JP2584118Y2 - 送風機の防振装置 - Google Patents

送風機の防振装置

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JP2584118Y2
JP2584118Y2 JP1992092660U JP9266092U JP2584118Y2 JP 2584118 Y2 JP2584118 Y2 JP 2584118Y2 JP 1992092660 U JP1992092660 U JP 1992092660U JP 9266092 U JP9266092 U JP 9266092U JP 2584118 Y2 JP2584118 Y2 JP 2584118Y2
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JP
Japan
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vibration
blower
casing
vibration isolator
main body
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JP1992092660U
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JPH0653799U (ja
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慎一 徳岡
泰司 加藤
治郎 柿崎
和人 谷口
正一 加嶋
透 北川
宗男 福岡
豊 五十嵐
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Takenaka Corp
Sony Corp
Tonets Corp
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Takenaka Corp
Sony Corp
Tonets Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は例えばクリーンユニッ
トなどの内部に設置する送風機の防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来クリーンユニットなどの内部に設け
る送風機の支持防振材は、送風機をスプリングを介して
取り付け、さらにゴム防振と、可撓接手であるキャンバ
ス接手とを組み合せているがキャンバス接手による振動
絶縁が完全でないため全体の振動を大きく減衰できない
という不工合を免かれなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】この考案は前記の不工合
を解消するために、送風機本体はケーシングから防振ス
プリングを介して吊りボルトによって吊り下げられ、送
風機本体の吐出口とケーシングの通気口とは、夫々絶縁
材の周囲に締付バンドで取りつけられたキャンバスによ
って連絡されていて、送風機本体からケーシングへの振
動が絶縁されていることを特徴とする送風機の防振装置
を得たものである。
【0004】
【実施例】図1はこの出題の考案の第1実施例を示す説
明図であって、1は振動源である送風機本体を示し、ク
リーンユニットなどのケーシング4から、吊りボルト2
によって、防振スプリング3を介して、吊り下げられて
いる。そして送風機本体の吐出口8の周囲にはネオプレ
ンスポンジのような防振材5を取りつけ、又ケーシング
の通気口41の周囲には、同じくネオプレンスポンジの
ような防振材7を取りつける。
【0005】さらにこれらの防振材5,7の周囲に締付
バンド9によってキャンバス6を取りつけ、送風機本体
吐出口8とケーシング通気口41とを連絡する。そうす
れば、キャンバス6が振動絶縁体となり、防振スプリン
グ3と相まって、送風機本体1からケーシング4への振
動伝達は完全に遮断される。なお絶縁材5,7はネオプ
レンスポンジ以外でも例えば空気の入ったパッキンなど
任意のものでよい。
【0006】図2は変形例の第2実施例を示し、送風機
本体を防振スプリング3を介して吊りボルト2でケーシ
ング4に取りつけることは同様であるが、送風機本体の
吐出口8を、第2実施例では隙間10を介してケーシン
グ4の通気孔41内に挿入することにより、振動の伝達
を防いでいる。
【0007】
【効果】この考案は前記の如き構成であって、送風機本
体からの振動の伝達を充分に遮断することができた。送
風機本体を支持するのに、防振ゴム(バネ定数4.9k
g/mm)から、防振スプリング(バネ定数0.7kg
/mm)に変え、キャンバスの取付部分に振動絶縁材を
入れたことにより、振動の変位成分で1/5〜1/4、
加速度成分で約1/4となった。
【0008】周波数分析によると、防振ゴムから防振ス
プリングの変更では各周波帯ともほぼ同じ割合で変位、
加速度の値が低減している。周波数帯の20Hz近くに
ピーク値があったが、防振スプリングに交換しただけで
はこのピーク値をおさえることはできなかった。キャン
バスを取りつける部分に軟質パッキングをはさみこんで
送風機の振動がキャンバスを通じて伝わるのを防止した
ことによって、20Hz近くのピーク値がなくなり、振
動の低減に寄与することが判明した。
【0009】従来キャンバスを用うるフレキシブルダク
トの使用により送風機の防振は十分であると思われてい
たが、精密計測器に関連した用途で送風機を使用する場
合設置場所の条件が振動に関しては変位、加速度ともサ
ブミクロンオーダーで振動が問題になり、そのようなケ
ースではこの考案が有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例の説明図。
【図2】同じく第2実施例の説明図。
【符号の説明】
1 送風機本体 2 吊りボルト 3 防振スプリング 4 ケーシング 5,7 絶縁材 6 キャンバス 8 送風機本体吐出口 9 締付バンド 41 ケーシング通気口
フロントページの続き (72)考案者 徳岡 慎一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)考案者 加藤 泰司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)考案者 柿崎 治郎 東京都中央区銀座8丁目21番1号 浜離 宮ビル 株式会社竹中工務店 東京本店 内 (72)考案者 谷口 和人 福岡県福岡市中央区天神4丁目2番20号 天神幸ビル株式会社竹中工務店 九州 支店内 (72)考案者 加嶋 正一 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 株 式会社大気社 内 (72)考案者 北川 透 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 株 式会社大気社 内 (72)考案者 福岡 宗男 東京都中央区京橋2丁目5番12号 東洋 熱工業株式会社 東京本店内 (72)考案者 五十嵐 豊 東京都江東区有明1丁目2番25号 東洋 熱工業株式会社 東京工場内 (56)参考文献 特開 平4−113951(JP,A) 特開 昭58−142094(JP,A) 実開 平2−138299(JP,U) 実公 昭63−50513(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F04D 29/66

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング中に支持される送風機の防振
    装置において、 送風機本体1はケーシング4から防振スプリング3を介
    して吊りボルト2によって吊り下げられ、 送風機本体1の吐出口8と、ケーシング4の通気口41
    とは、夫々防振材5,7の周囲に締付バンド9で取り付
    けられ、取り付けられる部分に軟質振材を挟みこんだ
    キャンバス6によって連絡されていて、送風機本体1か
    らケーシング4への振動が絶縁されていることを特徴と
    する送風機の防振装置。
  2. 【請求項2】 前記の送風機本体の吐出口8は隙間10
    を介してケーシング4の通気口41中に挿入されている
    ことを特徴とする前記請求項1記載の送風機の防振装
    置。
JP1992092660U 1992-12-25 1992-12-25 送風機の防振装置 Expired - Lifetime JP2584118Y2 (ja)

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JPH0653799U JPH0653799U (ja) 1994-07-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58142094A (ja) * 1982-02-17 1983-08-23 株式会社日立製作所 送風機の吐出口とユニツトケ−シングを結ぶ連結ダクト接続装置
JPS6350513U (ja) * 1986-09-19 1988-04-05
JPH02138299U (ja) * 1989-04-25 1990-11-19
JPH04113951A (ja) * 1990-09-04 1992-04-15 Toshiba Corp 車両用電動送風機

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JPH0653799U (ja) 1994-07-22

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