JP2003322205A - コンプレッサベースの支持構造 - Google Patents

コンプレッサベースの支持構造

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JP2003322205A
JP2003322205A JP2002130680A JP2002130680A JP2003322205A JP 2003322205 A JP2003322205 A JP 2003322205A JP 2002130680 A JP2002130680 A JP 2002130680A JP 2002130680 A JP2002130680 A JP 2002130680A JP 2003322205 A JP2003322205 A JP 2003322205A
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JP
Japan
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compressor
base
displacement
support structure
vibration
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JP2002130680A
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English (en)
Inventor
Takashi Yamaguchi
隆 山口
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和装置の室外機に装備されるコンプレ
ッサの取付構造の改良を図る。 【解決手段】 室外機のユニットベース4上には、3本
のスタッドボルト5が植設されている。コンプレッサ2
は、低部にコンプレッサ本体よりも小径のコンプレッサ
ベース1を有する。コンプレッサベース1の外周部には
取付用フランジが設けられる。一体防振部材6は、スタ
ッドボルト5に差し込まれる3個の防振ゴム3と3個の
変位阻止部7が一体の構造に成形されている。スタッド
ボルト5に一体防振部材をとりつけ、コンプレッサのフ
ランジ10のボルト穴11をスタッドボルト5に差し込
んでナット8により締付け固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機や冷凍
・冷蔵装置に用いられるコンプレッサのコンプレッサベ
ース支持構造に係り、コンプレッサの変位阻止構造を改
良したコンプレッサのコンプレッサベース支持構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の空気調和機の室外機におけ
る密閉型コンプレッサの取付け手順及びコンプレッサベ
ース支持構造を示す斜視図であり、図7は従来の密閉型
のコンプレッサにおけるコンプレッサベース支持構造の
一例を示すものである。
【0003】コンプレッサ2は、その底部に平面形状が
略三角形の板材でつくられたコンプレッサベース1が形
成されている。コンプレッサ2がとりつけられる空気調
和機の室外機のユニットベース4には、3本のスタッド
ボルト5が配設されている。このスタッドボルト5に円
筒状の防振ゴム3を嵌着させる。そして3個の変位阻止
部材9を防振ゴム3の間のユニットベース4上にとりつ
けた状態でコンプレッサベース1のボルト穴10をスタ
ッドボルト5に貫通させ、ナットでコンプレッサ2をユ
ニットベース4に固定する。この変位阻止部材9は、室
外機の落下時等に起こるコンプレッサ2の変位を受ける
機能を有する。
【0004】なお、コンプレッサの取付部に防振部材を
介在させることや、変位阻止部を設けることは、例えば
特開2001−99450号公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが前述のコンプ
レッサ支持構造では、防振ゴムとコンプレッサの変位を
阻止する変位阻止部材とが別々に配設されているので、
部品点数が多くなり、組立性が悪いという問題があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本考案では前記問
題を解決する為に第1の発明は、ユニットベースに固定
されたスタッドボルトに装着される防振ゴムを介して取
付けられるコンプレッサのコンプレッサベース支持構造
において、前記防振ゴムが一体に成形されると共に、コ
ンプレッサの変位を阻止する変位阻止部も一体に設けた
構成としている。
【0007】また、第2の発明は、第1の発明におい
て、コンプレッサベースを変位阻止部に挿入した構成と
している。
【0008】また、第3の発明は、第2の発明におい
て、変位阻止部をユニットベースから浮かせた構成とし
ている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面によ
り説明する。図1は、本発明のコンプレッサベース支持
構造の取付け手順を示す斜視図、図2はコンプレッサベ
ース支持構造を示す側面図である。
【0010】円筒状の筐体を有するコンプレッサ2は、
その底部に平面形状が略三角形の板材でつくられたコン
プレッサベース1が備えられる。コンプレッサ2は、取
付対象である空気調和機の室外機等のユニットベース4
に対して一体防振部材6を介して取付けられる。
【0011】ユニットベース4には、3本のスタッドボ
ルト5が配設される。配設されるスタッドボルトの本数
は、3本に限らず、必要に応じて増設することはでき
る。一体防振部材6は、3個の防振ゴム3と、防振ゴム
3の間に変位阻止部7を介して配設される3個が一体に
成形された構造を有する。
【0012】コンプレッサ2をユニットベース4にとり
つける手順は、ユニットベース4に配設された3本のボ
ルト5に対して、一体防振部材6の3個の防振ゴム3を
差し込んで一体防振部材6をユニットベース4上に載置
する。
【0013】次に、コンプレッサ2のコンプレッサベー
ス1に設けたボルト穴10を防振ゴム3より上部に突出
したボルト5に差し込み、ナット8をボルト5に螺合す
る。これによりコンプレッサの振動を低減できる。
【0014】図2の側面図に示すように、本実施例にあ
っては、ユニットベース4上に防振ゴム3と一体に設け
られた変位阻止部7の上面とコンプレッサベース1の下
面との間には、間隙が形成されており、ユニットベース
4の落下等によって、コンプレッサ2が防振ゴム3を圧
縮して、変位したときに、コンプレッサベース1は、変
位阻止部7に衝接して、それ以上の変位が防止される。
【0015】このような構成によれば、図1(a)(b)に示
すように、一体防振部材6をスタッドボルト5に合わせ
て置くだけで、図1(c)のようにコンプレッサベース1
の変位阻止部7を敷設することができるので、組立工程
が著しく簡素化されると共に、コンプレッサベース1に
対する変位阻止部7の位置ずれや部材の外れが無くな
り、品質が安定する。
【0016】図3は、本発明の第2の実施例に係るコン
プレッサベースの取付構造を示す側面図、図4は、図3
のA−A断面図である。本実施例にあっても、一体防振
部材16は、3個の防振ゴム13と変位阻止部17が一
体に形成されている構造で、第1の実施例と同様であ
る。
【0017】コンプレッサ2の底部に設けられているコ
ンプレッサベース1は、その外周縁部1aが下方に折り
曲げられている。この外周縁部1aが、例えばリング状
の形状を有するものであれば、変位阻止部17はその外
周縁部1aの形状に対応した形状を有し、変位阻止部1
7に設けた溝にコンプレッサベースの外周縁部1aまた
はその一部を差し込み、コンプレッサベース1を変位阻
止部17が保持する構造を備える。コンプレッサ2の外
周に設けたコンプレッサベース1に設けたボルト穴10
をスタッドボルト5に差し込み、ナット8をスタッドボ
ルト5に螺合する。このように、コンプレッサをコンプ
レッサベースに取付けると、振動の低減が計られる構成
は第1の実施例と同様である。
【0018】本実施例にあっては、コンプレッサベース
1は、変位阻止部17に差し込み、保持されるので、変
位を確実に阻止することができる。
【0019】図5は、本発明の第3の実施例を示す側面
図である。本実施例にあっても、一体防振部材26は、
ユニットベース4に配設されたスタッドボルト5に装着
される防振ゴム23と変位阻止部27は、連絡部27a
を介して防振ゴム23と一体構造を有し、第2の実施例
と同様の機構によって、コンプレッサベース1を保持す
る。この実施例にあっては、変位阻止部27の下面27
bとユニットベース4の上面との間には間隙G1が形成
されるように変位阻止部27が形成される。
【0020】この構成によれば、変位阻止部27はユニ
ットベース4から浮いた状態でコンプレッサベース1を
保持するので、コンプレッサ2の運動振動がユニットベ
ース4側へ伝播するのを低減できる。
【0021】
【発明の効果】以上のような構成とする事により、防振
ゴムと変位阻止部が一体となっているので、変位阻止部
のコンプレッサベースに対する位置のずれが無くなり、
品質の安定が図れる。又、部品点数が少なくなり、組立
性が向上する。更に、コンプレッサベースが変位阻止部
に挿入されていることにより、コンプレッサベースが変
位阻止部からずれること無く確実にコンプレッサの変位
を阻止することができる。更に又、変位阻止部がユニッ
トベースから浮いていることにより、コンプレッサの運
転振動の伝播が低減される効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態である空気調和機の
室外機におけるコンプレッサの取付け手順及びコンプレ
ッサベース支持構造を示す斜視図。
【図2】 本発明の第1の実施形態であるコンプレッサ
ベース支持構造を示す側面図。
【図3】 本発明の第2の実施形態であるコンプレッサ
ベース支持構造を示す側面図。
【図4】 図3のA−A断面図。
【図5】 本発明の第3の実施形態であるコンプレッサ
ベース支持構造を示す側面図。
【図6】 従来の空気調和機の室外機におけるコンプレ
ッサの取付け手順及びコンプレッサベース支持構造を示
す斜視図。
【図7】 従来のコンプレッサベース支持構造を示す側
面図。
【符号の説明】
1 コンプレッサベース 2 コンプレッサ 3 防振ゴム 4 ユニットベース 5 スタッドボルト 6 一体防振部材 7 変位阻止部 8 ナット 9 変位阻止部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニットベースに固定されたスタッドボ
    ルトに装着される防振ゴムを介して取付けられるコンプ
    レッサのコンプレッサベース支持構造において、前記防
    振ゴムとコンプレッサの変位を阻止する変位阻止部を一
    体に設けたことを特徴とするコンプレッサベース支持構
    造。
  2. 【請求項2】 コンプレッサの変位を阻止する変位阻止
    部がコンプレッサベースを直接に保持する手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンプレッサベース
    支持構造。
  3. 【請求項3】 コンプレッサの変位を阻止する変位阻止
    部がユニットベースとの間に間隙を有することを特徴と
    する請求項2に記載のコンプレッサベース支持構造。
JP2002130680A 2002-05-02 2002-05-02 コンプレッサベースの支持構造 Pending JP2003322205A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007122235A1 (fr) * 2006-04-26 2007-11-01 Tecumseh Europe S.A Dispositif de fixation d'un compresseur frigorifique.
JP2008089198A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Daikin Ind Ltd ファンモータユニット、及びそのファンモータユニットを備えた空調室内機
CN101206073B (zh) * 2006-12-18 2010-06-16 三星电子株式会社 室外机底板及包含该底板的空调机

Cited By (4)

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