JP3315798B2 - モータの取付構造 - Google Patents

モータの取付構造

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JP3315798B2
JP3315798B2 JP00397594A JP397594A JP3315798B2 JP 3315798 B2 JP3315798 B2 JP 3315798B2 JP 00397594 A JP00397594 A JP 00397594A JP 397594 A JP397594 A JP 397594A JP 3315798 B2 JP3315798 B2 JP 3315798B2
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俊明 村上
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日本電産シバウラ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例として、天井埋め込
み型空調装置に備えられるモータを該空調装置のハウジ
ングに取付ける際に用いられるモータの取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、本発明の基礎となる天井埋め込
み型空調装置(以下、空調装置)の断面図であり、図1
4は典型的な従来技術のモータの取付構造を示す断面図
であり、図15は本従来技術の平面図であり、図16は
本従来技術に用いられる)防振ゴムの一部断面を示す正
面図であり、図17は防振ゴムの平面図である。これら
の図面を参照して、従来のモータの取付構造について説
明する。
【0003】図3に示される空調装置1は、建築物の天
井2に埋め込まれる。空調装置1は、建築物の屋内に臨
む前面パネル3と、天井2の背後に位置して前面パネル
3によって被覆されるハウジング4とを備える。前面パ
ネル3には、屋内の空気を吸引する吸い込みグリル5が
設けられ、この吸い込みグリル5と一体的に支持フレー
ム6が設けられる。支持フレーム6の内部側にベルマウ
ス7が設けられる。ベルマウス7の上端は開口してお
り、半径方向外方に吸引グリル5からの空気を導くダク
ト8が配置される。ダクト8の外方には、フィルタ22
が配置される。
【0004】前記ダクト8の半径方向中心部付近に於い
て、ダクト8の背後側にファンモータ9が配置される。
ファンモータ9は、複数の取付脚部10を備え、各取付
脚部10は、ハウジング4の頂部11の取付孔12を貫
通して配置された略円柱形の直径r1のピン13に防振
ゴム14を介して取付けられる。該ピン13の先端には
ねじが形成され、支持座15を有する座付ナット16が
ねじ付けられる。
【0005】前記ファンモータ9の各取付脚部10の先
端は略U字状に形成され、相互に間隔L1を隔てて対向
する一対の支持片17を有する。前記防振ゴム14は、
前記取付脚部10の支持片17の間隔L1とほぼ同程度
の直径r2の円筒状の小径部18と、小径部18の軸方
向両端に一体に設けられ、直径r2よりも大きい直径r
3を有する大径部19、20とを備える。防振ゴム14
には、前記ピン13の直径r1よりもやや大きい直径r
4を有する円柱状の挿通孔21が形成されている。
【0006】以下に、ファンモータ9のハウジング4の
頂部11への取り付け手順を説明する。前記ファンモー
タ9の取付脚部10の一対の支持片17の間に、防振ゴ
ム14の前記小径部18を挿入し、ファンモータ9に防
振ゴム14を装着した状態で、ピン13に防振ゴム14
の挿通孔21を挿通させる。防振ゴム14の先端から突
出したピン13の先端にナット16をねじ付け、ファン
モータ19をハウジング4に固定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術の
ファンモータ19のハウジング4への取付構造に於い
て、前記ピン13の直径r1よりも、防振ゴム14の挿
通孔21の直径r4が大きく形成され、しかも、ピン1
3および防振ゴム14の挿通孔21は、共に直円筒状に
形成されている。従って、図14〜図18に示すよう
に、ファンモータ19を防振ゴム14を介してピン13
に取付ける場合、ピン13の中心と防振ゴム13の挿通
孔21の中心とが図18に示すようにずれ、ピン13の
外周面と挿通孔21の内周面とが部分的に接触する場合
がある。このような場合、ファンモータ19を回転駆動
すると、ファンモータ19の振動が、防振ゴム14を介
して空調装置1のハウジング4に伝達され易くなり、ハ
ウジング4が振動し、或いはこの振動によって振動音な
どの異音を発生するなどの不具合を生じる。
【0008】本発明はこのような課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は、動作時の振動及び異音の
発生を防止するモータの取付構造を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のモータの取付構
造は、相互に間隔をあけて対向する一対の取付脚部を有
するモータを弾性を有する略円筒状の介在部材を介して
取付ピンに取付ける構造であって、該取付ピンは、円柱
状のねじ部と、該ねじ部の先端に設けられ、該ねじ部よ
りも大径であって該ねじ部にねじ付けおよび取り外しが
自在な支持部と、その基端部に設けられ、該ねじ部より
も大径の位置決め部とを有し、該介在部材は、その外周
に該一対の取付脚部が装着される装着凹所と、該取付ピ
ンが貫通する貫通孔とを有し、該介在部材の該貫通孔の
軸方向両端付近に、軸方向端部に向けて半径方向に拡開
するテーパ部がそれぞれ形成され、該介在部材の取付凹
所に該一対の取付脚部を装着し、該介在部材の該貫通孔
の該テーパ部と該取付ピンの該位置決め部とで、該介在
部材を該取付ピンに同心となるように位置決めしつつ、
該介在部材を該取付ピンに装着し、該介在部材の該貫通
孔の該テーパ部と該支持部とで、該介在部材を該取付ピ
ンに同心となるように位置決めしつつ、該取付ピンの該
ねじ部に該支持部材をねじ付けるように構成されてお
り、そのことにより、上記目的を達成する事ができる。
【0010】本発明のモータの取付構造は、相互に間隔
をあけて対向する一対の取付脚部を有するモータを弾性
を有する略円筒状の介在部材を介して取付ピンに取付け
る構造であって、該取付ピンは、円柱状のねじ部と、該
ねじ部の先端に設けられ、該ねじ部よりも大径であって
該ねじ部にねじ付けおよび取り外しが自在であり、該ね
じ部側にテーパ部が形成された支持部と、その基端部に
設けられ、該ねじ部よりも大径であって、該ねじ部側に
テーパ部が形成された位置決め部とを有し、該介在部材
には、その外周に該一対の取付脚部が装着される装着凹
所と、該取付ピンが貫通する貫通孔とがそれぞれ形成さ
れ、該介在部材の該貫通孔の軸方向両端付近に、軸方向
端部に向けて半径方向に拡開するテーパ部がそれぞれ形
成され、該介在部材の取付凹所に該一対の取付脚部を装
着し、該介在部材の該貫通孔の該テーパ部と該取付ピン
の該位置決め部の該テーパ部とで、該介在部材を該取付
ピンに同心となるように位置決めしつつ、該介在部材を
該取付ピンに装着し、該介在部材の該貫通孔の該テーパ
部と該支持部の該テーパ部とで、該介在部材を該取付ピ
ンに同心となるように位置決めしつつ、該取付ピンの該
ねじ部に該支持部材をねじ付けるように構成されてお
り、そのことにより、上記目的を達成する事ができる。
【0011】本発明のモータの取付構造は、相互に間隔
をあけて対向する一対の取付脚部を有するモータを弾性
を有する略円筒状の介在部材を介して取付ピンに取付け
る構造であって、該取付ピンは、円柱状のねじ部と、該
ねじ部の先端に設けられ、該ねじ部よりも大径であって
該ねじ部にねじ付けおよび取り外しが自在な支持部と、
その基端部に設けられ、該ねじ部よりも大径の位置決め
部とを有し、該介在部材には、その外周に該一対の取付
脚部が装着され、軸方向の両側面にテーパ部がそれぞれ
形成された装着凹所と、該取付ピンが貫通し、該取付ピ
ンとほぼ同径の貫通孔とがそれぞれ形成され、該介在部
材の取付凹所に該一対の取付脚部を装着し、該介在部材
の該貫通孔に該取付ピンを装着することにより、該介在
部材を該取付ピンに同心となるように位置決めしつつ、
該介在部材を該取付ピンに装着し、該取付ピンの該ねじ
部に該支持部材をねじ付けるように構成されており、そ
のことにより、上記目的を達成する事ができる。
【0012】
【作用】請求項1の発明に従えば、介在部材の取付凹所
に、モータの一対の取付脚部を装着し、介在部材に形成
されている貫通孔のテーパ部と、取付ピンの位置決め部
とで、介在部材を該取付ピンに同心となるように位置決
めしつつ、介在部材を取付ピンに装着する。また、介在
部材の貫通孔のテーパ部と支持部とで、介在部材を取付
ピンに同心となるように位置決めしつつ、取付ピンのね
じ部に支持部材をねじ付ける。これにより、介在部材を
取付ピンに同心となるように容易に、しかも確実に位置
決めすることができる。従って、介在部材と取付ピンと
の比較的大きい面積での接触が防止され、両者を線接触
で接触させることができる。これにより、モータの振動
が取付ピンに伝達される程度を格段に削減することがで
き、モータの振動の増大及びこの振動に伴う異音の発生
を防止することができる。
【0013】また、請求項2の発明に従えば、介在部材
の取付凹所に一対の取付脚部を装着し、介在部材の貫通
孔のテーパ部と取付ピンの位置決め部のテーパ部とで、
介在部材を取付ピンに同心となるように位置決めしつ
つ、介在部材を取付ピンに装着する。また、介在部材の
貫通孔のテーパ部と支持部のテーパ部とで、介在部材を
取付ピンに同心となるように位置決めしつつ、取付ピン
のねじ部に支持部材をねじ付ける。これによっても、前
記防振及び防音作用を実現できる。
【0014】更に、請求項3の発明によれば、介在部材
の取付凹所に一対の取付脚部を装着し、介在部材の貫通
孔に取付ピンを装着することにより、介在部材を取付ピ
ンに同心となるように位置決めしつつ、介在部材を取付
ピンに装着し、取付ピンのねじ部に支持部材をねじ付け
る。これによっても、前記防振及び防音作用を実現でき
る。
【0015】
【実施例】
(実施例1)図1は本発明の実施例1のモータの取付構
造を説明する断面図であり、図2は本実施例の平面図で
あり、図3は、本発明の基礎となる天井埋め込み型空調
装置(以下、空調装置)1の断面図であり、図4は本実
施例に用いられる防振ゴムの一部断面を示す正面図であ
り、図5は防振ゴムの平面図である。これらの図面を参
照して、本実施例のモータの取付構造について説明す
る。図3に示される空調装置1の構成は、本発明の基礎
となるものであり、従来技術の項で説明されており、以
下に於いて、その説明を参照する。
【0016】本実施例のファンモータ9の取付構造に於
いて、ファンモータ9は、複数の取付脚部10を備え、
各取付脚部10は、ハウジング4の頂部11の取付孔1
2を貫通して配置された略円柱形の直径r1のピン13
に防振ゴム33を介して取付けられる。該ピン13の基
端部には、ピン13の直径r1よりの大きい直径r6の
円柱部30が形成される。該ピン13の先端にはねじが
形成され、ナット31がねじ付けられる。ナット31
は、その基端部の半径方向最外周部に於いて、例として
全周に亘る角隅部32が形成される。前記ファンモータ
9の各取付脚部10の先端は略U字状に形成され、相互
に間隔L1を隔てて対向する一対の支持片17を有す
る。
【0017】本実施例の防振ゴム33は、前記取付脚部
10の支持片17の間隔L1とほぼ同程度の直径r2を
有し、支持片17のピン13の軸方向の板厚L2とほぼ
同程度の前記軸方向の長さL3の円筒状の小径部34
と、小径部34の軸方向両端に一体に設けられ、直径r
2よりも大きい直径r3を有する大径部35、36とを
備える。防振ゴム33には、前記ピン13の直径r1よ
りもやや大きい直径r4を有する円柱状の挿通孔37が
形成されている。挿通孔37の軸方向両端付近には、軸
方向外方に向かうに従い半径がそれぞれ拡大し、最外方
に於いて直径r5となるテーパ部38、39がそれぞれ
形成される。
【0018】以下に、ファンモータ9のハウジング4の
頂部11への取り付け手順を説明する。前記ファンモー
タ9の取付脚部10の一対の支持片17の間に、防振ゴ
ム33の前記小径部34を挿入し、ファンモータ9に防
振ゴム33を装着した状態で、ピン13に防振ゴム33
の挿通孔37を挿通させる。このとき、防振ゴム33の
挿通孔37のテーパ部39が、ピン13の円柱部30の
先端部全周の角隅部40に線接触することにより、ピン
13の基端部付近において、ピン13と防振ゴム33と
を同心となるように、容易にかつ確実に位置決めするこ
とができる。次ぎに、防振ゴム33の先端から突出した
ピン13の先端にナット31をねじ付ける。このとき、
ナット31の基端部に於ける角隅部32が、挿通孔37
のテーパ部38に線接触することにより、ピン13の先
端部付近において、ピン13と防振ゴム33とを同心と
なるように、容易にかつ確実に位置決めすることができ
る。このようにして、ファンモータ19をハウジング4
に固定することができる。
【0019】本実施例において、防振ゴム33に形成さ
れている挿通孔37のテーパ部38、39と、ピン13
の円柱部30及びナット31とで、防振ゴム33をピン
13に同心となるように位置決めしつつ、防振ゴム33
をピン13に装着することができる。これにより、防振
ゴム33をピン13に同心となるように容易に、しかも
確実に位置決めすることができる。従って、防振ゴム3
3とピン13との比較的大きい面積での接触が防止さ
れ、両者を線接触で接触させることができる。これによ
り、ファンモータ9の振動がピン13に伝達される程度
を格段に削減することができ、ファンモータ9の振動が
ハウジング4に伝達され、ハウジング4が振動する不具
合、及びこの振動に伴い異音が発生するという不具合を
防止することができる。
【0020】(実施例2)図6は本発明の実施例2のモ
ータの取付構造を説明する断面図であり、図7は本実施
例の平面図であり、図8は本実施例に用いられる防振ゴ
ムの一部断面を示す正面図であり、図9は防振ゴムの平
面図である。これらの図面及び図3を参照して、本実施
例のモータの取付構造について説明する。本実施例は、
前記実施例1に類似し、対応する部分には同一の参照符
号を付す。
【0021】本実施例の特徴は、ピン13の基端部に形
成されている円柱部30の先端の外周部に面取りを施
し、テーパ部45を形成し、更に、ナット31の基端部
の半径方向最外周部に面取りを施し、テーパ部46を形
成した事である。
【0022】以下に、本実施例におけるファンモータ9
のハウジング4の頂部11への取り付け手順を説明す
る。前記ファンモータ9の取付脚部10の一対の支持片
17の間に、防振ゴム33の前記小径部34を挿入し、
ファンモータ9に防振ゴム33を装着した状態で、ピン
13に防振ゴム33の挿通孔37を挿通させる。このと
き、防振ゴム33の挿通孔37のテーパ部39が、ピン
13の円柱部30の先端部全周のテーパ部45に接触す
ることにより、ピン13の基端部付近において、ピン1
3と防振ゴム33とを同心となるように、容易にかつ確
実に位置決めすることができる。次ぎに、防振ゴム33
の先端から突出したピン13の先端にナット31をねじ
付ける。このとき、ナット31の基端部に於けるテーパ
部46が、挿通孔37のテーパ部38に接触することに
より、ピン13の先端部付近において、ピン13と防振
ゴム33とを同心となるように、容易にかつ確実に位置
決めすることができる。このようにして、ファンモータ
19をハウジング4に固定することができる。
【0023】このような本実施例においても、前記実施
例1で述べた効果と同様な効果を達成することができ
る。
【0024】(実施例3)図10は本発明の実施例3の
モータの取付構造を説明する断面図であり、図11は本
実施例の平面図であり、図12は本実施例に用いられる
防振ゴムの一部断面を示す正面図であり、図13は防振
ゴムの平面図である。これらの図面及び図3を参照し
て、本実施例のモータの取付構造について説明する。本
実施例は、前記実施例1に類似し、対応する部分には同
一の参照符号を付す。
【0025】本実施例の特徴は、ピン13をその基端部
から先端部まで同一直径r1の円柱状とし、その先端に
ねじを形成し、支持座47を有する座付ナット48がね
じ付けられるようにしたことである。また、防振ゴム3
3の挿通孔37の直径r4は、ピン13の直径r1とほ
ぼ同一に選ばれる。本実施例の防振ゴム33は、前記取
付脚部10の支持片17の間隔L1より小さい値の直径
r7を有し、支持片17のピン13の軸方向の板厚L2
よりも小さい前記軸方向の長さL4の円筒状の小径部4
9と、防振ゴム33の軸方向両端に一体に設けられ、前
記間隔L1よりも大きい直径r3を有し、前記板厚L2
と同程度の間隔L5を相互に隔てて配置される大径部3
5、36とを備える。防振ゴム33の小径部49と大径
部35、36との間には、小径部49から大径部35、
36に向かって大径となり、前記間隔L1と同程度か、
或いは間隔L1よりも大きい直径r8となるまで大径と
なるテーパ部50、51がそれぞれ形成される。
【0026】以下に、本実施例におけるファンモータ9
のハウジング4の頂部11への取り付け手順を説明す
る。前記ファンモータ9の取付脚部10の一対の支持片
17を防振ゴム33の前記大径部35、36の間に挿入
する。このとき、各支持片17の内方端部は、防振ゴム
33の前記テーパ部50、51に当接する。このように
して、ファンモータ9に防振ゴム33を装着した状態
で、ピン13に防振ゴム33の挿通孔37を挿通させ
る。このとき、防振ゴム33の挿通孔37はピン13と
密着する。これにより、ピン13と防振ゴム33とを同
心となるように、容易にかつ確実に位置決めすることが
できる。
【0027】次ぎに、防振ゴム33の先端から突出した
ピン13の先端にナット48をねじ付ける。このとき、
ナット48の支持座47が、ハウジング4の頂部11と
の間で防振ゴム33を押圧する。これにより、ピン13
と防振ゴム33とを同心となるように、容易にかつ確実
に位置決めすることができる。このようにして、ファン
モータ19をハウジング4に固定することができる。
【0028】このような本実施例においても、前記実施
例1で述べた効果と同様な効果を達成することができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上のように請求項1、2及び3のいず
れの発明に於いても、介在部材を取付ピンに同心となる
ように容易に、しかも確実に位置決めすることができ
る。従って、介在部材と取付ピンとの比較的大きい面積
での接触が防止され、両者を線接触で接触させることが
できる。これにより、モータの振動が取付ピンに伝達さ
れる程度を格段に削減することができ、モータの振動の
増大及びこの振動に伴う異音の発生を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のモータの取付構造を説明す
る断面図である。
【図2】本実施例の平面図である。
【図3】本発明の基礎となる天井埋め込み型空調装置の
断面図である。
【図4】本実施例に用いられる防振ゴムの一部断面を示
す正面図である。
【図5】防振ゴムの平面図である。
【図6】は本発明の実施例2のモータの取付構造を説明
する断面図である。
【図7】本実施例の平面図である。
【図8】本実施例に用いられる防振ゴムの一部断面を示
す正面図である。
【図9】防振ゴムの平面図である。
【図10】本発明の実施例3のモータの取付構造を説明
する断面図である。
【図11】本実施例の平面図である。
【図12】本実施例に用いられる防振ゴムの一部断面を
示す正面図である。
【図13】防振ゴムの平面図である。
【図14】典型的な従来技術のモータの取付構造を示す
断面図である。
【図15】本従来技術の平面図である。
【図16】本従来技術に用いられる防振ゴムの一部断面
を示す正面図である。
【図17】防振ゴムの平面図である。
【図18】従来技術の問題点を示す断面図である。
【符号の説明】
9 ファンモータ9 10 取付脚部 13 ピン 17 支持片 30 円柱部 31 ナット 33 防振ゴム 35 大径部

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相互に間隔をあけて対向する一対の取付脚
    部を有するモータを弾性を有する略円筒状の介在部材を
    介して取付ピンに取付ける構造であって、 該取付ピンは、円柱状のねじ部と、該ねじ部の先端に設
    けられ、該ねじ部よりも大径であって該ねじ部にねじ付
    けおよび取り外しが自在な支持部と、その基端部に設け
    られ、該ねじ部よりも大径の位置決め部とを有し、 該介在部材は、その外周に該一対の取付脚部が装着され
    る装着凹所と、該取付ピンが貫通する貫通孔とを有し、 該介在部材の該貫通孔の軸方向両端付近に、軸方向端部
    に向けて半径方向に拡開するテーパ部がそれぞれ形成さ
    れ、 該介在部材の取付凹所に該一対の取付脚部を装着し、該
    介在部材の該貫通孔の該テーパ部と該取付ピンの該位置
    決め部とで、該介在部材を該取付ピンに同心となるよう
    に位置決めしつつ、該介在部材を該取付ピンに装着し、
    該介在部材の該貫通孔の該テーパ部と該支持部とで、該
    介在部材を該取付ピンに同心となるように位置決めしつ
    つ、該取付ピンの該ねじ部に該支持部材をねじ付けるモ
    ータの取付構造。
  2. 【請求項2】相互に間隔をあけて対向する一対の取付脚
    部を有するモータを弾性を有する略円筒状の介在部材を
    介して取付ピンに取付ける構造であって、 該取付ピンは、円柱状のねじ部と、該ねじ部の先端に設
    けられ、該ねじ部よりも大径であって該ねじ部にねじ付
    けおよび取り外しが自在であり、該ねじ部側にテーパ部
    が形成された支持部と、その基端部に設けられ、該ねじ
    部よりも大径であって、該ねじ部側にテーパ部が形成さ
    れた位置決め部とを有し、 該介在部材には、その外周に該一対の取付脚部が装着さ
    れる装着凹所と、該取付ピンが貫通する貫通孔とがそれ
    ぞれ形成され、 該介在部材の該貫通孔の軸方向両端付近に、軸方向端部
    に向けて半径方向に拡開するテーパ部がそれぞれ形成さ
    れ、 該介在部材の取付凹所に該一対の取付脚部を装着し、該
    介在部材の該貫通孔の該テーパ部と該取付ピンの該位置
    決め部の該テーパ部とで、該介在部材を該取付ピンに同
    心となるように位置決めしつつ、該介在部材を該取付ピ
    ンに装着し、該介在部材の該貫通孔の該テーパ部と該支
    持部の該テーパ部とで、該介在部材を該取付ピンに同心
    となるように位置決めしつつ、該取付ピンの該ねじ部に
    該支持部材をねじ付けるモータの取付構造。
  3. 【請求項3】相互に間隔をあけて対向する一対の取付脚
    部を有するモータを弾性を有する略円筒状の介在部材を
    介して取付ピンに取付ける構造であって、 該取付ピンは、円柱状のねじ部と、該ねじ部の先端に設
    けられ、該ねじ部よりも大径であって該ねじ部にねじ付
    けおよび取り外しが自在な支持部と、その基端部に設け
    られ、該ねじ部よりも大径の位置決め部とを有し、 該介在部材には、その外周に該一対の取付脚部が装着さ
    れ、軸方向の両側面にテーパ部がそれぞれ形成された装
    着凹所と、該取付ピンが貫通し、該取付ピンとほぼ同径
    の貫通孔とがそれぞれ形成され、 該介在部材の取付凹所に該一対の取付脚部を装着し、該
    介在部材の該貫通孔に該取付ピンを装着することによ
    り、該介在部材を該取付ピンに同心となるように位置決
    めしつつ、該介在部材を該取付ピンに装着し、該取付ピ
    ンの該ねじ部に該支持部材をねじ付けるモータの取付構
    造。
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