JP2003014047A - 圧縮機の防振装置および冷凍装置 - Google Patents

圧縮機の防振装置および冷凍装置

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JP2003014047A
JP2003014047A JP2001194330A JP2001194330A JP2003014047A JP 2003014047 A JP2003014047 A JP 2003014047A JP 2001194330 A JP2001194330 A JP 2001194330A JP 2001194330 A JP2001194330 A JP 2001194330A JP 2003014047 A JP2003014047 A JP 2003014047A
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vibration
compressor
vibration isolator
underframe
leg
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Application number
JP2001194330A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Ogose
安陽 生越
Tetsuya Yamashita
哲也 山下
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の圧縮機の脚と台枠との間に配置される
防振装置は、脚に接する部分と台枠に接する部分の硬度
が同じであったので、圧縮機の起動・停止時に発生する
回転方向の力により圧縮機が左右の揺れを抑えること
と、台枠に伝わる振動を小さくして烈しい騒音の発生を
防止するという両方の課題を一度に解決することができ
なかった。 【解決手段】 台枠に接する第1の防振材と、その上部
に配置され、圧縮機の脚に接する第1の防振材よりも硬
度の大きい第2の防振材とで防振装置を構成し、圧縮機
起動・停止時に回転方向に働く力に対しては、圧縮機の
脚、第2の防振材及びボルトで抗し、通常運転時に発生
する圧縮機の上下振動は、第1の防振材で吸収できるよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調および冷凍
装置の圧縮機と台枠との間に介在させられる圧縮機の防
振装置、及びこれらの防振装置を使用した冷凍装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】縦形の回転式の圧縮機では、通常動作時
での圧縮機の上下方向(厳密には、すりこぎ状の振動)
の振動が台枠、及び筐体に伝わり、大きな騒音を発生さ
せることを防止し、さらに、圧縮機起動時・停止時に発
生する回転方向の力による揺れ範囲を制限する必要があ
る。図8は、特開平9−151849号公報に記載され
た従来の圧縮機の支持装置を示す斜視図であり、図9
は、圧縮機の支持装置を拡大して示す断面図である。図
中、圧縮機本体100には脚部101が設けられ、この
脚部101にはクッションゴム102が装着されてい
る。また、このクッションゴム102は、胴部102a
と、この胴部102aの中央で高くなった頂部102b
とからなり、この頂部102bは、脚部101の穴を貫
通して脚部101の上面よりも上方に貫通している。こ
れにより、結局、圧縮機本体100の脚部101はクッ
ションゴム102の胴部102aにより支持されること
になる。
【0003】また、クッションゴム102の胴部102
aには蛇腹部102cが設けられており、この蛇腹部1
02cが軸方向の荷重を吸収する。さらに、このクッシ
ョンゴム102の頂部102bを通って上下に貫通する
貫通穴102dが開けられ、この貫通穴102dには、
止め具としてボルト103が通され、このボルト103
によって圧縮機本体100の脚部101が台枠104に
固定される構成になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この様な構成
では、台枠104に伝わる振動を軽減する為にはクッシ
ョンゴム102の硬度を低くする(柔らかくする)こと
が要求されるが、脚部101はボルト103にクッショ
ンゴム102を介して支持される為に、クッションゴム
の硬度が小さいと圧縮機の起動・停止時に発生する回転
方向の力により圧縮機が左右に揺れてしまい、その変位
によって、圧縮機に接続する冷媒配管に過大な応力を発
生させるという問題があった。なお、逆にクッションゴ
ムの硬度を大きく(硬くする)と、台枠に伝わる振動が
大きくなり、烈しい騒音が発生してしまう。
【0005】なお、例えば、図10に示すように、クッ
ションゴム102の硬度を小さくし、脚部101の上に
金属で作成した逆凹形状の圧縮機固定板105を配置、
圧縮機固定板105とボルト103とを締結させること
で圧縮機の脚部101を挟み込み、圧縮機起動・停止時
の揺れを防止する方法もあるが、これでは圧縮機固定板
105の板金寸法のばらつきにより揺れがばらついた
り、圧縮機固定板105とボルト103との金属同士の
烈しい接触により騒音が発生したり、さらに、部品点数
が多くなってしまうなどの問題がある。
【0006】また、図11に示すように、クッションゴ
ム102の硬度を小さくし、脚部101の回りに圧縮機
振れ止め板106を設置することで圧縮機起動・停止時
に脚部101の変位範囲を抑える方法もあるが、これで
は圧縮機振れ止め板106と脚部101との金属同士の
烈しい接触により騒音が発生してしまうとともに、部品
点数も多くなってしまうという問題がある。さらに、通
常運転時に圧縮機振れ止め板106と脚部101とが接
触してしまうと、金属同士の接触により騒音を発生させ
るので、圧縮機振れ止め板106と脚部101との隙間
を適度な大きさにする必要があるが、作成時にどの程度
にすれば良いかを設定するのは難しく、検査にも多大の
労力を必要とするという問題がある。
【0007】なお、特開平5−10263号公報には、
圧縮機の取り付け足をラバークロメットと、その下部に
位置する弾まないタイプの制振ゴムとを組み合わせ、台
枠に固定する方法が示されているが、この方法では、圧
縮機の起動・停止時に回転方向に係る力に十分に抗しき
れず、大きな揺れが発生してしまうという問題がある。
また、特開平6−101643号公報には、圧縮機の取
付脚をばね定数の小さいクッションゴム部と、その下部
に位置するばね定数の大きいクッションゴム部とを介し
て台枠に固定する方法が示されているが、この方法でも
同様に、圧縮機の起動・停止時に回転方向に係る力に十
分に抗しきれず、大きな揺れが発生してしまうという問
題がある。
【0008】この発明は上述の課題を解決するためにな
されたものであり、通常動作時の圧縮機の上下振動によ
り発生する騒音を防止することができるとともに、圧縮
機起動・停止時の回転方向の力により発生する左右の揺
れを、騒音を発生させる事無く抑制できる圧縮機の防振
装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明における圧縮機
の防振装置は、台枠に接するように配置されたボルト貫
通穴を有する第1の防振材と、脚の垂れ下がり部の内周
面に接するように、第1の防振材の上部に配置されるボ
ルト貫通穴を有する第2の防振材とを備え、第1の防振
材の硬度は、第2の防振材の硬度よりも小さいものとし
た。
【0010】また、この発明における圧縮機の防振装置
は、台枠に接するように配置されたボルト貫通穴を有す
る第1の防振材と、脚の外縁部に接する立ち上がり部、
及びボルト貫通穴とを有し、第1の防振材の上部に配置
される第2の防振材とを備え、第1の防振材の硬度は、
第2の防振材の硬度よりも小さいものとした。
【0011】さらに、第2の防振材のボルト貫通穴にボ
ルトを貫通させた時、ボルトと第2の防振材とが接する
ようにした。
【0012】さらに、第2の防振材は金属で構成され、
第2の防振材のボルト貫通穴の内表面には弾性部材が貼
着されているものとした。
【0013】さらに、第2の防振材は、弾性部材を介し
て脚に接しているものとした。
【0014】また、この発明における圧縮機の防振装置
では、縦形の回転式圧縮機の脚に接する上部面の面積
が、台枠に接する下部面の面積よりも大きいものとし
た。
【0015】さらに、この発明における冷凍装置は、圧
縮機と、台枠と、圧縮機と台枠との間に配置される上述
の防振装置とを有するものとした。
【0016】また、この発明における冷凍装置は、防振
装置が台枠に接するように配置されたボルト貫通穴を有
する第1の防振材と、脚に接するように第1の防振材の
上部に配置される、第1の防振材よりも大きい硬度の第
2の防振材とを有し、冷媒配管の直下方近辺に位置する
防振装置の第2の防振材は、他の防振装置の第2の防振
材よりも厚いものとした。
【0017】また、この発明における冷凍装置は、脚と
台枠とは第2の防振材を介してボルトで締結され、台枠
と固定部材とは第1の防振材を介してボルトで締結さ
れ、第1の防振材の硬度は、第2の防振材の硬度よりも
小さいものとした。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、防振装置
を介して台枠に固定した圧縮機を示す斜視図である。圧
縮機本体1の曲側面には、冷媒を吸入する為の冷媒配管
2が接続され、頭頂部には、冷媒を吐出す為の冷媒配管
3が接続されている。また、圧縮機本体1の下部には脚
部4があり、この脚部4の4つの脚5は、防振装置6を
介して台枠7にボルト8、およびナット9で固定されて
いる。また、台枠7は、冷凍装置の筐体に直接固定され
ている。
【0019】図2は、図1の脚5および台枠7に固定さ
れた状態での防振装置の構成を示す縦断面図である。図
2中、防振装置6は、台枠7上に密着するように配置さ
れるゴム等の弾性体である第1の防振材10と、底面中
心付近に窪みを有し、この窪みに第1の防振材10の一
部が入り込むように第1の防振材10の上部に配置され
るゴム等の弾性体である第2の防振材11とから主に構
成され、第1の防振材10と第2の防振材11とは、接
着材で固着されている。また、第2の防振材11の硬度
は第1の防振材10の硬度よりも大きく(バネ定数で
は、第2の防振材のバネ定数の方が、第1の防振材のバ
ネ定数よりも大きい)、第1の防振材10の硬度はHs
40以下、第2の防振材11の硬度はHs50以上であ
ることが好ましい。なお当然に、第2の防振材11は、
台枠7に接しておらず、また、第1の防振材10の台枠
7に接する下面面積は、第2の防振材11の脚5に接す
る上面面積よりも小さい。
【0020】また、脚5は周囲に設けられた垂れ下がり
部5aを有する逆凹形状であり、第2の防振材11の側
面は垂れ下がり部5aの内周面と密着、上面は脚5の下
面5bと密着するように、脚5に取り付けられている。
なお、第2の防振材11の脚5への挿入を容易にするた
めに、第2の防振材11の上側面は斜めにテーパ加工さ
れている。なお、第1の防振材10に関しても、第2の
防振材11の下面への挿入を容易にするためにテーパ加
工されている。
【0021】さらに、第2の防振材11は、上面中央で
高くなった頂部11aを有し、この頂部11aは、脚5
の穴を貫通して脚5の上面よりも上方に突出している。
さらに、第2の防振材11には、頂部11aを通って上
下に貫通する貫通穴11bが開けられ、第1の防振材1
0には、貫通穴11bと連続するように貫通穴10aが
開けられている。なお、台枠7にも貫通穴があり、台枠
7の裏面から図3に示すボルトを、台枠7の貫通穴、第
1の防振材10の貫通穴10a、第2の防振材11の貫
通穴11bに挿入し、先端のボルトネジ部8aに薄い弾
性体12を挿入させ、ナット9で締め付けることによ
り、台枠7と脚5とを第1の防振材10、第2の防振材
11を介して固定することができる。なお、第1の防振
材10の貫通穴10a、および第2の防振材11の貫通
穴11bには、ボルト部8bが位置し、第2の防振材1
1の貫通穴11bの内周面とボルト部8bは、ほぼ密着
状態、又は多少のクリアランスが存在する状態に保持さ
れている。また、止め部8cは、台枠7の下面に固定さ
れている。さらに、薄い弾性体12により、金属である
ナット9と、金属である脚5とが直接触れることを防止
している。
【0022】このような構成では、圧縮機起動・停止時
に回転方向に力が働くが、脚5の垂れ下がり部5aとボ
ルト8との間に、硬い第2の防振材11が固着している
ので、脚5に作用する力に対して硬い第2の防振材11
を介してボルトで抗することができ、左右の揺れを抑え
ることができる。また、台枠7は第1の防振材10のみ
と接するので、通常運転時に発生する圧縮機の上下振動
は、第1の防振材10で或程度吸収した後に、台枠7に
伝わり、騒音を抑えることができる。さらに、第1の防
振材10の台枠7との接触面積が、第2の防振材11と
脚5との接触面積よりも小さいので、脚5から第2の防
振材11に伝わる上下振動のエネルギーの全てが第1の
防振材10に伝わることはなく、台枠7へ伝わる上下振
動を小さくできる。
【0023】なお、第1の防振材10はゴムでなくと
も、例えばバネ等であってもよい。
【0024】実施の形態2.図2では、第2の防振材1
1をゴム等で構成したが、これを金属としてもよい。図
4は、この発明の実施の形態2における防振装置の縦断
面図である。なお、図4中、図2と同一の構成、及び相
当する構成には同一の符号を付し、説明を省略する。図
4中、第1の防振材13は、本体部13aと、径がきわ
めて小さい円筒部13bとから構成されている。また、
金属製の第2の防振材14は、貫通穴14aを有し、そ
の貫通穴14aに第1の防振材13の円筒部13bが貫
通し、貫通穴14aの内表面に、第1の防振材13の円
筒部13bが貼着されている。なお、円筒部13bは、
脚5の穴も貫通している。
【0025】このような構成では、第2の防振材14は
金属であるために剛性が増し、起動・停止時の揺れを防
止することができる。また、第2の防振材14とボルト
8との間には、ゴム等で構成された第1の防振材13の
円筒部13bが貼着されているので、金属同士が接触す
ることにより発生する騒音を防ぐことができる。
【0026】実施の形態3.図4の防振装置では、第2
の防振材14の側面は、脚5の周囲に設けられた垂れ下
がり部5aの内周面と密着し、第2の防振材14の上面
は脚5の下面5bと密着するように、脚5に取り付けた
が、この第2の防振材14と脚5とは共に金属であるの
で、接触により騒音を発生する場合がある。それを防止
するために、両方の間に薄いゴム等の弾性部材を挿入さ
せてもよい。図5は、薄い弾性部材15を、脚5の垂れ
下がり部5aの内周面、及び脚5の下面5bに貼り付け
たものである。これにより、第2の防振材14と脚5と
の接触により発生する騒音を防止できる。
【0027】実施の形態4.図2では、垂れ下がり部を
有する逆凹形状の脚を備えた圧縮機に対応する防振装置
について示したが、圧縮機の脚には、垂れ下がり部を有
さず、平面形状のものもある。このよう場合には、脚の
外縁部を第2の防振材で固定することで対応可能であ
る。
【0028】図6は、この実施の形態4における防振装
置の縦断面図であり、図2の防振装置において、第2の
防振材の外周に突出部を設け、その突出部の内周面と脚
の外縁とが密着するように形成したものである。なお、
図6中、図2と同様の構成、及び相当する構成には同一
の符号を付し、説明を省略する。
【0029】図6中、第2の防振材16は、第1の防振
材13を下面ではめ込むような形で、第1の防振材13
上に設置されている。また、第2の防振材16は、上面
中央で高くなった頂部16aを有し、この頂部16a
は、平面状の脚17の穴を貫通して脚17の上面よりも
上方に突出している。さらに、上面の外周部分の一部に
は、立ち上がり部16bがあり、この立ち上がり部16
aの内周面が、脚17の外縁部と密着している。
【0030】このような構成では、圧縮機起動・停止時
での回転方向の力は、ボルト8及び第2の防振材16に
より脚が固定されることで抗することができ、左右の揺
れを抑えることができる。
【0031】実施の形態5.なお、脚部の4つの脚の下
に配置される防振装置の第1の防振材、及び第2の防振
材の厚みは、装着した状態で高さが同じになるのであれ
ば、個々に変化させてもよい。例えば、冷媒配管3の下
部に位置する脚5では、第2の防振材を厚くすること
で、圧縮機起動・停止時に係る回転方向の力による揺れ
を小さくさせ、冷媒配管に係る応力を小さくすることが
できる。
【0032】実施の形態6.図1では、圧縮機が防振装
置を介して接続させる台枠は、冷凍装置の筐体に直接固
着させるが、防振材を介して筐体に設置させるようにし
てもよい。図7はこの実施の形態6における冷凍装置で
の圧縮機の固定状態を示す外観図である。なお、図7
中、図1と同一の構成、及び相当する構成には同一の符
号を付し、説明を省略する。図7中、台枠7の上部に第
2の防振部材18を、さらに、その上部に脚5を配置
し、ボルト8を貫通させてナット9で締めることによ
り、台枠7上に脚5を固定している。また、台枠7の4
隅を、第1の防振材19を介して、筐体(図示せず)の
側面に固定された梁20にボルトで締結することで、台
枠7と梁20とを固定している。なお、第2の防振材1
8の硬度は第1の防振材19の硬度よりも大きい。
【0033】このような構成では、圧縮機起動・停止時
に回転方向に力が働くが、硬い第2の防振材18を介し
て台枠7に固定しているので、左右の揺れを抑えること
ができる。また、通常運転時の上下振動は台枠7には伝
わるが、台枠7と梁20との間に配置された第1の防振
材19により或程度吸収した後に、梁20及び筐体に伝
わるので、騒音を抑えることができる。
【0034】
【発明の効果】上述のように、この発明では、圧縮機起
動・停止時に回転方向に働く力に対して、圧縮機の脚、
第2の防振材、ボルトで抗することができるので左右の
揺れを抑えることができ、また、通常運転時に発生する
圧縮機の上下振動は、第1の防振材で或程度吸収した後
に台枠に伝わるので、騒音を抑えることができる。
【0035】また、第2の防振材が金属であっても、ボ
ルトや脚との接触部分に弾性体を配置させれば、金属同
士が接触することにより発生する騒音を防止できる。
【0036】また、台枠に接する下部面の面積を脚に接
する上部面の面積がよりも小さくすれば、台枠に伝わる
振動を小さくすることができる。
【0037】また、圧縮機の側面に接続された冷媒配管
の直下方近辺に位置する防振装置の第2の防振材を厚く
することで、冷媒配管の変位を小さくすることができ
る。
【0038】また、脚と台枠とを第1の防振材を介して
ボルトで締結し、台枠と固定部材とを第1の防振材より
も硬度が小さい第2の防振材を介してボルトで締結する
ことで、圧縮機起動・停止時に回転方向に働く力による
左右の揺れを抑え、通常運転時に発生する圧縮機の上下
振動による騒音を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 圧縮機の斜視図である。
【図2】 実施の形態1における支持装置の断面図であ
る。
【図3】 ボルトの斜視図である。
【図4】 実施の形態2における支持装置の断面図であ
る。
【図5】 実施の形態3における支持装置の断面図であ
る。
【図6】 実施の形態4における支持装置の断面図であ
る。
【図7】 実施の形態6における圧縮機固定部分の斜視
図である。
【図8】 従来の圧縮機の支持装置を示す斜視図であ
る。
【図9】 従来の圧縮機の支持装置の断面図である。
【図10】 従来の圧縮機の支持装置の断面図である。
【図11】 従来の圧縮機の支持装置の断面図である。
【符号の説明】
1 圧縮機本体、 2 冷媒配管、 3 冷媒配管、
4 脚部、 5 脚、5a 垂れ下がり部、 5b 下
面、 6 支持装置、 7 台枠、8 ボルト、 8a
ボルトネジ部、 8b ボルト部、 8c 止め部、
9 ナット、 10 第1の防振材、 10a 貫通
穴、11 第2の防振材、 11a 頂部、 11b
貫通穴、 12 弾性体、13 第1の防振材、 13
a 第1の円筒部、 13b 第2の円筒部、14 第
2の防振材、 15 弾性部材、 16 第2の防振
材、16a 頂部、 16b 立ち上がり部、 17
脚、18 第2の防振材、 19 第1の防振材、 2
0 梁。
フロントページの続き Fターム(参考) 3J048 AA01 BA03 BD04 BD05 EA09 3J059 AC03 BA54 BB03 BB09 BC06 BD01 CA14 CB03 GA50

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周に垂れ下がり部を有する逆凹形状の
    圧縮機の脚と、台枠との間に配置される圧縮機の防振装
    置であって、前記台枠に接するように配置されたボルト
    貫通穴を有する第1の防振材と、前記脚の垂れ下がり部
    の内周面に接するように、前記第1の防振材の上部に配
    置されるボルト貫通穴を有する第2の防振材とを備え、
    前記第1の防振材の硬度は、前記第2の防振材の硬度よ
    りも小さいことを特徴とする圧縮機の防振装置。
  2. 【請求項2】 圧縮機の脚と、台枠との間に配置される
    圧縮機の防振装置であって、前記台枠に接するように配
    置されたボルト貫通穴を有する第1の防振材と、前記脚
    の外縁部に接する立ち上がり部、及びボルト貫通穴とを
    有し、前記第1の防振材の上部に配置される第2の防振
    材とを備え、前記第1の防振材の硬度は、前記第2の防
    振材の硬度よりも小さいことを特徴とする圧縮機の防振
    装置。
  3. 【請求項3】 第2の防振材のボルト貫通穴にボルトを
    貫通させた時、前記ボルトと前記第2の防振材とが接す
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の圧縮機の
    防振装置。
  4. 【請求項4】 第2の防振材は金属で構成され、さらに
    前記第2の防振材のボルト貫通穴の内表面には弾性部材
    が貼着されていることを特徴とする請求項1または2に
    記載の圧縮機の防振装置。
  5. 【請求項5】 第2の防振材は、弾性部材を介して脚に
    接することを特徴とする請求項4に記載の圧縮機の防振
    装置。
  6. 【請求項6】 縦形の回転式圧縮機の脚と、台枠との間
    に配置される圧縮機の防振装置であって、前記脚に接す
    る上部面の面積が、前記台枠に接する下部面の面積より
    も大きいことを特徴とする圧縮機の防振装置。
  7. 【請求項7】 圧縮機と、台枠と、前記圧縮機と前記台
    枠との間に配置される請求項1から請求項6のいずれか
    に記載の圧縮機の防振装置とを有することを特徴とする
    冷凍装置。
  8. 【請求項8】 複数の脚を備え、側面に冷媒配管が接続
    された圧縮機と、台枠と、前記脚と前記台枠との間に配
    置される複数の防振装置とを備え、ボルトにより前記
    脚、前記防振装置及び前記台枠を締結した冷凍装置であ
    って、前記防振装置は前記台枠に接するように配置され
    たボルト貫通穴を有する第1の防振材と、前記脚に接す
    るように前記第1の防振材の上部に配置される前記第1
    の防振材よりも大きい硬度の第2の防振材とを有し、さ
    らに、前記冷媒配管の直下方近辺に位置する前記防振装
    置の第2の防振材は、他の防振装置の第2の防振材より
    も厚いことを特徴とする冷凍装置。
  9. 【請求項9】 複数の脚を備えた圧縮機と、台枠と、筐
    体と、前記筐体の相対する側面に渡された固定部材とを
    有する冷凍装置であって、前記脚と前記台枠とは第2の
    防振材を介してボルトで締結され、前記台枠と前記固定
    部材とは第1の防振材を介してボルトで締結され、前記
    第1の防振材の硬度は、前記第2の防振材の硬度よりも
    小さいことを特徴とする冷凍装置。
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