JPS6337369Y2 - - Google Patents

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JPS6337369Y2
JPS6337369Y2 JP14402984U JP14402984U JPS6337369Y2 JP S6337369 Y2 JPS6337369 Y2 JP S6337369Y2 JP 14402984 U JP14402984 U JP 14402984U JP 14402984 U JP14402984 U JP 14402984U JP S6337369 Y2 JPS6337369 Y2 JP S6337369Y2
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JP
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retaining plate
vibration
vibration isolating
bolt
support
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JP14402984U
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JPS6158302U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば船舶の内装用天井板や壁用
内装板の支持具における防振装置に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
振動の発生する船舶の内装用天井や壁用内装板
の支持具には、ゴム製の防振材を用いて天井の吊
ボルトや壁の取付けボルトから支持具に振動が伝
達しないようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ゴム製の防振材を用いているために、不燃構造
とならない問題があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、上記問題点を解決するために、支
持具のボルト貫通用透孔を有する突片の両面に不
燃人造耐熱繊維より成る防振材、変形しない不燃
の保形板を順次重ねると共に、この防振材及び保
形板に透孔と一致するボルトの貫通孔を設け、ま
た、保形板及び防振材の積層部全体を不燃シート
で被い、さらに不燃シートにボルトの貫通用の孔
を設けたものである。
〔作用〕
この考案は、天井や壁のボルトを保形板防振
材、支持具の突片に設けてある貫通孔及び透孔に
挿通したのち、ボルトにねじ込んであるナツトの
締付けにより保形板と突片との間の防振材を圧縮
し、支持具に天井板や壁用内装材を取付ける。
〔実施例〕
図において、Aは天井板や壁用内装板の支持具
である。
上記の支持具Aは、第1図及び第2図で示した
ように基板1と、この基板1の上端から連ねて上
記基板1の一面側に突出する突片2と、この突片
2に天井の吊りボルト3が貫通するよう設けた透
孔4と、基板1の下端に設けた天井板に取付けバ
ー材の係合部5とで構成した天井用と、第3図で
示したように基板1の一端から連なつて上記基板
1の一面側に突出する突片2と、この突片2に壁
から突出するボルト3が貫通するよう設けた透孔
4と、基板1の他端に設けた壁用内装板Bの取付
けバー材Cの係合部5とで構成されている。
上記天井板の取付バー材の係合部5は、基板1
の下端延長をU字状となるよう上方に折り返し、
そしてバー材を嵌め込み、また、壁用内装板の取
付けバー材の係合部5は、両側縁にそれぞれ表裏
一対の挾持爪を設け、まずバー材の開口縁に保持
爪の裏側を嵌め込んだのち、支持具Aを回動させ
ながら、表裏の挾持爪間にバー材の開口縁を喰込
み状として取付けるようになつている。
また、突片2を挾む両側に不燃人造耐熱繊維よ
り成る防振材6と、変形しない不燃の保形板7を
順次重ねて、この防振材6、保形板7に透孔4に
一致するボルト3の貫通孔8が設けられている。
なお、突片2に防振材6を、防振材6に保形板
7を(支持具Aに保形板7が接触しないよう)そ
れぞれ接着剤を介し固着しておくことにより、取
扱い等が容易になる。
上記の不燃人造耐熱繊維には、岩綿、ガラスウ
ール、ガラスクロス、セラミツクアイバー、カー
ボンフアイバー等(金属以外のもの)が使用さ
れ、また、変形しない不燃の保形板には金属等が
使用される。
また、保形板7及び防振材6の積層部分は、不
燃シート9により被われている。
上記の不燃シート9は、二枚のアルミ箔10
と、このアルミ箔10の間に介在したガラスクロ
ス11とで構成されたもの等が用いられる。
さらに、不燃シート9には、貫通孔8に一致す
るボルト3の貫通用の孔12が設けられている。
なお、不燃シート9は、第2図で示したように
各辺を順次折り込んで包む一枚のものが使用され
ている。
次に、使用方法を説明すると、ボルト3にま
ず、ナツト13をねじ込んだのち、孔12から片
側の保形板7及び防振材6の貫通孔8、突片2の
透孔4をへて残る片側の防振材6及び保形板7の
貫通孔8、孔12にボルト3を貫通させる。
その後に、ボルト3にナツト13′をねじ込み
ながら、突片2と保形板7との間の防振材6を圧
縮する。
〔効果〕
以上のように、この考案に係る防振装置によれ
ば、ナツトの締付けにより防振材を圧縮してボル
トから突片に振動を伝えないようにしてあるの
で、支持具から天井板や壁用内装板に振動が伝わ
るのを防止することができる。
また、防振材に不燃人造耐熱繊維を、保形板に
不燃材を使用しているので不燃効果があり、保形
板によりナツトの締付けにともなう防振材の圧縮
時に起る変形を防止することができる。
また、不燃シートにより防振材の形くずれや繊
維の脱落にともなう分散が阻止されると共に、取
扱いが容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は天井板の取付け支持具の一部切欠正面
図、第2図は同上の分解斜視図、第3図は壁用内
装板の取付け支持具の縦断側面図、第4図は不燃
シートの縦断拡大平面図である。 A……支持具、B……壁用内装板、C……バー
材、1……基板、2……突片、3……ボルト、4
……透孔、5……係合部、6……防振材、7……
保形板、8……貫通孔、9……不燃シート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 天井の吊ボルトや壁の取付けボルトを貫通させ
    て、上記ボルトにねじ込むナツトにより取付ける
    天井板や壁用内装板の支持用支持具において、支
    持具の上記ボルト貫通用透孔を有する突片の両面
    に不燃人造耐熱繊維より成る防振材、変形しない
    不燃の保形板を順次重ねると共に、この防振材及
    び保形板に透孔と一致するボルトの貫通孔を設
    け、また、保形板及び防振材の積層部分全体を不
    燃シートで被い、さらに不燃シートにボルトの貫
    通用の孔を設けたことを特徴とする板の支持具に
    おける防振装置。
JP14402984U 1984-09-21 1984-09-21 Expired JPS6337369Y2 (ja)

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JP14402984U JPS6337369Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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JP14402984U JPS6337369Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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Publication Number Publication Date
JPS6158302U JPS6158302U (ja) 1986-04-19
JPS6337369Y2 true JPS6337369Y2 (ja) 1988-10-04

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ID=30702319

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JP14402984U Expired JPS6337369Y2 (ja) 1984-09-21 1984-09-21

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JP2013148114A (ja) * 2012-01-17 2013-08-01 Nishimatsu Constr Co Ltd 吊り下げ装置および吊り天井の耐震構造
JP5947557B2 (ja) * 2012-02-09 2016-07-06 株式会社オクジュー 防振耐震ハンガー及び天井下地構造
JP6378535B2 (ja) * 2014-05-20 2018-08-22 倉敷化工株式会社 防振吊り金具

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JPS6158302U (ja) 1986-04-19

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