JPH06323252A - 圧縮機の防振支持装置 - Google Patents

圧縮機の防振支持装置

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Publication number
JPH06323252A
JPH06323252A JP13252693A JP13252693A JPH06323252A JP H06323252 A JPH06323252 A JP H06323252A JP 13252693 A JP13252693 A JP 13252693A JP 13252693 A JP13252693 A JP 13252693A JP H06323252 A JPH06323252 A JP H06323252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
bolt
rubber material
excessive displacement
vibration
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP13252693A
Other languages
English (en)
Inventor
Futoshi Hosogai
太 細貝
Masami Ito
政美 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP13252693A priority Critical patent/JPH06323252A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮機の運転中における防振機能を損なうこ
となく圧縮機の起動時及び運搬中の過大変位を簡単な構
成によって阻止する。 【構成】 ボルト1の下部にこのボルト1と一体又は別
体の過大変位防止部9を設け、この上面とゴム材4の下
面との間に所定の隙間Aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機等に搭載され
る圧縮機の防振支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種圧縮機はその運転中振動して騒音
を発生するので、これを抑制するため、空気調和機の器
筐内において据付ベース上に防振支持装置を介して支持
されている。従って、空気調和機の運搬中圧縮機の変位
が過大になり、これに接続されている冷媒配管に亀裂が
生じるおそれがあるので、これを防止するため、空気調
和機の出荷時、圧縮機とその据付ベースとの間を固定金
具によって連結することによって運搬中における圧縮機
の変位を阻止して置き、空気調和機の据付終了後、固定
金具を取り外して廃却していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、運搬中における圧縮機の過大変位を阻止するため
固定金具を着脱していたので、この固定金具の着脱に手
間及び時間が掛かるとともに空気調和機の据付終了後こ
の固定金具は廃却されてしまうので、コストが嵩むのみ
ならず資源が浪費されるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、据付ベース上に立設されたボルトの外周にコイ
ルバネを遊装し、このコイルバネ上に支持される圧縮機
の据付脚に固定されたゴム材を上記ボルトの上部に遊嵌
して上記ボルトの頂部に締結されたナットにより抜け止
めしてなる圧縮機の防振支持装置において、上記ボルト
の下部にこのボルトと一体又は別体で上記ゴム材の下面
と所定の隙間Aを形成する過大変位防止部を設けたこと
を特徴とする圧縮機の防振支持装置にある。
【0005】上記隙間Aを圧縮機運転中の変位より大き
く、圧縮機起動時及び運搬時の変位より小さく設定する
ことができる。
【0006】上記過大変位防止部をボルトと別体で構成
し、薄膜状部を介して上記ゴム材と一体成形することが
できる。
【0007】
【作用】本発明においては、上記構成を備えているた
め、起動時及び運搬中における圧縮機の過大変位は過大
変位防止部によって阻止され、圧縮機はその運転中所定
の隙間Aの範囲内で変位する。
【0008】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。1
は据付ベース2に立設されたボルト、3はボルト1の外
周に遊装されたコイルバネ、4は圧縮機の据付脚5に固
定されたゴム材、6はボルト1の頂部にナット7によっ
て締結された平座、8は平座6の下面に固定されたゴム
等からなる弾褥材である。
【0009】コイルバネ3の上端はゴム材4の下面に当
接し、下端は据付ベース2に当接している。ゴム材4は
ボルト4の上部に上下動自在に遊嵌され、弾褥材8の下
面に当接することによってボルト1から抜け出るのを阻
止されている。
【0010】ボルト1の下部を大径とすることによって
過大変位防止部9が形成され、この過大変位防止部9の
上面とゴム材4の下面との間には所定の隙間Aが形成さ
れ、かつ、過大変位防止部9の外周面とコイルバネ3の
内周面との間には所定の隙間Bが形成されている。
【0011】そして、隙間A及びBは圧縮機の運転中の
変位よりも大きく、かつ、圧縮機の起動時及び運搬中の
変位よりも小さく設定されている。
【0012】しかして、圧縮機の据付脚5はゴム材4を
介してコイルバネ3上に防振支持され、圧縮機はその運
転中コイルバネ3の伸縮により所定の隙間Aの範囲内で
自由に上下動するが、圧縮機がその起動時及び運搬中上
下に大きく変位しようとしてもゴム材の下面4が過大変
位防止部9の上面に当接するので所定の隙間A以上に過
大変位することはない。
【0013】図2には本発明の第2の実施例が示されて
いる。この第2の実施例においては、ボルト1とは別に
製造された部材10によって過大変位防止部が構成されて
いる。他の構成は図1に示す第1の実施例と同様であ
る。この第2の実施例においては、段付ボルトに代えて
市販のボルト1を使用できるのでボルト1のコストを低
減できる。
【0014】図3には本発明の第3の実施例が示されて
いる。この第3の実施例においては、過大変位防止部11
がゴム材4と薄膜状部12を介して連結され、これら過大
変位防止部11、ゴム材4及び薄膜状部12はゴム等の弾性
材により同時に一体成形されている。他の構成は図2に
示す第2の実施例と同様である。
【0015】この第3の実施例においては、部品点数が
減少するとともに過大変位防止部11及びゴム材4を一挙
に組み立て得るので、コストを低減できる。そして、圧
縮機1の上下動に伴って薄膜状部12が伸縮するので、第
2の実施例と同様の機能を奏しうる。
【0016】
【発明の効果】本発明においては、圧縮機の運転中にお
ける防振機能を損なうことなく、圧縮機の起動時及び運
搬中における過大変位を過大変位防止部によって阻止で
きるので、固定金具が不要となり、その着脱の手間を省
略できるとともに省資源に資することができる。
【0017】上記過大変位防止部をボルトと別体で構成
し、薄膜状部を介してゴム材と一体成形すれば、防振支
持装置の部品点数及び組立工数を低減しうるので、コス
トを節減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
2 据付ベース 1 ボルト 3 コイルバネ 5 据付脚 4 ゴム材 7 ナット 9 過大変位防止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 据付ベース上に立設されたボルトの外周
    にコイルバネを遊装し、このコイルバネ上に支持される
    圧縮機の据付脚に固定されたゴム材を上記ボルトの上部
    に遊嵌して上記ボルトの頂部に締結されたナットにより
    抜け止めしてなる圧縮機の防振支持装置において、上記
    ボルトの下部にこのボルトと一体又は別体で上記ゴム材
    の下面と所定の隙間Aを形成する過大変位防止部を設け
    たことを特徴とする圧縮機の防振支持装置。
  2. 【請求項2】 上記隙間Aを圧縮機運転中の変位より大
    きく、圧縮機起動時及び運搬時の変位より小さく設定し
    たことを特徴とする請求項(1)記載の圧縮機の防振支
    持装置。
  3. 【請求項3】 上記過大変位防止部をボルトと別体で構
    成し、薄膜状部を介して上記ゴム材と一体成形したこと
    を特徴とする請求項(1)記載の圧縮機の防振支持装
    置。
JP13252693A 1993-05-11 1993-05-11 圧縮機の防振支持装置 Withdrawn JPH06323252A (ja)

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JPH06323252A true JPH06323252A (ja) 1994-11-22

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ID=15083362

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100438615B1 (ko) * 2002-01-09 2004-07-02 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 스프링 지지 장치
KR100587810B1 (ko) * 2004-04-19 2006-06-12 현대자동차주식회사 외부충격 흡수를 위한 연료 라인의 마운팅 구조
CN102758759A (zh) * 2012-07-27 2012-10-31 奇瑞汽车股份有限公司 空气压缩机的悬置系统

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100438615B1 (ko) * 2002-01-09 2004-07-02 엘지전자 주식회사 왕복동식 압축기의 스프링 지지 장치
KR100587810B1 (ko) * 2004-04-19 2006-06-12 현대자동차주식회사 외부충격 흡수를 위한 연료 라인의 마운팅 구조
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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20000801