JPH06147127A - タンデム式密閉型圧縮機 - Google Patents

タンデム式密閉型圧縮機

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JPH06147127A
JPH06147127A JP5186989A JP18698993A JPH06147127A JP H06147127 A JPH06147127 A JP H06147127A JP 5186989 A JP5186989 A JP 5186989A JP 18698993 A JP18698993 A JP 18698993A JP H06147127 A JPH06147127 A JP H06147127A
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JP
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tandem
grommet
end surface
hermetic compressor
annular portion
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JP5186989A
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English (en)
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John P Elson
ポール エルソン ジョン
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Copeland Corp LLC
Original Assignee
Copeland Corp LLC
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Publication date
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    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02—Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems
    • F16F15/04—Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using elastic means
    • F16F15/08—Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems using elastic means with rubber springs ; with springs made of rubber and metal
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
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    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S417/00—Pumps
    • Y10S417/902—Hermetically sealed motor pump unit

Abstract

(57)【要約】 【目的】 振動減衰効果の高い支持機構を備えたタンデ
ム式圧縮機を、提供する。 【構成】 タンデム式圧縮機の個々の圧縮機底端の取付
板３２を両圧縮機用の共通レール１６に対し、例えばデ
ュロメット硬さ６５といった、剛い複数個のゴム製グロ
メツト３６を介して取付けた。そして共通レールを水平
支持面に対し、例えばデュロメット硬さ４０といった、
比較的軟い複数個のゴム製グロメット８０を介して取付
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はタンデム式密閉型圧縮
機、特に例えば１対の溝形レール等の支持手段上に圧縮
機を据付けると共に同支持手段を水平面上に据付ける、
新規な支持機構を備えたタンデム式圧縮機に関するもの
である。
【０００２】
【発明の背景】密閉型圧縮機は、外側の密閉ハウジング
内に配置されたモータ・圧縮機ユニットを備えている。
ハウジングの側壁を貫通させてある端子を介して電気配
線が行われ、また冷媒流体を外部との間で連通させるた
めの流体導管がハウジング側壁を貫通されて設けられて
いる。タンデム式のものを利用する場合には２つの圧縮
機が、その間を吸入及び吐出用の流体導管で接続して相
近接させて据付けられ、吸入及び吐出用の流体導管はタ
ンデム式圧縮機用の各単一の吸入管接手及び吐出管接手
へと接続される。さらにタンデム式圧縮機を構成する２
つの圧縮機は１本又は１対の釣合せ管によって接続して
もよく、該管もハウジング側壁を貫通するものとなる。
１本の釣合せ管は普通、油面よりも上方の高位置に配置
されて両ハウジング内のガスを均等化するのに用いられ
る。第２の釣合せ管は普通、油面と等しい低レベルに配
置されて両ハウジング内の油面を均等化するのに用いら
れる。タンデム式密閉型圧縮機を単独（１個の圧縮機の
み）で使用するときにも一緒に（２つの圧縮機共）使用
するときにも不所望の騒音及び振動が発生し、それによ
り流体導管が振動せしめられて流体導管に対し、最終的
には該導管の破損を生じさせるような過度の応力が加わ
る可能性がある。
【０００３】単独の圧縮機及びタンデム式圧縮機の各圧
縮機を据付け支持するのに、様々な支持構造が用いられ
て来ている。タンデム式圧縮機では普通、まず各圧縮機
が１対の共通レール上に据付けられ、共通レールが装置
へと取付けられる。これらの様々な従来の支持構造は、
個々の圧縮機をボルトにより不動に位置固定するものか
ら騒音及び振動を減衰するスプリング機構を設けるもの
まで、広範囲にわたっている。スプリング機構の中には
軟かすぎて、個々の圧縮機の起動時或は停止時に生じる
過度の動きで流体導管に損傷を生じさせるようなものも
ある。スプリング支持機構の軟かさによってはまた、輸
送中に圧縮機が過度に動くのを阻止する、しっかりした
梱包を使用する必要が生じる。
【０００４】したがって必要とされているものはタンデ
ム式圧縮機用の極く単純で低コストの支持機構であっ
て、個別の圧縮機のハウジングから生じる振動を、流体
導管に対し過度の応力が加わらないように抑制すると共
に、従来機構に付随した上述の他の問題も解消する支持
機構であり、この発明はそのような支持機構を備えたタ
ンデム式圧縮機を提供しようとするものである。
【０００５】
【発明の要約】この発明はタンデム式圧縮機の個々の圧
縮機を１対の共通レール又は類似の支持手段に取付け支
持させ、該支持手段を装置の水平面に対し取付け支持さ
せる支持機構を備える。この発明は各圧縮機を１対の共
通レール等の支持手段に対し取付けるためには複数個の
剛いゴム製グロメット又は類似の弾性取付手段を設け、
共通レール等の支持手段を装置の水平面に対し取付ける
ためには複数個の比較的軟いゴム製グロメット又は類似
の弾性取付手段を設けるものである。この支持機構によ
って得られる減衰効果は、試験例に基づいて後述する。
【０００６】この発明の他の特徴と長所は、添付図面に
参照して行う以下の説明から明瞭に理解される。
【０００７】
【実施例】この発明に従った図示のタンデム式圧縮機１
０は第１の密閉型圧縮機１２、第２の密閉型圧縮機１
４、及び１対の共通レール１６を備えている。
【０００８】１対のレール１６はその長さ方向で互いに
ほぼ平行させており、各レール１６は他方のレール１６
から特定の距離、隔てられている。各レール１６は４個
の透孔２０を有し、そのうちの２個宛が各圧縮機１２，
１４を支持するのに用いられている。各透孔２０には図
４に示すように、ボルト２４を用いて各圧縮機を容易に
取付けできるように下向きに突出する環状部２２を設け
てある。各レール１６はまた、その両端部に配置の１対
の透孔２６も有する。所望の場合には図２に示すように
第３の透孔２６を、レール１６の中央に設けてもよい。
各透孔２６には図４に示すように下向きに突出する環状
部２７を設けて、後述するようにグロメットに対し係合
させることとしてある。透孔２６は共通レール１６を装
置（図示せず）の略水平な面に対し取付ボルト２９によ
り取付けるためのグロメットを、受入れる。普通、レー
ル１６両端部に配置の透孔２６のみを、水平面に対する
共通レール１６の取付けのために利用するが、レール１
６の中央に配置の透孔２６も本取付けのために利用でき
る。
【０００９】密閉型圧縮機１２，１４は互にほぼ等し
く、この各圧縮機は気密外殻３０と該外殻３０に固着し
てある取付板３２を備えている。各圧縮機の気密外殻３
０は、溶接又はろう付けによって気密に密封されてい
る。外殻３０内には電動モータ及び回転スクロール圧縮
機々構を有するモータ・圧縮機ユニット（図示せず）
を、配設してある。本実施例では圧縮機として回転スク
ロール圧縮機々構を例示するが、この発明は他の形式の
圧縮機々構に対しても同様に適用できるものである。
【００１０】圧縮機１２，１４の各々は１対の共通レー
ル１６に対し、取付ボルト１６を用いて取付けられてい
る。各圧縮機１２，１４の取付板３２には４個の透孔３
４を設けてあり、その各２個宛が共通レール１６の各２
個宛の透孔２０に対応し該透孔２０に対し整列位置して
いる。各透孔３４には図４に示すように下向きの環状部
３５を設けてあり、後述するようにグロメットに対し係
合させることとしてある。各支持板３２と１対の共通レ
ール１６間には、互に整列し合う透孔３４，２０に１個
宛を配して複数個のグロメット３６を配設してある。各
グロメット３６は金属製の円筒状スリーブ３７、ほぼ円
筒状のエラストマー質ボデー３８、及び該円筒状ボデー
３８の一端から一体的に延出させてある円筒状のハット
部４０から成るものとされている。ハット部４０は、支
持板３２の各透孔３４中で各グロメット３６を保持する
のに用いられている。円筒状ボデー３８には支持板３２
の下向き環状部３５を受入れる環状空所４１を、設けて
ある。環状部３５を環状空所４１に対し係合させたこと
によってグロメット３６と取付板３２間の接触面積が大
きく増し、かつグロメット３６と取付板３２間に鋭端縁
での接触が存在しなくなる。これにより取付けの耐久性
が高まる。各ゴムグロメット３６はさらに、それを軸線
方向に貫通していて円筒状スリーブ３７を受入れる透孔
４２を有する。この透孔４２は、ハット部４０反対側の
グロメット３６端に配置の座ぐり穴４４を含んでいる。
スリーブ３７は透孔４２中に配置され、ハット部４０を
含めての円筒状ボデー３８の高さよりも僅かに（約１／
１６インチ−１．６ｍｍ）高さが小であるものとされて
いる。このように高さを僅かに小とした関係とすること
によって金属製スリーブ３７に対し取付ボルト２４を締
付けたとき、グロメット３６のエラストマー質部分が少
量だけ圧縮され弾性効果が高められることになる。
【００１１】取付時には取付板３２の各透孔３４にグロ
メット３６を組付け、２個の圧縮機１２，１４の各々を
１対の共通レール１６上に据付ける。したがって各圧縮
機１２，１４は４個のグロメット３６により支持され
る。各グロメット３６のスリーブ３７に取付ボルト２４
を通してレール１６の透孔２０にねじ込む。下向き環状
部２２によって取付ボルト２４を適切に受入れるねじ条
数を確保できる。取付ボルト２４を、スリーブ３７が該
ボルト２４と共通レール１６との両者に対し接触するこ
ととなるように締付ける。この取付ボルト２４の締付け
により、上述のようにスリーブ３７の高さが小さくされ
ていることからしてグロメット３６のエラストマー質部
分が若干圧縮される。
【００１２】圧縮機１２，１４は一連の管によって接続
されている。圧縮機１２の吸入口５０は圧縮機１４の吸
入口５２に対し、流体導管５４によって接続されてい
る。両吸入口５０，５２に対し吸入流体を供給するため
に単一の管接手５６を設けてある。圧縮機１２の吐出口
６０は圧縮機１４の吐出口６２に対し、流体導管６４に
よって接続されている。両吐出口６０，６２から吐出流
体を受取るために単一の管接手６６を設けてある。両圧
縮機１２，１４はまた、１対の釣合せ管７０，７２によ
っても接続されている。このうち管７０は高レベル、す
なわち油面位置７４よりも上方に位置させてあって、両
外殻３０内の気体を均等化する。管７０は油面位置７４
と一致した底側に配置してあって、両外殻３０内の油面
位置を均等化する。
【００１３】１対の共通レール１６の透孔２６のそれぞ
れにはグロメット８０を設けてある。各グロメット８０
は金属製の円筒状スリーブ８１、ほぼ円筒状のエラスト
マー質ボデー８２、及び該円筒状ボデー８２の一端から
延出するエラストマー質のハット部８４から成るものと
されている。ハット部８４は、各共通レール１６の各透
孔２６中で各グロメット８０を保持するのに用いられて
いる。円筒状ボデー８２にはレール１６の下向き環状部
２７を受入れる環状空所８５を、設けてある。環状部２
７を環状空所８５に対し係合させたことによってグロメ
ット８０と共通レール１６間の接触面積が大きく増し、
かつグロメット８０と共通レール１６間に鋭端縁での接
触が存在しなくなる。これにより取付の耐久性が高ま
る。円筒状スリーブ８１を受入れるための軸線方向の透
孔８６を、グロメット８０を貫通させて設けてある。こ
の透孔８６はハット部８４反対側のグロメット８０端に
配置の座ぐり穴８７を含んでいる。スリーブ８１は透孔
８６中に配置され、ハット部８４を含めての円筒状ボデ
ー８２と実質的に等しい高さを有する。したがって取付
ボルト２９を締付けてもグロメット８０のエラストマー
質部分の圧縮は起きない。
【００１４】各透孔２６に対しグロメット８０は、透孔
２６にハット部８４を挿入することによって組付けられ
る。したがって１対の共通レール１６のそれぞれは装置
（図示せず）の水平面上で２個の、或は中央の透孔２６
も利用したとすると３個の、ゴムグロメット８０により
支持される。取付ボルト２９はスリーブ８１に通して装
置（図示せず）にねじ込まれる。この取付ボルト２９
は、該ボルト２９とスリーブ８１間に約１／１６インチ
（１．６ｍｍ）の間隙８７を残すようにして、締付けら
れる。これによりグロメット８０上でタンデム式圧縮機
１０が浮動可能に支えられ、振動がより有効に抑制され
る。
【００１５】驚くべきことに各グロメット３６として６
５（６０−７０）デュロメータ硬さのネオプレンゴム
を、そして各グロメット８０として４０（３５−４０）
デュロメータ硬さのネオプレンゴムを、それぞれ使用す
ることによって予想外の結果が得られた。ＡＲＩ条件下
で圧縮機１２，１４の両者を稼働させて図２の点Ｐ1 ，
Ｐ2 ，Ｐ3 及びＰ4 での最大水平振動（ミル単位）を測
定すると、図示の支持機構によると水平振動の読みはそ
れぞれ３．１，３．２，４．２及び２．１ミル（０．０
７９，０．０８１，０．１０７及び０．０５３ｍｍ）で
あった。これはグロメット３６対応のグロメットとして
スチール製グロメットを使用したときの値、８．９，
９．１，９．０及び８．４ミル（２２６，２３１，２２
９及び２１３ｍｍ）と対照的であり、本発明に従った支
持機構は水平振動を大きく減少させることとする。なお
ＡＲＩ条件とは米国の空調冷凍協会（Ａｉｒ−Ｃｏｎｄ
ｉｔｉｏｎｉｎｇ ａｎｄ Ｒｅｆｒｉｇｅｒａｔｉｏ
ｎ Ｉｎｓｔｉｔｕｔｅ）が定めた標準条件で、空調系
については蒸発器温度４５°Ｆ、凝縮温度１３０°Ｆ、
圧縮機戻りガス温度６５°Ｆ、凝縮器を出る液体の温度
１１５°Ｆである。
【００１６】また圧縮機１２，１４の両者をＡＲＩ条件
下で稼働させた場合と発停中の場合とについて、最大管
応力（ｋｓｉ単位）を測定した。グロメット３６として
デュロメータ硬さ６５の硬いゴム製のものを使用したと
きの読みはＡＲＩ条件下で１．８ｋｓｉ（１２．４ＭＰ
ａ）、発停中で９．５ｋｓｉ（６６．３ＭＰａ）であっ
た。グロメット３６として、スチール製のものを使用し
たときの読みはＡＲＩ条件下で１３．５ｋｓｉ（９３．
１ＭＰａ）、発停中で１０．５ｋｓｉ（７２．４ＭＰ
ａ）であった。またグロメット３６としてデュロメータ
硬さ３５の軟いゴム製のものを使用したときの読みはＡ
ＲＩ条件下で２．３ｋｓｉ（１５．９ＭＰａ）、発停中
で２３ｋｓｉ（１５９ＭＰａ）であった。したがってこ
の発明に従った支持機構はＡＲＩ条件下での稼働時に管
応力を軟いグロメットのレベルにまで減らすだけではな
く、発停中に管応力をスチール製グロメットのレベルに
まで減らすこととする。これは硬いゴム（デュロメータ
硬さ６５）が発停中の圧縮機の水平振動を減少させるこ
とができ、同時に圧縮機の稼働中における共振振動を減
衰させることができるといった事実による。上述のデー
ターはＡＲＩ条件下での稼働中における本発明支持機構
の減衰効果を実証しているが、同様の結果は圧縮機が種
々の共振振動にさらされる部分容量域での稼働中にも得
られるものと、信じられる。
【００１７】以上の実施例では例示のために取付板３２
と共通レール１６間にエラストマー質のグロメット３６
を、また共通レール１６と装置の略水平な面間にエラス
トマー質のグロメット８０を、それぞれ配置した例を挙
げたが、本発明は、圧縮機１２，１４を共通レール１６
に対し取付けるため及び共通レール１６を装置の略水平
な面に対し取付けるためにどのようなタイプの弾性部材
を利用する場合も、発明範囲に含むものである。
【００１８】以上に説明して来た実施例は本発明の特徴
と長所を十分に生かすように配慮されたものであるが、
特許請求の範囲の記載を適正に解釈した範囲を外れるこ
となしに実施例の構造に変形或は修正を加えて本発明を
実施できることは、言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図１】この発明に従った支持機構を備えたタンデム式
圧縮機を示す側面図である。
【図２】図１のタンデム式圧縮機の平面図である。
【図３】図１のタンデム式圧縮機を、図１とは反対側か
らみて画いた側面図である。
【図４】図１の円４で囲んだ部分の拡大図で、圧縮機を
共通レールに対し取付けるためのグロメット及び共通レ
ールを装置の水平面に対し取付けるためのグロメットを
断面図で画いている。
【符号の説明】
１０ タンデム式圧縮機 １２ 第１の密閉型圧縮機 １４ 第２の密閉型圧縮機 １６ 共通レール ２０ 透孔 ２６ 透孔 ３０ 外殻（ハウジング） ３２ 取付板 ３４ 透孔 ３６ グロメット ３７ スリーブ ３８ ボデー ４０ ハット部 ４１ 環状空所 ４２ 透孔 ４４ 座ぐり穴 ７０，７２ 釣合せ管 ８０ グロメット ８１ スリーブ ８２ ボデー ８４ ハット部 ８６ 透孔 ８７ 座ぐり穴

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 第１のモータ・圧縮機ユニットを内装す
    る第１のハウジング、 この第１のハウジングの底端に取付けてある第１の取付
    板、 第２のモータ・圧縮機ユニットを内装する第２のハウジ
    ング、 この第２のハウジングの底端に取付けてある第２の取付
    板、 上記した第１及び第２のハウジングの位置を固定するた
    めの支持手段、 上記第１のハウジングを上記支持手段に対し取付けるた
    めに上記第１の取付板に取外し可能に取付けてある第１
    の弾性取付手段、 上記第２のハウジングを上記支持手段に対し取付けるた
    めに上記第２の取付板に取外し可能に取付けてある第２
    の弾性取付手段、及び上記支持手段をほぼ水平な支持面
    に対し取付けるために該支持手段に取外し可能に取付け
    てある第３の弾性取付手段、を備えたタンデム式密閉型
    圧縮機。
  2. 【請求項２】 前記支持手段が互にほぼ平行する１対の
    レールを備えている請求項１のタンデム式密閉型圧縮
    機。
  3. 【請求項３】 前記第３の弾性取付手段がエラストマー
    質の複数個のグロメットを備えている請求項１のタンデ
    ム式密閉型圧縮機。
  4. 【請求項４】 前記グロメットが、デュロメータ硬さが
    約４０のネオプレンから成るものである請求項３のタン
    デム式密閉型圧縮機。
  5. 【請求項５】 前記グロメットがそれぞれ環状のボデー
    を備え、このボデーが一端面から他端面方向に延びる第
    １の円筒状孔と該第１の円筒状孔端から他端面まで延び
    る第２の円筒状孔とを区画形成する内面、及び一端面か
    ら他端面方向に延びる第１の環状部と該第１の環状部端
    から他端面方向に延びる第２の環状部と該第２の環状部
    端から他端面まで延びる第３の環状部とを区画形成する
    外面を有し、上記第２の環状部でグロメットを前記支持
    手段に対し取付けることとしてある請求項３のタンデム
    式密閉型圧縮機。
  6. 【請求項６】 前記グロメットが、デュロメータ硬さが
    約４０のネオプレンから成るものである請求項５のタン
    デム式密閉型圧縮機。
  7. 【請求項７】 前記第２の弾性取付手段がエラストマー
    質の複数個のグロメットを備えている請求項１のタンデ
    ム式密閉型圧縮機。
  8. 【請求項８】 前記グロメットが、デュロメータ硬さが
    約６０以上であるエラストマー材から成るものである請
    求項７のタンデム式密閉型圧縮機。
  9. 【請求項９】 前記グロメットが、デュロメータ硬さが
    ６０から７０までのネオプレンから成るものである請求
    項８のタンデム式密閉型圧縮機。
  10. 【請求項１０】 前記グロメットがそれぞれ環状のボデ
    ーを備え、このボデーが一端面から他端面方向に延びる
    第１の円筒状孔と該第１の円筒状孔端から他端面まで延
    びる第２の円筒状孔とを区画形成する内面、及び一端面
    から他端面方向に延びる第１の環状部と該第１の環状部
    端から他端面方向に延びる第２の環状部と該第２の環状
    部端から他端面まで延びる第３の環状部とを区画形成す
    る外面を有し、上記第２の環状部でグロメットを前記第
    ２の取付板に対し取付けることとしてある請求項７のタ
    ンデム式密閉型圧縮機。
  11. 【請求項１１】 前記グロメットが、デュロメータ硬さ
    が約６０以上であるエラストマー材から成るものである
    請求項１０のタンデム式密閉型圧縮機。
  12. 【請求項１２】 前記グロメットが、デュロメータ硬さ
    が６０から７０までのネオプレンから成るものである請
    求項１１のタンデム式密閉型圧縮機。
  13. 【請求項１３】 前記第１の弾性取付手段がエラストマ
    ー質の複数個のグロメットを備えている請求項１のタン
    デム式密閉型圧縮機。
  14. 【請求項１４】 前記グロメットが、デュロメータ硬さ
    が約６０以上であるエラストマー材から成るものである
    請求項１３のタンデム式密閉型圧縮機。
  15. 【請求項１５】 前記グロメットが、デュロメータ硬さ
    が６０から７０までのネオプレンから成るものである請
    求項１４のタンデム式密閉型圧縮機。
  16. 【請求項１６】 前記グロメットがそれぞれ環状のボデ
    ーを備え、このボデーが一端面から他端面方向に延びる
    第１の円筒状孔と該第１の円筒状孔端から他端面まで延
    びる第２の円筒状孔とを区画形成する内面、及び一端面
    から他端面方向に延びる第１の環状部と該第１の環状部
    端から他端面方向に延びる第２の環状部と該第２の環状
    部端から他端面まで延びる第３の環状部とを区画形成す
    る外面を有し、上記第２の環状部でグロメットを前記第
    １の取付板に対し取付けることとしてある請求項１３の
    タンデム式密閉型圧縮機。
  17. 【請求項１７】 前記グロメットが、デュロメータ硬さ
    が約６０以上であるエラストマー材から成るものである
    請求項１６のタンデム式密閉型圧縮機。
  18. 【請求項１８】 前記グロメットが、デュロメータ硬さ
    が６０から７０までのネオプレンから成るものである請
    求項１７のタンデム式密閉型圧縮機。
  19. 【請求項１９】 前記第１のハウジングの内部を前記第
    ２のハウジングの内部と連通させてある請求項１のタン
    デム式密閉型圧縮機。
  20. 【請求項２０】 前記第１及び第２のハウジングの内部
    がそれぞれ部分的に油で満たされており、第１のハウジ
    ングの内部が第２のハウジングの内部と、両ハウジング
    内の油面位置よりも上方に配置した管によって連通させ
    てある請求項１９のタンデム式密閉型圧縮機。
  21. 【請求項２１】 前記第１及び第２のハウジングの内部
    がそれぞれ部分的に油で満たされており、第１のハウジ
    ングの内部が第２のハウジングの内部と、両ハウジング
    内の油面位置に配置した管によって連通させてある請求
    項１９のタンデム式密閉型圧縮機。
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