JP3142481B2 - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室外
ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、従来の空気調和機の
室外ユニットは、キャビネット1及び底板2で形成され
た本体ハウジング3内に、プロペラファン4により空冷
される熱交換器5と、熱交換器5に冷媒を送る圧縮機6
とが設けられ、これらが仕切板7にて隔てられている。
圧縮機6側にはボックス8に収納されたインバータ(図
示せず)が圧縮機6の上方に備えられ、圧縮機6へ供給
する電源の周波数を適宜変換させるようになっている。
そして図6にも示すように、仕切板7のファン4側の下
隅には周波数変換の際の力率を向上させるためのリアク
タコイル9が設けられ、その上側及びファン4側がリア
クタカバー10にて覆われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示し
たように、空気調和機の室内ユニットにおいては、室内
ユニット小型化が望まれており、その幅寸法、高さ寸法
は極力小さくすることが要求されている。しかし、図6
に示すように、リアクタコイル9を本体ハウジング3の
底板2に取付板11を介して固定すると雨水の侵入など
によって取付板11が腐食してしまうと共に、リアクタ
コイル9自体へも悪影響を与える。このため、圧縮機6
の上方にリアクタコイル9を配置し、圧縮機6とリアク
タコイル9との空間をできるかぎり小さくすることによ
り、高さ方向の寸法制約を改善しつつ雨水侵入への悪影
響をなくすことが考えられる。しかしながら、熱交換器
やプロペラファン側の区画では、侵入した雨水やドレン
水などがプロペラファン4により掻き上げられて仕切板
7に当たることで、リアクタコイル9がその水分・湿度
などにより悪影響を与える問題がある。そこで、仕切板
7で仕切られた圧縮機6側の区画の上方にリアクタコイ
ル9を配置することも考えられるが、水分による悪影響
はなくなるものの、リアクタコイル9の放熱性が悪くな
る問題がある。さらにリアクタコイル9を仕切板7に直
接取り付けるにしても、その取付強度を確保しつつ取付
作業性が良好なことが求められる。
【0004】そこで本発明は、上記事情に鑑み、室外ユ
ニットの小型化を図ることができ、しかもリアクタコイ
の水分の影響がなく、しかも取付作業性、放熱性が良
好になる空気調和機の室外ユニットを提供すべく創案さ
れたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、底板上に設け
られる圧縮機を配置した区画と、背面側に熱交換器、前
面側にプロペラファンを収納した区画とを左右に隔てる
ための仕切板を上記底板上に立設した空気調和機の室外
ユニットにおいて、上記仕切板の背面側を上記熱交換器
と対面するように圧縮機の背面側に延長し、上記仕切板
の延長部分における圧縮機側であって、圧縮機より上方
の位置に、上記熱交換器側に張り出されたリアクタコイ
ル取付部を設け、このリアクタコイル取付部に、リアク
タコイルを上記仕切板に密接するように取り付けたもの
である。
【0006】上記構成により、リアクタコイルが底板か
ら充分隔離されると共に、仕切板の延長部分における圧
縮機側の区画であって、熱交換器側に張り出されたリア
クタコイル取付部に取り付けることでリアクタコイルの
取付作業性が向上し、しかも、その取付部等がプロペラ
ファン側の区画に直接面して設置されることがないた
め、リアクタコイルは、プロペラファン側の区画底板に
溜まった雨水などがプロペラファンにより掻き上げられ
て仕切板に当たることが水分・湿気などの悪影響を受け
ることを防止できるものである。また、このリアクタコ
イル取付部の背面側は熱交換器と対面するように位置し
て、リアクタコイルと仕切板が密接的に取り付けられる
ため、リアクタコイル取付部がプロペラファンから熱交
換器に送られる強制通風の一部によって強制的に冷却さ
れると共に、リアクタコイルと仕切板の密着性が向上す
ることによって、リアクタコイルの放熱性が高まり、か
つその強度も向上できる。さらにリアクタコイル取付部
の背面側からの放熱効果も得られ、冷却効率の向上が図
れるものである。これによって加熱されたリアクタコイ
ル取付部は勿論、リアクタコイルも間接的に効率よく冷
却することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0008】先に図4によって、本発明に係わる空気調
和機の室外ユニットの実施の形態の全体構成を説明す
る。この室外ユニットは、フロントキャビネット21、
バックキャビネット22及び底板23で形成された本体
ハウジング24内に、ファンモータ25に連結されたプ
ロペラファン26と、配管等の冷凍サイクル部品27が
接続された熱交換器28と、熱交換器28に冷媒を送る
圧縮機29とが設けられて構成されている。そしてこれ
ら熱交換器28と圧縮機29とを隔てる仕切板30が圧
縮機29の背面側Aに延長されていると共に、その延長
部分31の圧縮機側であって圧縮機29よりも上方の位
置に、リアクタコイル32が取り付けられている。また
インバータ33のボックス34は、仕切板30の切欠部
35に支持され、圧縮機29の上方に配置されている。
従ってリアクタコイル32は、ボックス34と仕切板3
0の延長部分31との間の空間に設置されていることに
なる。
【0009】図1乃至図3に示すように、この実施の形
態にあっては延長部分31がバックキャビネット22の
角部に向かうように斜め方向に形成され、その延長端部
36が熱交換器28の端部にネジ止めされて、熱交換器
28と対面して配置されるようになっている。そして延
長部分31のリアクタコイル32が取り付けられる箇所
に、熱交換器28側に張り出されたリアクタコイル取付
部37が形成されている。このリアクタコイル取付部3
7は、仕切板30が深絞りで加工されることにより一体
成形されている。このリアクタコイル取付部37には、
リアクタコイル32の下部である取付板38の下辺両端
が、上方から差し込まれて嵌められる差込部39,40
が一体に形成されている。またネジ41により取付板3
8の上部を止めるべく、取付板38の上部にはネジ穴4
2が形成され、これに対応した位置のリアクタコイル取
付部37にもネジ穴43が形成されている。また取付板
38と対面する範囲である差込部39,40及びネジ穴
43よりも内側の部分には、正面視矩形の段状を呈して
圧縮機29側に突出した凸部44が形成されている。す
なわちリアクタコイル32がネジ止めされたときに、取
付板38の取付面とリアクタコイル取付部37の板面と
がよく密着されるようになっている。
【0010】このように、仕切板30の圧縮機29側の
面に、リアクタコイル32を圧縮機29の上方に取り付
けるためのリアクタコイル取付部37を設け、リアクタ
コイル32の取付板38の下辺を差込部39,40に差
し込ませて保持するようにしたので、圧縮機29の上部
とリアクタコイル32との隙間を狭くしても、リアクタ
コイル32の取付板38を上方から容易に差込部39,
40に差し込むことができ、取付作業性を大幅に改善で
きる。言い換えると、室外ユニットの高さ寸法を極力小
さくした構成が実現できる。またリアクタコイル32の
取付板38の上部をネジ41によってリアクタコイル取
付部37に固定するようにしたので、リアクタコイル3
2の仕切板30での保持が確実になる。すなわち運転中
の振動により騒音が発生するのを未然に防ぐことができ
る。このネジ止めの作業は、室外ユニットの上部の覆い
がない状態で行われるので、広い作業空間で行うことが
でき、作業性が悪くなることはない。さらにリアクタコ
イル取付部37に凸部44を形成したので、仕切板30
とリアクタコイル32(取付板38)との密着が良くな
り、放熱性能が良好になって、リアクタコイル32の耐
久性向上が達成される。そしてリアクタコイル32は地
面に近い底板23から大きく離されるので、外気或いは
雨水などによる湿度,水分の影響がほとんどなくなり、
取付板38及び取付用のネジ41等の腐蝕及びリアクタ
コイル32自体の劣化を防止することができ、耐久性の
向上が達成される。
【0011】さらにこの実施の形態では、仕切板30を
圧縮機29の背面側Aに延長させ、この延長部分31に
リアクタコイル取付部37を設けたので、リアクタコイ
ル32はプロペラファン26側とも隔離されて、外気或
いは雨水などからの悪影響をより一層防ぐことができ
る。またリアクタコイル32及び圧縮機29を熱交換器
28端部の前面側に配置させたことで、従来の配置であ
る熱交換器と圧縮機とが幅方向に並んだものよりも、本
体ハウジング24内のスペースを有効に利用できる。そ
してリアクタコイル取付部37の背面が熱交換器28と
対面しているので、この取付部背面に、プロペラファン
26の駆動により発生する本体キャビネット24内の気
流が当たって冷却作用を受けることができ、リアクタコ
イル32の耐久性向上に貢献できる。
【0012】なおこの実施の形態にあっては、リアクタ
コイル取付部37を仕切板30の延長部分31に設ける
ものとしたが、圧縮機29の上方であれば仕切板30の
どの位置に設けても構わない。またリアクタコイル取付
部37を仕切板30に深絞りで加工するものとしたが、
平らなリアクタコイル取付部を設けてリアクタコイルを
取り付けるようにしても構わない。
【0013】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0014】(1)リアクタコイルが底板から充分隔離
されると共に、仕切板の延長部分における圧縮機側の区
画であって、熱交換器側に張り出されたリアクタコイル
取付部に取り付けることでリアクタコイルの取付作業性
が向上し、しかも、その取付部等がプロペラファン側の
区画に直接面して設置されることがないため、リアクタ
コイルは、プロペラファン側の区画底板に溜まった雨水
などがプロペラファンにより掻き上げられて仕切板に当
たることが水分・湿気などの悪影響を受けることを防止
できる。
【0015】(2)リアクタコイル取付部の背面側は熱
交換器と対面するように位置して、リアクタコイルと仕
切板が密接的に取り付けられるため、リアクタコイル取
付部がプロペラファンから熱交換器に送られる強制通風
の一部によって強制的に冷却されると共に、リアクタコ
イルと仕切板の密着性が向上することによって、リアク
タコイルの放熱性が高まり、かつその強度も向上でき
る。
【0016】(3)リアクタコイル取付部の背面側から
の放熱効果も得られ、冷却効率の向上が図れるものであ
る。これによって加熱されたリアクタコイル取付部は勿
論、リアクタコイルも間接的に効率よく冷却することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる空気調和機の室外ユニットの実
施の形態を示した斜視図である。
【図2】図1の平面断面図である。
【図3】図2の正面断面図である。
【図4】図1の全体を示した斜視図である。
【図5】従来の空気調和機の室外ユニットを示した平面
断面図である。
【図6】図5の要部正面断面図である。
【符号の説明】
28 熱交換器 29 圧縮機 30 仕切板 32 リアクタコイル 37 リアクタコイル取付部 38 取付板 39,40 差込部 41 ネジ 42,43 ネジ穴 44 凸部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底板上に設けられる圧縮機を配置した区
    画と、背面側に熱交換器、前面側にプロペラファンを収
    納した区画とを左右に隔てるための仕切板を上記底板上
    に立設した空気調和機の室外ユニットにおいて、上記仕
    切板の背面側を上記熱交換器と対面するように圧縮機の
    背面側に延長し、上記仕切板の延長部分における圧縮機
    側であって、圧縮機より上方の位置に、上記熱交換器側
    に張り出されたリアクタコイル取付部を設け、このリア
    クタコイル取付部に、リアクタコイルを上記仕切板に密
    接するように取り付けたことを特徴とする空気調和機の
    室外ユニット。
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