JPH09151849A - 圧縮機の支持装置 - Google Patents

圧縮機の支持装置

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JPH09151849A
JPH09151849A JP33397395A JP33397395A JPH09151849A JP H09151849 A JPH09151849 A JP H09151849A JP 33397395 A JP33397395 A JP 33397395A JP 33397395 A JP33397395 A JP 33397395A JP H09151849 A JPH09151849 A JP H09151849A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compressor
load
stopper
bolt
cushion rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33397395A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsuo Toriyama
悦男 鳥山
Shinichi Masuda
晋一 増田
Takashi Nozu
隆司 野洲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH09151849A publication Critical patent/JPH09151849A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機の運転時に、止め具の軸方向のみなら
ず、圧縮部作動により支持材にかかる荷重の方向に発生
する圧縮機の運転中の振動を、十分に吸収することがで
きる圧縮機の支持装置を提供する 【解決手段】 圧縮機本体1を、止め具としてボルト7
を有する、クッションゴム5でベース9に支持し、この
クッションゴム5はボルト7の軸方向の荷重を吸収する
ことができる蛇腹部5Cを有するとともに、ボルト7の
周りに、圧縮機運転時における圧縮部作動による圧縮機
本体の荷重を吸収することができる円周状の溝5eを有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば被圧縮体が
冷媒である冷凍機や空気調和装置等に用いられる圧縮機
を支持する支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ロータリー圧縮機、スクロール
圧縮機等のように回転式圧縮部を内蔵する回転式圧縮機
は、図6及び図7に示すように、圧縮部(図示せず)を
内蔵する圧縮機本体61に脚部63を設け、脚部63の
上から止め具としてボルト67を通し、このボルト67
によって圧縮機本体61の脚部63をベース69上に固
定するようにしている。ところで、圧縮機にあっては、
圧縮機の運転時には、圧縮部の作動による振動が発生す
る。そのため、従来では、この振動及び、この振動によ
る騒音を防ぐために、圧縮機本体の脚部63にはボルト
の軸方向に弾性を持たせるために、防振材65を設けて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧縮機
運転時において、防振材にかかる圧縮部作動による圧縮
機本体の荷重は、必ずしも、ボルトの軸方向と一致せ
ず、例えばねじれる方向にも作用することがあり、従来
の構成では、圧縮機の振動を十分に吸収することができ
ないという問題がある。
【0004】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する問題点を解消し、圧縮機の運転時に、止め
具の軸方向のみならず、圧縮部作動により支持材にかか
る荷重の方向に発生する圧縮機の運転中の振動を、十分
に吸収することができる圧縮機の支持装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、圧縮機本体を、止め具を有する支持材でベースに支
持し、この支持材は止め具の軸方向、及び、圧縮機運転
時における圧縮部作動による圧縮機本体の荷重を受けて
ねじれる方向に弾性を有することを特徴とするものであ
る。
【0006】請求項2に記載の発明は、圧縮機本体を、
止め具を有するゴム製又は樹脂製の支持材でベースに支
持し、この支持材は止め具の軸方向の荷重を吸収するこ
とができる蛇腹を有するとともに、止め具の周りに、圧
縮機運転時における圧縮部作動による圧縮機本体の荷重
を吸収することができる円周状の溝を有することを特徴
とするものである。
【0007】請求項1及び2に記載の発明によれば、圧
縮機運転時に、止め具の軸方向のみならず、圧縮部作動
による圧縮機本体の荷重を受けてねじれる方向にも、弾
性を有する支持材が設けられるので、圧縮機運転時に、
止め具の軸方向のみならず、圧縮部作動により支持材に
かかる荷重の方向に発生する、圧縮機の運転中の振動を
十分に吸収することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0009】図1において、1はロータリー圧縮機、ス
クロール圧縮機等の圧縮機本体を示している。この圧縮
機本体1には、矢印Aの方向に回転する回転式圧縮部
(図示せず)が内蔵されている。圧縮機本体1には脚部
3が設けられ、この脚部3にはクッションゴム5が装着
されている。このクッションゴム5は、図2に示すよう
に、胴部5aと、この胴部5aの中央で高くなった部分
(以下、「頂部」という。)5bとからなり、この頂部
5bは、図1に示すように、脚部3の穴3aを貫通して
当該脚部3の上面よりも上方に突出している。
【0010】これによれば、結局、圧縮機本体1の脚部
3はクッションゴム5の本体5aにより支持されてい
る。
【0011】このクッションゴム5の構造を詳細に説明
すると、図2及び図3に示すように、クッションゴム5
の胴部5aの外周には、蛇腹部5cが設けてあり、この
蛇腹部5cは軸方向の荷重を吸収する。また、当該クッ
ションゴム5の頂部5bを通って上下に貫通する貫通穴
5dがあけられ、この貫通穴5dには、止め具としてボ
ルト7が通され、このボルト7によって圧縮機本体1の
脚部3はベース9上に固定されている。
【0012】この実施の形態によれば、クッションゴム
5は、ボルト7の軸方向に作用する荷重を吸収するだけ
でなく、ボルト7の軸を中心としてねじれる方向に作用
する荷重をも吸収する構造になっている。
【0013】即ち、クッションゴム5には、頂部5bか
ら軸方向に向かって、貫通穴5dの外側を囲むように円
周状の溝5eが設けられている。この溝5eは、溝5e
の内側の部分20と外側の部分30とを分断し、仮に脚
部3を通じて外側の部分30に圧縮機1からの矢印B方
向(図1)の荷重が作用しても、その荷重は溝5eを介
して外側の部分30だけで吸収するようになっている。
【0014】要するに、この実施の形態によれば、圧縮
機が通常運転している時、ボルト7の軸方向の振動は、
クッションゴム5の蛇腹部5cにより吸収され、圧縮部
の作動によりクッションゴム5にかかる荷重の方向に発
生する圧縮機の振動は、ボルト7の周りの円周状の溝5
eにより吸収される。
【0015】ところで、ここではクッションゴム5にお
ける溝5eは円周状としているのは一実施の形態ににす
ぎず、例えば図4に示すように、同一円周状に一定間隔
で穴45eを設ける等、様々な変形体が考えられる。
【0016】図5は別の実施の形態を示している。
【0017】この実施の形態におけるクションゴム50
には、上記実施の形態のものと同様に、頂部50b、蛇
腹部50c、貫通穴50d、円周状の溝50e等が設け
られている。そして、このクッションゴム50には、更
に、ボルト70が通される貫通穴50dの周りに、蛇腹
部50cの形状に沿って凹む空洞50fが形成されてい
る。これによれば、空洞50fを有するために、軸方向
の荷重を更に吸収しやすい構造になる。この形態とする
ことで、クッションゴム50の剛性が低下したとして
も、上述のように円周状の溝50dが設けられているの
で、ねじれ方向への荷重は十分に吸収される。
【0018】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、圧縮機
本体を、止め具を有し、この止め具の軸方向、及び、圧
縮機運転時における圧縮部作動による圧縮機本体の荷重
を受けてねじれる方向に弾性を有する支持材でベースに
支持しているので、この支持材によって、圧縮機運転時
における、振動を、止め具の軸方向のみならず、圧縮部
作動により支持材にかかる荷重の方向も吸収することが
できるので、圧縮機の運転時の振動を効果的に吸収で
き、更に、騒音を防止することができる。
【0019】請求項2に記載の発明によれば、圧縮機本
体を、ボルトを有し、このボルトの軸方向、及び、圧縮
機運転時における圧縮部作動による圧縮機本体の荷重を
受けてねじれる方向に弾性を有する、ゴム製又は樹脂製
の支持材でベースに支持しているので、この支持材自体
の弾性が加わり、圧縮機運転時における、振動を、止め
具の軸方向のみならず、圧縮部作動により支持材にかか
る荷重の方向も、より一層、吸収することができるの
で、圧縮機の運転時の振動をより一層、効果的に吸収で
き、更に、騒音を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧縮機の支持装置の一実施の形態
を示す斜視図である。
【図2】図1の圧縮機の支持装置を拡大して示す断面図
である。
【図3】図2における、III −III 面で切った断面図で
ある。
【図4】図3の変形例である。
【図5】本発明による、圧縮機の支持装置の別の実施の
形態を示す断面図である。
【図6】従来の圧縮機の支持装置を示す斜視図である。
【図7】図6の圧縮機の支持装置を拡大して示す断面図
である。
【符号の説明】
1 圧縮機本体 3 脚部 5 クッションゴム 5a 本体 5b 頂部 5c 蛇腹部 5d 貫通穴 5e 溝 7 ボルト 9 台板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機本体を、止め具を有する支持材で
    ベースに支持し、この支持材は止め具の軸方向、及び、
    圧縮機運転時における圧縮部作動による圧縮機本体の荷
    重を受けてねじれる方向に弾性を有することを特徴とす
    る圧縮機の支持装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機本体を、止め具を有するゴム製又
    は樹脂製の支持材でベースに支持し、この支持材は止め
    具の軸方向の荷重を吸収することができる蛇腹部を有す
    るとともに、止め具の周りに、圧縮機運転時における圧
    縮部作動による圧縮機本体の荷重を吸収することができ
    る円周状の溝を有することを特徴とする圧縮機の支持装
    置。
JP33397395A 1995-11-29 1995-11-29 圧縮機の支持装置 Pending JPH09151849A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33397395A JPH09151849A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 圧縮機の支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33397395A JPH09151849A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 圧縮機の支持装置

Publications (1)

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JPH09151849A true JPH09151849A (ja) 1997-06-10

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ID=18272067

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JP33397395A Pending JPH09151849A (ja) 1995-11-29 1995-11-29 圧縮機の支持装置

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JP (1) JPH09151849A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100565588B1 (ko) * 2003-02-28 2006-03-29 엘지전자 주식회사 냉장고용 압축기 마운팅 구조
KR100715044B1 (ko) * 2005-09-13 2007-05-09 삼성전자주식회사 세탁기
CN100417857C (zh) * 2003-12-12 2008-09-10 乐金电子(天津)电器有限公司 压缩机的固定装置
CN103392072A (zh) * 2012-01-25 2013-11-13 山内株式会社 压缩机用支撑构件和使用了该支撑构件的压缩机

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KR100715044B1 (ko) * 2005-09-13 2007-05-09 삼성전자주식회사 세탁기
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