JPH0450467Y2 - - Google Patents

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JPH0450467Y2
JPH0450467Y2 JP7355587U JP7355587U JPH0450467Y2 JP H0450467 Y2 JPH0450467 Y2 JP H0450467Y2 JP 7355587 U JP7355587 U JP 7355587U JP 7355587 U JP7355587 U JP 7355587U JP H0450467 Y2 JPH0450467 Y2 JP H0450467Y2
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bottom frame
compressor
shaft
mounting leg
frame
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気調和機における圧縮機固定構造
に関するものである。
(従来の技術) 一般に、空気調和機、特に空気調和機の室外機
においては、底フレームを板金製とするのが通例
であり、このような板金製底フレームを有する室
外機に圧縮機を搭載する場合、底フレームに溶接
等により固着した取付ボルトに対して、緩衝ゴム
を介して圧縮機取付脚をナツト締めする方法が採
用されていた(例えば、実開昭60−194257号公報
参照)。
(考案が解決しようとする問題点) 一方、団地等において室外機の設置個所の選択
自由度を確保する目的で、ベランダ等につり下げ
るタイプの室外機が近年開発されてきている。か
かるつり下げタイプの室外機の場合、室外機の底
面が露出されるところから、底フレームを板金製
とすると、ボルト類の頭等が露出することとな
り、見映えが悪くなるという問題が生じる。この
ような問題に対処するために、底フレームを合成
樹脂の一体成形品で構成する試みがなされてきて
いる。ところが、底フレームを合成樹脂製とする
場合、該底フレーム上に設置する圧縮機等の固定
構造を工夫する必要が生じてくる。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、
合成樹脂製の底フレーム上に圧縮機を確実且つ十
分な強度を以つて取り付け得るようにすることを
目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、上記問題点を解決するための手段
として、図面に示すように、空気調和機の底部を
構成する底フレーム1を合成樹脂の一体成形品で
形成し且つ該底フレーム1上面適所に、圧縮機1
3の複数の取付脚14,14…を緩衝ゴム18を
介して弾支するための複数の軸状体15,15…
を一体に突設するとともに、前記底フレーム1
に、前記各軸状体15を囲繞し且つ圧縮機13の
大揺動時に前記取付脚14が当接され得る如く構
成された固定具22を設けている。
(作用) 本考案では、上記手段によつて次のような作用
が得られる。
即ち、合成樹脂の一体成形品からなる底フレー
ム1に一体に突設された軸状体15,15…は、
強度的に大きな衝撃力には耐え得ないものである
が、該各軸状体15に取付脚14を弾支された圧
縮機13が輸送中の落下時等に大きく揺動した場
合、取付脚14と軸状体15との干渉前に取付脚
14が固定具22と干渉することとなり、軸状体
15に対して過度の衝撃力が作用するのを防止さ
れるのである。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して、本考案の好適な
実施例を説明する。
本実施例では、空気調和機の室外機について説
明する。該室外機においては、第3図図示の如
く、室外機(換言すれば、空気調和機)の底面を
構成し且つ内部に配設される種々の機器を取り付
けるべき各種の取付部を有する底フレーム1が合
成樹脂の一体成形品で形成されている。
該底フレーム1は、室外機の底面を主として構
成するが、その前端部には吹出口5,5を有する
前面グリルとなる前枠2が一体形成され、その側
端部および後端部には図示しない側板および吸込
口用金網の下端部が係止される低い側枠3,3お
よび後枠4が一体に形成されている。
前記底フレーム1において前記吹出口5,5内
方には、これらと対向するフアン取付台6,6が
一体に突設されており、該フアン取付台6,6に
は、フアン7,7がそれぞれ直結されたフアンモ
ータ8,8がそれぞれ取り付けられている。ま
た、前記底フレーム1において一方の側枠3と後
枠4との内方には、これら側枠3および後枠4と
共同してドレン排出溝9を構成する起立壁10が
一体に突設されており、該ドレン排出溝9の上方
には、熱交換器11が配置されるようになつてい
る。なお、本実施例の場合、前記側枠3と後枠4
との角隅部には、側枠3側のドレン排出溝9aの
ドレンを後枠4側のドレン排出溝9bへ導く作用
をなすガイド片12が一体に形成されている。さ
らに、前記底フレーム1において他方の側枠3と
後枠4との角隅部前方には、圧縮機13の4個の
取付脚14,14,14,14を支持するための
4本の軸状体15,15,15,15が一体に突
設されており、これら軸状体15,15,15,
15には、後述するように圧縮機13の取付脚1
4,14,14,14が弾支されるようになつて
いる。符号16は仕切板である。
次に、第1図および第2図を参照して、本実施
例における圧縮機の固定構造を詳述する。
前記圧縮機13の左右両側前後位置には、L字
状の4個の金属製の取付脚14,14,14,1
4が設けられている。該各取付脚14に形成され
た通孔17には、第1の緩衝ゴム18が水平移動
可能に嵌挿せしめられており、該緩衝ゴム18中
心部に形成された挿通孔19には、前記軸状体1
5が遊嵌されている。一方、前記軸状体15の下
端部には、第2の緩衝ゴム20が嵌挿されてお
り、該第2緩衝ゴム20と前記第1緩衝ゴム18
との間には、スプリング21が介設されている。
つまり、圧縮機取付脚14は、第1、第2緩衝ゴ
ム18,20およびスプリング21を介して軸状
体15に弾支されることとなつているのである。
しかして、前記底フレーム2には、前記軸状体
を囲繞し且つ圧縮機13の大揺動時に取付脚14
が当接され得る如く構成された金属製の固定具2
2が固定されている。該固定具22は、圧縮機1
3の一方側に位置する軸状体15,15の両方に
兼用できるように構成されており、前記軸状体1
5が嵌挿される穴23を有し且つ前記取付脚14
を囲繞すべく断面ハツト状に形成された係止部2
2aと、前記底フレーム1に一体突設された固定
台24,24,24に対してビス25,25,2
5で固定される固定部22b,22cとからなつ
ている。
そして、固定具22における係止部22aと取
付脚14との間に形成される隙間S1が、取付脚1
4の通孔17と第1緩衝ゴム18の嵌挿部外周と
の間に形成される隙間S2と、該第1緩衝ゴム18
の挿通孔19と軸状体15との間に形成される隙
間S3との和にほぼ等しくなるように設定されてい
る。
かくすることにより、圧縮機13の大揺動時に
伴う取付脚14の大揺動により軸状体15に対し
て大きな衝撃力が作用する前に取付脚14と固定
具22の係止部22aとが干渉し合うこととな
り、軸状体15への衝撃力の作用が緩和されるの
である。従つて、軸状体15が底フレーム1と一
体の合成樹脂製とされることによる強度不足に起
因して、損傷する等の事故を未然に防止すること
ができることとなるのである。また、本実施例に
おける固定具22は、取付脚14がその上下動時
において軸状体15から離脱するの未然に防止す
る抜け止め作用をも有している。
本考案は、上記実施例の構成に限定されるもの
ではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能なことは勿論である。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、空気調和機の底
部を構成する底フレーム1を合成樹脂の一体成形
品で形成し且つ該底フレーム1上面適所に、圧縮
機13の複数の取付脚14,14…を緩衝ゴム1
8を介して弾支するための複数の軸状体15,1
5…を一体に突設するとともに、前記底フレーム
1に、前記各軸状体15を囲繞し且つ圧縮機13
の大揺動時に前記取付脚14が当接され得る如く
構成された固定具22を設けたので、圧縮機13
が輸送中の落下時等に大きく揺動した場合、取付
脚14と軸状体15との干渉前に取付脚14が固
定具22と干渉するところから、軸状体15に対
して過度の衝撃力が作用するのを防止され、軸状
体15が底フレーム1と一体の合成樹脂製とされ
ることによる強度不足に起因して、損傷する等の
事故を未然に防止することができるという実用的
な効果がある。
また、軸状体15を底フレーム1と一体に合成
樹脂で製作することができるとともに、固定具2
2によつて取付脚14を囲繞する如く構成したこ
とにより従来必要とされていた締付けナツトが不
要となり、底フレーム1底面の見映えがよくなる
とともに、大幅なコストダウンをも図り得るとい
う効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる空気調和機に
おける圧縮機固定構造を示す要部断面図(第3図
−拡大断面図)、第2図は第1図の−断
面図、第3図は本考案の実施例にかかる空気調和
機における底フレームの平面図である。 1……底フレーム、13……圧縮機、14……
取付脚、15……軸状体、18……緩衝ゴム、2
2……固定具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気調和機の底部を構成する底フレーム1を合
    成樹脂の一体成形品で形成し且つ該底フレーム1
    上面適所には、圧縮機13の複数の取付脚14,
    14…を緩衝ゴム18を介して弾支するための複
    数の軸状体15,15…を一体に突設するととも
    に、前記底フレーム1には、前記各軸状体15を
    囲繞し且つ圧縮機13の大揺動時に前記取付脚1
    4が当接され得る如く構成された固定具22を設
    けたことを特徴とする空気調和機における圧縮機
    固定構造。
JP7355587U 1987-05-15 1987-05-15 Expired JPH0450467Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7355587U JPH0450467Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7355587U JPH0450467Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63182286U JPS63182286U (ja) 1988-11-24
JPH0450467Y2 true JPH0450467Y2 (ja) 1992-11-27

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ID=30917995

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JP7355587U Expired JPH0450467Y2 (ja) 1987-05-15 1987-05-15

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JPS63182286U (ja) 1988-11-24

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