JPH09250781A - 空気調和機の圧縮機固定装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最小限の形状で圧縮機の振動を緩和できると
共に、圧縮機の大きさに応じて台板を変える必要のない
空気調和機の圧縮機固定装置を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 天板８が三角形状で圧縮機５の脚取付孔
６に対応する天板８の位置に圧縮機５の固定用ボルト１
０を設けて取付用架台１１を形成し、取付用架台１１を
台板１２に設け、固定用ボルト１０に防振ゴム１３を嵌
挿して取付脚７を載置し、ナット１４を固定用ボルト１
０に螺合して固定する構成としたことにより、大きさの
異なる圧縮機５を固定するときには、最小限の形状の取
付用架台１１のみを変えることで、大きな形状の台板１
２を変えたりしなくて良くなる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は空気調和機の圧縮機
室に設けられる圧縮機の固定装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、この種の空気調和機の圧縮機固定
装置の一例として図１１および図１２に示すものがあっ
た。

【０００３】図に示すように、圧縮機室１０１に設けら
れる圧縮機１０２の取付脚１０３に挿通孔１０４を設
け、圧縮機室１０１の底板となる台板１０５に圧縮機１
０２の固定用ボルト１０６を設け、この固定用ボルト１
０６に筒状の防振ゴム１０７を嵌挿し、圧縮機１０２の
取付脚１０３の挿通孔１０４を固定用ボルト１０６に嵌
挿して取付脚１０３を防振ゴム１０７上に載置し、ナッ
ト１０８を固定用ボルト１０６に螺合して圧縮機１０２
を台板１０５に固定していた。

【０００４】また、圧縮機を架台を介して台枠に固定す
るものとして特開平５−４４９６３号公報が開示されて
いた。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】このような従来の空気
調和機の圧縮機固定装置は、圧縮機１０２の固定用ボル
ト１０６が台板１０５に直接設けられていたため、圧縮
機１０２の大きさにより台板１０５を変えなければなら
ず部品の共用化ができなかった。

【０００６】また、圧縮機を架台を介して台枠に固定す
る後者においても、圧縮機に対応する部品の共用化がで
きるものではなく構造も大型化するものであった。

【０００７】本発明は上記課題を解決するもので、最小
限の形状で圧縮機の振動を緩和できると共に、圧縮機の
大きさに応じて台板を変える必要のない空気調和機の圧
縮機固定装置を提供することを第１の目的とする。

【０００８】また、第２の目的は大きさの異なる圧縮機
を固定できるように圧縮機の取付用架台の共用化を図る
ことにある。

【０００９】また、第３の目的は大きさの異なる圧縮機
を固定できるように圧縮機室の台板の共用化を図ること
にある。

【００１０】また、第４の目的は構造の簡単な取付用架
台を用いた固定装置を提供することにある。

【００１１】また、第５の目的は構造が簡単で大きさの
異なる圧縮機を固定できる取付用架台を提供することに
ある。

【００１２】また、第６の目的は同一形状の取付用架台
を用いて防振効果をさらに高めることにある。

【００１３】

【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機の圧
縮機固定装置は上記目的を達成するために、圧縮機を三
等分位置に設けた取付脚を介して取付ける天板が三角形
状の取付用架台と、この取付用架台に設けた固定用ボル
トに嵌挿し、圧縮機の取付脚の載置される防振ゴムを備
え、圧縮機室の台板に取付用架台を設け圧縮機を固定す
る構成としたものである。

【００１４】本発明によれば、最小限の形状で圧縮機の
振動を緩和できると共に、圧縮機の大きさに応じて台板
を変える必要のない空気調和機の圧縮機固定装置を提供
できる。

【００１５】また他の手段は、取付用架台の天板の三角
頂点と中心点を結ぶ線上に、同心円周上で中心点より距
離の異なる位置に複数の圧縮機の固定用ボルトの取付孔
を設け、固定用ボルトの取付孔位置を変えることによ
り、大きさの異なる圧縮機を固定する構成としたもので
ある。

【００１６】本発明によれば、大きさの異なる圧縮機を
固定できるように圧縮機の取付用架台の共用化を図るこ
とができる空気調和機の圧縮機固定装置を提供できる。

【００１７】また他の手段は、同心円周上の三等分位置
に、圧縮機の固定用ボルトの取付孔の設けられる圧縮機
室の台板と、この台板に取付けられた固定用ボルトに嵌
挿し、圧縮機の取付脚の載置される防振ゴムとを備え、
前記固定用ボルトの取付孔を中心点から距離の異なる位
置に複数設け、固定用ボルトの取付孔の位置を変えるこ
とにより、大きさの異なる圧縮機を固定する構成とした
ものである。

【００１８】本発明によれば、大きさの異なる圧縮機を
固定できるように圧縮機室の台板の共用化を図ることが
できる空気調和機の圧縮機固定装置を提供できる。

【００１９】また他の手段は、同心円周上の三等分位置
に設けた取付孔を介して圧縮機の取付けられる円形状の
取付用架台と、圧縮機室の台板の同心円周上の三等分位
置に設けられた固定用ボルトと、前記取付用架台に設け
られる固定用ボルトの挿通孔と、前記取付用架台を載置
するように前記固定用ボルトに嵌挿される防振ゴムとを
備え、圧縮機を取付けた前記取付用架台を前記台板に設
けた固定用ボルトにナットを螺合し前記防振ゴムを介し
て固定する構成としたものである。

【００２０】本発明によれば、構造の簡単な取付用架台
を用いた空気調和機の圧縮機固定装置を提供できる。

【００２１】また他の手段は、取付用架台に設けられる
圧縮機の取付脚を取付ける取付ボルトの挿入孔を、放射
方向の長孔状に形成したものである。

【００２２】本発明によれば、構造が簡単で大きさの異
なる圧縮機を固定できる取付用架台を用いた空気調和機
の圧縮機固定装置を提供できる。

【００２３】また他の手段は、取付用架台を制振鋼板で
形成したものである。本発明によれば、同一形状の取付
用架台を用いて防振効果をさらに高めることのできる空
気調和機の圧縮機固定装置を提供できる。

【００２４】

【発明の実施の形態】本発明の請求項１に記載の発明
は、空気調和機の圧縮機室に設けられる圧縮機と、この
圧縮機の同心円周上の三等分位置に設けられた脚取付孔
を有する取付脚と、天板が三角形で周辺に取付片を設
け、前記圧縮機の脚取付孔に対応する天板の同心円周上
の三等分位置に圧縮機の固定用ボルトを設けた取付用架
台と、この取付用架台に設けた固定用ボルトに嵌挿し、
前記圧縮機の取付脚の載置される防振ゴムとを備え、前
記圧縮機室の台板に前記取付用架台を設け、圧縮機を固
定する構成としたものであり、圧縮機は天板が三角形状
に形成され、圧縮機室の台板に設けられる取付用架台上
に防振ゴムを介して固定されることとなり、最小限の形
状の取付架台により防振できると共に、大きさの異なる
圧縮機を取付けるときには、その圧縮機の大きさに対応
する取付用架台を台板に設ければ良くなり、台板全体を
変える必要がなく、台板の占有面積が小さいので、大き
な圧縮機を取付ける場合においても取付が可能となり台
板の共用化を図ることができるという作用を有する。

【００２５】以下、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。 （実施例１）図１〜図４に示すように、熱交換器室１と
電装室２および圧縮機室３を設けた空気調和機の本体４
の圧縮機室３に設けられる圧縮機５の同心円周上の三等
分位置に脚取付孔６を有する取付脚７を設け、天板８が
三角形状で各辺に取付片９を設け、圧縮機５の脚取付孔
６に対応する天板８の同心円周上の三等分位置となる三
角頂点の近傍に圧縮機５の固定用ボルト１０を設けて取
付用架台１１を形成し、圧縮機室３の台板１２に取付用
架台１１を設け、取付用架台１１に設けた固定用ボルト
１０に、圧縮機５の取付脚７が載置される円筒上の防振
ゴム１３を嵌挿して設け、取付脚７を載置したのちに固
定用ボルト１０にナット１４を螺合し固定する構成とす
る。

【００２６】上記構成において、圧縮機５が運転される
と、圧縮機５の振動は取付脚７より圧縮機室３の台板１
２に伝わろうとするが、取付脚７は防振ゴム１３を介し
て取付用架台１１に支持されているので、防振ゴム１３
により取付用架台１１に伝わる振動が緩和され、空気調
和機の本体４に伝わる振動が防止される。

【００２７】また、圧縮機５の大きさが変わり、圧縮機
５の取付脚７に設けられる脚取付孔６の位置が変わった
ときには、取付用架台１１の固定用ボルト１０の配設位
置が脚取付孔６に対向する位置に設けられている取付用
架台１１に変えることにより、圧縮機室３の台板１２を
変えたりしなくても圧縮機５を固定することができる。

【００２８】このように本発明によれば、圧縮機５の脚
取付孔６を設けた取付脚７を三等分位置に設け、圧縮機
５を防振ゴム１３を介して取付ける取付用架台１１の天
板８を三角形状にした最小限の大きさの取付用架台１１
を圧縮機室３の台板１２に設け固定するので、圧縮機５
の大きさが異なった場合においても、圧縮機室３の台板
１２を変える必要がなく、取付用架台１１のみを変える
ことにより対応できると共に、取付用架台１１は最小限
の大きさに形成されているので、圧縮機５が大きくなっ
ても本体４側の形状を変えることなく圧縮機５を設置す
ることができる。

【００２９】（実施例２）図５および図６に示すよう
に、取付用架台１１Ａの天板８の三角頂点と中心点を結
ぶ線上に、同心円周上で中心点より距離の異なる位置に
複数の固定用ボルト１０の取付孔１５を設ける。

【００３０】上記構成において、圧縮機５の大きさが異
なり、圧縮機５の取付脚７の脚取付孔６の位置が変わっ
た場合には、取付用架台１１Ａの天板８に設けた複数の
取付孔１５のうち、圧縮機５の脚取付孔６に対応する取
付孔１５に固定用ボルト１０を設け、防振ゴム１３を介
し圧縮機５の取付脚７を固定する。

【００３１】このように本発明によれば、取付用架台１
１Ａの天板８に、天板８の頂点と中心点を結ぶ線上に複
数の取付孔１５を設けているので、圧縮機５の大きさが
変わり圧縮機５の取付脚７に設けた脚取付孔６の位置が
変わっても固定用ボルト１０を設ける取付孔１５の位置
を変えることにより対応できるので、取付用架台１１Ａ
の共用化を図ることができる。

【００３２】（実施例３）図７および図８に示すよう
に、同心円周上の三等分位置に圧縮機の固定用ボルト１
０の取付孔１５Ａを中心点からの距離の異なる位置にお
いて複数設けて圧縮機室３の台板１２Ａを形成する。

【００３３】上記構成において、圧縮機５を固定すると
きには、圧縮機５の大きさに対応した位置に設けられて
いる台板１２Ａの取付孔１５Ａに固定用ボルト１０を設
け、防振ゴム１３を介して圧縮機５の取付脚７を固定用
ボルト１０に螺合したナット１４により固定する。

【００３４】このように本発明によれば、圧縮機室１の
台板１２Ａに中心点からの距離の異なる位置に固定用ボ
ルト１０の設けられる取付孔１５Ａを複数設けたので、
圧縮機５の大きさが異なった場合においても、固定用ボ
ルト１０の設けられる取付孔１５Ａを選択することによ
り取付けが可能となるので、圧縮機５の大きさが変わっ
ても圧縮機室１の台板１２Ａを共用化することができ
る。

【００３５】（実施例４）図９に示すように、同心円周
上の三等分位置に設けた取付脚７の脚取付孔６を介して
圧縮機５を取付ける取付ボルト１６の挿入孔１７と台板
１２に設けられる固定用ボルト１０により固定されるよ
うに挿入孔１７間に配設された固定用ボルト１０の挿通
孔１８を設け円形状の板材により取付用架台１９を形成
する。

【００３６】上記構成において、圧縮機５を固定すると
きには、圧縮機５の取付脚７に設けた脚取付孔６と取付
用架台１９の挿入孔１７とを合わせ取付ボルト１６にナ
ット２０を螺合して圧縮機５を取付用架台１９に取付
け、台板１２に防振ゴム１３を嵌挿し、防振ゴム１３上
に突出した固定用ボルト１０に取付用架台１９に設けた
挿通孔１８を嵌挿し、ナット２１により圧縮機５を取付
けた取付用架台１９を固定用ボルト１０に防振ゴム１３
を介して固定する。

【００３７】このように本発明によれば、圧縮機５を取
付ける取付用架台１９を円形状の板材で形成しているの
で、圧縮機５を取付ける取付用架台１９の構造を簡単に
することができる。

【００３８】（実施例５）図１０に示すように、円形状
で制振鋼板よりなる取付用架台１９Ａに設けられる圧縮
機（図示せず）を取付ける取付ボルトの挿入孔１７Ａを
放射方向の長孔状に形成する。

【００３９】上記構成において、圧縮機の大きさが異な
った場合には、圧縮機の取付脚位置に対応させて取付ボ
ルトの位置を長孔状の挿入孔１７Ａ内を摺動して決め、
圧縮機を取付けることができる。

【００４０】このように本発明によれば、圧縮機を取付
ける取付ボルトの挿入孔１７Ａを放射方向の長孔状に形
成した取付用架台１９Ａを用いたので、圧縮機の大きさ
が異なった場合においても、取付ボルトの位置を挿入孔
１７Ａの長孔形状を利用して移動し、取付けが可能とな
るので、圧縮機の大きさが変わっても取付用架台１９Ａ
を共用することができる。

【００４１】また、取付用架台１９Ａを制振鋼板により
形成しているので防振効果をさらに高めることができ
る。

【００４２】なお、制振鋼板を実施例４の取付用架台に
用いても良いことはいうまでもない。

【００４３】

【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば天板を三角形状に形成し、圧縮機の取付脚に
設けた取付孔に対応して天板に圧縮機の固定用ボルトを
設けた取付用架台と、この取付用架台に設けた固定用ボ
ルトに嵌挿し、圧縮機の取付脚の載置される防振ゴムと
を備え、圧縮機室の台板に取付用架台を設け圧縮機を固
定するので、最小限の形状で圧縮機の振動を緩和できる
と共に、圧縮機の大きさに応じて台板を変える必要のな
い空気調和機の圧縮機固定装置を提供できる。

【００４４】また、取付用架台の天板の三角頂点と中心
点を結ぶ線上において、同心円周上で中心点より距離の
異なる位置に複数の固定用ボルトの取付孔を設けたの
で、大きさの異なる圧縮機を固定することができ、取付
用架台の共用化を図ることができる。

【００４５】また、圧縮機室の台板に固定用ボルトの取
付孔を、中心点からの距離の異なる位置に複数設けたの
で、圧縮機の大きさが異なっても圧縮機室の台板を共用
できる。

【００４６】また、取付用架台を円形状の板材により形
成したので、取付用架台の構造を簡単にすることができ
る。

【００４７】また、円形状の取付用架台に設けられる圧
縮機の取付ボルトの挿入孔を長孔状に形成したので、大
きさの異なる圧縮機が取付可能となり円形状の取付用架
台の共用化が図れる。

【００４８】また、取付用架台を制振鋼板で形成したの
で、さらに防振効果を高めることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例１の空気調和機の圧縮機固定装
置の構成を示す断面図

【図２】同実施例１の固定装置により固定した圧縮機を
設けた空気調和機の斜視図

【図３】同実施例１の固定装置により固定される圧縮機
の上面図

【図４】同実施例１の固定装置を台板に設けた状態を示
す斜視図

【図５】同実施例２の固定装置の取付用架台の正面図

【図６】同実施例２の固定装置の構成を示す断面図

【図７】同実施例３の固定装置の構成を示す断面図

【図８】同実施例３の固定装置を台板に設けた状態を示
す斜視図

【図９】同実施例４の固定装置の構成を示す一部破断し
た側面図

【図１０】同実施例５の固定装置の取付用架台の正面図

【図１１】従来の圧縮機の固定装置により空気調和機に
設けた状態を示す斜視図

【図１２】同固定装置の構成を示す断面図

【符号の説明】

３ 圧縮機室 ５ 圧縮機 ６ 脚取付孔 ７ 取付脚 ８ 天板 ９ 取付片 １０ 固定用ボルト １１ 取付用架台 １１Ａ 取付用架台 １２ 台板 １２Ａ 台板 １３ 防振ゴム １４ ナット １５ 取付孔 １５Ａ 取付孔 １７ 挿入孔 １７Ａ 挿入孔 １８ 挿通孔 １９ 取付用架台 １９Ａ 取付用架台

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】空気調和機の圧縮機室に設けられる圧縮機
   と、この圧縮機の同心円周上の三等分位置に設けられた
   脚取付孔を有する取付脚と、天板が三角形で各辺に取付
   片を設け、前記圧縮機の脚取付孔に対応する天板の同心
   円周上の三等分位置に圧縮機の固定用ボルトを設けた取
   付用架台と、この取付用架台に設けた固定用ボルトに嵌
   挿し前記圧縮機の取付脚の載置される防振ゴムとを備
   え、前記圧縮機の台板に前記取付用架台を設け圧縮機を
   固定する構成とした空気調和機の圧縮機固定装置。
2. 【請求項２】取付用架台の天板の三角頂点と中心点を結
   ぶ線上に、同心円周上で中心点より距離の異なる位置に
   複数の圧縮機の固定用ボルトの取付孔を設け、固定用ボ
   ルトの取付孔位置を変えることにより、大きさの異なる
   圧縮機を固定する構成とした請求項１記載の空気調和機
   の圧縮機固定装置。
3. 【請求項３】同心円周上の三等分位置に、圧縮機の固定
   用ボルトの取付孔の設けらる圧縮機室の台板と、この台
   板に取付けられた固定用ボルトに嵌挿し、圧縮機の取付
   脚の載置される防振ゴムとを備え、前記固定用ボルトの
   取付孔を中心点から距離の異なる位置に複数設け、固定
   用ボルトの取付孔の位置を変えることにより、大きさの
   異なる圧縮機を固定する構成とした空気調和機の圧縮機
   固定装置。
4. 【請求項４】同心円周上の三等分位置に設けた取付孔を
   介して圧縮機の取付けられる円形状の取付用架台と、圧
   縮機室の台板の同心円周上の三等分位置に設けられた固
   定用ボルトと、前記取付用架台に設けられる固定用ボル
   トの挿通孔と、前記取付用架台を載置するように前記固
   定用ボルトに嵌挿される防振ゴムとを備え、圧縮機を取
   付けた前記取付用架台を前記台板に設けた固定用ボルト
   にナットを螺合し前記防振ゴムを介して固定する構成と
   した空気調和機の圧縮機固定装置。
5. 【請求項５】取付用架台に設けられる圧縮機の取付脚を
   取付ける取付ボルトの挿入孔を、放射方向の長孔状に形
   成した請求項４記載の空気調和機の圧縮機固定装置。
6. 【請求項６】取付用架台を制振鋼板で形成した請求項４
   または５記載の空気調和機の圧縮機固定装置。