JP2002081377A - 圧縮機の支持装置 - Google Patents
圧縮機の支持装置Info
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- F01C21/007—General arrangements of parts; Frames and supporting elements
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/008—Hermetic pumps
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Vibration Dampers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コストを上げることなく、圧縮機の運転中に
発生する振動を十分に吸収できる圧縮機の支持装置を提
供する。 【解決手段】 圧縮機１の取付孔を有する複数の取付脚
２と、取付脚２の取付孔に各々対応させたねじ孔３ｂを
設けてなるベース３と、取付脚２とベース３の間にあっ
て、胴体部４ｄを蛇腹状に形成し、上面に胴体部内に通
じる開口部４ｂを設け、同開口部４ｂの外側に取付脚２
の取付孔周辺を挟持する挟持部４ａを設け、胴体部内の
下部にボルト６のねじ部の挿通孔４ｃを中央に形成した
基底部４ｅを備えた支持体４と、支持体４の開口部４ｂ
に対応した圧入部材５からなり、支持体４の開口部４ｂ
から基底部４ｅの挿通孔４ｃに挿通されたボルト６をベ
ース３のねじ孔３ｂに螺合することにより支持体４がベ
ース３上に取付けられ、圧入部材５を支持体４の開口部
４ｂから圧入し、圧縮機１を弾性支持する。
発生する振動を十分に吸収できる圧縮機の支持装置を提
供する。 【解決手段】 圧縮機１の取付孔を有する複数の取付脚
２と、取付脚２の取付孔に各々対応させたねじ孔３ｂを
設けてなるベース３と、取付脚２とベース３の間にあっ
て、胴体部４ｄを蛇腹状に形成し、上面に胴体部内に通
じる開口部４ｂを設け、同開口部４ｂの外側に取付脚２
の取付孔周辺を挟持する挟持部４ａを設け、胴体部内の
下部にボルト６のねじ部の挿通孔４ｃを中央に形成した
基底部４ｅを備えた支持体４と、支持体４の開口部４ｂ
に対応した圧入部材５からなり、支持体４の開口部４ｂ
から基底部４ｅの挿通孔４ｃに挿通されたボルト６をベ
ース３のねじ孔３ｂに螺合することにより支持体４がベ
ース３上に取付けられ、圧入部材５を支持体４の開口部
４ｂから圧入し、圧縮機１を弾性支持する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫や空気調和機
に用いる圧縮機の支持装置に関する。
に用いる圧縮機の支持装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】冷蔵庫や空気調和機にはロータリー式ま
たはスクロール式等の回転式圧縮部を内蔵した圧縮機が
使用されている。この圧縮機にあっては、運転時の圧縮
部の動作による振動が同圧縮機の接続配管等を介して拡
大され、騒音が発生する。そこで、例えば図５に示すよ
うに、圧縮機11の下部周辺に設けられた複数の取付脚12
にゴム等の弾性材からなる支持体13を取付け、この支持
体13をベース14に立設したボルト15に通し、ボルト15の
上部にナット16を取付けるようにした支持装置を用いて
圧縮機11の振動を抑えるようになっていた。
たはスクロール式等の回転式圧縮部を内蔵した圧縮機が
使用されている。この圧縮機にあっては、運転時の圧縮
部の動作による振動が同圧縮機の接続配管等を介して拡
大され、騒音が発生する。そこで、例えば図５に示すよ
うに、圧縮機11の下部周辺に設けられた複数の取付脚12
にゴム等の弾性材からなる支持体13を取付け、この支持
体13をベース14に立設したボルト15に通し、ボルト15の
上部にナット16を取付けるようにした支持装置を用いて
圧縮機11の振動を抑えるようになっていた。
【０００３】図６は従来からある支持装置の一例を示し
たもので、ゴム等の弾性材からなり内部を空洞にした支
持体13Ａによって圧縮機11の振動を吸収するようになっ
ているが、このタイプのものは一般に振動の少ない小型
の圧縮機に利用され、大型の圧縮機に対しては防振効果
に限界があった。特に、回転数を広範囲に変化させるイ
ンバータ方式の圧縮機では、その広範な回転数（周波
数）に対応しきれないという問題があった。
たもので、ゴム等の弾性材からなり内部を空洞にした支
持体13Ａによって圧縮機11の振動を吸収するようになっ
ているが、このタイプのものは一般に振動の少ない小型
の圧縮機に利用され、大型の圧縮機に対しては防振効果
に限界があった。特に、回転数を広範囲に変化させるイ
ンバータ方式の圧縮機では、その広範な回転数（周波
数）に対応しきれないという問題があった。
【０００４】そこで、大型の圧縮機やインバータ方式の
圧縮機に対しては、図７に示すように、上下に防振ゴム
13Ｂ、13Ｃを設けると共に、その間に金属製のコイル状
のバネ体17を介して圧縮機11の振動を吸収するようにな
っていたが、このタイプのものは部品数も増え、組立に
時間がかかる等により、コスト的に問題があった。
圧縮機に対しては、図７に示すように、上下に防振ゴム
13Ｂ、13Ｃを設けると共に、その間に金属製のコイル状
のバネ体17を介して圧縮機11の振動を吸収するようにな
っていたが、このタイプのものは部品数も増え、組立に
時間がかかる等により、コスト的に問題があった。
【０００５】図８に示す支持装置は、ゴム等の弾性材か
らなる支持体13Ｄの胴体部13ａを蛇腹状に形成すること
により上記問題点を解消しようとしたものである。
らなる支持体13Ｄの胴体部13ａを蛇腹状に形成すること
により上記問題点を解消しようとしたものである。
【０００６】しかしながら、図８に示すように蛇腹状に
形成された支持体13Ｄを用いたものにおいては、垂直方
向の振動に対しては防振効果があるものの、水平方向の
振動に対しては、ベース14上に立設されたボルト15とそ
の外側の支持体13Ｄとの隙間が小さいため、圧縮機の広
範な振幅に対応できずにボルト15と支持体13Ｄが当たる
恐れもあって防振上に問題があり、それを解決するには
支持体13Ｄに粘度の高い素材を用いることが有効ではあ
るが、粘度を上げれば垂直方向の弾性効果が薄らぎ、振
動を十分に吸収できない恐れがあるという問題があっ
た。
形成された支持体13Ｄを用いたものにおいては、垂直方
向の振動に対しては防振効果があるものの、水平方向の
振動に対しては、ベース14上に立設されたボルト15とそ
の外側の支持体13Ｄとの隙間が小さいため、圧縮機の広
範な振幅に対応できずにボルト15と支持体13Ｄが当たる
恐れもあって防振上に問題があり、それを解決するには
支持体13Ｄに粘度の高い素材を用いることが有効ではあ
るが、粘度を上げれば垂直方向の弾性効果が薄らぎ、振
動を十分に吸収できない恐れがあるという問題があっ
た。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記の問題に鑑み、コストを上げることなく、圧縮機の運
転中に発生する振動を十分に吸収できる圧縮機の支持装
置を提供することを目的としている。
記の問題に鑑み、コストを上げることなく、圧縮機の運
転中に発生する振動を十分に吸収できる圧縮機の支持装
置を提供することを目的としている。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、圧縮機の下部周辺に設けらた取付孔を有す
る複数の取付脚と、同取付脚の取付孔に各々対応させた
複数のねじ孔を設けてなるベースと、前記取付脚と前記
ベースとの間にあって、胴体部を蛇腹状に形成し、上面
に前記胴体部内に通じる開口部を設け、同開口部の外側
に前記取付脚の取付孔周辺を挟持する環状の挟持部を設
ける一方、前記胴体部内の下部にボルトのねじ部の挿通
孔を中央に形成した基底部を備えた支持体と、前記開口
部に対応して下部外周部が前記支持体の上部内面形状に
対応する圧入部材とからなる圧縮機の支持装置におい
て、前記支持体の前記開口部から前記基底部の挿通孔に
挿通されたボルトを前記ベースのねじ孔に螺合すること
により前記支持体がベース上に取付けられ、前記圧入部
材を前記支持体の前記開口部から圧入し、前記圧縮機を
弾性支持するようにしてなる構成とする。
決するため、圧縮機の下部周辺に設けらた取付孔を有す
る複数の取付脚と、同取付脚の取付孔に各々対応させた
複数のねじ孔を設けてなるベースと、前記取付脚と前記
ベースとの間にあって、胴体部を蛇腹状に形成し、上面
に前記胴体部内に通じる開口部を設け、同開口部の外側
に前記取付脚の取付孔周辺を挟持する環状の挟持部を設
ける一方、前記胴体部内の下部にボルトのねじ部の挿通
孔を中央に形成した基底部を備えた支持体と、前記開口
部に対応して下部外周部が前記支持体の上部内面形状に
対応する圧入部材とからなる圧縮機の支持装置におい
て、前記支持体の前記開口部から前記基底部の挿通孔に
挿通されたボルトを前記ベースのねじ孔に螺合すること
により前記支持体がベース上に取付けられ、前記圧入部
材を前記支持体の前記開口部から圧入し、前記圧縮機を
弾性支持するようにしてなる構成とする。
【０００９】また、圧縮機の下部周辺に設けられ取付孔
を有する複数の取付脚と、同取付脚の取付孔に各々対応
させた複数の孔を設けてなるベースと、前記取付脚と前
記ベースとの間にあって、胴体部を蛇腹状に形成し、上
面に前記胴体部内に通じる開口部を設け、同開口部の外
側に前記取付脚の取付孔周辺を挟持する環状の挟持部を
設ける一方、前記胴体部内の下部にリベットの中芯部の
挿通孔を中央に形成した基底部を備えた支持体と、前記
開口部に対応して下部外周部が前記支持体の上部内面形
状に対応する圧入部材とからなる圧縮機の支持装置にお
いて、前記支持体の前記開口部から前記基底部の挿通孔
に挿通されたリベットを前記ベースの孔に締結すること
により前記支持体がベース上に取付けられ、前記圧入部
材を前記支持体の前記開口部から圧入し、前記圧縮機を
弾性支持するようにしてなる構成とする。
を有する複数の取付脚と、同取付脚の取付孔に各々対応
させた複数の孔を設けてなるベースと、前記取付脚と前
記ベースとの間にあって、胴体部を蛇腹状に形成し、上
面に前記胴体部内に通じる開口部を設け、同開口部の外
側に前記取付脚の取付孔周辺を挟持する環状の挟持部を
設ける一方、前記胴体部内の下部にリベットの中芯部の
挿通孔を中央に形成した基底部を備えた支持体と、前記
開口部に対応して下部外周部が前記支持体の上部内面形
状に対応する圧入部材とからなる圧縮機の支持装置にお
いて、前記支持体の前記開口部から前記基底部の挿通孔
に挿通されたリベットを前記ベースの孔に締結すること
により前記支持体がベース上に取付けられ、前記圧入部
材を前記支持体の前記開口部から圧入し、前記圧縮機を
弾性支持するようにしてなる構成とする。
【００１０】そして、前記支持体の基底部の挿通孔の周
縁に上方に突出する凸部を形成した構成とする。
縁に上方に突出する凸部を形成した構成とする。
【００１１】また、前記ボルトの頭部の下面の内側に、
前記支持体の凸部に対応する凹部を形成した構成とす
る。
前記支持体の凸部に対応する凹部を形成した構成とす
る。
【００１２】また、前記圧入部材が前記支持体よりも硬
質の弾性材からなる構成とする。
質の弾性材からなる構成とする。
【００１３】そして、前記ベースの所定位置に前記支持
体の取付けの位置決めとなる凹部を形成した構成とす
る。
体の取付けの位置決めとなる凹部を形成した構成とす
る。
【００１４】更に、前記ボルトと前記支持体の基底部と
の間に、前記支持体の基底部の凸部に対応する凹部を形
成したワッシャーを配設した構成とする。
の間に、前記支持体の基底部の凸部に対応する凹部を形
成したワッシャーを配設した構成とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づき、添付資料を参照して説明する。図１は本発
明による圧縮機の取付状態を示す側面図（Ａ）と、圧縮
機の取付脚を示す斜視図（Ｂ）図と（Ｃ）図であり、図
２は本発明による圧縮機の支持装置の第１の実施例を示
す組立構成図（Ａ）と、要部拡大断面図（Ｂ）図と
（Ｃ）図であり、図３は本発明の第１の実施例の応用例
を示す組立構成図（Ａ）と、要部拡大断面図（Ｂ）図と
（Ｃ）図であり、図４は本発明による圧縮機の支持装置
の第２の実施例を示す組立構成図である。
例に基づき、添付資料を参照して説明する。図１は本発
明による圧縮機の取付状態を示す側面図（Ａ）と、圧縮
機の取付脚を示す斜視図（Ｂ）図と（Ｃ）図であり、図
２は本発明による圧縮機の支持装置の第１の実施例を示
す組立構成図（Ａ）と、要部拡大断面図（Ｂ）図と
（Ｃ）図であり、図３は本発明の第１の実施例の応用例
を示す組立構成図（Ａ）と、要部拡大断面図（Ｂ）図と
（Ｃ）図であり、図４は本発明による圧縮機の支持装置
の第２の実施例を示す組立構成図である。
【００１６】図において、１は圧縮機、２は同圧縮機１
の下部周辺に設けられた取付脚、３はベース、４は上部
を前記取付脚２に取付け、下部をベース３に固定し、前
記圧縮機１を弾性支持する支持体、５は前記取付脚２に
対する前記支持体４の取付状態を強固にするために設け
られた圧入部材である。前記取付脚２の先端部には図１
の（Ｂ）に示すように、前記支持体４を取付けるのに必
要な取付孔２ａ、または、図１の（Ｃ）に示すように、
Ｕ字状にカットされた取付部２ｂがある。
の下部周辺に設けられた取付脚、３はベース、４は上部
を前記取付脚２に取付け、下部をベース３に固定し、前
記圧縮機１を弾性支持する支持体、５は前記取付脚２に
対する前記支持体４の取付状態を強固にするために設け
られた圧入部材である。前記取付脚２の先端部には図１
の（Ｂ）に示すように、前記支持体４を取付けるのに必
要な取付孔２ａ、または、図１の（Ｃ）に示すように、
Ｕ字状にカットされた取付部２ｂがある。
【００１７】図２の（Ａ）は本発明による圧縮機の支持
装置の第１の実施例を示す組立構成図であり、前記支持
体４は弾性を有するゴム系の素材からなり、胴体部４ｄ
を蛇腹状に形成し、上面に前記胴体部内に通じる開口部
４ｂを設け、同開口部４ｂの外側に前記取付脚２の取付
孔２ａ周辺を挟持する環状の挟持部４ａを設ける一方、
前記胴体部内の下部にボルト６のねじ部の挿通孔４ｃを
中央に形成した基底部４ｅを備えた形態になっている。
装置の第１の実施例を示す組立構成図であり、前記支持
体４は弾性を有するゴム系の素材からなり、胴体部４ｄ
を蛇腹状に形成し、上面に前記胴体部内に通じる開口部
４ｂを設け、同開口部４ｂの外側に前記取付脚２の取付
孔２ａ周辺を挟持する環状の挟持部４ａを設ける一方、
前記胴体部内の下部にボルト６のねじ部の挿通孔４ｃを
中央に形成した基底部４ｅを備えた形態になっている。
【００１８】前記圧入部材５は前記支持体４よりも硬質
の弾性材（ゴム系）からなり、下部外周部が前記支持体
４の上部内面形状に対応し、前記支持体４の前記開口部
４ｂから圧入するようになっている。
の弾性材（ゴム系）からなり、下部外周部が前記支持体
４の上部内面形状に対応し、前記支持体４の前記開口部
４ｂから圧入するようになっている。
【００１９】また、前記ベース３には前記支持体４の取
付けの位置決めに利用できるとともに前記ベース３側の
強度アップが図れる円形の凹部３ａが形成され、その中
央に前記取付脚２の取付孔２ａに各々対応させた複数の
突出しねじ孔３ｂが設けられている。
付けの位置決めに利用できるとともに前記ベース３側の
強度アップが図れる円形の凹部３ａが形成され、その中
央に前記取付脚２の取付孔２ａに各々対応させた複数の
突出しねじ孔３ｂが設けられている。
【００２０】前記支持体４の前記開口部４ｂから前記基
底部４ｅの挿通孔４ｃに挿通されたボルト６を前記ベー
ス３の前記突出しねじ孔３ｂに螺合することにより前記
支持体４が前記ベース３上に取付ける構成である。
底部４ｅの挿通孔４ｃに挿通されたボルト６を前記ベー
ス３の前記突出しねじ孔３ｂに螺合することにより前記
支持体４が前記ベース３上に取付ける構成である。
【００２１】そして、図２の要部拡大断面図（Ｂ）に示
すように、前記支持体４の基底部４ｅの挿入孔４ｃは前
記ボルト６の挿通を可能とする小径になっており、前記
挿入孔４ｃの周縁に、上方に突出する凸部４ｆを形成
し、締結時における前記挿入孔４ｃの潰れ等に対して孔
径が縮小される方向で材料が逃げ、前記支持体４の前記
ベース３への固定を確実にさせる。
すように、前記支持体４の基底部４ｅの挿入孔４ｃは前
記ボルト６の挿通を可能とする小径になっており、前記
挿入孔４ｃの周縁に、上方に突出する凸部４ｆを形成
し、締結時における前記挿入孔４ｃの潰れ等に対して孔
径が縮小される方向で材料が逃げ、前記支持体４の前記
ベース３への固定を確実にさせる。
【００２２】一方、図２の要部拡大断面図（Ｃ）に示す
ように、前記ボルト６の頭部の下面の内側に、前記支持
体４の凸部４ｆに対応する凹部６ａを形成すると、更に
確実な固定が可能となる。
ように、前記ボルト６の頭部の下面の内側に、前記支持
体４の凸部４ｆに対応する凹部６ａを形成すると、更に
確実な固定が可能となる。
【００２３】また、図３は本発明の第１の実施例の応用
例を示す組立構成図（Ａ）と、要部拡大断図（Ｂ）図と
（Ｃ）図であり、前記ボルト６と前記支持体４の基底部
４ｅとの間に、前記支持体４の基底部４ｅの凸部４ｆに
対応する凹部８ａを形成したワッシャー８を配設しても
よい。
例を示す組立構成図（Ａ）と、要部拡大断図（Ｂ）図と
（Ｃ）図であり、前記ボルト６と前記支持体４の基底部
４ｅとの間に、前記支持体４の基底部４ｅの凸部４ｆに
対応する凹部８ａを形成したワッシャー８を配設しても
よい。
【００２４】図４は本発明による圧縮機の支持装置の第
２の実施例を示す組立構成図であり、前者との違いは前
記支持体４の前記ベース３への取付を前記ボルト６から
リベット７での締結に置き換えたものである。具体的に
は前記胴体部４ｄを蛇腹状に形成し、上面に前記胴体部
内に通じる前記開口部４ｂを設け、同開口部４ｂの外側
に前記取付脚２の取付孔２ａ周辺を挟持する環状の挟持
部４ａを設ける一方、前記胴体部内の下部にリベット７
の中芯部の挿通孔４ｃを中央に形成した前記基底部４ｅ
に、前記リベット７を前記支持体４の開口部４ｂから前
記基底部４ｅの挿通孔４ｃの孔に挿通させ、前記ベース
３の所定位置に設けられた孔３ｃに挿通し、前記リベッ
ト７の締結により前記支持体４を前記ベース３に取付け
る構成である。
２の実施例を示す組立構成図であり、前者との違いは前
記支持体４の前記ベース３への取付を前記ボルト６から
リベット７での締結に置き換えたものである。具体的に
は前記胴体部４ｄを蛇腹状に形成し、上面に前記胴体部
内に通じる前記開口部４ｂを設け、同開口部４ｂの外側
に前記取付脚２の取付孔２ａ周辺を挟持する環状の挟持
部４ａを設ける一方、前記胴体部内の下部にリベット７
の中芯部の挿通孔４ｃを中央に形成した前記基底部４ｅ
に、前記リベット７を前記支持体４の開口部４ｂから前
記基底部４ｅの挿通孔４ｃの孔に挿通させ、前記ベース
３の所定位置に設けられた孔３ｃに挿通し、前記リベッ
ト７の締結により前記支持体４を前記ベース３に取付け
る構成である。
【００２５】前記支持体４の前記ベース３への取付をリ
ベット７での締結にすることにより、螺合の動作が無く
なり、リベット専用工具の操作により作業が簡単で安定
した品質が得られる。
ベット７での締結にすることにより、螺合の動作が無く
なり、リベット専用工具の操作により作業が簡単で安定
した品質が得られる。
【００２６】以上、二種類の支持装置について説明した
が、前記支持体４の取付手順としては、先ず前記圧縮機
１の前記取付脚２の数に応じた複数の前記支持体４を前
記ベース３に取付け、次に前記取付脚２に形成されてい
る取付孔２ａを前記支持体４の上部に合わせ、前記圧縮
機１の重みを利用して前記支持体４の上部外周を押さえ
ることにより、前記取付脚２の取付孔２ａ周辺が前記支
持体４の上部外周に設けられた挟持部４ａで挟持され、
次に前記支持体４の前記開口部４ｂに前記圧入部材５を
圧入することにより、前記開口部４ｂの内側が広がり、
この広がりによって前記取付脚２と前記支持体４の取付
状態が強化される。
が、前記支持体４の取付手順としては、先ず前記圧縮機
１の前記取付脚２の数に応じた複数の前記支持体４を前
記ベース３に取付け、次に前記取付脚２に形成されてい
る取付孔２ａを前記支持体４の上部に合わせ、前記圧縮
機１の重みを利用して前記支持体４の上部外周を押さえ
ることにより、前記取付脚２の取付孔２ａ周辺が前記支
持体４の上部外周に設けられた挟持部４ａで挟持され、
次に前記支持体４の前記開口部４ｂに前記圧入部材５を
圧入することにより、前記開口部４ｂの内側が広がり、
この広がりによって前記取付脚２と前記支持体４の取付
状態が強化される。
【００２７】本発明による支持装置であれば、圧縮機１
を弾性支持する支持体４の胴体部４ｄが蛇腹状になって
おり、その内部には防振効果を低減させるようなものが
なく、圧縮機の広範な振幅に対しても、その振動を吸収
することができる。
を弾性支持する支持体４の胴体部４ｄが蛇腹状になって
おり、その内部には防振効果を低減させるようなものが
なく、圧縮機の広範な振幅に対しても、その振動を吸収
することができる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したような支持装置であれば、
ベースおよび圧縮機への取付けが簡単で作業性が向上す
るだけでなく、圧縮機の動作に伴う垂直方向の振動に対
する防振効果に加え、水平方向の振動に対する防振にも
十分な効果が得られ、冷蔵庫や空気調和機の圧縮機によ
る騒音をより小さくするのに役立つ。
ベースおよび圧縮機への取付けが簡単で作業性が向上す
るだけでなく、圧縮機の動作に伴う垂直方向の振動に対
する防振効果に加え、水平方向の振動に対する防振にも
十分な効果が得られ、冷蔵庫や空気調和機の圧縮機によ
る騒音をより小さくするのに役立つ。
【図１】本発明による圧縮機の取付状態を示す側面図
（Ａ）と、圧縮機の取付脚を示す斜視図（Ｂ）図と
（Ｃ）図である。
（Ａ）と、圧縮機の取付脚を示す斜視図（Ｂ）図と
（Ｃ）図である。
【図２】本発明による圧縮機の支持装置の第１の実施例
を示す組立構成図（Ａ）と、要部拡大断面図（Ｂ）図と
（Ｃ）図である。
を示す組立構成図（Ａ）と、要部拡大断面図（Ｂ）図と
（Ｃ）図である。
【図３】本発明の第１の実施例の応用例を示す組立構成
図（Ａ）と、要部拡大断面図（Ｂ）図と（Ｃ）図であ
る。
図（Ａ）と、要部拡大断面図（Ｂ）図と（Ｃ）図であ
る。
【図４】本発明による圧縮機の支持装置の第２の実施例
を示す組立構成図である。
を示す組立構成図である。
【図５】従来例による圧縮機の取付状態を示す側面図で
ある。
ある。
【図６】第１の従来例を示す圧縮機の支持装置の組立構
成図である。
成図である。
【図７】第２の従来例を示す圧縮機の支持装置の組立構
成図である。
成図である。
【図８】第３の従来例を示す圧縮機の支持装置の組立構
成図である。
成図である。
１ 圧縮機 ２ 取付脚 ２ａ 取付孔 ２ｂ 取付部 ３ ベース ３ａ 凹部 ３ｂ 突出しねじ孔 ３ｃ 挿通孔 ４ 支持体 ４ａ 挟持部 ４ｂ 開口部 ４ｃ 挿通孔 ４ｄ 胴体部 ４ｅ 基底部 ４ｆ 凸部 ５ 圧入部材 ６ ボルト ６ａ 凹部 ７ リベット ８ ワッシャー ８ａ 凹部
Claims (7)
- 【請求項１】 圧縮機の下部周辺に設けられ取付孔を有
する複数の取付脚と、同取付脚の取付孔に各々対応させ
た複数のねじ孔を設けてなるベースと、前記取付脚と前
記ベースとの間にあって、胴体部を蛇腹状に形成し、上
面に前記胴体部内に通じる開口部を設け、同開口部の外
側に前記取付脚の取付孔周辺を挟持する環状の挟持部を
設ける一方、前記胴体部内の下部にボルトのねじ部の挿
通孔を中央に形成した基底部を備えた支持体と、前記開
口部に対応して下部外周部が前記支持体の上部内面形状
に対応する圧入部材とからなる圧縮機の支持装置におい
て、 前記支持体の前記開口部から前記基底部の挿通孔に挿通
されたボルトを前記ベースのねじ孔に螺合することによ
り前記支持体がベース上に取付けられ、前記圧入部材を
前記支持体の前記開口部から圧入し、前記圧縮機を弾性
支持するようにしてなることを特徴とする圧縮機の支持
装置。 - 【請求項２】 圧縮機の下部周辺に設けられ取付孔を有
する複数の取付脚と、同取付脚の取付孔に各々対応させ
た複数の孔を設けてなるベースと、前記取付脚と前記ベ
ースとの間にあって、胴体部を蛇腹状に形成し、上面に
前記胴体部内に通じる開口部を設け、同開口部の外側に
前記取付脚の取付孔周辺を挟持する環状の挟持部を設け
る一方、前記胴体部内の下部にリベットの中芯部の挿通
孔を中央に形成した基底部を備えた支持体と、前記開口
部に対応して下部外周部が前記支持体の上部内面形状に
対応する圧入部材とからなる圧縮機の支持装置におい
て、 前記支持体の前記開口部から前記基底部の挿通孔に挿通
されたリベットを前記ベースの孔に締結することにより
前記支持体がベース上に取付けられ、前記圧入部材を前
記支持体の前記開口部から圧入し、前記圧縮機を弾性支
持するようにしてなることを特徴とする圧縮機の支持装
置。 - 【請求項３】 前記支持体の基底部の挿通孔の周縁に上
方に突出する凸部を形成したことを特徴とする請求項１
記載の圧縮機の支持装置。 - 【請求項４】 前記ボルトの頭部の下面の内側に、前記
支持体の凸部に対応する凹部を形成したことを特徴とす
る請求項１または３記載の圧縮機の支持装置。 - 【請求項５】 前記圧入部材が前記支持体よりも硬質の
弾性材からなる請求項１または２記載の圧縮機の支持装
置。 - 【請求項６】 前記ベースの所定位置に前記支持体の取
付けの位置決めとなる凹部を形成してなる請求項１また
は２記載の圧縮機の支持装置。 - 【請求項７】 前記ボルトと前記支持体の基底部との間
に、前記支持体の基底部の凸部に対応する凹部を形成し
たワッシャーを配設したことを特徴とする請求項３記載
の圧縮機の支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000270209A JP2002081377A (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 圧縮機の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000270209A JP2002081377A (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 圧縮機の支持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002081377A true JP2002081377A (ja) | 2002-03-22 |
Family
ID=18756684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000270209A Pending JP2002081377A (ja) | 2000-09-06 | 2000-09-06 | 圧縮機の支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002081377A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN105041611A (zh) * | 2015-07-09 | 2015-11-11 | 合肥华凌股份有限公司 | 压缩机脚垫及冰箱 |
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| CN109209870A (zh) * | 2018-11-23 | 2019-01-15 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 静涡旋盘组件和涡旋压缩机 |
| CN110685889A (zh) * | 2018-07-05 | 2020-01-14 | 大宇电子株式会社 | 支承器、包括该支承器的压缩机和包括该支承器的冰箱 |
-
2000
- 2000-09-06 JP JP2000270209A patent/JP2002081377A/ja active Pending
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