JP2771620B2 - 熱交換ユニット - Google Patents

熱交換ユニット

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JP2771620B2
JP2771620B2 JP1220836A JP22083689A JP2771620B2 JP 2771620 B2 JP2771620 B2 JP 2771620B2 JP 1220836 A JP1220836 A JP 1220836A JP 22083689 A JP22083689 A JP 22083689A JP 2771620 B2 JP2771620 B2 JP 2771620B2
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insulating member
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貞治 斉藤
淳 小林
暁 家村
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は筐体の内部が仕切板で熱交換室と機械室とに
区画された熱交換ユニットに関する。
(ロ)従来の技術 近年、圧縮機に供給される電源周波数を、室内の空調
負荷に見合うよう制御する空気調和機が増加している。
このような空気調和機の室外側熱交換ユニットの構造例
を示すものとして実開昭60−104682号公報がある。
この公報において、室外側熱交換ユニットの内部は仕
切板で熱交換室と機械室とに区画されている。この機械
室には電源周波数を制御するためのパワートランジスタ
等の発熱する電送部品が収納されている。このため仕切
板には熱交換室に臨む放熱フィンが設けられており、こ
の放熱フィンに前述の電装部品を取り付けて、この電送
部品を冷却するようにしていた。
(ハ)発明が解決しようとする課題 このような構造の熱交換ユニットにおいて、仕切板並
びに放熱フィンはいずれも金属製で、且つ仕切板に放熱
フィンが直接取り付けられている。このため、例えば熱
交換ユニット内で漏電等が発生して、電気が仕切板に伝
わると、その電気は放熱フィンを介して電装部品に伝わ
り、この部品が損傷するおそれがあった。
本発明は熱交換ユニット内で漏電等が発生して電気が
仕切板に伝わっても、この仕切板に取り付けられている
冷却部材の電装部品には電気を伝えないようにして、こ
の電装部品を保護することを目的としたものである。
(ニ)課題を解決するための手段 この目的を達成するために、本発明は冷却部材が絶縁
部材を介して仕切板に取付けられ、絶縁部材には冷却部
材が置かれてこの冷却部材を絶縁部材に固定可能な状態
で保持する載置部を設けたものである。
(ホ)作 用 仕切板に電気が伝わっても絶縁部材によって、その電
気は冷却部材が伝わらず、この冷却部材に取り付けられ
た電装部材は保護される。しかも冷却部材によってこの
電送部品の冷却は保たれる。
(ヘ)実施例 第1図において、1は分離型空気調和機の室外側熱交
換ユニットで、2は底板、3はこの底板の縁に沿って取
り付けられる略コ字状の外装パネルで、左側面並びに後
面には、吸込口が、右側面には電源サービス口5と、切
欠口6とが設けられている。この切欠口6には底板2の
右縁に固着された取付片7が位置し、この取付片にはバ
ルブ(図示せず)が固定される。8は仕切板で、このユ
ニット1内を左側の熱交換室と、右側の機械室とに区画
するものである。この仕切板8の上部には開口9が設け
られている。
10は略L字状に折り曲げられたプレートフィン型熱交
換器で、底板2の後縁並びに左縁に沿って配置される。
このようにして熱交換器10を載置すると、この熱交換器
10は外装パネル3の吸込口4に沿う。11はこの熱交換器
10の前方に配置される送風機で、この送風機11のモータ
12は支持台13に固定される。この支持台13の下端14は底
板2に固定される。又、上端15はプレートフィン型熱交
換器10の上縁に係合され、且つ外装パネル3の上縁に固
定される。16はこの熱交換ユニット1の前面並びに天面
を構成する前面パネルで、前面に吐出グリル17が設けら
れている。18はリアクタで、底板2に固定される。19は
このリアクタ18をおおうカバーで、その縁は仕切板8の
切り欠き20のまわりに固定される。
21は圧縮機で、底板2に載置される。22はこの圧縮機
21の上方に配置される電装板で、この板の左側立ち上り
片23は斜め後方に傾き、右側立ち上り片24は斜め上方に
傾いている。
この電装板22の右側立ち上り片24にはターミナル端子
盤(図示せず)が取り付けられて、外装パネル3の電源
サービス口5に臨むようになっている。25はコンデンサ
で、電装板22の後部に立設されてバンド26で固定され
る。27はこの電装板22の前部に立設される補助板で、こ
の板の前後両面に、プリント基板28が取り付れられてい
る。29は冷却部材で、一側面には放熱フィン30が縦方向
に多数設けられており、他側面には電装部品(以下「パ
ワートランジスターモジュール31」という。)が固定さ
れている。
32は合成樹脂製の絶縁部材で、冷却部材29が取り付け
られるものである。そして、この絶縁部材32は電装板22
の左側立ち上り片23の開口33に取り付けられる。
第2図、第3図は仕切板8と、電装板22と、冷却部材
29との関係を示すもので、34はトランジスタモジュール
31の取付孔で、この取付孔34を冷却部材29の左右両片の
第1の取付孔35に当ててねじ止めすると、このトランジ
スタモジュール31が冷却部材29に固定される。36は冷却
部材29の第2の取付孔で、絶縁部材32のカバー部37の上
端へ放熱フィン30の上端を当てた状態で、この冷却部材
29を上方へスライドさせると、この冷却部材29の下部37
が絶縁部材32の載置片38(載置部)に係合され、且つ第
2の取付孔36が絶縁部材32のボス39に、第1の取付孔35
から突出したねじの先端(図示せず)が絶縁部材32の筒
状部40に位置する。そして、第2の取付孔36からねじ止
めすると、この冷却部材29が絶縁部材32に固定される。
41は絶縁部材32の取付孔で、この絶縁部材32の下部突出
片42を電装板22の取付穴43に差し込みながら、この部材
の突出縁44を電装板22の左側立ち上り片23の開口33に取
り付けると、この取付孔41が電装板22の取付孔45と一致
し、ねじで固定する。尚、開口33の左右両縁に設けた切
り欠き部46に絶縁部材32のボス39や筒状部40が位置す
る。このようにして電装部品(トランジスタモジュール
31やコンデンサ25等)を電装板22に取り付けたのち、こ
の電装板22の上縁の位置決め片47を仕切板8の上縁の取
付穴48へ差し込むと、第3図に示すよう仕切板8の開口
9のまわりは絶縁部材32でおおわれる。このように構成
した熱交換ユニット1を運転させると、送風機11の回転
によって室外空気は吸込口4から熱交換ユニット1内に
吸込まれ、熱交換器10を流れる冷媒と熱交換される。そ
して前面パネルの吐出グリル17から吹き出される。この
時、機械室49内の空気の温度は、圧縮機21やコンデンサ
25等の放熱によって上昇している。しかしながら、送風
機11の回転によって熱交換室50の圧力の方が機械室50の
圧力よりも低くなるため、この機械室50内の空気は第3
図実線矢印で示すようにファン30の間を通って前述の吐
出グリル17から排出される。
ここで、例えば熱交換ユニット1の内部で漏電が発生
したり、熱交換ユニット1の近くの電柱等に落雷が発生
したりして、この熱交換ユニット1の仕切板8等の板金
製の部品に電気が流れたとしても、冷却部材29は絶縁部
材32によって仕切板8と絶縁されているので、冷却部材
29やトランジスタモジュール31には電気が流れないよう
にしている。これによってトランジスタモジュール31の
破損を防止している。
(ト)発明の効果 以上述べたように、本発明は筐体の機械室内の電装部
品の放熱フィンが設けられた冷却部材を、仕切板の開口
から熱交換室へ露出させると共に、この冷却部材と仕切
板との間に絶縁部材を設けたので、漏電等により仕切板
に電気が伝わっても、絶縁部材によって冷却部材に取り
付けられた電装部品には電気が伝わらないようになり、
この電装部品の破損を防止することができる。又、冷却
部材を絶縁部材の載置部に置くだけで冷却部材が絶縁部
材に固定可能な状態で保持されるので、簡単に冷却部材
を絶縁部材に固定できる。さらにこの冷却部材を取付け
た絶縁部材を仕切板に取り付けるようにしたので、電装
部品を直接冷却部材に固定することができ、電装部品が
確実に冷却され、これによって電装部品の異常発熱を防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は熱交換ユ
ニットの分解斜視図、第2図は同ユニットに組み込まれ
る電装板と絶縁部材と冷却部材との関係を示す分解斜視
図、第3図は同ユニットの要部断面図である。 1……熱交換ユニット、8……仕切板、9……開口、29
……冷却部材、30……放熱フィン、31……トランジスタ
モジュール(電装部品)、32……絶縁部材、49……機械
室、50……熱交換室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体の内部を仕切板で熱交換室と機械室と
    に区画し、この機械室に電装部品を収納し、且つこの電
    装部品の放熱フィンを備えた冷却部材を、前記仕切板の
    開口から前記熱交換室へ露出させる熱交換ユニットにお
    いて、この冷却部材は絶縁部材を介して前記仕切板に取
    付けられ、前記絶縁部材には前記冷却部材が置かれてこ
    の冷却部材を絶縁部材に固定可能な状態で保持する載置
    部を設けたことを特徴とする熱交換ユニット。
JP1220836A 1989-08-28 1989-08-28 熱交換ユニット Expired - Lifetime JP2771620B2 (ja)

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JP1220836A JP2771620B2 (ja) 1989-08-28 1989-08-28 熱交換ユニット

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JP1220836A JP2771620B2 (ja) 1989-08-28 1989-08-28 熱交換ユニット

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JPH0384344A JPH0384344A (ja) 1991-04-09
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