JPH0653799U - 送風機の防振装置 - Google Patents

送風機の防振装置

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JPH0653799U
JPH0653799U JP9266092U JP9266092U JPH0653799U JP H0653799 U JPH0653799 U JP H0653799U JP 9266092 U JP9266092 U JP 9266092U JP 9266092 U JP9266092 U JP 9266092U JP H0653799 U JPH0653799 U JP H0653799U
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JP9266092U
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慎一 徳岡
泰司 加藤
治郎 柿崎
和人 谷口
正一 加嶋
透 北川
宗男 福岡
豊 五十嵐
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Takenaka Corp
Sony Corp
Tonets Corp
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Takenaka Corp
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風機本体の振動がケーシング等に伝達され
るのを完全に遮断する。 【構成】 送風機本体1は防振スプリング3を介して吊
りボルト2でケーシング4から吊り下げ、送風機本体1
の吐出口8とケーシング4の通気口41の周囲に夫々絶
縁材5,7を取りつけ、その周囲に締付バンド9により
キャンバスを取りつけ、吐出口8と通気口4を連絡す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は例えばクリーンユニットなどの内部に設置する送風機の防振装置に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来クリーンユニットなどの内部に設ける送風機の支持防振材は、送風機をス プリングを介して取り付け、さらにゴム防振と、可撓接手であるキャンバス接手 とを組み合せているがキャンバス接手による振動絶縁が完全でないため全体の振 動を大きく減衰できないという不工合を免かれなかった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この考案は前記の不工合を解消するために、送風機本体はケーシングから防振 スプリングを介して吊りボルトによって吊り下げられ、送風機本体の吐出口とケ ーシングの通気口とは、夫々絶縁材の周囲に締付バンドで取りつけられたキャン バスによって連絡されていて、送風機本体からケーシングへの振動が絶縁されて いることを特徴とする送風機の防振装置を得たものである。
【0004】
【実施例】
図1はこの出題の考案の第1実施例を示す説明図であって、1は振動源である 送風機本体を示し、クリーンユニットなどのケーシング4から、吊りボルト2に よって、防振スプリング3を介して、吊り下げられている。 そして送風機本体の吐出口8の周囲にはネオプレンスポンジのような防振材5 を取りつけ、又ケーシングの通気口41の周囲には、同じくネオプレンスポンジ のような防振材7を取りつける。
【0005】 さらにこれらの防振材5,7の周囲に締付バンド9によってキャンバス6を取 りつけ、送風機本体吐出口8とケーシング通気口41とを連絡する。 そうすれば、キャンバス6が振動絶縁体となり、防振スプリング3と相まって 、送風機本体1からケーシング4への振動伝達は完全に遮断される。 なお絶縁材5,7はネオプレンスポンジ以外でも例えば空気の入ったパッキン など任意のものでよい。
【0006】 図2は変形例の第2実施例を示し、送風機本体を防振スプリング3を介して吊 りボルト2でケーシング4に取りつけることは同様であるが、送風機本体の吐出 口8を、第2実施例では隙間10を介してケーシング4の気通孔41内に挿入す ることにより、振動の伝達を防いでいる。
【0007】
【効果】
この考案は前記の如き構成であって、送風機本体からの振動の伝達を充分に遮 断することができた。 送風機本体を支持するのに、防振ゴム(バネ定数4.9kg/mm)から、防 振スプリング(バネ定数0.7kg/mm)に変え、キャンバスの取付部分に振 動絶縁材を入れたことにより、振動の変位成分で1/5〜1/4、加速度成分で 約1/4となった。
【0008】 周波数分析によると、防振ゴムから防振スプリングの変更では各周波帯ともほ ぼ同じ割合で変位、加速度の値が低減している。 周波数帯の20Hz近くにピーク値があったが、防振スプリングに交換しただ けではこのピーク値をおさえることはできなかった。 キャンバスを取りつける部分に軟質パッキングをはさみこんで送風機の振動が キャンバスを通じて伝わるのを防止したことによって、20Hz近くのピーク値 がなくなり、振動の低減に寄与することが判明した。
【0009】 従来キャンバスを用うるフレキシブルダクトの使用により送風機の防振は十分 であると思われていたが、精密計測器に関連した用途で送風機を使用する場合設 置場所の条件が振動に関しては変位、加速度ともサブミクロンオーダーで振動が 問題になり、そのようなケースではこの考案が有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例の説明図。
【図2】同じく第2実施例の説明図。
【符号の説明】
1 送風機本体 2 吊りボルト 3 防振スプリング 4 ケーシング 5,7 絶縁材 6 キャンバス 8 送風機本体吐出口 9 締付バンド 41 ケーシング通気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 徳岡 慎一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)考案者 加藤 泰司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)考案者 柿崎 治郎 東京都中央区銀座8丁目21番1号 浜離宮 ビル 株式会社竹中工務店東京本店内 (72)考案者 谷口 和人 福岡県福岡市中央区天神4丁目2番20号 天神幸ビル株式会社竹中工務店九州支店内 (72)考案者 加嶋 正一 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 株式 会社大気社内 (72)考案者 北川 透 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 株式 会社大気社内 (72)考案者 福岡 宗男 東京都中央区京橋2丁目5番12号 東洋熱 工業株式会社東京本店内 (72)考案者 五十嵐 豊 東京都江東区有明1丁目2番25号 東洋熱 工業株式会社東京工場内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング中に支持される送風機の防振
    装置において、 送風機本体1はケーシング4から防振スプリング3を介
    して吊りボルト2によって吊り下げられ、 送風機本体1の吐出口8と、ケーシング4の通気口41
    とは、夫々絶縁材5,7の周囲に締付バンド9で取り付
    けられたキャンバス6によって連絡されていて、送風機
    本体1からケーシング4への振動が絶縁されていること
    を特徴とする送風機の防振装置。
  2. 【請求項2】 前記の送風機本体の吐出口8は隙間10
    を介してケーシング4の通気口41中に挿入されている
    ことを特徴とする前記請求項1記載の送風機の防振装
    置。
JP1992092660U 1992-12-25 1992-12-25 送風機の防振装置 Expired - Lifetime JP2584118Y2 (ja)

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JP2584118Y2 JP2584118Y2 (ja) 1998-10-30

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58142094A (ja) * 1982-02-17 1983-08-23 株式会社日立製作所 送風機の吐出口とユニツトケ−シングを結ぶ連結ダクト接続装置
JPS6350513U (ja) * 1986-09-19 1988-04-05
JPH02138299U (ja) * 1989-04-25 1990-11-19
JPH04113951A (ja) * 1990-09-04 1992-04-15 Toshiba Corp 車両用電動送風機

Patent Citations (4)

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