち、ゴム弾性体14は支持
ボルト11に嵌合されているが、ハンガーフレー
ム10に接する端面に、同フレームのボルト挿通
孔10aに嵌入された筒状突出部14aを有して
いる。さらにこの筒状突出部14aはハンガーフ
レームのボルト挿通孔10aの外方に突出するよ
うに延設され、その内周壁に無負荷状態で円弧状
にへこんでいる周溝15が設けられている。また
筒状突出部14aはハンガーフレーム10と押え
ナツト12との間で振動伝達が行なわれない程度
に薄肉でかつ十分な長さを有している。
11との間に介在されるゴム弾性体14の構造に
特徴を有している。即ち、ゴム弾性体14は支持
ボルト11に嵌合されているが、ハンガーフレー
ム10に接する端面に、同フレームのボルト挿通
孔10aに嵌入された筒状突出部14aを有して
いる。さらにこの筒状突出部14aはハンガーフ
レームのボルト挿通孔10aの外方に突出するよ
うに延設され、その内周壁に無負荷状態で円弧状
にへこんでいる周溝15が設けられている。また
筒状突出部14aはハンガーフレーム10と押え
ナツト12との間で振動伝達が行なわれない程度
に薄肉でかつ十分な長さを有している。
上記構成の防振ハンガーは、組立時に際しては
ゴム弾性体14の筒状突出部14aをハンガーフ
レーム10のボルト挿通孔10aに嵌め込み、押
えナツト12を適宜締め付ける。この押えナツト
12の締め付けにより筒状突出部14aの内周壁
の周溝15がさらに円弧状にへこむと同時に外周
面が脹らんだ形状となる。
ゴム弾性体14の筒状突出部14aをハンガーフ
レーム10のボルト挿通孔10aに嵌め込み、押
えナツト12を適宜締め付ける。この押えナツト
12の締め付けにより筒状突出部14aの内周壁
の周溝15がさらに円弧状にへこむと同時に外周
面が脹らんだ形状となる。
第3図に、第1図の従来構成のものと第2図の
本考案による実施例との比較例を示してある。第
3図のa曲線は本考案のもの、b曲線は従来例の
ものを示している。なお、a,b曲線とも振動伝
達率が0以下における周波数帯が防振領域とな
る。
本考案による実施例との比較例を示してある。第
3図のa曲線は本考案のもの、b曲線は従来例の
ものを示している。なお、a,b曲線とも振動伝
達率が0以下における周波数帯が防振領域とな
る。
この図から分かるように、ハンガーフレーム1
0と押えナツト12との間に介在される筒状突出
部14aが軟かい本考案の方が従来例のものより
防振領域における振動伝達率が小さくなつてい
る。
0と押えナツト12との間に介在される筒状突出
部14aが軟かい本考案の方が従来例のものより
防振領域における振動伝達率が小さくなつてい
る。
以上、本考案によれば、ゴム弾性体の筒状突出
部をハンガーフレームのボルト挿通孔の外方に延
設すると共にその内周壁に無負荷状態で円弧状に
へこんでいる周溝を設けたことにより、ハンガー
フレームと押えナツトとの接触を完全に防止する
だけでなく、押えナツトの締め過ぎを、筒状突出
部外周面の脹らみを視覚でとらえることで相当防
止できる。
部をハンガーフレームのボルト挿通孔の外方に延
設すると共にその内周壁に無負荷状態で円弧状に
へこんでいる周溝を設けたことにより、ハンガー
フレームと押えナツトとの接触を完全に防止する
だけでなく、押えナツトの締め過ぎを、筒状突出
部外周面の脹らみを視覚でとらえることで相当防
止できる。
また筒状突出部が押えナツトである程度圧縮さ
れても柔軟性が実質上失なわれず所定の防振効果
が阻害されないなどの効果を奏する。
れても柔軟性が実質上失なわれず所定の防振効果
が阻害されないなどの効果を奏する。
第1図は従来の防振ハンガーを示す断面図、第
2図は本考案による防振ハンガーの一実施例を示
す断面図、第3図は従来例と本考案による防振ハ
ンガーとの特性比較を示す線図である。 10……ハンガーフレーム、11……支持ボル
ト、12……押えナツト、13……吊りボルト、
14……ゴム弾性体。
2図は本考案による防振ハンガーの一実施例を示
す断面図、第3図は従来例と本考案による防振ハ
ンガーとの特性比較を示す線図である。 10……ハンガーフレーム、11……支持ボル
ト、12……押えナツト、13……吊りボルト、
14……ゴム弾性体。
Claims (1)
- 板体を矩形に折り曲げたハンガーフレームと、
このハンガーフレームの下端面に設けられたボル
ト挿通孔に貫通して垂下した支持ボルトと、ハン
ガーフレームと支持ボルトの間に、支持ボルトに
嵌合された状態で介在され、前記ボルト挿通孔に
嵌入された筒状突出部を有する筒形のゴム弾性体
と、支持ボルトに螺合され、筒状突出部の下端面
を押える押えナツトとを備え、ゴム弾性体の筒状
突出部を前記ボルト挿通孔の外方に延設すると共
に、その内周壁に無負荷状態で円弧状にへこんで
いる周溝を設けたことを特徴とする防振ハンガ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980045945U JPS6244009Y2 (ja) | 1980-04-04 | 1980-04-04 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980045945U JPS6244009Y2 (ja) | 1980-04-04 | 1980-04-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56148422U JPS56148422U (ja) | 1981-11-07 |
JPS6244009Y2 true JPS6244009Y2 (ja) | 1987-11-18 |
Family
ID=29641009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980045945U Expired JPS6244009Y2 (ja) | 1980-04-04 | 1980-04-04 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6244009Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH083230B2 (ja) * | 1989-08-04 | 1996-01-17 | 元旦ビューティ工業株式会社 | 建築物における吊下支持装置および吊下支持構造 |
JP2002227506A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-14 | Okamura Corp | 移動間仕切装置 |
JP7240703B2 (ja) * | 2018-05-25 | 2023-03-16 | エヌパット株式会社 | 架台及びそれを用いた施工方法 |
-
1980
- 1980-04-04 JP JP1980045945U patent/JPS6244009Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56148422U (ja) | 1981-11-07 |
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