JPH034789Y2 - - Google Patents

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JPH034789Y2
JPH034789Y2 JP1984128813U JP12881384U JPH034789Y2 JP H034789 Y2 JPH034789 Y2 JP H034789Y2 JP 1984128813 U JP1984128813 U JP 1984128813U JP 12881384 U JP12881384 U JP 12881384U JP H034789 Y2 JPH034789 Y2 JP H034789Y2
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JP
Japan
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vibration
air compressor
rubber
bolt
outer shell
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JP1984128813U
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JPS6143983U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案はダイアフラムポンプのような空気圧縮
機を外殻ケース内に支持する構造に関するもので
ある。
[背景技術] 従来、第5図に示すように駆動部を有する空気
圧縮機1を外殻ケース2内に配置し、外殻ケース
2の底板3に防振ゴム4′を介して空気圧縮機1
の下部を取着していた。ところで防振ゴム4′は
外殻ケース2への振動伝搬を防止するためばね常
数を小さくして使用するケースが多い。この場合
輸送中の落下や振動で空気圧縮機1が動きやすい
ため周囲の外殻ケース2に当たつて損傷したり、
防振ゴム4′の座屈等により空気圧縮機1と外殻
ケース2とが接触して異常音を発生するという欠
点を有していた。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは輸送中等での落
下時に空気圧縮機の移動を少なくし外殻ケース等
との衝突を防ぎ損傷を軽減でき、しかも防振ゴム
の永久歪、座屈等が著しい場合ストツパーとして
の役割を防振ゴムに持たせ外殻ケースと空気圧縮
機との接触による異常音を防止できる空気圧縮機
の支持構造を提供するにある。
[考案の開示] 以下本考案を実施例により詳述する。
1は空気圧縮機であつて、例えばダイアフラム
を振動させて圧縮空気を吐出するダイアフラムポ
ンプである。2は外殻ケースであつて、下部に脚
7を有し、側周部に吐出室8を有し、上面部には
エアクリーナ室9を有する。この外殻ケース2内
には空気圧縮機1が内装される。また、エアクリ
ーナ室9にはフイルタ16を内装してあり、エア
クリーナ室9の上面側には蓋体15をねじ具17
にて取り付けてある。さらに、空気圧縮機1の吐
出管18は吐出室8に連結してある。防振ゴム4
は第2図a,bに示すように内部に空間部5を有
する断面環状に形成され、防振ゴム4の上面に断
面L字状の取り付け金具10の一片を取着してあ
る。そして、この防振ゴム4はボルト11に一体
に取着してある。つまり、ボルト11の略中央部
に形成された鍔部12の上部の棒部13を、防振
ゴム4の空間部5内に突出する形で、鍔部12ま
でを防振ゴム4の下面側から埋入して、防振ゴム
4をボルト11に一体に取着してある。
空気圧縮機1の取付は次のように行う。つま
り、空気圧縮機1の下部に取付金具10にて防振
ゴム4を取着すると共に、ボルト11を外殻ケー
ス2の底板3に挿通し、底板3の下側からナツト
14を螺合して固定する。このため、空気圧縮機
1は防振ゴム4で支持される形で外殻ケース2の
底板3に取り付けられる。従つて輸送中に落下や
大きな衝撃を受けて防振ゴム4が大きく変形しよ
うとしても第3図に示すようにボルト11の棒部
13を空間部5内に突出する形で埋入した部分で
ある突出部6がストツパーとして機能して防振ゴ
ム4が所定以上変形せず空気圧縮機1の移動が制
限され空気圧縮機1が外殻ケース2に当たつたり
しない。つまり突出部6がないと第4図に示すよ
うに防振ゴム4が大きく変形して空気圧縮機1が
大きく移動して空気圧縮機1と外殻ケース2とが
衝突する。
[考案の効果] 本考案は上述のように内部に空間部が形成され
た防振ゴムを、ボルトの頭部側を上記空間部内に
突出する形で埋入してボルトに一体に取着し、ボ
ルトを外殻ケースの底板に挿通固定して防振ゴム
を外殻ケースの底板に取り付け、外殻ケース内に
内装された空気圧縮機を防振ゴムで支持してある
ので、ボルトの頭部側を防振ゴムの空間部内に突
出する形で埋入した部分で防振ゴムが所定状態以
上に変形することを阻止することができ、このた
め輸送中の落下あるいは振動による空気圧縮機の
移動量を少なくでき、従つて外殻ケースと空気圧
縮機との衝突防止により外殻ケース及び外殻ケー
スの両者の損傷を防止できるものであり、しかも
防振ゴムが経年変化や高温時に永久歪あるいは座
屈をおこしたときも突出部がストツパーの機能を
持つので外殻ケースと空気圧縮機との接触による
騒音発生を防止できるものであり、さらに通常の
使用時には空間部により突出部が防振ゴムの内面
に接触せず、突出部が防振性に害を及ぼさないも
のである。また、内部に空間部が形成された防振
ゴムを、ボルトの頭部側を上記空間部内に突出す
る形で埋入してボルトに一体に取着してあるの
で、防振ゴムを挟むようにしてボルトで防振ゴム
を外殻ケースに取り付けるもののように、防振ゴ
ムが強く締め付けられて防振効果が悪化する恐れ
がない利点がある。また、ボルトに防振ゴムが一
体になつているので、ボルトをボルト孔に挿通す
ることで防振ゴムを所定位置に簡単に取り付ける
ことができ、しかも空気圧縮機に予め防振ゴムを
取り付けて空気圧縮機を外殻ケースの底板に固定
する場合にも、防振ゴムを摺動しやすくする摺動
部材などを必要としない利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図
a,bは同上の防振ゴムの正断面図及び側面図、
第3図は同上の動作を説明する断面図、第4図は
第3図の比較例の断面図、第5図は従来例の概略
断面図であつて、1は空気圧縮機、2は外殻ケー
ス、3は底板、4は防振ゴム、5は空間部、6は
突出部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部に空間部が形成された防振ゴムを、ボルト
    の頭部側を上記空間部内に突出する形で埋入して
    ボルトに一体に取着し、ボルトを外殻ケースの底
    板に挿通固定して防振ゴムを外殻ケースの底板に
    取り付け、外殻ケース内に内装された空気圧縮機
    を防振ゴムで支持して成る空気圧縮機の支持構
    造。
JP12881384U 1984-08-25 1984-08-25 空気圧縮機の支持構造 Granted JPS6143983U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12881384U JPS6143983U (ja) 1984-08-25 1984-08-25 空気圧縮機の支持構造

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JP12881384U JPS6143983U (ja) 1984-08-25 1984-08-25 空気圧縮機の支持構造

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JPS6143983U JPS6143983U (ja) 1986-03-22
JPH034789Y2 true JPH034789Y2 (ja) 1991-02-07

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JP12881384U Granted JPS6143983U (ja) 1984-08-25 1984-08-25 空気圧縮機の支持構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100443568B1 (ko) * 2002-08-19 2004-08-09 대영이앤비 주식회사 냉각장치의 압축기 고정장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6017551Y2 (ja) * 1980-01-28 1985-05-29 ダイキン工業株式会社 圧縮機の取付装置

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JPS6143983U (ja) 1986-03-22

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