JP2866348B2 - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents
空気調和機の室外ユニットInfo
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- reactor coil
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- heat exchanger
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Description
ユニットに関するものである。
ニットは、キャビネット1及び底板2で形成された本体
ハウジング3内に、プロペラファン4により空冷される
熱交換器5と、熱交換器5に冷媒を送る圧縮機6とが設
けられ、これらが仕切板7にて隔てられている。圧縮機
6側にはボックス8に収納されたインバータ(図示せ
ず)が圧縮機6の上方に備えられ、圧縮機6へ供給する
電源の周波数を適宜変換させるようになっている。そし
て図6にも示すように、仕切板7のファン4側の下隅に
は周波数変換の際の力率を向上させるためのリアクタコ
イル9が設けられ、その上側及びファン4側がリアクタ
カバー10にて覆われている。
ように、従来の空気調和機の室外ユニットにおいては、
リアクタコイル9は本体ハウジング3の底板2に取付板
(取付脚)11を介して固定されているので、ファン4
側或いは底板2からの雨水浸入などの水分によって取付
板11等が腐蝕してしまうと共に、湿度によるリアクタ
コイル9自体への悪影響があるという問題があった。
た「空気調和機の室外ユニット」(実開昭62−189
527号公報)にはリアクタコイルを仕切板の機械室内
側面(圧縮機側の壁面)に取り付けるという技術が開示
されており、この構成によれば前記課題は一応解決され
る。しかしながらその構成は、リアクタコイルの取付板
及びネジ穴がファン側へ露出しているので、湿度の悪影
響を防止する点では不充分であった。
ける場合、その取り付け強度を確保すること、及びリア
クタコイルの放熱性を向上させることが求められる。
湿度によるリアクタコイルへの悪影響を充分に防止でき
る空気調和機の室外ユニットを、さらに取り付け強度及
びリアクタコイルの放熱性向上の配慮を行った空気調和
機の室外ユニットを提供すべく創案されたものである。
に本発明は、底板上に設けられる圧縮機を配置した区画
と、背面側に熱交換器、前面側にプロペラファンを収納
した区画とを左右に隔てるための仕切板を上記底板上に
立設した空気調和機の室外ユニットにおいて、上記仕切
板の背面側を上記熱交換器と対面するように圧縮機の背
面側に延長し、上記仕切板の延長部分における圧縮機側
であって、圧縮機より上方の位置に、上記熱交換器側に
張り出され中央部分に圧縮機側に突出した凸部を有する
リアクタコイル取付部を設け、このリアクタコイル取付
部に、リアクタコイルをリアクタコイルが固定された取
付板を介して取付板が上記凸部に密着するよう取付けた
ものである。
から充分離間されると共にその取付板等がプロペラファ
ンや熱交換器側に露出することがなくなるため、底板や
プロペラファン及び熱交換器側からの水分・湿気に直接
晒されることがなくなり、リアクタコイル及びその取付
板に対する水分・湿気による悪影響を効果的に防止する
ことができる。まな、このリアクタコイル取付部が設け
られる仕切板の延長部分は熱交換器と対面するようにな
っているため、その延長部分側にプロペラファンによる
強制通風が直接或いは間接的にあたることにより、リア
クタコイル取付部及びリアクタコイルが効果的に冷却さ
れる。さらに、このリアクタ取付部に圧縮機側に張り出
した凸部を形成することにより、リアクタコイル取付部
とリアクタコイルの密着性が向上して、リアクタコイル
からリアクタコイル取付部への放熱性能が高められると
共に、リアクタコイル取付部の取付強度も向上する。
図面に従って説明する。
ユニットの実施の形態を示したものである。この室外ユ
ニットは、フロントキャビネット21、バックキャビネ
ット22及び底板23で形成された本体ハウジング24
内に、ファンモータ25に連結されたプロペラファン2
6及び冷凍サイクル27が備えられた熱交換器28と、
熱交換器28に冷媒を送る圧縮機29とが設けられ、こ
れら熱交換器28と圧縮機29とを隔てる仕切板30が
圧縮機29の背面側Aに延長されていると共に、その延
長部分31の圧縮機側であって圧縮機29よりも上方の
位置に、リアクタコイル32が取り付けられて構成され
ている。またインバータ33のボックス34は、仕切板
30の切欠部35に支持され、圧縮機29の上方に配置
されている。従ってリアクタコイル32は、ボックス3
4と仕切板30の延長部分31との間の空間に設置され
ていることになる。
態にあっては延長部分31はバックキャビネット22の
角部に向かうように斜め方向に形成され、その延長端部
36が熱交換器28の端部にネジ止めされて、熱交換器
28と対面して配置されるようになっている。そして延
長部分31のリアクタコイル32が取り付けられる箇所
には、熱交換器28側に張り出されたリアクタコイル取
付部37が形成されている。この取付部37は、仕切板
30を深く絞るようにして一体成形したものである。こ
の取付部37には、リアクタコイル32の取付板38の
下辺両端が嵌められる差込39,40と、ネジ41によ
り取付板38を止めるべく取付板38のネジ穴42に相
応して形成されたネジ穴43とが形成されている。また
取付板38と対面する範囲である差込39,40及びネ
ジ穴43よりも内側の部分には、正面視矩形の段状を呈
して圧縮機29側に突出した凸部44が形成されてい
る。すなわちリアクタコイル32がネジ止めされたとき
に、取付板38の取付面とリアクタコイル取付部37の
板面とがよく密着されるようになっている。
コイル32は地面に近い底板23から大きく離されると
共に、プロペラファン26側とも隔離されることとなっ
て、外気或いは雨水などによる湿度,水分の影響がほと
んどなくなり、取付板38及び取付用のネジ41等の腐
蝕及びリアクタコイル32自体の劣化を防止することが
でき、耐久性の向上が達成される。
り曲げられたリアクタコイル取付部37を形成したの
で、リアクタコイル32の自重或いは空気調和機運転に
伴う振動等に耐え得る取り付け強度が得られると共に、
インバータ33のボックス34に干渉することのないリ
アクタコイル32の設置スペースが確保される。また仕
切板30を圧縮機29の背面側Aに入り込むように形成
して、リアクタコイル32及び圧縮機29を熱交換器2
8端部の前面側に配置させたことで、熱交換器と圧縮機
とが幅方向に並んだ従来の配置よりも本体ハウジング2
4内のスペースを有効に利用でき、室外ユニットの幅方
向の小形化も併せて達成されるものである。
4を形成したので、仕切板30とリアクタコイル32
(取付板38)との密着が良くなり、放熱性能が良好に
なって、リアクタコイル32の耐久性向上に貢献でき
る。また、リアクタコイル取付部37の背面は熱交換器
28と対面しているので、この取付部背面に、プロペラ
ファン26の駆動により発生する本体キャビネット24
内の気流が当たり冷却作用を受けることができ、リアク
タコイル32の耐久性向上に貢献できる。
アクタコイル取付部を加工するものとしたが、スペース
に余裕がある場合は平らな仕切板にリアクタコイルを直
接取り付けても構わない。またその取り付け箇所に取付
板に接触する凸部を形成するようにしてもよい。
な優れた効果を発揮する。
水分の影響が極めて少なくなって、腐蝕等によるリアク
タコイルの劣化を防止することができる。
に、リアクタコイルの取り付けのための強度及びスペー
スが確保できる。
に、リアクタコイルと仕切板との密着がよくなって放熱
性能の向上が達成される。
施の形態を示した斜視図である。
断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】底板上に設けられる圧縮機を配置した区画
と、背面側に熱交換器、前面側にプロペラファンを収納
した区画とを左右に隔てるための仕切板を上記底板上に
立設した空気調和機の室外ユニットにおいて、上記仕切
板の背面側を上記熱交換器と対面するように圧縮機の背
面側に延長し、上記仕切板の延長部分における圧縮機側
であって、圧縮機より上方の位置に、上記熱交換器側に
張り出され中央部分に圧縮機側に突出した凸部を有する
リアクタコイル取付部を設け、このリアクタコイル取付
部に、リアクタコイルをリアクタコイルが固定された取
付板を介して取付板が上記凸部に密着するよう取付けた
ことを特徴とする空気調和機の室外ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8113737A JP2866348B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 空気調和機の室外ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8113737A JP2866348B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 空気調和機の室外ユニット |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11389996A Division JP3142481B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 空気調和機の室外ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08270986A JPH08270986A (ja) | 1996-10-18 |
JP2866348B2 true JP2866348B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=14619866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8113737A Expired - Fee Related JP2866348B2 (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | 空気調和機の室外ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2866348B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5891374B2 (ja) * | 2011-05-17 | 2016-03-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 空気調和装置の室外ユニット |
JP5609832B2 (ja) * | 2011-09-16 | 2014-10-22 | 三菱電機株式会社 | ヒートポンプ室外機 |
JP6835010B2 (ja) * | 2018-02-26 | 2021-02-24 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0345064Y2 (ja) * | 1985-05-10 | 1991-09-24 |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP8113737A patent/JP2866348B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08270986A (ja) | 1996-10-18 |
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