JP2001059478A - 圧縮機の支持装置 - Google Patents

圧縮機の支持装置

Info

Publication number
JP2001059478A
JP2001059478A JP11233525A JP23352599A JP2001059478A JP 2001059478 A JP2001059478 A JP 2001059478A JP 11233525 A JP11233525 A JP 11233525A JP 23352599 A JP23352599 A JP 23352599A JP 2001059478 A JP2001059478 A JP 2001059478A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
support
bolt
inner diameter
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11233525A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisanobu Akino
寿信 秋野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP11233525A priority Critical patent/JP2001059478A/ja
Publication of JP2001059478A publication Critical patent/JP2001059478A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストを上げることなく、圧縮機の運転中に
発生する振動を十分に吸収できる圧縮機の支持装置を提
供する。 【解決手段】 圧縮機1の下部周辺に設けた複数の取付
脚2と、同取付脚2に対しベース3上に立設されたボル
ト4と、上部を取付脚2に取付けてボルト4に通し、圧
縮機1を弾性支持する支持体5と、ボルト4の上部に取
付けるナット6とからなる圧縮機1の支持装置におい
て、前記支持体5の下部を蛇腹状に形成すると共に、そ
の外周の上下間に複数のリブ5cを放射状に設けた構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫や空気調和機
に用いる圧縮機の支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫や空気調和機にはロータリー式ま
たはスクロール式等の回転式圧縮部を内蔵した圧縮機が
使用されている。この圧縮機にあっては、運転時の圧縮
部の動作による振動が同圧縮機の接続配管等を介して拡
大され、騒音が発生する。そこで、例えば図1に示すよ
うに、圧縮機1の下部周辺に設けられた複数の取付脚2
にゴム等の弾性材からなる支持体5を取付け、この支持
体5をベース3に立設したボルト4に通し、ボルト4の
上部にナット6を取付けるようにした支持装置を用いて
圧縮機1の振動を抑えるようになっていた。
【0003】図5は従来からある支持装置の一例を示し
たもので、ゴム等の弾性材からなり内部を空洞にした支
持体5Aによって圧縮機1の振動を吸収するようになっ
ているが、このタイプのものは一般に振動の少ない小型
の圧縮機に利用され、大型の圧縮機に対しては防振効果
に限界があった。
【0004】そこで、大型の圧縮機に対しては、図6に
示すように、上下に防振ゴム5A、5Bを設けると共
に、その間にコイル状のバネ体7を介して圧縮機1の振
動を吸収するようになっていたが、このタイプのものは
部品数も増え、組立にも時間がかかる等により、コスト
的に問題があった。
【0005】図7に示す支持装置は、ゴム等の弾性材か
らなる支持体5Cの胴体部(圧縮機1の取付脚2とベー
ス3間)を蛇腹状に形成することにより上記問題点を解
消しようとしたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図7に
示すように蛇腹状に形成された支持体5Cを用いたもの
においては、垂直方向の振動に対しては防振効果がある
ものの、水平方向の振動に対しては防振効果が薄く、そ
れを解決するには支持体5Cに粘度の高い素材を用いる
ことが有効ではあるが、粘度を上げれば垂直方向の弾性
効果が薄らぎ、振動を十分に吸収できないという問題が
あった。したがって、本発明においては、コストを上げ
ることなく、圧縮機の運転中に発生する振動を十分に吸
収できる圧縮機の取付装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、圧縮機の下部周辺に
設けられた複数の取付脚と、同取付脚に対しベース上に
立設されたボルトと、上部を前記取付脚に取付けて前記
ボルトに通し前記圧縮機を弾性支持する支持体と、前記
ボルトの上部に取付けるナットとからなる圧縮機の支持
装置において、前記支持体の下部を蛇腹状に形成すると
共に、その外周の上下間に複数のリブを設けた構成とす
る。
【0008】また、前記リブを放射状に設けた構成とす
る。
【0009】また、前記蛇腹状に形成された支持体の下
部内径を上部内径より大きくした構成とする。
【0010】また、前記ボルトの下部外形を、前記支持
体の下部内径に対応させて大きく形成し、前記ベース上
に突設させた構成とする。
【0011】また、前記ベースに形成する前記ボルトの
挿通孔を前記支持体の下部内径に対応させた大きさの突
き出し孔にした構成とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図4に基づいて説明する。図1は圧縮機の取付状態
を、図2は本発明による圧縮機の取付装置の一例を示し
たものである。図において、1は圧縮機、2は同圧縮機
1の下部周辺に設けられた取付脚、3はベース、4は取
付脚2に対しベース3の所定位置に立設されたボルト、
5は上部を取付脚2に取付けてボルト4に通し、圧縮機
1を弾性支持する支持体、6はボルト4の先端部に取付
けられたナットである。
【0013】取付脚2の先端部には支持体5を取付ける
のに必要な丸い孔(または、U字状にカットされた支持
体取付部)がある。支持体5は弾性を有するゴム系の素
材からなり、上部外周に前記取付脚2の孔周辺を挟持す
るリング状の挟持部5aを設け、下部の胴体部5bを肉
厚がほぼ均一な蛇腹状に形成するとともに、その外周の
上下間に複数のリブ5cを放射状(図3参照)に設けた
形になっている。
【0014】なお、支持体5にはボルト4を通す孔5d
があるが、蛇腹状に形成された支持体5の下部内径は上
部内径に比して2.5 〜3倍になっている。また、ボルト
4の下部外径は支持体5の位置ずれが起きないように、
支持体5の下部内径に近似させた大きさに形成されてい
る。
【0015】図4はもう一つの例を示したもので、前者
との違いはボルト4と、このボルト4を立設するベース
3Aの孔形状のみである。具体的にはベース3Aに形成
するボルト4の挿通孔3aを支持体5の下部内径に対応
させた大きさの突き出し孔にする一方、ボルト4の径を
上下等しくしたことである。このような関係であれば前
記突き出し孔の外周部で支持体5の位置ずれを防止する
ことができ、また、ボルト4の形状が前者に比してより
単純であるため製作およびコスト面でも有利である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したような支持装置であれば、
圧縮機の動作に伴う垂直方向の振動に対する防振効果に
加え、水平方向の振動に対する防振にも効果が得られ、
冷蔵庫や空気調和機の圧縮機による騒音をより小さくす
るのに役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例に係わる圧縮機の取付状態
を示す側面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態を示す圧縮機の取付
装置の垂直断面図である。
【図3】本発明による前記取付装置の支持体の水平断面
図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す圧縮機の取付
装置の垂直断面図である。
【図5】第1の従来例を示す圧縮機の取付装置の垂直断
面図である。
【図6】第2の従来例を示す圧縮機の取付装置の垂直断
面図である。
【図7】第3の従来例を示す圧縮機の取付装置の垂直断
面図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 取付脚 3 ベース 3A ベース 3a 挿通孔 4 ボルト 5 支持体 5a 挟持部 5b 胴体部 5c リブ 5d 孔 6 ナット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機の下部周辺に設けられた複数の取
    付脚と、同取付脚に対しベース上に立設されたボルト
    と、上部を前記取付脚に取付けて前記ボルトに通し前記
    圧縮機を弾性支持する支持体と、前記ボルトの上部に取
    付けるナットとからなる圧縮機の支持装置において、前
    記支持体の下部を蛇腹状に形成すると共に、その外周の
    上下間に複数のリブを設けてなることを特徴とする圧縮
    機の支持装置。
  2. 【請求項2】 前記リブを放射状に形成してなる請求項
    1記載の圧縮機の支持装置。
  3. 【請求項3】 前記蛇腹状に形成された支持体の下部内
    径を上部内径より大きくしてなる請求項1記載の圧縮機
    の支持装置。
  4. 【請求項4】 前記ボルトの下部外形を、前記支持体の
    下部内径に対応させて大きく形成し、前記ベース上に突
    設させてなる請求項1記載の圧縮機の支持装置。
  5. 【請求項5】 前記ベースに形成する前記ボルトの挿通
    孔を前記支持体の下部内径に対応させた大きさの突き出
    し孔にしてなる請求項1記載の圧縮機の支持装置。
JP11233525A 1999-08-20 1999-08-20 圧縮機の支持装置 Pending JP2001059478A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11233525A JP2001059478A (ja) 1999-08-20 1999-08-20 圧縮機の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11233525A JP2001059478A (ja) 1999-08-20 1999-08-20 圧縮機の支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001059478A true JP2001059478A (ja) 2001-03-06

Family

ID=16956414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11233525A Pending JP2001059478A (ja) 1999-08-20 1999-08-20 圧縮機の支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001059478A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100565588B1 (ko) * 2003-02-28 2006-03-29 엘지전자 주식회사 냉장고용 압축기 마운팅 구조
CN100417857C (zh) * 2003-12-12 2008-09-10 乐金电子(天津)电器有限公司 压缩机的固定装置
JP2010031654A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Hitachi Appliances Inc 空気調和機
WO2013111356A1 (ja) * 2012-01-25 2013-08-01 ヤマウチ株式会社 コンプレッサ用支持部材およびそれを用いたコンプレッサ
CN107461325A (zh) * 2017-08-25 2017-12-12 莱克电气绿能科技(苏州)有限公司 一种减震降噪的增压泵组件
CN111237165A (zh) * 2020-02-28 2020-06-05 珠海格力电器股份有限公司 一种减振装置以及制冷设备

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100565588B1 (ko) * 2003-02-28 2006-03-29 엘지전자 주식회사 냉장고용 압축기 마운팅 구조
CN100417857C (zh) * 2003-12-12 2008-09-10 乐金电子(天津)电器有限公司 压缩机的固定装置
JP2010031654A (ja) * 2008-07-25 2010-02-12 Hitachi Appliances Inc 空気調和機
WO2013111356A1 (ja) * 2012-01-25 2013-08-01 ヤマウチ株式会社 コンプレッサ用支持部材およびそれを用いたコンプレッサ
JP2013151996A (ja) * 2012-01-25 2013-08-08 Yamauchi Corp コンプレッサ用防振ゴムおよびそれを用いたコンプレッサ
CN103392072A (zh) * 2012-01-25 2013-11-13 山内株式会社 压缩机用支撑构件和使用了该支撑构件的压缩机
CN107461325A (zh) * 2017-08-25 2017-12-12 莱克电气绿能科技(苏州)有限公司 一种减震降噪的增压泵组件
CN107461325B (zh) * 2017-08-25 2023-09-01 莱克电气绿能科技(苏州)有限公司 一种减震降噪的增压泵组件
CN111237165A (zh) * 2020-02-28 2020-06-05 珠海格力电器股份有限公司 一种减振装置以及制冷设备
CN111237165B (zh) * 2020-02-28 2023-11-17 珠海格力电器股份有限公司 一种减振装置以及制冷设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7465156B2 (en) Apparatus for mounting compressor
JP2002235665A (ja) 圧縮機の支持装置
JP2002021728A (ja) 圧縮機の支持装置
JP2001059478A (ja) 圧縮機の支持装置
US6494430B2 (en) Motor holder including radial and oblique connecting members
JP2002031056A (ja) 圧縮機の支持装置
KR102654461B1 (ko) 차량용 압축기 마운팅 장치
JP2002081377A (ja) 圧縮機の支持装置
JP2000240718A (ja) 圧縮機の振動減衰装置
JP2018135773A (ja) 冷蔵庫
JP2003004099A (ja) 吸振形固定装置
JP2002070777A (ja) 圧縮機の支持装置
KR100526113B1 (ko) 모터용 댐퍼
JP2002195159A (ja) 圧縮機の支持装置
WO2024057811A1 (ja) 空気調和機
JP2008133757A (ja) 空気調和機
JPH0861234A (ja) 電動コンプレッサ用防音装置
JPH0510843U (ja) 圧縮機の防振支持装置
KR20000066525A (ko) 에어컨 실외기의 압축기 고정구조
JPH09151849A (ja) 圧縮機の支持装置
JPH01257778A (ja) 回転型圧縮機の支持装置
KR20020056625A (ko) 밀폐형 압축기 지지장치
JP3462773B2 (ja) 冷凍機ユニット
JP2004286278A (ja) 圧縮機の支持装置
JPH0141963Y2 (ja)