JP2003185195A - エアコン室外機の天井吊下げ用架台 - Google Patents

エアコン室外機の天井吊下げ用架台

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JP2003185195A
JP2003185195A JP2001390961A JP2001390961A JP2003185195A JP 2003185195 A JP2003185195 A JP 2003185195A JP 2001390961 A JP2001390961 A JP 2001390961A JP 2001390961 A JP2001390961 A JP 2001390961A JP 2003185195 A JP2003185195 A JP 2003185195A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エアコン室外機の据付け作業において組立て
を効率的に行なうことのできる天井吊下げ用架台を提供
する。 【解決手段】 天井吊下げ用架台1は、1対の天固定板
3と4本の吊金具5と2本のベース7とを備えている。
吊金具5の下端部には、ベース7の端を下方から支持す
る受部が設けられている。また、その下端部には、受部
にベース7の端部が受けられた状態で、吊金具5が延び
る方向と実質的に同じ方向にベース7がなるまでベース
7の部材を吊金具5の部材に接触させないようにしてベ
ース7の回動を可能にするための隙間が設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエアコン室外機の天
井吊下げ用架台に関し、特に、エアコン室外機の据付作
業において組立てが容易に行なわれるエアコン室外機の
天井吊下げ用架台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エアコン室外機の据付具の一例として、
天井からエアコン室外機を吊下げる天井吊下げ用架台が
ある。そのような従来の天井吊下げ用架台について説明
する。図14に示すように、従来の天井吊下げ用架台1
01は、天井に沿って取付けられる1対の天固定板10
3と、1対の天固定板103のそれぞれの両端部に連結
されて下方に延びる4本の吊金具105と、1対の天固
定板103の一方側に位置する端部にそれぞれ連結され
た2本の吊金具105の下端部間および他方の端部にそ
れぞれ連結された2本の吊金具105の下端部間をそれ
ぞれ架設する2本のベース107とを備えている。
【0003】エアコン室外機(図示せず)は、この2本
のベース107を跨ぐようにベース107上に載置され
る。そのベース107にはエアコン室外機の振動を吸収
するための防振部材109が所定の位置に装着される。
また、各吊金具105とベース107とはボルト118
を介して回動可能に連結されている。
【0004】図15に示すように、天固定板103に
は、斜め上に向かって延びる所定の側部103aが設け
られている。一方、吊金具105の上端には、吊金具1
05の自重によってその側部103aを受入れて吊金具
105を留めるための切れ込み部105aが設けられて
いる。
【0005】吊金具105の自重によって天固定板10
3の側部103aが吊金具105の切れ込み部105a
に嵌ることによって、各吊金具105が天固定板103
に仮留めされ、さらに、各吊金具105が天固定板10
3にボルト(図示せず)等によって固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
天井吊下げ用架台では、次のような問題点があった。エ
アコン室外機をベース107上に載置する際には、ま
ず、図14に示す奥に位置する2本の吊金具105を1
対の天固定板103のそれぞれにボルトにより固定し、
さらに手前に位置する2本の吊金具105のうちの一方
の吊金具105を天固定板103に固定した状態とす
る。その状態で、エアコン室外機(図示せず)の一端側
を奥に位置するベース107に載置し、エアコン室外機
の他端側を一方の手で支持した状態で、他方の手で仮留
めされていない方の吊金具105を天固定板103に仮
留めする。
【0007】つまり、天井に沿って固定されて比較的高
い位置にある天固定板103に対して、一方の手でエア
コン室外機の他端側を支持した状態で、他方の手でその
天固定板103の側部103aに吊金具105の上端部
に設けられた切れ込み部105aが嵌るように吊金具1
05を取扱う必要があった。そのため、吊金具105の
天固定板103への取付け作業の効率が悪いという問題
があった。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、その目的はエアコン室外機の据付け作
業において組立てを効率的に行なうことのできる天井吊
下げ用架台を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のエアコ
ン室外機の天井吊下げ用架台は、天井に沿って互いに間
隔を隔てて略平行に固定される1対の天固定部材と、1
対の天固定部材の一方の天固定部材と他方の天固定部材
との間を架設し、エアコン室外機が載置される架設部と
を有する、エアコン室外機を天井に吊下げるためのエア
コン室外機の天井吊下げ用架台である。その架設部は、
第1吊具と第2吊具とベースとを備えている。第1吊具
は、1対の天固定部材のうちの一方の天固定部材に連結
されて下方に向かって延びる。第2吊具は、1対の天固
定部材のうちの他方の天固定部材に連結されて下方に向
かって延びる。ベースは、第1吊具に一端部が連結さ
れ、第2吊具に他端部が連結されて、第1吊具と第2吊
具との間を架設する。その第1吊具は、ベースの一端部
を下方から支持する受部を有している。ベースは、他端
部を軸としてベースが少なくとも第2吊具の延びる方向
にまで回動可能に連結されている。
【0010】請求項1に記載のエアコン室外機の天井吊
下げ用架台によれば、ベースが他端部を軸として第2吊
具の延びる方向に連結された状態でエアコン室外機を一
方の手で支持し、そして、他方の手でそのベースの一端
部を天固定部材に連結された第1吊具の受部に受けさせ
ることで、エアコン室外機がベース上に載置される。こ
れにより、エアコン室外機を支持する動作とベースの一
端部を第1吊具の受部に受けさせる動作とを手元で行な
うことができ、エアコン室外機の据付け作業において組
立てをより効率的に行なうことができる。
【0011】請求項2に記載のエアコン室外機の天井吊
下げ用架台では、第1吊具の受部およびベースの一端部
には、一端部が受部から抜けるのを防止するための抜け
防止部が設けられている。
【0012】請求項2に記載のエアコン室外機の天井吊
下げ用架台によれば、抜け防止部によって、エアコン室
外機の据付け作業中にベースの一端部が第1吊具の受部
から抜けてエアコン室外機が落下するのを防止して安全
に据付け作業を行なうことができる。
【0013】そのような抜け防止部として、請求項3に
記載のエアコン室外機の天井吊下げ用架台では、抜け防
止部は、受部および一端部のいずれか一方に設けられた
凸部と、受部および一端部の他方に設けられその凸部と
嵌合する凹部とを含んでいる。
【0014】請求項3に記載されたエアコン室外機の天
井吊下げ用架台によれば、凸部が凹部に嵌合することで
容易に抜けを防止することができる。
【0015】請求項4に記載のエアコン室外機の天井吊
下げ用架台では、ベースは、ベース本体と被受部と接続
部と開口部とを有している。被受部はベースの一端部に
ベース本体と隔てて設けられ、第1吊具の受部に受けら
れる。接続部は、その被受部とベース本体とを繋いでい
る。開口部は、被受部、接続部およびベース本体によっ
て囲まれている。上述した凸部は第1吊具の受部であ
り、凹部は開口部である。
【0016】請求項4に記載されたエアコン室外機の天
井吊下げ用架台によれば、ベースの被受部が第1吊具の
受部に受けられるとともにその受部がベースの開口部に
嵌合することで、ベースと第1吊具の連結を確実に行な
うことができる。
【0017】請求項5に記載のエアコン室外機の天井吊
下げ用架台では、第1吊具の受部が形成されている部分
には、ベースの回動に際し、ベースの接続部が第1吊具
の部分に接触しないようにしてベースの少なくとも第1
吊具の延びる方向までの回動を可能とする隙間が設けら
れている。
【0018】請求項5に記載されたエアコン室外機の天
井吊下げ用架台によれば、第1吊具に対してベースが回
動可能に連結されることになる。
【0019】請求項6に記載のエアコン室外機の天井吊
下げ用架台では、第2吊具は、ベースの他端部を下方か
ら支持する受部を有し、ベースの他端部は第2吊具の受
部によって受けられて回動可能に連結される。
【0020】請求項6に記載されたエアコン室外機の天
井吊下げ用架台によれば、まず、第1吊具とベースの一
端部とを回動可能に連結しておき、そして、そのベース
の他端部を第2吊具の受部に受けさせることができて、
ベースのいずれの端部においても第1吊具または第2吊
具との連結作業を行なうことができる。
【0021】請求項7に記載のエアコン室外機の天井吊
下げ用架台では、ベースの一端部と第1吊具とを連結す
る部分と、ベースの他端部と第2吊具とを連結する部分
とをそれぞれ補強するための補強部材を備えている。
【0022】請求項7に記載されたエアコン室外機の天
井吊下げ用架台によれば、1対の天固定部材のピッチを
変えた場合にも、補強部材により吊具とベースとが連結
された部分を補強することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係るエアコ
ン室外機の天井吊下げ用架台について説明する。図1に
示すように、天井吊下げ用架台1は、天井に沿って取付
けられる1対の天固定板3と、1対の天固定板3のそれ
ぞれの両端部に連結されて下方に延びる4本の吊金具5
と、1対の天固定板3の一方側に位置する端部にそれぞ
れ連結された2本の吊金具5の下端部間および他方の端
部にそれぞれ連結された2本の吊金具5の下端部間をそ
れぞれ架設する2本のベース7とを備えている。
【0024】エアコン室外機は、この2本のベース7を
跨ぐようにベース7上に載置されることになる。(図1
2参照)そのベース7には、エアコン室外機の振動を吸
収するための防振部材9が所定の位置に装着される。
【0025】天固定板3の両端部には、図1に示すよう
に、所定の係合受部3aが形成されて吊金具5を保持す
る領域Aがそれぞれ設けられている。また、天固定板3
の中央部には、係合受部3aが形成されていない領域B
が吊金具5の装着を行なうための領域として設けられて
いる。
【0026】図2に示すように、吊金具5の上端部に
は、天固定板3を挟み込んで受入れる所定の外壁部5c
と内壁部5dとが設けられている。特に、内壁部5dに
は、天固定板3に設けられた係合受部3aによって受け
られる係合凸部5aが設けられている。
【0027】一方、吊金具5の下端部には、ベース7の
端を下方から支持する受部5bが設けられている。ま
た、その下端部には、受部5bにベース7の端部が受け
られた状態で、吊金具5が延びる方向と実質的に同じ方
向にベース7がなるまでベース7の部材を吊金具5の部
材に接触させないようにしてベース7の回動を可能にす
るための隙間5eが設けられている。
【0028】図3に示すように、ベース7は、ベース本
体7a、そのベース本体の端に設けられた端部7b、端
部7bとベース本体7aとを繋ぐ接続部7cおよび所定
の角穴7dを有している。端部7bが吊金具5の受部5
bに受けられる。そして、後述するように、吊金具5の
受部5bの先端部分が角穴7dに挿入される。ベース7
の他端側(図示せず)にも同様の端部が形成されてい
る。
【0029】次に、上述したエアコン室外機の天井吊下
げ用架台の組立てを含めたエアコン室外機の据付け作業
について説明する。
【0030】まず、図4に示すように、天井に沿って固
定される天固定板3に対して、1対の天固定板3の間の
位置から矢印Y1に示す方向に向かって斜め上方に吊金
具5を装着して、外壁部5cと内壁部5dとで天固定板
3を挟み込む。次に、吊金具5を矢印Y2に示す方向に
回動する。吊金具5の自重によって、吊金具5が天固定
板3に仮留めされる。
【0031】次に、図4〜図6に示すように、吊金具5
を矢印Y3に示すように、天固定板3の端部に向かって
スライドさせて、係合受部3aが形成されている領域A
に配置する。そして、たとえばボルト19等によって吊
金具5を天固定板3に固定する。
【0032】次に、図7および図8に示すように、吊金
具5の下端部に設けられた受部5b上に、矢印Y4に示
すようにベース7の一端側に設けられた端部7bを載せ
る。このとき、受部5bの先端部分を端部7bに設けら
れた角穴7dに挿通することで、ベース7が抜け落ちる
のを防止することができる。
【0033】さらに、ボルト21およびナット23を装
着することで、吊金具5とベース7とが外れないように
回動可能に連結される。特に、吊金具5の下端部には、
ベース7が吊金具5が延びる方向にまでベース7の部材
が接触しないように所定の隙間5eが形成されているこ
とで、図9に示すように、ベース7の一端側を吊金具5
に連結した段階でベース7は、吊金具5の下端から下方
に向かって延びた状態となる。
【0034】ベース7の他端側についても同様に、その
端部7bを受部5b上に載せることによって、ベース7
は2本の吊金具5の間を架設することになる。このよう
にして、図10に示すように、向かって右側に位置する
ベース7の一端側を残して他端側を吊金具5に連結して
ベース7が下方に向かって延びた状態とする。
【0035】この状態で、そのベース7の一端側が連結
されることになる吊金具5と他端側がすでに連結された
吊金具5との間からエアコン室外機2を入れて、向かっ
て左側に位置するベース7上にエアコン室外機2の一端
側を載せる。そして、図11に示すように、エアコン室
外機の他端側を一方の手11aで支えながら、他方の手
11bでベース7を掴んでその端部7bを吊金具の受部
5bに載せる。
【0036】さらに、ボルト21およびナット23を用
いて、吊金具5とベース7とが外れないように連結す
る。このようにして、図12に示すように、天井吊下げ
用架台の組立てを含むエアコン室外機2の据付け作業が
完了する。
【0037】本天井吊下げ用架台1では、上述したよう
に、ベース7の一端側が吊金具5の延びる方向に回動可
能に連結された状態でエアコン室外機2を一方の手で支
持し、そして、他方の手でそのベース7の他端側をもう
1本の吊金具5の受部5bに受けさせることで、エアコ
ン室外機2がベース7上に載置される。
【0038】これにより、エアコン室外機2を支持する
動作とベース7の端部を吊金具5の受部5bに受けさせ
る動作とを手元で行なうことができ、エアコン室外機2
の据付け作業において組立てをより効率的に行なうこと
が可能になる。
【0039】また、ベース7に設けられた角穴7dに吊
金具5の受部5bの先端部分が挿通されることで、ベー
ス7の端部7bを吊金具5の受部5b上に載せた状態で
ベース7が吊金具5から抜けるのを防止することができ
る。なお、抜け防止としては、これに限られず、ベース
7および吊金具5の一方が他方に嵌合する凸部と凹部と
を設けてもよい。
【0040】さらに、吊金具5の下端部に所定の隙間5
eが形成されていることで、ベース7は吊金具5が延び
る方向にまで回動することができる。これによって、エ
アコン室外機2を据付ける際に、ベース7の一端側が連
結されることになる吊金具5と他端側がすでに連結され
た吊金具5との間からエアコン室外機2を入れて、すで
に両側がそれぞれ吊金具5に連結されたもう1本のベー
ス7上にエアコン室外機2の一端側を容易に載せること
ができる。
【0041】なお、上述した本天井吊下げ用架台では、
図1に示すように、1対の天固定板3のピッチLを変え
ることができる。これに対してベース7の寸法は変わら
ないため、図13に示すように、ピッチLの変動によっ
て吊金具5は、吊金具5とベース7との連結部分を支点
として角度θの範囲内を回動することになる。このと
き、吊金具5とベース7との連結部分に所定の補強金具
13を設けておくことが望ましい。
【0042】この補強金具13では、補強金具13とベ
ース7とを取付ける取付部分17において補強金具13
に長穴13aが設けられている。これにより、吊金具5
が回動して吊金具5と補強金具13とを取付けている取
付部分15が動いた際に、取付部分17が長穴13aに
沿って移動して、連結部分を補強することができる。
【0043】さらに、許容角度を越えた吊金具5の移動
(回動)に対しては、取付部分17が長穴13aに沿っ
て移動することができないので、吊金具5とベース7と
が連結されているコーナの角度を保って連結部分を補強
することができる。
【0044】また、本天井吊下げ用架台では金属からな
る吊金具を適用した場合について説明したが、エアコン
室外機を吊下げておくことができ、耐久性のあるもので
あれば金属に限られない。
【0045】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって、制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明は上記の説明ではなくて特許請求の範囲
によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範
囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載のエアコン室外機の天井
吊下げ用架台によれば、ベースが他端部を軸として第2
吊具の延びる方向に連結された状態でエアコン室外機を
一方の手で支持し、そして、他方の手でそのベースの一
端部を天固定部材に連結された第1吊具の受部に受けさ
せることで、エアコン室外機がベース上に載置される。
これにより、エアコン室外機を支持する動作とベースの
一端部を第1吊具の受部に受けさせる動作とを手元で行
なうことができ、エアコン室外機の据付け作業において
組立てをより効率的に行なうことができる。
【0047】請求項2に記載のエアコン室外機の天井吊
下げ用架台によれば、抜け防止部によって、エアコン室
外機の据付け作業中にベースの一端部が第1吊具の受部
から抜けてエアコン室外機が落下するのを防止して安全
に据付け作業を行なうことができる。
【0048】請求項3に記載されたエアコン室外機の天
井吊下げ用架台によれば、凸部が凹部に嵌合することで
容易に抜けを防止することができる。
【0049】請求項4に記載されたエアコン室外機の天
井吊下げ用架台によれば、ベースの被受部が第1吊具の
受部に受けられるとともにその受部がベースの開口部に
嵌合することで、ベースと第1吊具の連結を確実に行な
うことができる。
【0050】請求項5に記載されたエアコン室外機の天
井吊下げ用架台によれば、第1吊具に対してベースが回
動可能に連結されることになる。
【0051】請求項6に記載されたエアコン室外機の天
井吊下げ用架台によれば、まず、第1吊具とベースの一
端部とを回動可能に連結しておき、そして、そのベース
の他端部を第2吊具の受部に受けさせることができて、
ベースのいずれの端部においても第1吊具または第2吊
具との連結作業を行なうことができる。
【0052】請求項7に記載されたエアコン室外機の天
井吊下げ用架台によれば、1対の天固定部材のピッチを
変えた場合にも、補強部材により吊具とベースとが連結
された部分を補強することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る本天井吊下げ用架
台の斜視図である。
【図2】 同実施の形態において、図1に示す天井吊下
げ用架台の吊金具を示す斜視図である。
【図3】 同実施の形態において、図1に示す天井吊下
げ用架台のベースを示す部分斜視図である。
【図4】 同実施の形態において、図1に示す天井吊下
げ用架台の組立て方法を示す部分斜視図である。
【図5】 同実施の形態において、天井吊下げ用架台の
組立て方法の一工程における吊金具と天固定板とを示す
斜視図である。
【図6】 同実施の形態において、図5に示す工程にお
ける側面図である。
【図7】 同実施の形態において、図5に示す工程の後
に行なわれる工程における吊金具とベースとを示す斜視
図である。
【図8】 同実施の形態において、図7に示す工程にお
ける吊金具とベースとの連結を示す第1の側面図であ
る。
【図9】 同実施の形態において、図7に示す工程にお
ける吊金具とベースとの連結を示す第2の側面図であ
る。
【図10】 同実施の形態において、図7に示す工程の
後に行なわれる工程を示す斜視図である。
【図11】 同実施の形態において、図10に示す工程
の後に行なわれる工程を示す斜視図である。
【図12】 同実施の形態において、エアコン室外機の
据付け作業が完了した状態を示す斜視図である。
【図13】 吊金具とベースとの連結部分を補強するた
めの補強金具を示す部分側面図である。
【図14】 従来の天井吊下げ用架台を示す斜視図であ
る。
【図15】 従来の天井吊下げ用架台における天固定板
と吊金具の取付け部分を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 天井吊下げ用架台、2 エアコン室外機、3 天固
定板、3a 係合受部、5 吊金具、5b 受部、5c
外壁部、5d 内壁部、7 ベース、7aベース本
体、7b 端部、7c 接続部、7d 角穴、9 防振
部材、11a一方の手、11b 他方の手、13 補強
金具、19、21 ボルト、23 ナット。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に沿って互いに間隔を隔てて略平行
    に固定される1対の天固定部材(3)と、前記1対の天
    固定部材(3)の一方の天固定部材(3)と他方の天固
    定部材(3)との間を架設し、エアコン室外機(2)が
    載置される架設部(5、7)とを有する、エアコン室外
    機を天井に吊下げるためのエアコン室外機の天井吊下げ
    用架台であって、 前記架設部(5、7)は、 前記1対の天固定部材(3)のうちの一方の天固定部材
    (3)に連結されて下方に向かって延びる第1吊具
    (5)と、 前記1対の天固定部材(3)のうちの他方の天固定部材
    (3)に連結されて下方に向かって延びる第2吊具
    (5)と、 前記第1吊具(5)に一端部が連結され、前記第2吊具
    (5)に他端部が連結されて、前記第1吊具(5)と前
    記第2吊具(5)との間を架設するベース(7)とを備
    え、 前記第1吊具(5)は、前記ベース(7)の前記一端部
    を下方から支持する受部(5b)を有し、 前記ベース(7)は、前記他端部を軸として前記ベース
    (7)が少なくとも前記第2吊具(5)の延びる方向に
    まで回動可能に連結された、エアコン室外機の天井吊下
    げ用架台。
  2. 【請求項2】 前記第1吊具(5)の前記受部(5b)
    および前記ベース(7)の前記一端部には、前記一端部
    が前記受部(5b)から抜けるのを防止するための抜け
    防止部(5b、7d)が設けられた、請求項1記載のエ
    アコン室外機の天井吊下げ用架台。
  3. 【請求項3】 前記抜け防止部(5b、7d)は、 前記受部(5b)および前記一端部のいずれか一方に設
    けられた凸部(5b)と、 前記受部(5b)および前記一端部の他方に設けられ、
    前記凸部(5b)と嵌合する凹部(7d)とを含む、請
    求項2記載のエアコン室外機の天井吊下げ用架台。
  4. 【請求項4】 前記ベース(7)は、 ベース本体(7a)と、 前記ベース(7)の前記一端部に前記ベース本体(7
    a)と隔てて設けられ、前記第1吊具(5)の前記受部
    (5b)に受けられる被受部(7b)と、 前記被受部(7b)と前記ベース本体(7a)とを繋ぐ
    接続部(7c)と、 前記被受部(7b)、前記接続部(7c)および前記ベ
    ース本体(7a)によって囲まれる開口部(7d)とを
    有し、 前記凸部(5b)は前記第1吊具(5)の前記受部(5
    b)であり、前記凹部(7d)は前記開口部(7d)で
    ある、請求項3記載のエアコン室外機の天井吊下げ用架
    台。
  5. 【請求項5】 前記第1吊具(5)の前記受部(5b)
    が形成されている部分には、前記ベース(7)の回動に
    際し、前記ベース(7)の前記接続部(7c)が前記第
    1吊具(5)の部分に接触しないようして前記ベース
    (7)の少なくとも前記第1吊具(5)の延びる方向ま
    での回動を可能とする隙間(5e)が設けられた、請求
    項1〜4のいずれかに記載のエアコン室外機の天井吊下
    げ用架台。
  6. 【請求項6】 前記第2吊具(5)は、前記ベース
    (7)の前記他端部を下方から支持する受部(5b)を
    有し、 前記ベース(7)の他端部は前記第2吊具(5)の前記
    受部(5b)によって受けられて回動可能に連結され
    る、請求項1〜5のいずれかに記載のエアコン室外機の
    天井吊下げ用架台。
  7. 【請求項7】 前記ベース(7)の前記一端部と前記第
    1吊具(5)とを連結する部分と、前記ベース(7)の
    前記他端部と前記第2吊具(5)とを連結する部分とを
    それぞれ補強するための補強部材(13)を備えた、請
    求項1〜6のいずれかに記載のエアコン室外機の天井吊
    下げ用架台。
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