JPH03144140A - 空調設備用防振架台 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、例えばフリーアクセス床の床下に空調用空気
を円滑かつ静かに供給する事の出来る空調設備用防振架
台に関する。

（従来技術とその問題点） 従来の空調設備用防振架台は、架台上枠上に空調設備を
設置し、空調設備の下面から吹き出した空調用空気をそ
のまま防振架台内に導き、架台上枠と架台下枠との間か
ら床下に吹き出すようにしていた。

しかしながらこの場合、架台上枠の上面開口から空調設
備用防振架台内に吹き込まれた空調用空気は、そのまま
下向きに流れて基礎面に衝突し、熟る後、乱流となって
四方に向い、架台上枠と架台下枠との間の全周から床下
に吹き出すものであり、空調用空気の流れか円滑でなく
て周囲の塵埃等を巻き込みやすく、例えば、フリーアク
セス床上に設置されるコンピュータなどへの前記空調用
空気の床下を通っての供給には問題があった。

又、前記床下設置型の空調設備用防振架台は床の高さが
まちまちであるために床の高さに合わせた寸法の空調設
備用防振架台を個別に用意しなければならないと言う問
題点もあった。

（本発明の目的） 本発明はかかる従来例の問題点に鑑みてなされたちので
、その目的とするところは、周囲の塵埃を巻き込まず、
空調用空気を静かに床下に流す事のできる空調設備用防
振架台を提供するにある。

又、他の目的は１種類で総ての寸法の床高さに適応する
事の空調設備用防振架台を提供するにある。

（問題点を解決する為の手段） 本発明はかかる従来例の問題点を解決するために、 ■床面（１）より下方に配置され、ほぼ床面（１）に合
わせて設置された空調設備（２）を担持して空調設備（
２）の防振を行う空調設備用防振架台（Ａ）に於いて、 ■床下の基礎面（３）ｌに架台下枠（４）を設置し、■
防振具（５）を介して架台下枠（４）上に架台上枠（ｌ
Ｏ）を配設し、 ■架台上枠（ｌＯ）上に設置された前記空調設備（２）
の下面吹き出し口（６）に連通ずる上面開口（７）を架
台上枠（１０）に開設し、 ■床下に空調用空気（９）を吹き出すための床下吹き出
し口（８）を前記架台上枠（１０）と架台下枠（４）と
の間の測面に開設し、 ■前記上面開口（７）から流入した空調用空気（９）を
床下吹き出し口（８）に導くためのガイド（１１）を上
面１）Ｆ４０（７）と床下吹き出し口（８）との間に配
置する。

、と言う技術的手段を採用している。

又、請求項■ては、 ■請求項■に記載の空調設備用防振架台（Ａ）に於いて
、 ■前記架台下枠（４）を、下枠本体（４ｂ）と、■下枠
本体（４ｂ）の４隅に設けられた防振具載置用下枠ブロ
ック（４ａ）とで構成し、空調設備用防振架台（Ａ）設
置場所の床面（１）の高さに合わせて前記下枠ブロック
（４ａ）の高さを選定可能とした。

、と言う技術的手段を採用している。

（作　　用） ■床下の基礎面（３）上に空調用防振架台（Ａ）を設置
すると共に架台上枠（１０）上に空調設備（２）を設置
し、空調設備（２）と架台上枠（１０）とを例えばスポ
ンジや柔らかいゴム等の弾性材のようなもので接続する
。

■空調設備（２）の下面吹き出し口（６）から吹き出さ
れた空調用空気（９）は、空調用防振架台（Ａ）の上面
開口（７）を通り、続いてガイド（１１）に沿って流れ
、床下吹き出し口（８）からフリーアクセス床（Ｂ）に
吹き出される。

■フリーアクセス床ＣＢ）の床下に吹き出された空調用
空気（９）はフリーアクセス床（Ｂ）の床下を流れてフ
リーアクセス床（Ｂ）上に設置された例えばコンピュー
タの冷却用空気（９）としてフィルタを介−でコンピュ
ータ内に吸引される。

■この時、カイｌ”（１１）に沿って流れる空調用空気
（９）はある程度層流となって流れ、周囲の塵埃を巻き
込む事が少ない。

■又、設置すべき場所の床の高さは建物によって相違す
るが、その場合は下枠ブロック（４ａ）の高さを調節す
ることにより合致させる。これにより、他の部品は床の
高さに関係なく共通部品となり、１種類の空調設備用防
振架台（Ａ）で総ての床高さに適応させる事が出来るも
のである。

（実　施　例） 以下、本発明を図示実施例に従って詳述する。

第１図は、本発明の第１実施例で、室内床下に設置され
る場合である。本発明にかかる空調設備用防振架台（Ａ
）は、架台下枠（４）、防振具（５）、架台下枠（４）
並びにガイド（■１）で構成されている。

架台下枠（４）は、矩形の下枠本体（４ｂ）とその４隅
に立設された下枠ブロック（４ａ）とて構成されている
。下枠ブロック（４ａ）は第６図に示すように型鋼を切
断したちので、下枠ブロック（４ａ）上面の取付プレー
ト（１２）に防振具（５）とストッパボルト（■３）と
か取り付けられている。前記下枠ブロック（４ａ）はフ
リーアクセス床ＣＢ）の高さに合わせて切断されるよう
になっており、この下枠ブロック（４ａ）かフリーアク
セス床（Ｂ）に対する高さ調整機能を有している。

架台上枠（１０）は、矩形の上枠本体（１０ｂ）とその
４隅に設けられた上梓ブロック（１０ａ）とで構成され
ている。上枠ブロック（１０ａ）は第５．６図に示すよ
うに２字状に折り曲げた鋼板をブロック本体（１０ｃ）
の入隅に溶接したちので、この上枠プレートの上段部（
１４）に防振具（５）が取り付けられており、架台上枠
（１０）を担持している。同時に下段部（１５）に穿設
された透孔に前記ストッパボルト（■３）の上端か挿通
されており、ストッパゴム（１６）ヲ介して前３己戻り
止めナツト０７）が螺着されている。

戻り止めナツト（１７）と下段部（１５）との間は隙間
が設けられており、ストッパゴム（１６）は緩く止まっ
ている。

防振具〔５）は第６図に示すように上方開口の内筒体０
８）と、下方開口で前記内筒体（１８）に外嵌された外
筒体０９）と、内部に収納されたばね体（２ｏ）とで構
成されている。内筒体（１８）の上縁には、例えば硬度
の低いネオブレンゴムのようなモノテ形成された伸性部
材（２１）が嵌め込まれている。この４１ａ１性部材（
２■）は、円筒状基体（２３）の上端外周に全周にわた
って弾性筒（２２）が形成されたもので、この弾性筒（
２２）が外筒体（■９）の内周に弾接している。

この弾性筒（２２）は、第７図に示すように、外筒体（
１９）の外周縁に向けて傘状に下り傾斜となっている。

更に、円筒状基体（２３）の下面には全周にわたって嵌
入溝（２４）が凹設されている。内筒体（１８）の中心
には嵌含孔か穿設されており、内筒体（１８）の下面に
敷設したゴムバット（２６）の取付突起（２７）を圧入
している。このゴムパッド（２６）の下面は波型の凹凸
か形成されており、下面取付ナツト（２８）が取付突起
（２７）の中心にインサートされていて下枠ブロック（
４ａ）の取付プレート（１２）にボルト止めされている
。同様に外筒体（１９）の上面にもゴム座（２９）か取
付突起（２７）にて装着されており、ゴム座（２９）の
中心に植設された植え込みボルト（３０）によって上段
部（１４）に取り付けられている。

次に、ストッパボルト（１３）について説明する。

ストッパボルト（１３）の中央には、六角形の回転用ス
パナ掛け（３１）か設けられており、その上端に戻り市
めナツト（１７）が螺入されており、更に下端に角ワッ
シャ付き六角ボルト（３２）と固定ナツト（３３）とか
螺着されている。架台下枠（４）の取付プレート（１２
）にはストッパボルト用通孔（３４）方が穿設されてお
り、このストッパボルト用通孔（３４）に合わせて取付
プレート（１２）の下面に回り止め（３５）が設けられ
ていて前記角ワッシャ付き六角ナツト（３２か回転しな
いように収納されており、固定ナンド（３３）とで取付
プレート（１２）を挟持してストッパボルト（１３）を
取付プレート（］２）に立設している。ストッパボルト
（１３）の上端は下段部（■５）に穿設された透孔に挿
通されており、ストッパゴム（１６）を介して前Ｘｔ２
戻り止めナンド（１７）か螺着されていて架台」二＃４
’（１０）の自由度は確保しつつ地震などの太き一系動
に対しては架台上枠（１０）が脱落しないよう、二・！
証しているちのである。

ここで、架台上枠（■０）の上枠本体（１０ｂ）に囲ま
れた部分が上面開口（７）であり、架台上枠（１０）と
架台下枠（４）との間の間隙が床下吹き出し口（８）で
ある。

ガイド（１１）は、第１実施例では板材を湾曲させたち
ので、架台下枠（４）の前記床下吹き出し口（８）の下
部に形成された凹溝と上面開口（７）の背部に設けられ
た凹溝との間に板材を湾曲させて嵌め込んである。ガイ
ド（１１）は通常、ポリカーボネーや強化プラスチック
ス、塩化ビニル系特殊樹脂板等か使用される。薄鋼板等
を使用すると板振動により騒音を発するものであり、又
、通常の塩化ビニルを使用した場合は割れると言う問題
点がある。

而して、床下の基礎面（３）上に架台下枠（４）を設置
すると共に防振具（５）を介して架台下枠（４）上に架
台上枠（１０）を配設し、架台上枠（１０）上に空調設
備（２）を設置し、空調設備（２）と架台−上枠（１０
）とを例えばスポンジや柔らかいゴム等の弾性材のよう
なしので接続し、空調設備（２）から吹き出す空気（９
）か漏れないようにする。前記空調設（ｉｆｆ　（２）
の空調用空気（９）は、下面吹き出し口（６）から吹き
出され、続いてガイド（１１）に沿って流れ、床下吹き
出し口（８）からフリーアクセス床ＣＢ）に吹き出され
る。フリーアクセス床（Ｂ）の床下に吹き出された空調
用空気（９）はフリーアクセス床（Ｂ）の床下を流れて
フリーアクセス床（Ｂ）上に設置された例えばコンピュ
ータの冷却用空気（９）としてフィルタを介してコンピ
ュータ内に吸引される。

第８図は本発明の第２実施例で、空調設備（２）と空調
設備用防振架台（Ａ）とを室外に配置し、ガイド（１１
）をダクトとして壁を貫通してフリーアクセス床（Ｂ）
下に空調用空気（９）を供給した例である。

（効　　果） 本発明は、架台上枠上に設置された前記空調設備の下面
吹き出し口に連通ずる上面開口を架台上枠に開設すると
共に床下に空調用空気を吹き出すための床下吹き出し口
を前記架台上枠と架台下枠との間の側面に開設し、前記
上面開口から流入した空調用空気を床下吹き出し口に導
くためのガイドを上面開口と床下吹き出し口との間に配
置しであるので、空調用空気は前記ガイドにｌＯって流
れ、床下吹き出し口からある程度層流となり床下から吹
き出され、周囲の塵埃を巻き込むことが少なく、その拮
果、例えばコンピュータのような精密機器に冷却用空気
を供給する事か出来るものである。

又、架台下枠を、下枠本体と、下枠本体の４隅に設けら
れた防振具載置用下枠ブロックとで構成し、空調設備用
防振架台設置場所の床面の高さに合すせて前記下枠ブロ
ックの高さを選定可能としたので、ブロックのみを選定
するたけて床の高さに合わせる事が出来、Ｉ種類の空調
設備用防振架台（Ａ）で総ての床に合わせて設置出来る
と言う利点かある。

【図面の簡単な説明】

第を図・・・本発明にかかる空調設備用防振架台ｅを室
１勾内＋１ｌｌｌに配置した場合の斜視図、第２図・・
・本発明にかかる空調設備用防振架台の■実施例の平面
図、 第３図・・第２図の正面図、 第４図・・・第２図の側面図、 第５図・・・第３図のブロック部分の拡大正面図、第６
図・・・第５図の側面図、 第７図・・・本発明に使用する防振具の１実施例の断面
図、 第８図・・・本発明にかかる空調設備用防振架台を室外
側に配置した場合の斜視図。 （Ａ）・・・空調設備用防振架台 （Ｂ）・・・フリーアクセス床 （１）・・・床面　　　　　（２）・・・空調設備（３
）・・・基礎面（３）　　　　（４）・・・架台下枠（
４ａ）・・・下枠ブロック　（４ｂ）・・・下枠本体（
５）・・防振具　　　　（６）・・・下面吹き出し口（
７）・・上面開口　　　（８）・・・床下吹き出し口（
９）・・・空調用空気　　（１０）・・・架台上枠（１
０ａ）・・・上枠ブロック　（１０ｂ）・・・上枠本体
（１０ｃ）・・・ブロック本体 （１１）・・・ガイド　　　　（１２）・・・取付プレ
ート（１３）・・・ストッパボルト（１４）・・・上段
部（１５）・・・下段部　　　　（１６）・・・ストッ
パゴム（１７）・・・戻り止めナツト　（１８）・・・
内筒体（２０）・・・ばね体 （２２）・・・弾性間 （２４）・・・嵌入溝 （２６）・・・ゴムパッド （２８）・・・下面取付ナラ （３０）・・・植え込みポル （２１）・・・外筒体 （２１）・・弾性部材 （２３）・・・円筒状基体 （２５）・・・嵌合孔 （２７）・・・取付突起 （２９）・・・ゴム座 （３１）・・・スパナ掛け （３２）・・・角ワッシャ付き六角す （３３）・・・固定ナツト　（３４）・・・ス（３５）
・・・回り止め ト ト ト トッパボルト用通孔

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）床面より下方に配置され、ほぼ床面に合わせて設
   置された空調設備を担持して空調設備の防振を行う空調
   設備用防振架台に於いて、床下の基礎面上に架台下枠を
   設置すると共に防振具を介して架台下枠上に架台上枠を
   配設し、架台上枠上に設置された前記空調設備の下面吹
   き出し口に連通する上面開口を架台上枠に開設すると共
   に床下に空調用空気を吹き出すための床下吹き出し口を
   前記架台上枠と架台下枠との間の側面に開設し、前記上
   面開口から流入した空調用空気を床下吹き出し口に導く
   ためのガイドを上面開口と床下吹き出し口との間に配置
   してなる事を特徴とする空調設備用防振架台。
2. （２）請求項（１）に記載の空調設備用防振架台に於い
   て、前記架台下枠を下枠本体と、下枠本体の４隅に設け
   られた防振具載置用下枠ブロックとで構成し、空調設備
   用防振架台（Ａ）設置場所の床面の高さに合わせて前記
   下枠ブロックの高さを選定可能とした事を特徴とする空
   調設備用防振架台。