JP3060639U - 防振装置 - Google Patents

防振装置

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JP3060639U
JP3060639U JP1998010695U JP1069598U JP3060639U JP 3060639 U JP3060639 U JP 3060639U JP 1998010695 U JP1998010695 U JP 1998010695U JP 1069598 U JP1069598 U JP 1069598U JP 3060639 U JP3060639 U JP 3060639U
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Inventor
崇 舟木
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ヤクモ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、振動発生体が生成する振動を効率良
く防振でき、簡易な構成手段をもって上架台の上に載置
される機器類等の据え付けレベルを容易に微調整可能で
あるとともにサージング防止可能な耐久性に優れた防振
装置を提供するものである。 【解決手段】本考案の防振装置は、床面上に配置される
下架台Aと、この下架台Aと適当な間隔をもってその上
方に対向配置される上架台Bと、前記下架台Aと上架台
Bとの間に配置したコイルバネを用いた所定個数の防振
部5からなる防振機構部1と、前記防振機構部1の各コ
イルバネの外周に密着被覆した弾性材からなるカバー体
4と、前記上架台Bの下面側に上端を固着し、前記コイ
ルバネ内に垂下したネジ体7と、該ネジ体7に螺合され
回動することで前記コイルバネの荷重に対する弾力調整
を可能とした調整ナット9とを具備する弾力調整部6
と、前記下架台Aと上架台Bとの間に配置され、前記上
架台Bに対して振幅制御を行う制振機構部2とを有する
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】
本考案は、振動発生体(プレス機等の適宜機器類等)を防振すべき防振部材類 を配置した機構装置に適用される防振装置に関し、詳しくは、振動発生体が生成 する振動を効率良く防振するようにした防振装置に関するものである。
【従来の技術】
従来、この種の防振装置としては各種手段を採用した種々のものが提案されて いる。 しかし、上架台の上に載置される機器類等のレベルを容易に微調整することが 困難で、更にサージング防止の点からも難点がある。
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、振動発生体が生成する振動を効 率良く防振でき、簡易な構成手段をもって上架台の上に載置される機器類等の据 え付けレベルを容易に微調整可能としたと共に、重い荷重に対しても後記各部の 組み合わせ構造によりコンパクトな形態でもって荷重を支持し防振でき、サージ ング防止可能とし、耐久性に優れた防振装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案の防振装置は、床面上に配置される下架台と、下架台と適 当な間隔をもってその上方に対向配置される上架台と、下架台と上架台との間に 配置したコイルバネを用いた所定個数の防振部からなる防振機構部と、前記上架 台の下面側に上端を固着し、前記防振機構部のコイルバネ内に垂下したネジ体と 、このネジ体に螺合され回動することで、前記防振機構部のコイルバネの前記上 架台上に載置される機器類等の荷重に対する弾力調整を可能とした調整ナットと を具備する弾力調整部と、前記下架台と上架台との間に配置され前記上架台に対 して振幅制御を行う制振機構部とを有することを特徴とし、前記弾力調整部をも って上架台の上に載置される機器類等の据え付けレベルを容易に微調整可能とし たことを特徴とするものである。 請求項1記載の考案によれば、前記コイルバネを用いた所定個数の防振部から なる防振機構部による防振機能により振動発生体が生成する振動を効率良く防振 でき、また、簡易な構成手段をもって上架台の上に載置される機器類等の据え付 けレベルを容易に微調整することができ、しかも、優れた耐久性を発揮させるこ とができる。 請求項2記載の考案の防振装置は、床面上に配置される下架台と、下架台と適 当な間隔をもってその上方に対向配置される上架台と、下架台と上架台との間に 配置したコイルバネを用いた所定個数の防振部からなる防振機構部と、前記防振 機構部の各コイルバネの外周に密着被覆した弾性材からなるカバー体と、前記上 架台の下面側に上端を固着し、前記防振機構部のコイルバネ内に垂下したネジ体 と、このネジ体に螺合され回動することで、前記防振機構部のコイルバネの前記 上架台上に載置される機器類等の荷重に対する弾力調整を可能とした調整ナット とを具備する弾力調整部と、前記下架台と上架台との間に配置され、前記上架台 に対して振幅制御を行う制振機構部とを有することを特徴とし、前記弾力調整部 をもって上架台の上に載置される機器類等の据え付けレベルを容易に微調整可能 としたとともに、前記各コイルバネの外周に密着被覆したカバー体をもってサー ジング防止可能としたことを特徴とするものである。 請求項2記載の考案によれば、前記コイルバネを用いた所定個数の防振部から なる防振機構部による防振機能により振動発生体が生成する振動を効率良く防振 でき、また、簡易な構成手段をもって上架台の上に載置される機器類等の据え付 けレベルを容易に微調整可能としたとともに、サージング防止可能とし、しかも 、優れた耐久性を発揮させることができる。
【考案の実施の形態】
以下に、本考案の実施の形態を詳細に説明する。 図1は、本考案の実施の形態の防振装置を示すものである。 本防振装置は、図2に示すように、床面上に配置される下架台Aと、この下架 台Aと適当な間隔をもってその上方に対向配置される上架台Bとを有し、上架台 B上に搭載されるプレス機等の適当な振動発生体からの振動を防振するようにし たものである。 本防振装置は、プレス機、コンプレッサー、ポンプ、送風機、射出成型機等の 各種の振動を伴う機器に適用される。 本防振装置は、前記下架台A及び上架台Bと、下架台A、上架台B間に配置し た防振機構部1と、制振機構部2とを有している。 前記防振機構部1は、図4等に示すように、コイルバネにより構成され、下架 台A上に立設した防振バネ3と、この防振バネ3の外周を密着被覆するサージン グ防止用の弾性体で円筒形状のカバー体4とからなる防振部5を、下架台A、上 架台B間に例えば4箇所に亘って所定の配置で設けた構成となっている。 また、各防振部5の上端部と、上架台Bの下面との間には、前記防振バネ3の 弾力を調整する弾力調整部6を設けている。 弾力調整部6は、上架台Bの下面側に上端を固着し、防振バネ3内に下端を垂 下したネジ体7と、防振部5の上端部と、上架台Bの下面との間において前記ネ ジ体7に螺合されるとともに、下端部を前記防振バネ3の上端に配置したワッシ ャ8に当接させた調整ナット9とを具備し、この調整ナット9を回すことで前記 防振バネ3の高さ寸法、従って上架台Bに加わる荷重に対する弾力を調整するこ とが可能となっている。前記弾力調整部6の調整ナット9の回動をもって、防振 バネ3のたわみ量を容易に変えることができるので、上架台の上に載置される機 器類等の据え付けレベルを容易に微調整可能となる。 前記防振機構部1のカバー体4は、ゴミや異物が防振バネ3の部分に入ること を防止し、また、サージングを防止するメカニカルサスペンションとして機能す るようになっている。 前記制振機構部2は、図3に示すように、上架台Bの下面に垂下した各垂直部 材10の間に配置されている。 即ち、制振機構部2は、各垂直部材10に各々一端が添設され、他方の端面に 各々平板12を添設した一対の摩擦体11と、垂直部及び底部を有し、垂直部を 前記各平板12に接合した一対の押圧板13と、一対の押圧板13を各々下架台 A側に押圧するコイルバネを用いた一対の弾性体14と、一対の押圧板13間に 水平配置で、且つ、直列状態に配置した押圧ネジ体15及びコイルバネからなる バネ体16とを具備している。 押圧ネジ体15の一端は、一方の押圧板13側に固着され、また、押圧ネジ体 15の他端は、一端を他方の押圧板13に当接させた前記バネ体16内に臨ませ ている。そして、押圧ネジ体15に調整ナット18、固定ナット19を螺合し調 整ナット18を回すことでバネ体16の弾力を調整可能とし、また、固定ナット 19を調整ナット18側に締め付けることで調整ナット19の緩みを防止しバネ 体16の水平左右方向の弾力を一定に維持するようにしている。 図中の符号20は前記上架台Bから垂下した垂下板、符号21は下架台Aの端 部から立設したガード板、符号22は本装置の輸送、搬送に使用する安全用の治 具である。 更に、本防振装置は、上架台Bの水平レベルを検知するためのレベリングゲー ジ28を具備している。 図5は、弾力調整部6の変形例を示すものである。 即ち、図5に示す弾力調整部6Aは、上架台Bの下面側に上端を接し、下端を 前記防振バネ3の上端に配置したワッシャ8に当接させ、更に、下側突部を防振 バネ3内に垂下した調整体35を具備し、この調整体35の上面側に設けた受孔 35aに前記上架台Bを貫通する状態で螺合した調整ネジ36を係合させた構造 となっている。 そして、調整ネジ36を回すことで調整体35を上下動させ、前記防振バネ3 の高さ寸法、従って上架台Bに加わる荷重に対する弾力を調整することが可能と なっている。前記弾力調整部6Aの調整ネジ36の回動をもって、防振バネ3の たわみ量を容易に変えることができるので、上架台の上に載置される機器類等の 据え付けレベルを容易に微調整可能となる。調整ネジ36には、更に、ロックナ ット37が螺合され、調整ネジ36の緩みを防止できるようになっている。 次に、本防振装置の作用を説明する。 本防振装置によれば、下架台A、上架台B間に例えば4箇所に亘って所定の配 置で設けた防振機構部1の各防振部5により、前記上架台B上に載置されるプレ ス機等の振動発生体の振動を効率よく防振することができる。 また、前記弾力調整部6の調整ナット9を回すことで、前記防振バネ3の高さ 寸法を調整することができ、前記弾力調整部6又は6Aの調整ナット9、調整ネ ジ36の回動をもって、防振バネ3のたわみ量を容易に変えることができるので 、上架台の上に載置される機器類等の据え付けレベルを容易に微調整可能となる 。 更に、前記防振機構部1のカバー体4により、ゴミや異物が防振バネ3の部分 に入ることを防止することができるとともに、また、防振バネ3のサージングを 防止することもできる。
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、振動発生体が生成する振動を効率良く防振でき 、簡易な構成手段をもって上架台の上に載置される機器類等の据え付けレベルを 容易に微調整可能とし、耐久性に優れた防振装置を提供することができる。 請求項2記載の考案によれば、振動発生体が生成する振動を効率良く防振でき 、簡易な構成手段をもって上架台の上に載置される機器類等の据え付けレベルを 容易に微調整可能であるとともにサージング防止可能な耐久性に優れた防振装置 を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施の形態の防振装置を示す平面図で
ある。
【図2】本考案の実施の形態の防振装置を示す正面図で
ある。
【図3】本考案の実施の形態の銘板を除去した状態の防
振装置を示す正面図である。
【図4】本考案の実施の形態の防振装置の概略側面図で
ある。
【図5】本考案の実施の形態の弾力調整部の変形例を示
す概略側面図である。
【符号の説明】
1 防振機構部 2 制振機構部 3 防振バネ 4 カバー体 5 防振部 6 弾力調整部 6A 弾力調整部 7 ネジ体 9 調整ナット 10 カバー部材 11 摩擦体 12 平板 13 押圧板 14 弾性体 15 押圧ネジ体 16 バネ体 18 調整ナット 19 固定ナット 20 垂下板 21 ガード板 28 レベリングゲージ 30 銘板 A 上架台 B 下架台

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】床面上に配置される下架台と、 前記下架台と適当な間隔をもってその上方に対向配置さ
    れる上架台と、 前記下架台と上架台との間に配置したコイルバネを用い
    た所定個数の防振部からなる防振機構部と、 前記上架台の下面側に上端を固着し、前記防振機構部の
    コイルバネ内に垂下したネジ体と、このネジ体に螺合さ
    れ回動することで、前記防振機構部のコイルバネの前記
    上架台上に載置される機器類等の荷重に対する弾力調整
    を可能とした調整ナットとを具備する弾力調整部と、 前記下架台と上架台との間に配置され、前記上架台に対
    して振幅制御を行う制振機構部と、 を有することを特徴とし、前記弾力調整部をもって上架
    台の上に載置される機器類等の据え付けレベルを容易に
    微調整可能としたことを特徴とする防振装置。
  2. 【請求項2】床面上に配置される下架台と、 前記下架台と適当な間隔をもってその上方に対向配置さ
    れる上架台と、 前記下架台と上架台との間に配置したコイルバネを用い
    た所定個数の防振部からなる防振機構部と、 前記防振機構部の各コイルバネの外周に密着被覆した弾
    性材からなるカバー体と、 前記上架台の下面側に上端を固着し、前記防振機構部の
    コイルバネ内に垂下したネジ体と、このネジ体に螺合さ
    れ回動することで、前記防振機構部のコイルバネの前記
    上架台上に載置される機器類等の荷重に対する弾力調整
    を可能とした調整ナットとを具備する弾力調整部と、 前記下架台と上架台との間に配置され、前記上架台に対
    して振幅制御を行う制振機構部と、 を有することを特徴とし、前記弾力調整部をもって上架
    台の上に載置される機器類等の据え付けレベルを容易に
    微調整可能としたとともに、前記各コイルバネの外周に
    密着被覆したカバー体をもってサージング防止可能とし
    たことを特徴とする防振装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010174913A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Kurashiki Kako Co Ltd 除振装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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