JPH11125309A - 真空防振継手 - Google Patents

真空防振継手

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JPH11125309A
JPH11125309A JP9293071A JP29307197A JPH11125309A JP H11125309 A JPH11125309 A JP H11125309A JP 9293071 A JP9293071 A JP 9293071A JP 29307197 A JP29307197 A JP 29307197A JP H11125309 A JPH11125309 A JP H11125309A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大口径であっても剛性の低いベローズを利用
可能とし、高い防振効果を得ることである。 【解決手段】 振動発生源となる真空ポンプと、排気が
施される真空チャンバとを真空排気可能な状態で結合す
る真空防振継手であって、一端側が前記真空ポンプに結
合され、他端側が前記真空チャンバに結合され、内部を
排気通路14とするベローズ11と、このベローズ11
が所定量伸縮方向に圧縮されたとき、このベローズの伸
縮方向への圧縮に逆らうとともに前記伸縮方向以外の方
向の振動を前記べローズに伝える支持装置20を有する
ことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、真空チャンバを真
空ポンプで排気する場合に真空ポンプの振動が真空チャ
ンバに伝達するのを防止する真空防振継手に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、ベローズ単体もしくはベロー
ズとダンパとを組み合わせたものは、伝達する振動を減
衰できることから、防振機能を有する真空防振継手とし
て利用されている。図5は、その使用例を示す断面略図
である。
【0003】図5において、11はベローズ、12はこ
のベローズ11の上部フランジ、13は前記ベローズ1
1の下部フランジ、14は前記ベローズ11の内部の排
気通路、15,16は前記上部,下部フランジ12,1
3に設けられた透孔であり、以上で真空防振継手100
が構成されている。200は排気を施すべき真空チャン
バ、300は真空ポンプである。ベローズ11は真空に
排気されることで上部フランジ12と下部フランジ13
は大気圧により圧縮され、ベローズ11が縮む。この時
ベローズ11の剛性が低いとベローズ11がつぶされて
しまい真空ポンプ300の振動は真空チャンバ200に
直接伝達されて真空防振継手100としての機能を果さ
なくなる。また、ベローズ11の剛性を上げると防振性
能が低くなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ベローズ11が上部フ
ランジ12と下部フランジ13から受ける圧縮力はベロ
ーズ11の開口面積に比例するため、真空防振継手10
0の径が大口径化するに従い、より剛性の高いベローズ
11を使わざるを得ず、防振性能が悪くなってしまう。
【0005】本発明は、このように真空防振継手100
の径が大口径の場合にでも剛性の低いベローズの使用を
可能とし、高い防振性能を実現することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる真空防振
継手は、振動発生源となる真空ポンプと、排気が施され
る真空チャンバとを真空排気可能な状態で結合する真空
防振継手であって、一端側が前記真空ポンプに結合さ
れ、他端側が前記真空チャンバに結合され、内部を排気
通路とするベローズと、このベローズが所定量伸縮方向
に圧縮されたとき、このベローズの伸縮方向への圧縮に
逆らうとともに、前記伸縮方向以外の方向の振動を前記
べローズに伝える支持装置を備えたものである。
【0007】また、この真空防振継手を所定段数重ね合
わせたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕図1は、本発明の真空防振継手の実施
の形態1の基本的構成を示すもので、図1(a)は断面
略図で、端面部分を示し、図1(b)は、図1(a)の
矢印A方向から見た形状の一部分を示す側面図である。
これらの図で図5と同一符号は同一部分を示す。ただし
図1では図5の真空チャンバ200,真空ポンプ300
は省略してある。100Aは本発明による真空防振継手
であり、図5との相違点は一方向に自由な支持装置20
をX軸方向に設けた点である。すなわち21,22は前
記上部フランジ12に固定された支持部、23,24は
前記下部フランジ13に固定された支持部である。支持
部21,23は図1(b)に示す25を線接触による支
点としての作用をする。また、支持部22,24も同じ
く26を線接触による支点としての作用をし、上部フラ
ンジ12と下部フランジ13は線接触による支点25,
26を結ぶ直線、すなわちX軸方向に関して回転可能と
なっている。そして、支持部21と23および22と2
4によりそれぞれ支持装置20が形成されている。
【0009】なお、支点25,26はベローズ11か排
気により所定量伸縮方向に圧縮されたとき線接触により
形成されるもので、ベローズ11の変位が小さいときは
図示はされないが支持部21,23と22,24の部分
が所定の間隔で離れているので支点25,26は支点と
しての作用をしていない。
【0010】次に動作について説明する。図1におい
て、上部が真空チャンバ200に下部が真空ポンプ30
0に接続され排気が行われた場合(図5参照)、上部フ
ランジ12は吸引による負圧により下向きの力が働きベ
ローズ11は圧縮力を受ける。従来はこの力がベローズ
11に加わりベローズ11が縮むのであるが、本発明に
おいては、当初離れていた支持部21,23が接触して
支点25としての作用をするとともに、支点25の部分
で互いに突っ張る。また、支持部22,24も接触して
支点26としての作用をするとともに、支点26の部分
が互いに突っ張るためにベローズ11はこれ以上圧縮を
受けない。このため、剛性の低いベローズ11を使用す
ることが可能となる。そして図1の構成では紙面に垂直
方向、すなわち、支点25,26の線接触の方向と直交
する方向の振動を支点25と支点26を結ぶ直線を中心
軸として上部フランジ12が振り子運動により振動伝達
を減衰させる。
【0011】〔実施の形態2〕図2は、図1に示した真
空防振継手100Aを多段(図示は2段)に接続した実
施の形態2の構成を示すもので、図2(a)は斜視図、
図2(b)は図2(a)の支持装置20の他の形状を示
す斜視図である。この図で、図1と同一符号は同一部分
を示し、100A−1,100A−2は同型の真空防振
継手であるが、各支持装置20の相対位置がずれるよう
にZ軸まわりに90度回転させた状態で真空防振継手1
00A−1,100A−2が2段重ねあわせて接続され
ている。これによって真空防振継手100A−1はY軸
方向の振動をX軸まわりの回転に、真空防振継手100
A−2はX軸方向の振動をY軸まわりの回転に変えるこ
とで防振を図っている。なお、図2ではベローズ11を
簡略化して示してある。また、図2(a)において、支
持装置20は図1と同じ線接触のものが使用され、図2
(b)において支持装置30は、図2(a)のものに代
えて、上部フランジ12に固定された円錐形の支持部3
1,下部フランジ13に固定された円柱形の支持部32
が設けられ、支持部31の支点33が支持部32の円錐
状に凹んだ台面34でピボット軸受のように1点で支持
されている。
【0012】なお、図2(a),(b)においても、ベ
ローズ11の変位が小さいときは、支持部21,23と
31,33の部分が所定の間隔で離れているので、支点
25,33は支点としての作用をしていない。
【0013】図2の構造では振動がある場合、最上面フ
ランジ12と最下面フランジ13が傾くが、図2をさら
に多段に接続することで、最上面フランジ12と最下面
フランジ13の面の平行を保ったままで防振を図ること
ができる。
【0014】〔実施の形態3〕図3は、簡単な構造で2
方向の防振を行う真空防振継手の例で、図3(a)は断
面略図、図3(b)は平面図である。
【0015】図3において、図1と同一符号は同一部分
を示し、100Bは真空防振継手、40は支持装置、4
1は前記上部フランジ12に固定された支持部、42は
前記下部フランジ13に固定された支持部であり、支持
部41の下端部は図示はされないが円錐形に形成され、
支持部42の上端は円柱形に形成されている。そして、
支持部41の円錐形部分の頂点が支点43となって支持
部42の上面で円錐形に凹んだ台面44で、ピボット軸
受けのように1点で支持されている。この一点支持の構
造により図2と同等の2方向の防振が期待できる。
【0016】なお、図3においてもベローズ11の変位
が小さいときは支持部41,42とは支点43と台面4
4の部分が所定の間隔で離れているので支点43は支点
としての作用をしていない。
【0017】
【実施例】図4は、本発明の一実施例を示す2方向の防
振を行う真空防振継手を示すもので、図4(a)は斜視
図、図4(b),(c)は図4(a)のピンの頭部にナ
ットを使用した例を示す断面図である。
【0018】図4(a)において、図1と同一符号は同
一部分を示す。ただし、図4では図5の真空チャンバ2
00,真空ポンプ300およびベローズ11の図示は省
略してある。100Cは真空防振継手で、図1〜図3と
の相違点は上部フランジ12と下部フランジ13との間
に中間リング51を設けたものである。また、上部フラ
ンジ12と下部フランジ13には図1に示すベローズ1
1(図示省略)が取り付けられ、また、外周には突起部
12a,12b,12c,13a,13b13cが外方
に向けて突出して形成されている。なお、図4(a)に
おいては、円周に対して等分に8個所形成されている。
そして、中間リング51の内周は上,下部フランジ1
2,13の外周、すなわち、突起部12a,12b,1
3a,13bの基部とほぼ同じ大きさであり、中間リン
グ51の外側は突起部12a,13aの外側とほぼ同じ
大きさに形成されている。なお、突起部12c,13c
は突起部の位置関係を説明するものに便宣上取り付けた
突起部であり、動作上は不要である。
【0019】また、上部フランジ12のX軸方向と下部
フランジ13のY軸方向に位置する各突起部12a,1
3aには、それぞれナイフエッジが形成された支持装置
60が設けられ、上部フランジ12のX軸方向の支持部
61は中間リング51に対して62を線接触によるエッ
ジ状の支点としており、下部フランジ13のY軸方向の
支持部61も中間リング51に対して62を線接触によ
るエッジ状の支点としている。また、52は前記支点6
2の受けで、線状に形成されている。
【0020】そして、上部フランジ12は支点62によ
ってX軸方向を回転の中心軸として回転可能に、また下
部フランジ13は支点62によってY軸方向を回転の中
心軸として回転可能となっており、X軸方向とY軸方向
の支点62はほぼ同一平面に形成されている。
【0021】また、上部フランジ12と下部フランジ1
3において、X軸とY軸の中間で、支持装置60が設け
られた突起部12a,13aの一方向側に隣り合わせる
各突起部12bにはピン71B,71Dが、突起部13
bにはピン71A,71Cが固着され、これらのピン7
1A〜71Dには頭部72が形成され、かつ、各ピン7
1A〜71Dが貫通する透孔53がそれぞれ中間リング
51に形成されている。そして、各透孔53は各ピン7
1A〜71Dの外径に対して十分に余裕のある内径で形
成され、各ピン71A〜71Dが上下動する場合に各ピ
ン71A〜71Dが接触しないようになっている。
【0022】また、図4(b),(c)は、図4(a)
の各ピン71A〜71Dの上部にねじ73を形成し、か
つ、ねじ73に螺合する2個のナット74,75が設け
られ、ナット74,75がゆるまないようになってい
る。また、図4(c)には軟質の合成樹脂やゴム等から
なるダンパ76が設けられている。
【0023】なお、図4(b),(c)においてはピン
71A,71Cの場合を例にしたもので、図示はされな
いが、ピン71B,71Dの場合は上部フランジ12に
取り付けられるのでピン71B,71Dの位置が逆の位
置になる。
【0024】次に動作について説明する。
【0025】図4(a)において、図示しないベローズ
の変位が小さいときは支持部61と中間リング51とは
支点62と受け52との部分が所定の間隔で離れている
ので支点62は支点としての作用をしていない。
【0026】そして、図示しないベローズが圧縮されて
支点62と受け52とが接触する。さらに、例えば、下
部フランジ13がX軸方向に位置する矢印Bで示す突起
部13cの部分が上方に押されるとすると、Y軸方向に
位置する支点62がY軸を中心軸として回転が発生す
る。この場合、上部フランジ12と中間リング51との
間の位置関係は変化がなく、下部フランジ13の矢印B
部分の突起部13cが中間リング51の方向に上昇する
ので、支点62を中心軸として回転しピン71Aが下降
してピン71Aの頭72が中間リング51に接近する。
このとき、矢印B部分で押される力が小さい場合はピン
71Aの変位が少ないので頭72が中間リング51に接
触することがないが、押される力が大きいとピン71A
の変位が多くなって頭72が中間リング51に接触する
ので、それより大きな力がかかっても中間リング51は
それ以上の変位が生ずることがなく、ピン71A側で図
1に示すベローズ11が所定以上に伸長するのを防止す
る構成になっている。また、下部フランジ13の突起部
13cが矢印B方向と逆方向(下方)に力が加わると、
逆まわりの回転となってピン71Cが下降し、上記に説
明したピン71Aと同様の動作をする。
【0027】また、上部フランジ12がY軸方向に位置
する突起部12cが矢印C部分下方に押されるとする
と、X軸方向に位置する支点62がX軸を中心軸として
回転が発生する。この時下部フランジ13と中間リング
51との間の位置関係は変化がなく、上部フランジ12
の矢印C部分の突起12cが中間リング51の方向に下
降するので支点62を中心軸として回転し、ピン71D
が上昇してピン71Dの頭72が中間リング51に接近
する。また、上部フランジ12の突起部12cが矢印C
方向と逆方向(上方)に力が加わると、逆まわりの回転
となってピン71Bが上昇しピン71Dと同様の動作を
する。
【0028】また、図4(b),(c)に示すように、
ピン71A〜71Dの上方にナット74,75を設けた
ことにより、下部フランジ13が回動する大きさの調節
が可能となっている。
【0029】また、図4(c)に示すように中間リング
51とナット75との間にゴムまたは合成樹脂からなる
軟質の弾性を有するダンパ76を設けることにより、ナ
ット75の当接による衝撃を防いだり、振動による真空
防振継手の共振を制御する。
【0030】このように、図1の真空防振継手100A
ではX軸方向に対しY軸方向の回転軸が空間的に回動す
る位置関係にあり、同一平面内で一方向のみ防振であっ
たが、図4では回転軸が同一平面内で交差する構造とな
っており、2方向の防振が期待できる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の真空防振
継手は振動発生源となる真空ポンプと、排気が施される
真空チャンバとを真空排気可能な状態に結合する真空防
振継手であって、一端側が前記真空ポンプに結合され、
他端側が前記真空チャンバに結合され、内部を排気通路
とするベローズと、このベローズが所定量伸縮方向に圧
縮されたとき、このベローズの伸縮方向への圧縮に逆ら
うとともに、前記伸縮方向以外の方向の振動を前記べロ
ーズに伝える支持装置を有するので、ベローズ両端間を
支持し圧縮力に耐えることでベローズが圧縮されること
を防ぎ、防振効果の高いすなわち剛性の低いベローズを
利用することで効果的に防振を行える。
【0032】また、真空防振継手を多段に重ね合わせた
ので、多方向の振動に対して防振作用をもたせることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の真空防振継手の実施の形態の基本的構
成を示すもので、図1(a)は断面略図、図1(b)は
図1(a)の矢印A方向からを見た形状の一部を示す側
面図である。
【図2】本発明を多段にして2方向の防振を図った真空
防振継手の実施の形態を示す図で、図2(a)は斜視
図、図2(b)は図2(a)の支持装置の他の形状を示
す斜視図である。
【図3】本発明を基にして簡単な構造で2方向の防振を
図った真空防振継手の実施の形態を示すもので、図3
(a)は断面略図、図3(b)は平面図である。
【図4】本発明の一実施例を示すもので、図4(a)は
斜視図、図4(b),(c)は図4(a)のピンの頭部
にナットを使用した例を示す断面図である。
【図5】ベローズを真空防振継手として使用する従来例
を示す断面図である。
【符号の説明】
11 ベローズ 12 上部フランジ 13 下部フランジ 14 排気通路 15,16 透孔 20,30,40,60 支持装置 21,22,23,24,31,32,41,42,6
1 支持部 25,26,33,43,62 支点 51 中間リング 52 受け 71A〜71D ピン 100A,100A−1,100A−2,100B,1
00C 真空防振継手

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動発生源となる真空ポンプと、排気が
    施される真空チャンバとを真空排気可能な状態に結合す
    る真空防振継手であって、一端側が前記真空ポンプに結
    合され、他端側が前記真空チャンバに結合され、内部を
    排気通路とするベローズと、このベローズが所定量伸縮
    方向に圧縮されたとき、このベローズの伸縮方向への圧
    縮に逆らうとともに、前記伸縮方向以外の方向の振動を
    前記べローズに伝える支持装置を備えたことを特徴とす
    る真空防振継手。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の真空防振継手を所定段
    数重ね合わせたことを特徴とする真空防振継手。
JP29307197A 1997-10-27 1997-10-27 真空防振継手 Expired - Lifetime JP3343581B2 (ja)

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