JPH0684226U - エアコン用防振架台 - Google Patents
エアコン用防振架台Info
- Publication number
- JPH0684226U JPH0684226U JP3155293U JP3155293U JPH0684226U JP H0684226 U JPH0684226 U JP H0684226U JP 3155293 U JP3155293 U JP 3155293U JP 3155293 U JP3155293 U JP 3155293U JP H0684226 U JPH0684226 U JP H0684226U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- air conditioner
- outdoor unit
- vibration isolation
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 室外機の様々な運転状況に対して防振性能が
損なわれることのない、しかも、室外機性能を損なうこ
とがなく、無駄のないスペースで室外機の設置を可能に
する、エアコン用防振架台を提供する。 【構成】 ベース1上に防振部材2を介して架台3を配
設する空調用防振架台において、ベース1を一体構造と
し、架台3を少なくとも二つ以上に分割したものとな
す。
損なわれることのない、しかも、室外機性能を損なうこ
とがなく、無駄のないスペースで室外機の設置を可能に
する、エアコン用防振架台を提供する。 【構成】 ベース1上に防振部材2を介して架台3を配
設する空調用防振架台において、ベース1を一体構造と
し、架台3を少なくとも二つ以上に分割したものとな
す。
Description
【0001】
この考案は、振動を発生する空調設備の下部に取付けて建物に設置され、空調 設備から建物への振動の伝達を減少させるようにした空調設備用防振架台におい て、特に、複数の室外機を組み合わせて使用するタイプのエアコンに適した防振 架台に関するものである。
【0002】
例えば、ビル用マルチエアコン等において、複数台の室外機が組み合わされて 使用されることがある。従来、この種のエアコン用の防振架台としては、図3に 示すように、複数台の室外機Bをまとめて、一台の防振架台Aに取り付ける方法 と、図4に示すように、室外機B一台ごとに、個別の防振架台Aに取り付ける方 法とが採用されている。ここで、防振架台Aは基礎に固定するベース1と、エア コン室外機Bを取り付ける架台3、及びコイルばね等から成る防振部材2で構成 されている。
【0003】 しかしながら、一台の防振架台に複数台のエアコン室外機を取り付ける方法で は、防振性能での問題が生じる。即ち、全部の室外機が同時運転されることを前 提に、防振部材2のばね定数の選択と配置が設定されているが、ビル用マルチエ アコン等では、一部の室外機が運転休止されることがある。この時、防振部材2 のばね上の重心位置(架台3と複数台のエアコン室外機の各重心の合成された位 置)と、振動源となる運転状態の室外機の位置が離れ、好ましくないピッチング 等の回転運動が発生し、設計通りの防振性能が得られないことが起こるという欠 点がある。
【0004】 また、室外機一台ごとに、個別の防振架台に取り付ける方法では、防振性能で の問題は生じないが、別の欠点が生じる。即ち、エアコン室外機の性能上問題と なる配置をされたり、メンテナンス上必要とされるスペースが設けられなかった り、無駄なスペースができる配置とされたりすることである。
【0005】
そこで、この考案は、上記の欠点を解消するためになされたもので、簡単な構 造で、室外機の様々な運転状況に対して防振性能が損なわれることなく、しかも 、室外機が適切な位置に配置されるエアコン用防振架台を提供することを目的と するものである。
【0006】
上記の目的を達成するための、この考案の構成を実施例である図面の符号を援 用して説明すると、この考案は、一体化されたベース1上に防振部材2を介して 、少なくとも二つ以上の独立した架台3を配設することを特徴とするエアコン用 防振架台である。
【0007】
上記のように構成したエアコン用防振架台において、各架台3は各室外機を独 立して取り付けできるように分割されており、各室外機の重量と重心に応じて、 最適な防振部材2のばね定数の選択と配置が可能となり、設計通りの防振性能が 得られることとなる。しかも、各室外機が適切な位置に配置されるように、各架 台3をあらかじめ設定しておけば、室外機設置位置により生じる、室外機性能及 びスペースの問題も解決される。
【0008】
この考案の一実施例を図面により説明する。図1において、1は建物に固定さ れる防振架台のベースであり、溶融亜鉛めっきされた一体構造の金属製全周枠で ある。2はコイルばね、防振ゴム、コイルばねとゴムの複合ばね等よりなる防振 部材である。3は三台の室外機をそれぞれ取り付ける独立した三つの架台であり 、溶融亜鉛めっきされた金属製全周枠である。しかも、三つの各架台3は、各室 外機が性能上の問題をおこさないように、及び、メンテナンスに必要なスペース を確保し、かつ無駄なスペースができないように適切な位置に配置されている。
【0009】 なお、架台3は、三つに限定されるものではなく、少なくとも二つ以上で構成 されている。また、ベース1及び架台3は溶融亜鉛めっきされた金属製全周枠と されているが、これに限定されるものではなく、FRP等、十分な強度を有し、 錆びの発生しない材料で製作されていれば良い。
【0010】 そして、このように構成された防振架台Aは、図5に示すように、各架台3の 上に各室外機Bを取り付けて使用するものである。
【0011】
以上説明したように、この考案によるときは、架台3は、各室外機を独立して 取り付けできるように分割されており、各室外機の重量と重心に応じて、最適な 防振部材2のばね定数の選択と配置が可能となり、設計通りの防振効果が得られ ることとなる。しかも、各架台3は各室外機が適切な位置に配置されるようにあ らかじめ設定してあるので、室外機設置位置により生じる、室外機性能及びスペ ースの問題も解決される。
【図1】この考案の一実施例の正面図である。
【図2】この考案の一実施例の平面図である。
【図3】従来の防振台の使用状態を示す正面図である。
【図4】別の従来の防振台の使用状態を示す正面図であ
る。
る。
【図5】この考案に係る防振台の使用状態を示す正面図
である。
である。
1 ベース 2 防振部材 3 架台 A 防振架台 B エアコン室外機
Claims (1)
- 【請求項1】 ベース(1)上に防振部材(2)を介し
て架台(3)を配設する空調設備用防振架台において、
ベース(1)を一体構造とし、架台(3)を少なくとも
二つ以上に分割したことを特徴とするエアコン用防振架
台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3155293U JPH0684226U (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | エアコン用防振架台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3155293U JPH0684226U (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | エアコン用防振架台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0684226U true JPH0684226U (ja) | 1994-12-02 |
Family
ID=12334356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3155293U Pending JPH0684226U (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | エアコン用防振架台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0684226U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010048434A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Kurashiki Kako Co Ltd | 空調装置用防振架台 |
JP2012002245A (ja) * | 2010-06-14 | 2012-01-05 | Kurashiki Kako Co Ltd | 防振架台用連結具 |
JP2013257093A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Mitsubishi Electric Corp | 室外ユニットおよびこれを用いた室外機 |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP3155293U patent/JPH0684226U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010048434A (ja) * | 2008-08-19 | 2010-03-04 | Kurashiki Kako Co Ltd | 空調装置用防振架台 |
JP2012002245A (ja) * | 2010-06-14 | 2012-01-05 | Kurashiki Kako Co Ltd | 防振架台用連結具 |
JP2013257093A (ja) * | 2012-06-13 | 2013-12-26 | Mitsubishi Electric Corp | 室外ユニットおよびこれを用いた室外機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7458556B1 (en) | Vibration absorption system | |
JP3122715B2 (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
JPH0684226U (ja) | エアコン用防振架台 | |
JPH07139589A (ja) | 防振架台 | |
US6205804B1 (en) | Compressor mounting system for an air conditioner | |
JPH0736194Y2 (ja) | 振動を発生する装置を搭載するベース | |
JPH0720440U (ja) | 空調設備などの防振台に用いられる耐震ストッパー兼用揺れ止め装置 | |
EP0904984A1 (en) | Device for supporting mobile phone in vehicle | |
JPH0645780Y2 (ja) | 空気調和機の圧縮機支持装置 | |
JPH03144140A (ja) | 空調設備用防振架台 | |
JP3811241B2 (ja) | 吊り天井用支持材 | |
JP3063407U (ja) | 空調設備用防振装置 | |
KR200142858Y1 (ko) | 공기조화기의 방진장치 | |
JPS61117184U (ja) | ||
JP3060639U (ja) | 防振装置 | |
CN216244625U (zh) | 一种中央空调多联机室外机减震安装结构 | |
CN213635157U (zh) | 一种室内显示屏 | |
JP3059792B2 (ja) | 空気調和機の吊下装置 | |
KR200233867Y1 (ko) | 분리형에어콘의실외기지지구조 | |
JPH01222122A (ja) | 天井埋込形空気調和機 | |
JP2001021180A (ja) | 圧縮機の取付装置 | |
JP2005188594A (ja) | 防振装置 | |
JPH09105538A (ja) | エアコン据付け台用防振装置 | |
KR20030055046A (ko) | 다중 공기조화기의 실외기 설치대 | |
JP2590302Y2 (ja) | 冷凍機ユニット |