JPH06280933A - 防振支持構造 - Google Patents
防振支持構造Info
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- JPH06280933A JPH06280933A JP6773493A JP6773493A JPH06280933A JP H06280933 A JPH06280933 A JP H06280933A JP 6773493 A JP6773493 A JP 6773493A JP 6773493 A JP6773493 A JP 6773493A JP H06280933 A JPH06280933 A JP H06280933A
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- Japan
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- vibration
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
する振動物体2の防振支持構造を構成するに、振動物体
2を支持側の防振用弾性体10を介して支持部7に支持
し、ケース1を遊動側の防振用弾性体11を介して振動
物体2に支持する。また、ケース1を、そのケース壁に
吸音手段4を施した消音ケースとする。 【効果】 小型・安価で実用性に優れながら、高い防振
効果を安定的に得ることができる。
Description
態で支持部に支持する振動物体の防振支持構造に関す
る。
態で、かつ、防振を施した状態で支持部に支持するに
は、一般に図5に示すように、ケース1を支持具8を介
して支持部7に支持(この例では吊り下げ支持)し、そ
して、ケース1内に収容した振動物体2(この例ではフ
ァン)を防振用弾性体10’を介してケース1に対し支
持していた。
防振効果を得るものとして、いわゆるダイナミックダン
パ方式、すなわち、図3にその原理構成を示すように、
支持側の防振用弾性体10を介して振動源2を支持部7
に支持し、そして、付加の重錘Wを遊動側の防振用弾性
体11を介して振動源2に対し支持する方式の採用が考
えられ、その具体的適用構造として、図6に示すよう
に、上記の図5に示す一般の防振支持構造において、防
振用弾性体(支持側)10’を介しケース1内に支持し
た振動物体2に対し、単純に付加重錘Wを遊動側の防振
用弾性体11’を介して支持する構造が考えられた。
振用弾性体11’を収容したユニット化ケースである。
般の防振支持構造の防振特性、及び、ダイナミックダン
パ方式採用の防振支持構造の防振特性を、夫々図4に示
すが、この特性図からもわかるように、ダイナミックダ
ンパ方式採用の防振支持構造では、特定の設計周波数f
aにおいて一般の防振支持構造よりも高い防振効果を得
ることができるが、その特定設計周波数faの近傍に、
振動がかえって増大する逆効果周波数fbが存在する。
式の採用において高い防振効果を安定的に得るには、特
定の設計周波数faにおける防振効果を高くし、かつ、
その特定設計周波数faと逆効果周波数fbとの間隔を
大きくすることが必要となり、この条件を満たすには、
付加重錘Wの重量を十分に大きくするのが有効である
が、重錘Wの重量を大きくすると、その重錘Wの大型化
により防振支持構造の全体が大型になり、また、重錘W
の重量を含めた全体の支持対象重量が大きくなって装置
コストが高くなる問題が生じ、このことがダイナミック
ダンパ方式の実用化の妨げとなっていた。
ックダンパ方式を採用することにより、上記の如き問題
を回避しながら高い防振効果を安定的に得られるように
する点にある。
造の第1特徴構成は、振動物体を支持側の防振用弾性体
を介して支持部に支持し、前記振動物体を収容するケー
スを遊動側の防振用弾性体を介して前記振動物体に支持
してあることにある。
徴構成は、前記ケースが、そのケース壁に吸音手段を施
した消音ケースであることにある。
を収容するケースが、ダイナミックダンパ方式の原理
上、付加の重錘W(図3参照)として機能する。
動物体が騒音発生源ともなることが多いのに対し、ケー
スを消音ケースとすることで騒音の低減も合わせ図り、
そして、ケース壁に施す吸音手段をケース本体ととも
に、ダイナミックダンパ方式における重錘として機能さ
せる。
ば、振動物体の収容のために本来装備するケースをダイ
ナミックダンパ方式における重錘として利用するから、
ダイナミックダンパ方式の採用において大重量の大型専
用重錘を装備するに比べ、専用重錘の装備による防振支
持構造の大型化や全体支持対象重量の増大といった問題
を回避しながら、十分な重錘重量を確保できて特定の設
計周波数における防振効果の向上、及び、特定設計周波
数と逆効果周波数との間隔拡大を達成でき、これによ
り、小型・安価で実用化が容易なものとしながら、ダイ
ナミックダンパ方式の利点を生かして高い防振効果を安
定的に得られる防振支持構造を提供し得るに至った。
が騒音発生源でもある場合において、騒音の低減も合わ
せ達成できて特に好適なものとすることができる。
ともに、そのファン2の吸引口2aに対する吸気室3を
形成するケースであり、ケース壁にグラスウールを貼設
する等の吸音手段4を施してファン騒音の漏出を防止す
る消音ケースとしてある。
5から搬送対象気体を吸気室3内に取り入れ、その取り
入れ気体を送気作用により送気ダクト6へ送出する。
ラブ等の上側支持部7に対し吊り下げ支持具8を介して
支持する、いわゆる吊り下げ支持とし、また、その吊り
下げ支持においては、ファン2の発生振動が上側支持部
7に伝播するのを防止する防振構造を採用してある。
においてファン2を載置したファン台9を上記の吊り下
げ支持具8により上側支持部7に対し吊り下げ支持し、
複数本の吊り下げ支持具8夫々に対して、ゴムやスプリ
ング等で構成する支持側の防振用弾性具10を介装して
ある。
具10と同様にゴムやスプリング等で構成する遊動側の
防振用弾性具11を介して上記のファン台9に対し吊り
下げ支持してあり、これにより、ダイナミックダンパ方
式の防振支持構造を構成してある。
介して支持部に支持するとともに、付加の重錘を遊動側
の防振用弾性体を介して振動源に支持する、いわゆるダ
イナミックダンパ方式の防振支持構造(図3参照)を構
成するにあたり、上記の構造によりケース1を付加重錘
として利用する構成としてある。
具10を介して上側支持部7に支持し、また、ケース1
を遊動側の防振用弾性具11を介してファン台9に支持
することに対応させて、ケース1と吸気ダクト5とは防
振継手12を介して接続し、また、送気ダクト6のうち
ケース1に固定の貫通部分6aは、ファン2及び後続送
気ダクト6の夫々に対し防振継手13,14を介して接
続してある。
に代えて、図2に示すように、支持部7上にファン等の
振動物体2、及び、それを収容するケース1を設置する
載置支持形態において本発明を適用してもよい。
2はファンに限定されるものではなく、ポンプや圧縮機
等の種々の振動物体を対象とすることができる。
音ケースに限定されるものではなく、ケース1への収容
目的、及び、ケース1の具体構造はどのようなものであ
ってもよい。
する支持側の防振用弾性体10、及び、振動物体2とケ
ース1との間に介装する遊動側の防振用弾性体11の夫
々には、種々の構造・材質のものを適用できる。
便利にするため符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
振支持構造を示す図
Claims (2)
- 【請求項1】 ケース(1)内に収容した状態で支持部
(7)に支持する振動物体(2)の防振支持構造であっ
て、 前記振動物体(2)を支持側の防振用弾性体(10)を
介して前記支持部(7)に支持し、前記ケース(1)を
遊動側の防振用弾性体(11)を介して前記振動物体
(2)に支持してある防振支持構造。 - 【請求項2】 前記ケース(1)が、そのケース壁に吸
音手段(4)を施した消音ケースである請求項1記載の
防振支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06773493A JP3338718B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | ファン用防振支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06773493A JP3338718B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | ファン用防振支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06280933A true JPH06280933A (ja) | 1994-10-07 |
JP3338718B2 JP3338718B2 (ja) | 2002-10-28 |
Family
ID=13353484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06773493A Expired - Lifetime JP3338718B2 (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | ファン用防振支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3338718B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009071270A1 (de) * | 2007-12-08 | 2009-06-11 | Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg | Ventilator mit reduzierter schallabstrahlung |
US7789740B2 (en) * | 2006-11-10 | 2010-09-07 | Janesky Lawrence M | Crawlspace air apparatus |
CN111572576A (zh) * | 2020-06-02 | 2020-08-25 | 南京天普机电产品制造有限公司 | 一种轨道车辆机械式废排装置 |
JP2023109129A (ja) * | 2022-01-26 | 2023-08-07 | 株式会社創通メディカル | 静音空気入れ装置 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP06773493A patent/JP3338718B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7789740B2 (en) * | 2006-11-10 | 2010-09-07 | Janesky Lawrence M | Crawlspace air apparatus |
WO2009071270A1 (de) * | 2007-12-08 | 2009-06-11 | Ebm-Papst St. Georgen Gmbh & Co. Kg | Ventilator mit reduzierter schallabstrahlung |
CN111572576A (zh) * | 2020-06-02 | 2020-08-25 | 南京天普机电产品制造有限公司 | 一种轨道车辆机械式废排装置 |
JP2023109129A (ja) * | 2022-01-26 | 2023-08-07 | 株式会社創通メディカル | 静音空気入れ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3338718B2 (ja) | 2002-10-28 |
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