JP3172289B2 - 熱交換ユニット - Google Patents

熱交換ユニット

Info

Publication number
JP3172289B2
JP3172289B2 JP30885792A JP30885792A JP3172289B2 JP 3172289 B2 JP3172289 B2 JP 3172289B2 JP 30885792 A JP30885792 A JP 30885792A JP 30885792 A JP30885792 A JP 30885792A JP 3172289 B2 JP3172289 B2 JP 3172289B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchange
exchange unit
heat
partition plate
electrical components
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP30885792A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06159737A (ja
Inventor
聡 冨岡
裕志 八藤後
彰 白石
拓正 佐藤
敏夫 高嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP30885792A priority Critical patent/JP3172289B2/ja
Publication of JPH06159737A publication Critical patent/JPH06159737A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3172289B2 publication Critical patent/JP3172289B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、筺体内が仕切板で、熱
交換室と機械室とに区画された熱交換ユニットに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調和機等の室外側の熱交換ユ
ニットに、インバータを搭載した能力可変型の圧縮機を
内蔵することが多くなっている。ここで、インバータは
パワートランジスタ、リアクタ等の比較的発熱量が大き
な電装部品を使用するため、その発熱対策が必要とな
る。例えば実公平4−22185号公報で示されるよう
に、外気を本体の機器室に導びいて、この外気で上述の
電装部品を冷却させ、その後、この外気を仕切板の開口
から熱交換器室へ流すようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような構成を有す
る熱交換ユニットにおいては、機器室内の各種の電装部
品の間のスペース等を十分保って冷却空気がスムーズに
機器室内を流れるようにしなければならず、機器室が大
型化するおそれがある。又、冷却空気を機器室に導びく
ための開口には、雨水等が侵入するのを防止する構造を
施こさなければならず、構造の複雑化は免れなかった。
【0004】本発明は電装部品の冷却を確実に行なわせ
ると共に、この電装部品が収納された室のコンパクト化
を図り、且つこの室に雨水が侵入するのを防止すること
を目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、熱交換室には送風機が複数個縦に並べら
れており、この仕切板の上部には比較的発熱量の少ない
電装部品が収納された電装箱が載置されており、且つこ
の仕切板においてこの電装箱の下方で縦に複数個並べら
れた送風機の間には熱交換室側へ突出した突部を設け、
且つこの突部に電装箱に収納された電装部品より発熱量
の多い電装部品を収納しこの突部内の熱交換室側の垂直
面に取り付けるようにしたものである。
【0006】
【作用】電装部品を取り付けた仕切板の突部は、仕切板
においてこの電装箱の下方で縦に複数個並べられた送風
機の間に位置し、この突部に電装箱に収納された電装部
品より発熱量の多い電装部品を収納しこの突部内の熱交
換室側の垂直面に取り付けるようにしたので、この電装
部品が異常に加熱されるおそれは少ない。
【0007】
【実施例】図1ないし図3において、1は分離型空気調
和機の室外側の熱交換ユニットで、この熱交換ユニット
は複数の室内側熱交換ユニット(図示せず)と冷媒管2
でつながれるものである。3,4は前面に設けられた吹
出口で、その内方には2つのプロペラファン5,6が上
下に配置されている。又、この熱交換ユニット1は後面
から左側面にかけて吸込口7が設けられている。8はこ
の吸込口の内方に配置された熱交換器である。9はこの
熱交換ユニット1の右側面に形成した接続台で、その後
方にはバルブ10が縦に並べられており、このバルブ1
0に前述の冷媒管2がつながれる。
【0008】この熱交換ユニット1の内部構造は、特に
図2、図3で示すようになっている。11は仕切板で、
この熱交換ユニット1の筺体の内部を熱交換室12と機
械室13とに区画するものである。そして熱交換室12
には前述の熱交換器8や2つのプロペラファン5,6の
外にレシーバタンク14、オイルセパレータ15、アキ
ュムレータ16等が収納されている。一方、機械室13
にはインバータ圧縮機17が収納されている。18は電
装箱で仕切板11の上部に載置されている。この電装箱
18には主にプリント基板等の比較的発熱量の少ない電
装部品(図示せず)が収納されている。
【0009】19は縦に並べた2つのプロペラファン
5,6間の略中心付近に設けた突部で、熱交換室12側
へ突出している。
【0010】仕切板11は図4、図5で示すように、開
口20が設けられており、この開口20には断面略U字
状に折り曲げた板金製の突出部材21が嵌め込まれてお
り、この開口20から延出した部分が熱交換室12側へ
突出した突部19となっている。22はリアクタ(電装
部品)で、その取付面23には通称シリコンパテと呼ば
れている熱拡散コンパウンド24(図5参照)が塗られ
ている。そして、この熱拡散コンパウンド24が塗られ
た取付面23は突部19の垂直面25へ螺子30にて固
定される。この熱拡散コンパウンド24によってリアク
タ22の取付面23と突部19の垂直面25との密着性
が良くなり、リアクタ22の熱が取付面23を介して突
部19の垂直面25に伝わりやすくしている。
【0011】ここで、リアクタ22の鉄心26とコイル
27との隙間28が上下関係となるよう、すなわち鉄心
26を水平にして突部19内にリアクタ22を収納した
ので、このリアクタ22の放熱はこの隙間28より上昇
する。
【0012】このような構成を備えた熱交換ユニット1
の運転によって2つのプロペラファン5,6が回転す
る。そして、室外空気は図2の実線矢印のように流れ
る。特に熱交換ユニット1の後部右側から吸込まれた空
気は図5の実線矢印で示すように仕切板11が案内壁と
なって熱交換ユニット1の前部中央側(図5においては
左側)へ導びかれる。ここで仕切板11には熱交換室1
2側へ突出した突部19が形成されているので、仕切板
11に沿った空気の流れによってこの突部19は冷却さ
れる。ここでこの空気の温度は、例えば冷房運転時は熱
交換器8が凝縮器として作用するために、この空気は加
熱されて約55℃程度に上昇する。しかし、リアクタの
コイルの温度は約150℃以上に上昇するため、この熱
交換器8で加熱された空気でもリアクタ22の発熱を十
分抑えることが可能であり、実験によれば、リアクタ2
2のコイル27温度は約150℃程度、又リアクタ22
の取付板23および突部19の垂直部25の温度は85
℃程度にまで下げられた。これによってリアクタ22の
異常加熱(160℃以上)は十分抑えられた。
【0013】又、リアクタ22のコイル27と鉄心26
との隙間28が上下になるよう、このリアクタ22を突
部19に収納したことにより、このリアクタ22の熱は
この隙間28から上昇して放熱したこともリアクタ22
の異常加熱を防止できた一因と考えられる。
【0014】尚、この突部19は2つのプロペラファン
5,6の間の略中心位置に設けたので、(図3参照)、
プロペラファン5,6の回転の邪魔にならず、又通風抵
抗の増加を抑えるようにしている。更にこの突部19と
電装箱18とをできるだけ近くに配置したので、例えば
リアクタ22を熱交換ユニット1の底板に置いた場合
(従来例)と比較して、このリアクタ22から延びて電
装箱18内の部品につながるリード線の長さを短かくす
ることができる。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、筺
体の内部を仕切板で熱交換室と機械室とに区画し、この
熱交換室には熱交換器と送風機とを収納させ、機械室に
は圧縮機を内蔵させると共に、仕切板の熱交換室側面を
空気の案内壁として作用させる熱交換ユニットにおい
て、熱交換室には送風機が複数個縦に並べられており、
この仕切板の上部には比較的発熱量の少ない電装部品が
収納された電装箱が載置されており、且つこの仕切板に
おいてこの電装箱の下方で縦に複数個並べられた送風機
の間には熱交換室側へ突出した突部を設け、且つこの突
部に電装箱に収納された電装部品より発熱量の多い電装
部品を収納しこの突部内の熱交換室側の垂直面に取り付
けたので、熱交換室内の空気を利用して電装部品を冷却
できる。このため、機械室内の空気の流れに制約されず
に各種の機器(圧縮機、冷媒管等)を配置して、熱交換
ユニットの小型化を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す熱交換ユニットの斜視図
である。
【図2】図1に示した熱交換ユニットの平面図である。
【図3】図1に示した熱交換ユニットの正面図である。
【図4】図1に示した熱交換ユニットの仕切板の斜視図
である。
【図5】図1に示した熱交換ユニットの要部横断面図で
ある。
【符号の説明】
1 熱交換ユニット 5,6 プロペラファン(送風機) 8 熱交換器 11 仕切板 12 熱交換室 13 機械室 17 圧縮機 19 突部 22 リアクタ(電装部品)
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 拓正 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 高嶋 敏夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 実開 平4−103530(JP,U) 実開 平5−36219(JP,U) 実開 昭63−40730(JP,U) 実公 平1−24504(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筺体の内部を仕切板で熱交換室と機械室と
    に区画し、この熱交換室には熱交換器と送風機とを収納
    させ、前記機械室には圧縮機を内蔵させると共に、前記
    仕切板の熱交換室側面を空気の案内壁として作用させる
    熱交換ユニットにおいて、前記熱交換室には前記送風機
    が複数個縦に並べられており、この仕切板の上部には比
    較的発熱量の少ない電装部品が収納された電装箱が載置
    されており、且つこの仕切板においてこの電装箱の下方
    で前記縦に複数個並べられた送風機の間には前記熱交換
    室側へ突出した突部を設け、且つこの突部に前記電装箱
    に収納された電装部品より発熱量の多い電装部品を収納
    しこの突部内の熱交換室側の垂直面に取り付けたことを
    特徴とする熱交換ユニット。
JP30885792A 1992-11-18 1992-11-18 熱交換ユニット Expired - Fee Related JP3172289B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30885792A JP3172289B2 (ja) 1992-11-18 1992-11-18 熱交換ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30885792A JP3172289B2 (ja) 1992-11-18 1992-11-18 熱交換ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06159737A JPH06159737A (ja) 1994-06-07
JP3172289B2 true JP3172289B2 (ja) 2001-06-04

Family

ID=17986099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30885792A Expired - Fee Related JP3172289B2 (ja) 1992-11-18 1992-11-18 熱交換ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3172289B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014067902A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Toyota Industries Corp 半導体装置
JP2015103800A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 台達電子企業管理(上海)有限公司 放熱ベースと電子装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2193897C2 (ru) 1996-04-04 2002-12-10 Бакстер Акциенгезельшафт Гемостатическая губка, основанная на коллагене, способ ее получения, повязка для ран, включающая такую губку, и набор для приготовления повязки для ран
JPH10220816A (ja) * 1997-02-04 1998-08-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 分離型空気調和機の室外機
KR100479497B1 (ko) * 2002-11-15 2005-03-31 삼성전자주식회사 공기조화기의 실외기
JP4670365B2 (ja) * 2005-01-24 2011-04-13 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機
JP2016080272A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 日立アプライアンス株式会社 冷凍装置
WO2021166256A1 (ja) * 2020-02-21 2021-08-26 三菱電機株式会社 空気調和機の室外機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014067902A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Toyota Industries Corp 半導体装置
JP2015103800A (ja) * 2013-11-26 2015-06-04 台達電子企業管理(上海)有限公司 放熱ベースと電子装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06159737A (ja) 1994-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1684022A1 (en) Outdoor unit of air conditioner
JP4923106B2 (ja) 空気調和機の室外機
JP2011202887A (ja) 空気調和機の室外機
JP3172289B2 (ja) 熱交換ユニット
JP2013050255A (ja) 空気調和機の室外機
WO2004042287A1 (ja) 冷凍装置の室外ユニット、及び室外ユニットの電装品箱
JP2765365B2 (ja) 空気調和装置
JP4305999B2 (ja) 空気調和機の室外ユニット
CN220061962U (zh) 电控盒组件、室外机及暖通设备
CN106716022A (zh) 制冷循环装置的室外单元
JP3322464B2 (ja) 空気調和機
CN217876206U (zh) 除湿机
JP2771620B2 (ja) 熱交換ユニット
JP3332841B2 (ja) 空気調和機
JP2998630B2 (ja) 天井設置型空気調和装置
CN216844927U (zh) 一种电控盒、控制组件及空调室外机
JP3198042B2 (ja) 空気調和機の室外ユニット
CN218955047U (zh) 空调室外机及空调
JP3079989B2 (ja) 空気調和機用室外機
JPH0712817Y2 (ja) 熱交換ユニット
WO2024041055A1 (zh) 一种空调室外机和空调设备
JPH0236015Y2 (ja)
CN213421271U (zh) 机柜空调和电器设备
CN217604244U (zh) 一种室外机、热泵热水器及空调
CN216114389U (zh) 电控盒、空调外机及空调器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees