JP3611264B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機の1例が図2に示されている。
壁1に埋め込んで据え付けられるキャビネット2の前方開口をフロントパネル3により閉塞することによって器筐4が構成されている。
この器筐4の内部は仕切板5によって室内側室6、室外側室7、機械室8に仕切られている。
【0003】
室内側室6の内部には室内側熱交換器9、室内側フアン10等が設置され、室外側室7の内部には室外側熱交換器11、室外側フアン12、モータ13等が設置され、機械室8の内部には圧縮機14、アキュムレータ15等が設置されている。
【0004】
空気調和機の運転時、モータ13により室内側フアン10及び室外側フアン12が駆動されると、室16内の室内空気がフロントパネル3に形成された吸込口17から室内側室6内に吸い込まれ、室内側熱交換器9を流過する過程で冷却又は加熱された後、室内側フアン10により付勢されてフロントパネル3に形成された吹出口18から室16に吹き出される。
【0005】
これと同時に外気がキャビネット2の側壁2Aに形成された外気取入口19から室外側室7内に吸い込まれ、室外側フアン12によって付勢された後、室外側熱交換器11を流過する過程で加熱又は冷却された後、キャビネット2の後壁2Bに形成された排気口20から外気中に放出される。
【0006】
仕切板5、室内側熱交換器9、室外側熱交換器11、圧縮機14等の空調機を構成する機器はベース板21に予め設置され、これらはキャビネット2内にその前方開口から挿入され、しかる後、キャビネット2の前方開口はフロントパネル3により閉塞される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の空気調和機においては、図3に示すように、圧縮機14がベース板21上にクッションラバー22を介してスタッドボルト23により締結されているため、空気調和機の運搬中これに衝撃が加わったとき、圧縮機14が揺動することによってその上部がキャビネット2に衝突しこれを損傷するという不具合があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために発明されたものであって、その要旨とするところは、ベース板上に防振支持されるように配置された圧縮機を含む空調機構成用機器を設置し、これにキャビネットを被せて一体化して器筐を構成してなる空気調和機において、当該器筐内に配設された仕切板に連結されたサポートを有するとともに、上記圧縮機は、運搬時に上記空調機構成用機器間に設けられた上記サポートと連結されるフックを上部に有し、運搬時には、上記ベース板で支持するとともに上記フックと上記サポートとをワイヤで連結して上記圧縮機の揺動を抑制し、据付時にはベース板のみで防振支持するように、当該ワイヤを切断もしくは取外し可能としたことを特徴とする空気調和機にある。
【0009】
しかして、空気調和機の運搬中、これに衝撃が加わった場合であっても圧縮機の揺動はワイヤによって抑制されるので、圧縮機の上部がキャビネットに衝突することはない。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態が図1に示されている。
圧縮機14の上部に設けられたフック30と器筐4内に配設された仕切板5等の空調機構成用機器間に設けられたサポート32とはワイヤ33により互いに連結されている。
他の構成は図2及び図3に示す従来のものと同様であり、対応する部材には同じ符号を付してその説明を省略する。
【0011】
しかして、空気調和機の運搬中は図示の状態とされているので、空気調和機に衝撃が加わった場合であっても圧縮機14の上部の揺動はワイヤ33により抑制されるので圧縮機14の上部がキャビネット2に衝突してこれを損傷することはない。
【0012】
空気調和機の据付時にはワイヤ33を切断し又は取り外すことによって圧縮機14は従来のものと同様ベース板21上に防振支持される。
【0013】
【発明の効果】
本発明においては、空気調和機の運搬中、これに衝撃が加わった場合であっても圧縮機上部の揺動はワイヤにより抑制されるので、圧縮機の上部がキャビネットに衝突してこれを損傷するのを阻止しうる。
そして、構造が簡単で安価に製造しうるとともに組立時の取り付け、据付時の取り外しが容易であり、しかも圧縮機上部の揺動を確実に阻止しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す要部の斜視図である。
【図2】従来の空気調和機を示し、(A) は略示的横断面図、(B) は(A) のB−B線に沿う略示的縦断面図である。
【図3】従来の空気調和機における圧縮機の支持要領を示す側面図である。
【符号の説明】
14 圧縮機
15 アキュムレータ
30 フック
5 仕切板
32 サポート
33 ワイヤ
Claims (1)
- ベース板上に防振支持されるように配置された圧縮機を含む空調機構成用機器を設置し、これにキャビネットを被せて一体化して器筐を構成してなる空気調和機において、当該器筐内に配設された仕切板に連結されたサポートを有するとともに、上記圧縮機は、運搬時に上記空調機構成用機器間に設けられた上記サポートと連結されるフックを上部に有し、運搬時には、上記ベース板で支持するとともに上記フックと上記サポートとをワイヤで連結して上記圧縮機の揺動を抑制し、据付時にはベース板のみで防振支持するように、当該ワイヤを切断もしくは取外し可能としたことを特徴とする空気調和機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11110096A JP3611264B2 (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11110096A JP3611264B2 (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 空気調和機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09280610A JPH09280610A (ja) | 1997-10-31 |
JP3611264B2 true JP3611264B2 (ja) | 2005-01-19 |
Family
ID=14552400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP11110096A Expired - Fee Related JP3611264B2 (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 空気調和機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Families Citing this family (2)
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KR100403656B1 (ko) * | 2001-09-07 | 2003-10-30 | 한국과학기술원 | 에어컨 실외기의 압축기 지지구조 |
-
1996
- 1996-04-09 JP JP11110096A patent/JP3611264B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH09280610A (ja) | 1997-10-31 |
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