JP3242262B2 - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents
空気調和機の室内ユニットInfo
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- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
ットに係り、特に、圧縮機を内蔵した室内ユニットに関
するものである。
にあっては、室内に設置される室内ユニットに、室内熱
交換器および横流ファン等を搭載し、室内から筐体内に
吸い込まれた空気を、室内熱交換器と熱交換させた後、
再び室内へと吹き出すようにしている。また、室外に設
置される室外ユニットには、圧縮機、室外熱交換器、膨
脹弁等が設けられ、これらを上記室内熱交換器と接続し
て冷凍サイクルを構成している。
事情による室外ユニット小型化等の要請から、圧縮機を
室内ユニット側に搭載しようとする考えがある。しかし
ながら、室内ユニットに圧縮機を搭載すると、室内ユニ
ットの騒音・振動が増加するだけでなく、大型化・大重
量化を招いてしまう。
音・振動を抑制しかつ小型・軽量化を図れるかが、圧縮
機を搭載できるかどうかを左右する。
ものであり、その目的は、室内ユニットの振動・騒音を
十分に抑制でき、しかも小型・軽量化を図ることができ
る圧縮機内蔵の室内ユニットを提供することにある。
に本発明は、室内壁面に取り付けられる筐体内に横流フ
ァンおよび室内熱交換器等を収容した空気調和機の室内
ユニットにおいて、上記筐体内の横流ファン上方に横置
き形圧縮機を設けたものである。
面への支持点に近接させて上記圧縮機を支持するための
支持部材を設けることが好ましい。
ルブレード式コンプレッサを用いることが好ましい。
圧縮機を設置するようにしたので、筐体内のスペースを
有効に利用して圧縮機を収容でき、極力室内ユニットを
大型化することなく圧縮機を搭載できるようになる。
対する筐体の支点の近くに設ければ、圧縮機を支持部材
を介して直接室内壁に支持した形となり、圧縮機の振動
を極力筐体に伝わらないようにして、筐体の振動を抑制
することができる。
ード式コンプレッサを用いれば、さらに騒音・振動の低
減を図ることができる。
説明する。
和機の室内ユニットを示す正面全体図、図2は図1のA
−A矢視拡大断面図である。図2において、4は室内ユ
ニット1の筐体である。筐体4は、正面側に開口部を有
する背面板4aと、背面板4aの正面を覆うように取り
付けられる正面パネル4bとからなり、背面板4aの背
面上部より突設された壁掛けフック13,13によって
室内壁面 (図示せず)に取り付けられるようになってい
る。
と同じように、横流ファン (室内送風機) 5および室内
熱交換器6が設けられている。横流ファン5は、上記背
面板4aの前面下側より突設した図示しないファン支持
板に支持され、筐体4内の中心よりやや下方に設置され
ている。他方、室内熱交換器6は、背面板4aの前面上
側より突設した熱交換器支持板7,7 (図1) に横流フ
ァン5の前方を覆うように取り付けられている。
5および室内熱交換器6の他、圧縮機8が設置されてい
る。この圧縮機8は、横置きのヘリカルブレード式コン
プレッサであり、上記背面板4aの前面より突設した一
対の支持部材20,20上に両端部が支持され、これに
より、上記横流ファン5の上方位置に水平方向に延出し
て設置されている。
熱交換器支持板7の内側に突設された略台形状の第1支
持板21と、第1支持板21の内側面に略水平に取り付
けられた第2支持板22とからなり、この第2支持板2
2上にヘリカルブレード式コンプレッサ8の端部が支持
される。即ち、ヘリカルブレード式コンプレッサ8の端
面には、図1および図2のように、L字状のブラケット
11,11が取り付けられ、これらブラケット11,1
1の延出端が第2支持板22上に弾性体24,24を介
して支持されている。
は、ヘリカルブレード式コンプレッサ8の騒音・振動を
良好に吸収できるよう、上記壁掛けフック13の前方位
置、即ち筐体4の室内壁面への支点Oの近くに設けてあ
り、いわばヘリカルブレード式コンプレッサ8を支持部
材20および壁掛けフック13を介して直接室内壁面に
支持しうる形状となっている。なお、支持部材20と壁
掛けフック13とを近接させ、一体で形成すれば、より
確実にヘリカルブレード式コンプレッサ8を支持するこ
とができる。
すように、コンプレッサ8の前方を覆うように前板9が
取り付けられている。前板9の上端側は、前記背面板4
a上端部に接続されるよう後方に折り曲げられ、他方、
前板9の下端側は、前記第1支持板21の下側斜面に沿
うよう後方に折り曲げられている。これにより、上記筐
体4内の上部には、上記背面板4a、熱交換器支持板
7,7および前板9により囲まれたコンプレッサ8用の
収容スペース10が区画形成され、また、収容スペース
10の下方には筐体4内に吸い込まれた空気の送風経路
が区画形成されている。
ブレード式コンプレッサ8の支持構造の具体例を示した
図である。上記第1支持板21の内側面に取り付けられ
た第2支持板22上には支持軸23,23が互いに平行
に立設され、これら支持軸23,23の途中には弾性体
24,24が一体形成されている。弾性体24は、対応
する支持軸23の外周に形成した駒状部23aの周りに
ゴム材等をモールドすることにより形成される。弾性体
24の上部には、比較的小径の首部24aを介して押え
部24bが形成されており、これら首部24aおよび押
え部24bには、上記支持軸23の外周との間に隙間を
もたせるよう穴24cが形成されている。上記ヘリカル
ブレード式コンプレッサ8に取り付けられたブラケット
11は、これに形成した穴を押え部24bの上方から通
すことにより首部24aの外周側に装着されており、こ
れにより、コンプレッサ8の水平・垂直方向の振動を良
好に吸収できるようになっている。
おいては、横流ファン5の上方に横置きのヘリカルブレ
ード式コンプレッサ8を設置するようにしたので、室内
ユニット1を大型化することなく、コンプレッサ8を搭
載することができるようになる。即ち、本実施例の室内
ユニット1では、横流ファン5の正面側に室内熱交換器
6を設けて横流ファン5の上方の送風経路としては利用
されない部分に水平方向に延びる収納スペース10を作
り、この収納スペース10に横置きのヘリカルブレード
式コンプレッサ8を収容したので、筐体4内のスペース
を有効利用でき、室内ユニット1の小型化を図れるので
ある。
体4をなす背面板4aの前面上部に壁掛けフック13,
13 (即ち、筐体4の室内壁面への支点O) に近接させ
て支持部材20,20を設け、これら支持部材20,2
0間に横置きのヘリカルブレード式コンプレッサ8を掛
け渡して支持したので、比較的重量物であるヘリカルブ
レード式コンプレッサ8を確実に支持することができ
る。即ち、支持部材20,20を筐体4の支持点Oの近
くに設ければ、ヘリカルブレード式コンプレッサ8の両
端部を支持部材20,20および壁掛けフック13,1
3を介して直接室内壁面に支持したような形となるた
め、ヘリカルブレード式コンプレッサ8の重量を壁掛け
フック13,13に直接負担させることができ、確実な
支持が可能となった。
ブレード式コンプレッサ8の振動を低く抑えることがで
き、室内ユニット1の振動および騒音を低減することも
できる。即ち、支持部材20を壁掛けフック13 (支持
点O) 近くに設けたにしても、図5(a) のように、ヘリ
カルブレード式コンプレッサ8を壁掛けフック13から
離して (例えば、筐体4内の底部に) 設置すると、コン
プ重心位置Gから上記支持点Oまでの距離L1 が長くな
り、ヘリカルブレード式コンプレッサ8の振動(振幅)
は大きくなってしまう。この点、本実施例では、図5
(b) のように、コンプ重心位置Gから支持点Oまでの距
離L2 が短いため、コンプレッサ8の振動振幅を小さく
抑え、筐体4の振動および騒音を抑制することができ
る。
8を支持点Oの近くに設置したことにより、室内ユニッ
ト1の軽量化を図ることもできる。即ち、図6(a) のよ
うに、ヘリカルブレード式コンプレッサ8を筐体4内の
底部に設置すると、コンプレッサ8を支持するための支
持板が長くなる上、約10kgのコンプレッサ8を支持
するために機械的強度を十分に確保させなければなら
ず、支持板の重量が大幅に増大してしまう。しかし、本
実施例では、図6(b) のように、短い支持板で十分な機
械的強度を確保できるので、支持板の重量を小さく抑
え、室内ユニット1の大重量化を防ぐことができる。
く優れた効果を発揮する。
縮機を設置したので、室内ユニットを大型化することな
く圧縮機を搭載できる。
の支持点近くに設けたので、重量物である圧縮機を良好
に筐体内に設置できると共に、室内ユニットの振動・騒
音を抑制することもできる。
ド式コンプレッサを用いたので、騒音・振動の低減を図
ることができる。
体図である。
る。
支持点までの距離を示す図である。
図である。
サ) 20 支持部材 O 筐体の壁面への支持点
Claims (3)
- 【請求項1】 室内壁面に取り付けられる筐体内に横流
ファンおよび室内熱交換器等を収容した空気調和機の室
内ユニットにおいて、上記筐体内の横流ファン上方に横
置き形圧縮機を設置したことを特徴とする空気調和機の
室内ユニット。 - 【請求項2】 上記筐体の室内壁面への支持点に近接さ
せて上記圧縮機を支持するための支持部材を設けたこと
を特徴とする請求項1記載の空気調和機の室内ユニッ
ト。 - 【請求項3】 上記圧縮機として横置きのヘリカルブレ
ード式コンプレッサを採用したことを特徴とする請求項
1記載の空気調和機の室内ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11501894A JP3242262B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 空気調和機の室内ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11501894A JP3242262B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 空気調和機の室内ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07318096A JPH07318096A (ja) | 1995-12-08 |
JP3242262B2 true JP3242262B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=14652214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11501894A Expired - Fee Related JP3242262B2 (ja) | 1994-05-27 | 1994-05-27 | 空気調和機の室内ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3242262B2 (ja) |
-
1994
- 1994-05-27 JP JP11501894A patent/JP3242262B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07318096A (ja) | 1995-12-08 |
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