JP4043760B2 - 振動防止装置 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、鉄道の高架橋下スペースに構築される建物の室内に設けられる天井材の振動を防止するための振動防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
鉄道・道路等の高架橋下スペースに建築物を構築する場合には、列車や車の走行に伴い、建築物に及ぼされる騒音振動を低減することが不可欠である。高架橋下においては、建築物に伝播した振動によって室内の内装材等が空気を加振する固体伝播音と呼ばれる騒音が発生しやすい。従来において前記固体伝播音対策を行う場合には、建物に振動が伝播しないように地盤と基礎との縁を切ったり、室内の内装材全体を改修したりする必要があったため、多くの手間と施工コストを要していた。
【0003】
ところで、建築物には、地震や風等によって作用する振動を制御するために、いわゆる制振構造が利用されている。この制震構造は大きく、外部から力を加えることなく構造物の振動を抑えるパッシブ制震と外部から供給するエネルギーを利用して振動を低減するアクティブ制震との2種類に分けられる。
【0004】
このうち、パッシブ制震は、建築物の固有周期に同調した固有周期を備えるTMD(Tuned Mass Damper)を建築物に備えることによって、建築物の振動を抑えるものである。図5(a)、図5(b)は、建築物を質点A、TMDを質点Bにモデル化して、TMDが建築物に及ぼす影響を示す図である。図5(a)は、建築物(質点A)にTMDが付加されていないモデル、および、このモデルに正弦波形状の外力を与えた場合の速度応答値を示す図である。これに対して図5(b)は、建築物(質点A)にTMD(質点B)が付加されたモデル、および、このモデルに正弦波形状の外力を与えた場合の速度応答値を示す図である。図5(a)、図5(b)に示すように、TMDが付加されることによって、建築物の速度応答値が小さく抑えられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、前記したようなパッシブ制震の原理を利用することにより、従来に比して容易かつ安価に天井材の振動を抑えることが可能となる振動防止装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、例えば図1〜図4に示すように、天井材4の振動を防止する振動防止装置1であって、前記天井材3に設置される設置部(部、2d)と、この設置部(部材2d)から所定間隔離間して配置された錘3(錘部材3a)と、この錘3(錘部材3a)と前記設置部(部材2d)との間に設けられて該錘3(錘部材3a)を振動可能に支持する弾性体(コイルばね2、12、高減衰ジェル2f、ゴム2g)と、を備え、
前記錘3は、前記弾性体によって下方から支持された板部材2eの下方に板状の錘部材3aを、その枚数を調整することにより重さを可変に吊り下げることによって構成されており、
前記錘3の上下方向の長さは、前記設置部2dの上下方向の長さより短いことを特徴としている。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、外部から天井材に振動が作用すると、この振動が前記設置部から前記弾性体を経由して前記錘に伝わり、この錘を振動させる。そして、この錘の振動が、前記弾性体を経由して前記設置部から前記天井材へ伝わる。ここで、天井材の振動の固有周期に、振動防止装置の固有周期を同調させておくことによって、前記錘から前記天井材へ伝わる振動が、前記外部から天井材に作用する振動の逆位相で伝わり、これにより、天井材の振動が小さく抑えられる。ところで、前記振動防止装置は、弾性体と錘とによって簡易に構成され、しかも、天井の施工後においても容易に天井材に設置可能である。したがって、従来のように、建物躯体あるいは内装全体に振動防止対策を施す場合に比して、容易かつ安価に天井材の振動を小さく抑えることが可能である。
【0008】
前記振動防止装置は、いわゆるパッシブ制震の原理を利用しており、該振動防止装置はTMD(Tuned Mass Damper)に相当する。
【0009】
天井材の振動の固有周期は、天井材の材質、天井材を支持する支持機構等によって様々に異なる。
【0010】
振動防止装置の固有周期は、この振動防止装置の備える剛性と質量との比率によって決まる。したがって、剛性や質量を調整することによって、天井材の振動の固有周期に同調させればよい。
【0011】
また、前記錘は、その重さを可変に設けられている。請求項1の振動防止装置は、前記したように質量を変化させることによって、天井材の固有振動数と振動防止装置の固有振動数とを概ね一致させることによって、天井材の振動を低減させようとするものである。ところで、振動防止装置の固有周期は、この振動防止装置の剛性と質量との比率によって変化する。したがって、前記錘の重さを変化させることによって、振動防止装置装置の固有周期を調整することができる。したがって、現場によって様々に異なる天井材の振動の固有周期に、振動防止装置の固有周期を容易に同調させて、天井材の振動を確実に抑えることが可能である。
【0012】
請求項2記載の発明は、例えば図1、図2に示すように、請求項1または2記載の振動防止装において、前記弾性体は、コイルばね2からなることを特徴としている。
【0013】
請求項2記載の発明によれば、前記弾性体はコイルばねからなる。すなわち、前記弾性体を容易かつ安価に構成することが可能である。
【0014】
なお、コイルばねは、例えば図1、図2に示すように、軸が鉛直となるように配されている。
【0015】
請求項3記載の発明は、例えば図4に示すように、請求項1または2記載の振動防止装置において、前記弾性体は、ゴム2gからなることを特徴としている。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、前記弾性体はゴムからなる。すなわち、前記弾性体を容易かつ安価に構成することが可能である。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図4を参照して、本発明である振動防止装置の実施の形態例について詳細に説明する。
【0018】
図1において、符号1は、振動防止装置を示す。振動防止装置1は、鉄道の高架橋下のスペースに構築される建物の躯体6から、丸鋼等の吊材5によって吊り下げられた天井材4の上面の野縁4aに、図示しないボルト等によって固定されている。なお、吊材5は、例えば、高架橋から直接吊り下げられていてもよい。
【0019】
振動防止装置1は、図2にも示すように、コイルばね2と錘3等によって構成され、コイルばね2の下端部に接続される部材2d(設置部)が、天井材4の上面にボルト等によって固定され、該コイルばね2の上端部に接続される板部材2eが、この板部材2eに吊り下げられる錘3を支持するようにして配されている。この振動防止装置1には、その固有周期が天井材4の振動の固有周期に同調するように、所定の重さの錘3と、所定の剛性のコイルばね2とが備えられている。なお、天井材4の振動の固有周期は、天井材4、躯体6、吊材5等の形状、材質等によって決まる。なお、天井材4に設置される振動防止装置1の個数は、実験あるいはコンピュータ解析等によって、最適に設定される。
【0020】
図2(a)に示すように、比較的大きな立方体状の部材2d(設置部)が天井材の上面に、ボルト等によって固定されており、この部材2dの上端部にはコイルばね2の下端部が接続され、コイルばね2の上端部には板部材2eがボルト等によって固定されている。この板部材2fは、前記部材2dから上方に延設される軸部材2cに沿って上下方向に移動可能である。前記板部材2eの下方には、板状の錘部材3aが吊り下げられている。そして、図2(b)に示すように、この錘部材3aの枚数を調整することにより、錘3の重さを変化させることが可能となっている。
【0021】
図3(a)、図3(b)では、コイルばね2の代わりに、高減衰ジェル2fが用いられている。その他の構成は図2(a)、図2(b)に示すものと同様である。
【0022】
図4(a)、図4(b)では、コイルばね2や高減衰ジェル2fの代わりに、ゴム2gが用いられている。その他の構成は図2(a)、図2(b)に示すものと同様である。
【0023】
以上、本実施の形態によれば、以下に示すような効果が得られる。
【0024】
(1)外部から天井材4に振動が作用すると、この振動が、部材2dから、コイルばね2、高減衰ジェル2f、ゴム2gを経由して錘3(錘部材3a)に伝わり、この錘3(錘部材3a)を振動させる。そして、この錘3(錘部材3a)の振動が、前記コイルばね2、高減衰ジェル2f、ゴム2gを経由して、2dから前記天井材4へ伝わる。ここで、天井材4の振動の固有周期に、振動防止装置1の固有周期を同調させておくことによって、前記錘3(錘部材3a)から前記天井材4へ伝わる振動が、前記外部から天井材4に作用する振動の逆位相で伝わり、これにより、天井材4の振動が小さく抑えられる。ところで、前記振動防止装置1は、コイルばね2、高減衰ジェル2f、ゴム2gと錘3(錘部材3a)とによって簡易に構成され、しかも、天井の施工後においても容易に天井材4に設置可能である。したがって、従来のように、建物躯体あるいは内装全体内装全体に振動防止対策を施す場合に比して、容易かつ安価に天井材4の振動を小さく抑えることが可能である。
【0025】
(2)前記錘3は、錘部材3aの枚数を調整することによって重さを変化させることができる。振動防止装置装置1の固有周期は、振動防止装置1の備える剛性と質量との比率によって変化するため、前記錘3の重さを変化させることによって、振動防止装置装置1の固有周期を調整することができる。したがって、現場によって様々に異なる天井材4の振動の固有周期に、振動防止装置1の固有周期を容易に同調させて、天井材4の振動を確実に抑えることが可能である。
【0026】
なお、前記振動防止装置1の設置される建物は、特に鉄道の高架橋下のスペースに構築される建物に限定されるものではなく、鉄道の近傍に位置する建物も該当する可能性があることは勿論である。また、例えば、自動車道路や長期にわたって施工機械が駆動する工事現場、等の近傍に構築される建物内に設置されてもよいことは勿論である。
【0027】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、天井材の振動の固有周期に、振動防止装置の固有周期を同調させておくことによって、前記錘から前記天井材へ伝わる振動が、前記外部から天井材に作用する振動の逆位相で伝わり、これにより、天井材の振動が小さく抑えられる。ところで、前記振動防止装置は、弾性体と錘とによって簡易に構成され、しかも、天井の施工後においても容易に天井材に設置可能である。したがって、従来のように、内装全体に振動防止対策を施す場合に比して、容易かつ安価に天井材の振動を小さく抑えることが可能である。
【0028】
また、前記錘は、その重さを可変に設けられている。振動防止装置装置の周期は、振動防止装置の備える剛性と質量との比率によって変化するため、前記錘の重さを変化させることによって、振動防止装置装置の固有周期を調整することができる。したがって、現場によって様々に異なる天井材の振動の固有周期に、振動防止装置の固有周期を容易に同調させて、天井材の振動を確実に抑えることが可能である。
【0029】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、前記弾性体を容易かつ安価に構成することが可能である。
【0030】
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の効果が得られることは勿論のこと、前記弾性体を容易かつ安価に構成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振動防止装置が天井材に設置されている図である。
【図2】(a)、(b)ともに、本発明に係る振動防止装置の実施の形態例を示す図である。
【図3】(a)、(b)ともに、本発明に係る振動防止装置の実施の形態例を示す図である。
【図4】(a)、(b)ともに、本発明に係る振動防止装置の実施の形態例を示す図である。
【図5】本発明に係る振動防止装置の原理を説明するための図である。
【符号の説明】
1 振動防止装置
2 コイルばね(弾性体)
2d 部材(設置部)
2f 高減衰ジェル(弾性体)
2g ゴム(弾性体)
3 錘
3a 錘部材
4 天井材
Claims (3)
- 天井材の振動を防止する振動防止装置であって、前記天井材に設置される設置部と、この設置部から所定間隔離間して配置された錘と、この錘と前記設置部との間に設けられて該錘を振動可能に支持する弾性体と、を備え、
前記錘は、前記弾性体によって下方から支持された板部材の下方に板状の錘部材を、その枚数を調整することにより重さを可変に吊り下げることによって構成されており、
前記錘の上下方向の長さは、前記設置部の上下方向の長さより短いことを特徴とする振動防止装置。 - 請求項1記載の振動防止装置であって、前記弾性体は、コイルばねからなることを特徴とする振動防止装置。
- 請求項1記載の振動防止装置であって、前記弾性体は、ゴムからなることを特徴とする振動防止装置。
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