JPH06159296A - 送風機の取付装置 - Google Patents

送風機の取付装置

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Publication number
JPH06159296A
JPH06159296A JP4310170A JP31017092A JPH06159296A JP H06159296 A JPH06159296 A JP H06159296A JP 4310170 A JP4310170 A JP 4310170A JP 31017092 A JP31017092 A JP 31017092A JP H06159296 A JPH06159296 A JP H06159296A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
vibration
pin
support piece
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4310170A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Mochizuki
高志 望月
Yuji Amamiya
雄二 雨宮
Hisashi Kogure
久 小暮
Yukio Aizawa
行雄 相沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP4310170A priority Critical patent/JPH06159296A/ja
Publication of JPH06159296A publication Critical patent/JPH06159296A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Springs (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送風機の振動を伝わりにくくした送風機の取
付装置を提供する。 【構成】 送風機の取付装置3において、ピン9の下端
には防振材10の止め具12,13を設け、防振材10
にはこの止め具12,13とモータの支持片11との間
に切欠部10aを設けたので、モータの支持片11から
の振動が止め具12,13に伝わりにくく、ピン9や本
体の天板2aに振動が伝わりにくいから、送風機からの
振動による騒音を低減することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機等に組込ま
れる送風機の取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】送風機や圧縮機等の振動するものをゴム
等の防振材を介在させて取付けるようにしたものは、実
公昭53−30722号公報に記載されたものがある。
この公報に記載されたものは、圧縮機の取付装置である
が、この取付装置と同種のものを、空気調和機等に組込
まれる送風機の取付装置として使用することもある。こ
の例[取付装置50]を図5に示し、図において、51
は本体の天板52に設けられた下向きのピン、53はこ
のピンに取付けられた筒状の防振材、54はこの防振材
に取付けられる送風機のモータの支持片、55はピン5
1の下端に取付けられたナット、56は防振材53の止
め具[ワッシャー]である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図5に示した送風機の
取付装置においては、止め具56と支持片54との間に
位置する防振材53が振動を低減する働きがあるもの
の、この防振材53で低減されなかった振動が止め具5
5に伝わり、この止め具56につながれているピン5
1、天板52へと振動が伝わっていた。このため、モー
タのブーンという音が送風音に比べて大きくなり、図3
に示すように、周波数100Hzの部分でピーク音を発
し、騒音が大きいという欠点があった。
【0004】この発明は、送風機の振動を伝わりにくく
した送風機の取付装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、本体の天板
に下向きのピンを設けて、このピンに防振材を取付ける
と共に、この防振材に前記本体へ収納された送風機のモ
ータの支持片が取付けられた送風機の取付装置におい
て、前記ピンの下端には前記防振材の止め具を設け、前
記防振材にはこの止め具と前記モータの支持片との間に
切欠部を設けたものである。
【0006】
【作用】この送風機の取付装置の防振材では、止め具と
モータの支持片との間に切欠部が設けられているので、
モータの支持片からの振動が止め具に伝わりにくい。
【0007】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づき説明する。
【0008】図1には、送風機の取付装置が組込まれた
空気調和機1の断面図を示し、図において、2は空気調
和機1の本体、2aはこの本体2の天板、3はこの天板
に設けられた送風機4の取付装置、4aは送風機のモー
タ、4bはこのモータで駆動され、ターボファンと呼ば
れているファン、5は吸込空気の通路を形成するための
ベルマウス、6は吸込んだ空気を加熱あるいは冷却する
ための熱交換器、7はこの熱交換器からのドレンを受け
るドレンパン、8は加熱あるいは冷却された空気の吹出
口である。
【0009】この本体1は例えば建物の天井空間内に吊
下げられ、その下部には吸込口及び吹出口の形成された
化粧パネル[図示せず]が取付けられる。
【0010】図2には、送風機の取付装置3を示し、9
は本体の天板2aに下向きに設けられたピン、10はこ
のピンが貫通されて取付けられる防振材で、例えばブチ
ルゴム等で形成されている。11はこの防振材の外周に
形成された溝に嵌まり合うモータの支持片で、図1には
重っているため2ケ所しか示されていないが、実際には
支持片が4ケ所形成されている。12,13はピン9の
下端に設けられた座金付きのナット[止め具]とワッシ
ャー[止め具]で、防振材10の抜けを防止している。
10aは防振材10の下部に設けられた切欠部で、この
切欠部はワッシャー13と支持片11との間で防振材1
0の全周に亘って形成されている。また、10bは、金
属のピン9と支持片11とが挟まれにくいようにするた
めに形成した中空部である。
【0011】そして防振材10の各寸法は次のように設
定されている。防振材10の最大径φ1は26mm、切
欠部10aの部分の径φ2は13mm、支持片11から
ワッシャー13までの厚さL1は14mm、切欠部10
aの厚さ方向の寸法L2は3mmである。また、支持片
11の孔の径φ3は16mmに設定されている。尚、図
5に示すL1とφ1はこの寸法と同じ寸法である。
【0012】これらの4つの取付装置3に、2.2Kg
のファン4bと4.2Kgのモータ4aで構成される送
風機[重量は合計6.4Kg]4が取付けられると、各
防振材10には夫々4分の1の1.6Kgの荷重を受け
ることになるので、厚さL2が2mmに収縮する。
【0013】このように構成された送風機の取付装置3
では、切欠部10aが設けられているので、防振材が支
持片とワッシャーとの間にきっちり詰まっていた従来の
もの[図5に示すもの]に比べて、モータ4aからの振
動がワッシャー13に伝わりにくい。振動がワッシャー
13に伝わりにくいから、ピン9、本体の天板2aへと
振動が伝わりにくい。
【0014】この防振材10では、防振材10とワッシ
ャー13との接触面積が小さいため、防振材10の振動
がワッシャー13に特に伝わりにくくなっている。
【0015】図3には、この発明の送風機の取付装置3
と従来の取付装置50[図5に示すもの]とを空気調和
機の本体2に組込んだ場合の騒音を示す。線図のほぼ連
続する部分は送風音で、この送風音より大きく突出した
部分がピーク音である。そして、この音が特に使用者に
とって耳障りになるものである。そして、図から分るよ
うに、4.0dBの低減が確認された。尚、モータ4a
への印加電圧及び周波数は夫々200V、50Hzで、
風速は強である。
【0016】また、この風速を強より強い急速と、強よ
り弱い弱のモードに変えて騒音を測定してみた。風速を
急速にした場合の約100Hzのピーク音は、本発明の
ものでは50.0dBとなり、従来のものより5.2d
Bの騒音低減が確認され、また風速を弱にした場合の約
100Hzのピーク音は、本発明のものでは46.8d
Bとなり、従来のものより4.2dBの騒音低減が確認
された。
【0017】図4には、送風機の取付装置の他の実施例
30を示す。図2の取付装置3と異る点は防振材31切
欠部31aの位置で、この切欠部は支持片11とワッシ
ャー13とのほぼ中間部に設けられている。
【0018】
【発明の効果】この発明は、本体の天板に下向きのピン
を設けて、このピンに防振材を取付けると共に、この防
振材に前記本体へ収納された送風機のモータの支持片が
取付けられた送風機の取付装置において、前記ピンの下
端には前記防振材の止め具を設け、前記防振材にはこの
止め具と前記モータの支持片との間に切欠部を設けたの
で、モータの支持片からの振動が止め具に伝わりにく
く、ピンや本体の天板に振動が伝わりにくいから、送風
機からの振動による騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す送風機の取付装置を
組込んだ空気調和機の断面図である。
【図2】同送風機の取付装置を示す断面図である。
【図3】送風機の取付装置を組込んだ空気調和機におけ
る周波数と騒音との関係を示す線図である。
【図4】この発明の他の実施例を示す送風機の取付装置
の断面図である。
【図5】従来の送風機の取付装置を示す断面図である。
【符号の説明】
2 本体 2a 天板 3,30 送風機の取付装置 4 送風機 4a モータ 9 ピン 10,31 防振材 10a,31a 切欠部 11 支持片 12 ナット[止め具] 13 ワッシャー[止め具]
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相沢 行雄 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の天板に下向きのピンを設けて、こ
    のピンに防振材を取付けると共に、この防振材に前記本
    体へ収納された送風機のモータの支持片が取付けられた
    送風機の取付装置において、前記ピンの下端には前記防
    振材の止め具を設け、前記防振材にはこの止め具と前記
    モータの支持片との間に切欠部を設けたことを特徴とす
    る送風機の取付装置。
JP4310170A 1992-11-19 1992-11-19 送風機の取付装置 Pending JPH06159296A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4310170A JPH06159296A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 送風機の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4310170A JPH06159296A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 送風機の取付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06159296A true JPH06159296A (ja) 1994-06-07

Family

ID=18002017

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JP4310170A Pending JPH06159296A (ja) 1992-11-19 1992-11-19 送風機の取付装置

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JP (1) JPH06159296A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1194284A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Fujitsu General Ltd 天埋型空気調和機
KR20030059886A (ko) * 2002-01-03 2003-07-12 엘지전자 주식회사 천정형 에어컨디셔너의 모터 마운트 체결구조
WO2018225636A1 (ja) * 2017-06-07 2018-12-13 株式会社デンソー 緩衝部材および緩衝部材を備えた送風装置
KR20210023534A (ko) * 2019-08-23 2021-03-04 주식회사 에스 씨디 에어컨 팬모터용 방진구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1194284A (ja) * 1997-09-19 1999-04-09 Fujitsu General Ltd 天埋型空気調和機
KR20030059886A (ko) * 2002-01-03 2003-07-12 엘지전자 주식회사 천정형 에어컨디셔너의 모터 마운트 체결구조
WO2018225636A1 (ja) * 2017-06-07 2018-12-13 株式会社デンソー 緩衝部材および緩衝部材を備えた送風装置
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