JPS6349272Y2 - - Google Patents

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JPS6349272Y2
JPS6349272Y2 JP1984079548U JP7954884U JPS6349272Y2 JP S6349272 Y2 JPS6349272 Y2 JP S6349272Y2 JP 1984079548 U JP1984079548 U JP 1984079548U JP 7954884 U JP7954884 U JP 7954884U JP S6349272 Y2 JPS6349272 Y2 JP S6349272Y2
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JP
Japan
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vibration isolator
mounting bolt
tube
base
screw
Prior art date
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JP1984079548U
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JPS60192785U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は例えば工業用ミシンにクラツチ付電
動機を取付ける機器に対する騒音、振動等を防止
する電動機用防振装置に関する。
〔従来技術〕
従来、この種の装置として、第1図乃至第3図
に示すものがあつた。
第1図において、1はクラツチ付電動機、2は
クラツチ付電動機1を取付けるベース、3はゴム
等の弾性体からなりベース2を支持するための防
振装置で、ボルト4により工業用ミシン台に締着
されている。第2図は防振装置3の構造を詳細に
説明する分解斜視図である。図において、10は
U字状金具、11は金属板で形成されたストツパ
片で、下面のU字状部とこれに直角に折り曲げら
れたストツパ12およびストツパ13とで構成さ
れている。14はゴム等の弾性体で成型された弾
性片で、U字状の凹部15に第1図におけるベー
ス2を挿入するようになつている。以上の防振装
置の各部分、すなわちU字状金具10、ストツパ
片11および弾性片14は焼付処理で一体構造と
なつている。
従来の工業用ミシンの防振装置は以上のように
構成されているので、使用場所において電動機を
テーブル5に取付けるときは、第3図aに示すよ
うにベース2に防振装置3を取付けてボルト4に
より固定するが、この場合防振効果を維持するた
めにはストツパ12とU字状金具10との間に適
当なすきま部20を設ける必要がある。
しかし、使用場所においてボルト4で締付ける
際、防振装置の主要構成部が弾性体14であるが
ゆえに際限なく締付けられ、第3図bに示すよう
にストツパ12,13がテーブル5に接触し、さ
らに締付けられると弾性体14のたわみによりス
トツパ12,13が変形しストツパの役目を果さ
なくなる場合が通常である。上記のいづれの場合
にも、弾性体が圧縮された状態となり弾性率が大
きくなるため、防振装置の効果が大幅に減少す
る。従つて、ボルト4を締付ける場合には上述し
たようにストツパ12,13とU字状金具10と
の間に適当なすきま部20を設けるために、使用
場所においてボルト4の締付力を調整しなければ
ならないので作業性が悪く、また部品点数が多く
高価であるなどの欠点があつた。
〔考案の概要〕
この考案は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたものであつて、取付ボルト
と螺着し、ストツパ機能を果たす螺着管、緩衝部
材等を有する一対の防振体で電動機をミシン台等
に固定することにより、防振装置取付の際に要す
るボルトの締付調整が不要となり、使用場所にお
ける組立の作業性を高め、同時に部品点数の削減
により安価で効果的な防音、防振が行なえる電動
機用防振装置を提供することを目的とする。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。
第1図乃至第3図と同一または相当部分は同一
の符号をもつて示した第4図乃至第6図におい
て、30は中央部に取付ボルト4を貫通させる貫
通穴30aが設けられた例えば金属製板状の支持
部材、31はこの支持部材30の貫通穴30aの
同心円上にネジ穴31aが形成された所定長の螺
着管であつて、この螺着管31の一方端には支持
部材30が固着されて支持体が形成される。そし
て、貫通穴30aを貫通した取付ボルト4はネジ
穴31aに螺合する。32は支持部材30および
螺着管31に焼付成形された弾性体(緩衝部材)
であつて、その表面には、圧縮時の局部的な圧力
によるふくらみを逃がすための溝33,34が形
成されている。なお螺着管31の高さhは第4図
bに示されているように、後述するようにストツ
パ機能が果たせるように弾性体32のベース挟持
面より外方へ所定量突出し、この弾性体32が取
付時圧縮されない状態で所定間隔の締付代tが生
ずるような長さに定められている。このように支
持部材30、螺着管31および弾性体32によつ
て、1つの防振体35が形成される。従つて、ベ
ース2は通常時第4図に示すように同一形状の一
対の防振体35からなる防振装置によつて弾性圧
縮部の機能を果たす締付代tをもつて挾持され、
取付ボルト4を介して、テーブル5に取付固定さ
れる。
以上の構成によれば、ベース2は同一形状の上
下一対の防振体35の挾持され、しかも取付ボル
ト4は、螺着管31に弾性圧縮部機能を果たす締
付代tの間隔をもつて螺着している。従つて、防
振装置を取付ボルト4で締付けミシンテーブル5
に取付ける際、たとえ、締付過ぎが生じても締付
代tを越えた場合には螺着管31の先端が当接
し、ちようど螺着管31がストツパの役目を果た
し、取付ボルト4の締付け過ぎによる弾性体の変
形を防ぐので、安定した防振効果が得られる。
なお、締付け時は従来例のようにナツトを工具
等で締めるのではなく、人手により締付けること
ができ、かつボルト締付時の調整する必要がない
ので、組立時間が短縮できる。また従来例に比
し、螺着管31にネジ穴31a加工が施されてい
るので、ナツトワツシヤ等の部品点数が削減され
安価な電動機用防振装置が得られる効果がある。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、取付ボルト
と螺着し、ストツパ機能を果たす螺着管、緩衝部
材等を有する一対の防振体で電動機をミシン台等
に固定することにより、防振装置取付の際に要す
るボルトの締付調整が不要となり、使用場所にお
ける組立の作業性を高め、同時に部品点数の削減
により安価で効果的な防音、防振を行える電動機
用防振装置が得られる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の防振装置の取付状態図、第2図
は防振部の詳細分解図、第3図a,bは防振装置
の詳細の取付状態図、第4図aはこの考案の一実
施例の側面図、第4図bは第4図aにおけるX−
X断面図、第5図は支持金具の断面図、第6図a
は本考案防振ゴムの正面図、第6図bは平面図で
ある。 2……ベース、4……取付ボルト、30……支
持部材、30a……貫通穴、31……螺着管、3
2……緩衝部材、35……防振体。なお、図中、
同一符号は同一部分または相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持体に緩衝部材を焼付成形してなる防振体に
    より電動機のベースを挟持し、この電動機を防振
    体を介して取付ボルトによつてテーブルに固定す
    るようにした電動機用防振装置において、上記防
    振体は略中央部に取付ボルト貫通穴が穿設された
    支持部材と、この支持部材の取付ボルト貫通穴と
    軸芯が一致するように固着され、かつ上記取付ボ
    ルトが螺合するネジ穴が刻設された所定長の螺着
    管と、この螺着管が固着された側の上記支持部材
    に焼付けられ、上記ベースを挟持する緩衝部材と
    から構成され、上記螺着管の先端部はストツパ機
    能用に上記緩衝部材のベース挟持面より外方へ所
    定量突出し、上記螺着管を対向させた一対の上記
    防振体によつて上記ベースを挟持させるように取
    付ボルトを上記螺着管に螺合させたことを特徴と
    する電動機用防振装置。
JP7954884U 1984-05-31 1984-05-31 電動機用防振装置 Granted JPS60192785U (ja)

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JP7954884U JPS60192785U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 電動機用防振装置

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JP7954884U JPS60192785U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 電動機用防振装置

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Publication Number Publication Date
JPS60192785U JPS60192785U (ja) 1985-12-21
JPS6349272Y2 true JPS6349272Y2 (ja) 1988-12-19

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ID=30624566

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JP7954884U Granted JPS60192785U (ja) 1984-05-31 1984-05-31 電動機用防振装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6116780Y2 (ja) * 1977-03-09 1986-05-23

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JPS60192785U (ja) 1985-12-21

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