JPH0645780Y2 - 空気調和機の圧縮機支持装置 - Google Patents
空気調和機の圧縮機支持装置Info
- Publication number
- JPH0645780Y2 JPH0645780Y2 JP14201488U JP14201488U JPH0645780Y2 JP H0645780 Y2 JPH0645780 Y2 JP H0645780Y2 JP 14201488 U JP14201488 U JP 14201488U JP 14201488 U JP14201488 U JP 14201488U JP H0645780 Y2 JPH0645780 Y2 JP H0645780Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- substrate
- vibration
- air conditioner
- support device
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は空気調和機の室外ユニットにおける、圧縮機支
持装置に関するものである。
持装置に関するものである。
従来の技術 近年、空気調和機の室外ユニットは軽薄短小がますます
訴求されると共に、施行性、サービス性等が重視されて
いる。
訴求されると共に、施行性、サービス性等が重視されて
いる。
以下図面を参照しながら、上述した従来の空気調和機の
圧縮機支持装置の一例について説明する。第４図は従来
の圧縮機支持装置の輸送時における支持部断面図、第５
図は同支持装置の運転時における支持部断面を示すもの
である。第４図，第５図において、１は圧縮機を載置す
る基板である。基板底部外側にはナット２が固着されて
いる。段付ボルト３は前記基板，ナットを連通する形で
基板底部より上方に向けて取付けられている。該段付ボ
ルトは先端ネジ部径＜胴部ネジ径となるように加工され
ており、胴部ネジ径部（以下大径ネジ部と言う）にはカ
ラー４が挿入されている。５は圧縮機本体（局部）であ
り、5aは前記圧縮機の取付脚で取付穴が対角線上に４個
穿設されいる。この取付穴には防振ゴム６が挿着され、
前記基板に取付けられ、内面に突出している段付ボルト
に挿入されたカラー４に、嵌入し圧縮機を基板上に載置
している。前記防振ゴム６の頭部6aより突出した段付ボ
ルト３の先端ネジ部（以下小径ネジ部と言う。）に防音
ワッシャー７を挿入し、前記段付ボルトの小径ネジ部に
ナット付固定金具８（以下固定金具と言う。）を取付け
ている。
圧縮機支持装置の一例について説明する。第４図は従来
の圧縮機支持装置の輸送時における支持部断面図、第５
図は同支持装置の運転時における支持部断面を示すもの
である。第４図，第５図において、１は圧縮機を載置す
る基板である。基板底部外側にはナット２が固着されて
いる。段付ボルト３は前記基板，ナットを連通する形で
基板底部より上方に向けて取付けられている。該段付ボ
ルトは先端ネジ部径＜胴部ネジ径となるように加工され
ており、胴部ネジ径部（以下大径ネジ部と言う）にはカ
ラー４が挿入されている。５は圧縮機本体（局部）であ
り、5aは前記圧縮機の取付脚で取付穴が対角線上に４個
穿設されいる。この取付穴には防振ゴム６が挿着され、
前記基板に取付けられ、内面に突出している段付ボルト
に挿入されたカラー４に、嵌入し圧縮機を基板上に載置
している。前記防振ゴム６の頭部6aより突出した段付ボ
ルト３の先端ネジ部（以下小径ネジ部と言う。）に防音
ワッシャー７を挿入し、前記段付ボルトの小径ネジ部に
ナット付固定金具８（以下固定金具と言う。）を取付け
ている。
以上のように構成された圧縮機支持装置について以下そ
の動作について説明する。
の動作について説明する。
先ず輸送時（第４図のもの）は固定金具８を時計回りの
方向に回し、固定金具の端面8aを圧縮機の取付脚5aに接
触させる。この時防音ワッシャー７は固定金具８の端面
8aと圧縮機の取付脚5aの間で緩衝し、取付脚の塗装面保
護の役目も果している。この状態から更に固定金具８の
内面8bが、カラー４の端面4aに当接するまで回し、防振
ゴム６を圧縮させる。係る作業は圧縮機の取付脚に穿設
されている取付穴４ケ所のうち３ケ所の防振ゴムについ
て行ない、圧縮機の固定を図るものである。
方向に回し、固定金具の端面8aを圧縮機の取付脚5aに接
触させる。この時防音ワッシャー７は固定金具８の端面
8aと圧縮機の取付脚5aの間で緩衝し、取付脚の塗装面保
護の役目も果している。この状態から更に固定金具８の
内面8bが、カラー４の端面4aに当接するまで回し、防振
ゴム６を圧縮させる。係る作業は圧縮機の取付脚に穿設
されている取付穴４ケ所のうち３ケ所の防振ゴムについ
て行ない、圧縮機の固定を図るものである。
又運転時（第５図のもの）は基板底面外側より段付ボル
ト３の頭部3aを時計方向に回し、該段付ボルトを上方に
移動させると同時に固定金具８も連動するため圧縮され
た防振ゴム６は元の状態に戻り、運転時の防振を効果的
に行うものである。
ト３の頭部3aを時計方向に回し、該段付ボルトを上方に
移動させると同時に固定金具８も連動するため圧縮され
た防振ゴム６は元の状態に戻り、運転時の防振を効果的
に行うものである。
考案が解決しようとする課題 しかしながら上記の構成では部品点数が多く、コストや
工数が増えるという欠点を有していた。又近年空気調和
機の室外ユニットはうす形化されているものが多く、係
る構造上の欠点として工具の入りにくい１ケ所は圧縮機
の支持が成されておらず、このため確実な圧縮機の固定
が行なわれていないという問題もあわせもっていた。本
考案は以上のような問題点に鑑み、安価で確実な圧縮機
の支持装置を提供するものである。
工数が増えるという欠点を有していた。又近年空気調和
機の室外ユニットはうす形化されているものが多く、係
る構造上の欠点として工具の入りにくい１ケ所は圧縮機
の支持が成されておらず、このため確実な圧縮機の固定
が行なわれていないという問題もあわせもっていた。本
考案は以上のような問題点に鑑み、安価で確実な圧縮機
の支持装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本考案の圧縮機支持装置
は、圧縮機の取付脚に一端にネジ部を有するスタッドを
立設し、該スタッドと対向する基板には防振ゴムの配置
可能な凹部を形成し、係る凹部に防振ゴムを配置し前記
スタッドのネジ部を基板外に突出させてナットにて締結
するという構成を備えたものである。
は、圧縮機の取付脚に一端にネジ部を有するスタッドを
立設し、該スタッドと対向する基板には防振ゴムの配置
可能な凹部を形成し、係る凹部に防振ゴムを配置し前記
スタッドのネジ部を基板外に突出させてナットにて締結
するという構成を備えたものである。
作用 本考案は上記した構成によって、圧縮機の支持部すべて
に固定が行なわれるため、圧縮機の固定は確実なものと
なる。又部品点数も少ないためコストダウンや工数削減
を図ることができる。
に固定が行なわれるため、圧縮機の固定は確実なものと
なる。又部品点数も少ないためコストダウンや工数削減
を図ることができる。
実施例 以下本考案の一実施例について第１図，第２図，第３図
を参照しながら説明する。第１図は本考案の実施例にお
ける空気調和機の室外ユニットの全体を示す平面配置図
である。９は基板で、仕切板10によって機械室と熱交換
器に遮断されており、機械室には圧縮機11が、熱交換器
室には熱交換器12と送風機13が配設されている。
を参照しながら説明する。第１図は本考案の実施例にお
ける空気調和機の室外ユニットの全体を示す平面配置図
である。９は基板で、仕切板10によって機械室と熱交換
器に遮断されており、機械室には圧縮機11が、熱交換器
室には熱交換器12と送風機13が配設されている。
第２図，第３図は同圧縮機支持装置の支持部断面を示す
もので、各々輸送時，運転時の状態を示すものである。
14は基板上に形成されている凹部であり、貫通穴14aを
有している。15はスタッド挿入穴を備えた防振ゴムで、
前記基板の凹部に配置されている。16は圧縮機の取付脚
に立設されたスタッドであり、一端にネジ部を有してい
る。17はナットであり、基板下部より前記ロッドのネジ
部に取付けられている。
もので、各々輸送時，運転時の状態を示すものである。
14は基板上に形成されている凹部であり、貫通穴14aを
有している。15はスタッド挿入穴を備えた防振ゴムで、
前記基板の凹部に配置されている。16は圧縮機の取付脚
に立設されたスタッドであり、一端にネジ部を有してい
る。17はナットであり、基板下部より前記ロッドのネジ
部に取付けられている。
以上のように構成された圧縮機の支持装置について以下
その動作を説明する。
その動作を説明する。
まず輸送時は、ナット17を時計方向に回し防振ゴム15を
圧縮させる。防振ゴムの圧縮膨張により基板の凹部との
間に形成される隙間18は無くなり、上下，左右方向の振
動は抑制され、確実な圧縮機の固定が図られる。又運転
時は基板下部より前記ナット17を取りはずし防振ゴムを
元の状態に戻す。
圧縮させる。防振ゴムの圧縮膨張により基板の凹部との
間に形成される隙間18は無くなり、上下，左右方向の振
動は抑制され、確実な圧縮機の固定が図られる。又運転
時は基板下部より前記ナット17を取りはずし防振ゴムを
元の状態に戻す。
以上のように本実施例によれば、圧縮機の取付脚にスタ
ッドを立設し、基板下部よりネジ締め作業を行うように
したため、圧縮機の支持部をすべて固定することができ
圧縮機は確実に固定，支持されるものである。又部品点
数も少ないためコストダウンや工数削減が図れる。
ッドを立設し、基板下部よりネジ締め作業を行うように
したため、圧縮機の支持部をすべて固定することができ
圧縮機は確実に固定，支持されるものである。又部品点
数も少ないためコストダウンや工数削減が図れる。
考案の効果 以上のように本考案は圧縮機の取付脚にスタッドを立設
することにより防振ゴムの圧縮，固定の作業は基板下部
のみとなるため、圧縮機のサービス交換を配慮した支持
を行なわなくてすみ、確実な圧縮機支持装置が実現でき
るものである。又部品点数の削減により、コストダウン
や工数低減が図れるものである。
することにより防振ゴムの圧縮，固定の作業は基板下部
のみとなるため、圧縮機のサービス交換を配慮した支持
を行なわなくてすみ、確実な圧縮機支持装置が実現でき
るものである。又部品点数の削減により、コストダウン
や工数低減が図れるものである。
第１図は本考案の一実施例における空気調和機の室外ユ
ニットの全体配置を示す平面図、第２図は同輸送時にお
ける圧縮機支持装置の要部断面図、第３図は同運転時に
おける要部断面図、第４図，第５図は従来の圧縮機支持
装置の各々輸送時，運転時における要部断面図である。 ９……基板、11……圧縮機、14……凹部、15……防振ゴ
ム、16……スタッド、17……ナット。
ニットの全体配置を示す平面図、第２図は同輸送時にお
ける圧縮機支持装置の要部断面図、第３図は同運転時に
おける要部断面図、第４図，第５図は従来の圧縮機支持
装置の各々輸送時，運転時における要部断面図である。 ９……基板、11……圧縮機、14……凹部、15……防振ゴ
ム、16……スタッド、17……ナット。
Claims (1)
- 【請求項１】圧縮機取付脚に立設されたスタッドと、こ
のスタッドに相対向して形成された基板の凹部と、この
凹部に嵌挿設置された防振ゴムと、前記防振ゴム及び基
板を貫通し、スタッドの先端ねじ部を基板外方に突出し
て、基板下面よりねじ込み設置したナットとを備えてな
ることを特徴とする空気調和機の圧縮機支持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14201488U JPH0645780Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 空気調和機の圧縮機支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14201488U JPH0645780Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 空気調和機の圧縮機支持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0262330U JPH0262330U (ja) | 1990-05-09 |
| JPH0645780Y2 true JPH0645780Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31407590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14201488U Expired - Lifetime JPH0645780Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 空気調和機の圧縮機支持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645780Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109368052A (zh) * | 2018-09-10 | 2019-02-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 压缩机组件及空调器 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2590302Y2 (ja) * | 1992-02-14 | 1999-02-10 | 三洋電機株式会社 | 冷凍機ユニット |
| JP2013148236A (ja) * | 2012-01-17 | 2013-08-01 | Sharp Corp | 空気調和機の室外機、その他の防振装置付きの圧縮機を搭載した機器 |
| JP6437783B2 (ja) * | 2014-10-20 | 2018-12-12 | 株式会社コロナ | 空気調和機の圧縮機の支持構造 |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP14201488U patent/JPH0645780Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109368052A (zh) * | 2018-09-10 | 2019-02-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 压缩机组件及空调器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0262330U (ja) | 1990-05-09 |
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