JPS582906Y2 - ボウシンヨウゴムブツシユ - Google Patents

ボウシンヨウゴムブツシユ

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Publication number
JPS582906Y2
JPS582906Y2 JP1975073396U JP7339675U JPS582906Y2 JP S582906 Y2 JPS582906 Y2 JP S582906Y2 JP 1975073396 U JP1975073396 U JP 1975073396U JP 7339675 U JP7339675 U JP 7339675U JP S582906 Y2 JPS582906 Y2 JP S582906Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
motor
annular groove
outer diameter
vibration
Prior art date
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Expired
Application number
JP1975073396U
Other languages
English (en)
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JPS51153389U (ja
Inventor
菅原素臣
田中進作
Original Assignee
タナシンデンキ カブシキガイシヤ
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Filing date
Publication date
Application filed by タナシンデンキ カブシキガイシヤ filed Critical タナシンデンキ カブシキガイシヤ
Priority to JP1975073396U priority Critical patent/JPS582906Y2/ja
Publication of JPS51153389U publication Critical patent/JPS51153389U/ja
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Publication of JPS582906Y2 publication Critical patent/JPS582906Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、振動を伴なう機器等の取付げに使用される
防振用ゴムブツシュに関する。
一般に、所定の部材に振動を伴なう機器等を取付ける場
合、たとえばテープレコーダ基板にモータを取付ける場
合において、その取付けは確実になされなげればならな
いことは勿論であるが、同時に、モータからの振動が基
板側に伝わると基板に取付けた磁気ヘッド等が振動し、
ノイズやワウを発生する原因となるから、モータからの
振動が基板側に伝わるのを住方防止する必要がある。
このような用途に供するものとして、従来より第1図A
又はBに示すような防振用ゴムブツシュが使用されてい
た。
すなわち、第1図Aのゴムブツシュは、外周に環状溝1
を形成し、両端部を貫通する中心孔2を有する円筒状の
ものであり、同図Bのゴムブツシュは更に両端面に円筒
状の当接部8゜8を突設してなるものである。
なお、第1図Bにおける当接部8,8の外径D2は、環
状溝1の底部外径D□よりやや大きくなっている。
そしていずれも上記溝1を、基板3にあげた透孔4の内
周縁部に嵌合させることによって基板3に取付け、中心
孔2内には必要に応じてメタルブツシュ5を嵌合し、そ
のメタルブツシュ5内に平座金9を介してボルト6を挿
通して、そのボルトでモータ7をねじ止めするようにな
っている。
しかしながら、このようなゴムブツシュを使用してもな
お、モータ7の振動が基板3に伝わるのを効果的に防止
することができなかった。
というのは、確実な取付は状態を得るためにはボルト6
を強く締めなげればならないが、ボルト6を強く締めた
場合には、第1図へのものはゴムブッシュ5全体がモー
タ7と平座金9とで強く圧縮されて硬くなり、また同図
Bのものは周当接部8,8間に強い圧縮力が作用するこ
とになるので周当接部8.8間の部位が特に硬(なり、
いずれも材料自体がもっている本来の防振効果を低下さ
せてしまうからである。
この考案は、このような問題を解決するためになされた
もので、振動を伴なう機器等を所定の部材に取付ける場
合において、確実な取付状態を得ることができ、しかも
機器の振動の取付部材への伝達を効果的に防止すること
ができる防振用ゴムブツシュを提供しようとするもので
ある。
以下、この考案の一実施例を、第2図ないし第5図を参
照して説明する。
防振用ゴムブツシュ11は、第5図に示すように円形な
平板部120両面の各中心部より小径な円筒形の当接部
13,13を突出させ、また両端面間を貫通する中心孔
14を設け、上記平板部12の外周には環状溝15を形
成してなるものである。
なお、環状溝15の底部の外径D1は当接部13.13
の外径D2よりも十分大きくなっている。
第2図中16は振動を伴なう機器、たとえばモータで、
17はこのモータ16を取付げる所定の部材、たとえば
テープレコーダ基板である。
この基板17には第3図の如く透孔18があげられてお
り、その透孔18の内周縁部にゴムブツシュ11の環状
溝15を嵌合するようにしている。
また、中心孔14内には必要に応じてメタルブツシュ1
9を嵌合するが、その場合はメタルブツシュ19の長さ
aを中心孔14の長さbよりもわずかに短かくしておく
ことが望ましい。
そして、モータ16の底板20にあげたねじ孔21をゴ
ムブツシュ11の一方の当接部13に第4図の如く対向
させ、他方の当接部13には外径が前記透孔18よりも
大きな平座金23を当ててボルト22を通し、これをね
じ孔21に螺合して締付けると、画描接部13.13が
モータ16の底板20と平座金23とで強く挾持される
ので、ゴムブツシュ11の中心部Aのみが圧縮されるこ
とになる。
そして中心孔14の長さbとメタルブツシュ20の長さ
aとの差b −aが締め代となるから、ゴムブツシュ1
1はモータ16に対して強固に取付けられ、このような
ねじ止めをモータ16の3〜4箇所で行なえば、モータ
16の基板17に対する取付状態は確実なものとなる。
しかも当接部13゜13の外径寸法D2が環状溝15の
底部外径寸法D1よりも十分小さいので、環状溝15周
辺の環状部分Bはほとんど圧縮されることがない。
モしてモータ16は上記環状部分Bを介して基板17に
連結されることになり、しかもその環状部分Bとモータ
16の底板20又は平座金23との間には第4図の如く
それぞれ隙間Cが存在するので、モータ16の振動はそ
の環状部分Bにおいて十分吸収されることになり、モー
タ16からの振動の基板17への伝達は効果的に防止さ
れることになる。
そしてこれをテープレコーダに適用した場合にはモータ
6の振動によるノイズやワウの発生を確実に防止するこ
とができるものである。
なお、第4図に示すように基板17の透孔18よりも大
きな平座金23を使用すれば、ゴムブツシュ11の軸方
向(上下方向)の最大振幅はその平座金23とモータ1
6の底板20とで、前記隙間Cの和2c以内に制限され
るので、モータ16の振動によりゴムブツシュ11が基
板11の透孔18から抜落ちる心配も全(ない。
なお、上記実施例はテープレコーダ基板にモータを取付
ける場合について述べたが、この考案のゴムブツシュは
、所定の部材に振動を伴なう機器等を取付ける場合に広
く適用することができる。
以上詳述したように、この考案によれば、取付は状態を
確実にして、しかも十分な防振効果を得ることができる
防振用ゴムブツシュを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A、Bはそれぞれ別の従来例を示す断面図、第2
図ないし第5図はこの考案の一実施例を示すもので、第
2図はモータ取付状態を示す側面図、第3図は分解断面
図、第4図は取付状態を示す断面図、第5図はブツシュ
を一部断面にして示す側面図である。 11・・・・・・ゴムブツシュ、13・・・・・・当接
部、14・・・・・・中心孔、15・・・・・・環状溝
、D□・・・・・・環状溝底部の外径、D2・・・・・
・当接部の外径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円板状を呈して外周に環状溝を有し、両端面には中心孔
    の周囲に外径が前記環状溝底部の外径より小さい円筒状
    の当接部を突設してなる防振用ゴムブツシュ。
JP1975073396U 1975-05-31 1975-05-31 ボウシンヨウゴムブツシユ Expired JPS582906Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975073396U JPS582906Y2 (ja) 1975-05-31 1975-05-31 ボウシンヨウゴムブツシユ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1975073396U JPS582906Y2 (ja) 1975-05-31 1975-05-31 ボウシンヨウゴムブツシユ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51153389U JPS51153389U (ja) 1976-12-07
JPS582906Y2 true JPS582906Y2 (ja) 1983-01-19

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ID=28545591

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1975073396U Expired JPS582906Y2 (ja) 1975-05-31 1975-05-31 ボウシンヨウゴムブツシユ

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