JP2006014384A - 装置の据付構造 - Google Patents

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Katsunori Ozawa
克典 尾沢
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Abstract

【課題】 配電盤や制御盤等の装置を地震等による転倒から保護するとともに、振動が装置に伝わるのを抑制する。
【解決手段】
本発明の配電盤や制御盤等の装置の据付構造は、据付ベース1の装置載置部13の上面に配電盤や制御盤等の装置2の筐体21の底面22を重ね合わせて載置し、これら重ね合わせ面をボルト4とナット5により締め付けて結合する。前記据付ベース1の装置載置部13の下面には振動吸収ラバー3を配置し、該振動吸収ラバー3を介してボルト4とナット5により前記据付ベース1の装置載置部13の上面と前記装置筐体2を締め付けて結合した。また、前記据付ベース1と、装置2の筐体21の底面22の間にスラストベアリング6を介在させた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、配電盤や制御盤等の装置を床面等に据付ける装置の据付構造に関するものである。
配電盤や制御盤等の装置を床面等に据付けるための据付構造として、例えば図5に示すものが知られている。前記据付構造は、据付ベース101の装置載置部102の上面に、配電盤や制御盤等の装置筐体103の底面104を重ね合わせて載置し、これら重ね合わせ面をボルト105とナット106により締め付けて結合する構成になっている。
前記据付ベース101は、基礎ボルト(図示省略)によりフロア107面上に固定されている。基礎ボルトの取付具としては、例えば特許文献1または特許文献2が知られている。
特開平06−022115号公報 特開2002−058115号公報
ところで、前記従来の据付構造は、地震の際などに配電盤や制御盤等の装置が転倒を防止することを主たる目的とする。
上述したように前記従来の据付構造は、据付ベース101を基礎ボルトによりフロア等の据付面107上に固定するとともに、前記据付ベース101の装置載置部102の上面に、配電盤や制御盤等の装置筐体103の底面104を重ね合わせて、両者をボルト105とナット106によりリジットに取り付ける構成になっているために、地震の際などに配電盤や制御盤等の装置筐体103が転倒するのを防止することはできるが、フロア等の据付面107から伝わってくる振動を減衰させることはできず、地震等の振動が前記ボルト105やナット106を伝わってダイレクトに配電盤や制御盤等の装置筐体103に伝達される。
配電盤や制御盤等は、比較的振動に強いがそれでも装置の高密度化や高性能化にょり振動の影響を受けやすくなっている。また、精密装置やコンピュータ等も振動の影響を受けやすいためにこれら振動の影響を受けやすい装置の据付構造にあっては装置の転倒の防止は勿論のこと、免振、即ち装置へ伝わる振動を抑制することが要求される。
建物や構造物等についての免振構造として、例えば特開平11−36656号公報が知られているが、この免振構造は、専ら建物や構造物に適用するものであって、配電盤や制御盤等の装置を床面等に据付けるための据付構造に適用できるものではない。
本願発明の目的は、地震等による装置の転倒防止は勿論のこと、振動が装置に伝わるのを抑制することのできる免振機能を備えた配電盤や制御盤等の装置の据付構造を提供することにある。
請求項1の発明は、据付ベースの上面に装置筐体を重ね合わせて載置し、これら重ね合わせ面をボルトとナットにより締め付けて結合した装置の据付構造において、前記据付ベースの下面に、振動吸収ラバーを配置し、該振動吸収ラバーを介して前記据付ベースの上面と前記装置筐体の重ね合わせ面を前記ボルトとナットにより締め付けて結合した。
請求項2の発明は、請求項1の装置の据付構造において、前記振動吸収ラバーを、円筒状に形成し、一方の端面に前記ボルトの頭部またはナットを受ける金具を取り付けた。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の装置の据付構造において、前記据付ベースの上面と装置筐体の間に、スラストベアリングを介在させた。
(1)請求項1の装置の据付構造は、据付ベースの上面と装置筐体を重ね合わせて、両者をボルトとナットにより結合するので、据付ベース上の装置筐体が倒れるのを防止することができる。特に、フロア等の据付面から伝わってくる振動を前記振動吸収ラバーで吸収して振動が装置筐体に伝わるのを抑制することができる。
(2)請求項2の装置の据付構造は、前記振動吸収ラバーを円筒状に形成し、一方の端面に前記ボルトの頭部またはナットを受ける金具を取り付けたので、ボルトとナットにより前記振動吸収ラバーを介して、据付ベース上に装置筐体を確実、強固に取り付けることができる。
(3)請求項3の装置の据付構造は、前記据付ベースの上面と装置筐体の間に、スラストベアリングを介在させたので、地震等が発生した場合に前記スラストベアリング上で装置筐体を滑らせて振動を吸収することができる。
図1は本発明の据付構造の断面図、図2は前記据付構造の部品を分解した状態の斜視図である。本発明の据付構造は、据付ベース1上に、装置2の底面を重ね合わせて載置し、これら重ね合わせ面を振動吸収ラバー3を介してボルト4とナット5により締め付けて結合する構成になっている。
前記据付ベース1は、一対の脚部11,12と、これら一対の脚部11,12の上端部間に跨がる装置載置部13と、により略コ状に形成されている。前記装置載置部13には、前記ボルト4を通すための円形のボルト挿通孔14が設けられている。
前記装置2は、配電盤或いは制御盤として構成されている。前記装置2は、筐体21の底面22が前記据付ベース1の装置載置部13の上面に載置される。前記筐体21の底面22には前記ボルト4を通すためのボルト挿通孔23が設けられている。
前記振動吸収ラバー3は、ゴムやプラスチック等の弾性材で円筒状に形成されている。実施例において、前記振動吸収ラバー3の外径は、前記装置載置部13のボルト挿通孔14よりも大径に形成され、前記振動吸収ラバー3の内径は、前記装置載置部13のボルト挿通孔14よりも小径に形成されている。(前記振動吸収ラバー3の内径は、前記装置載置部13のボルト挿通孔14と同径であっても、或いは前記装置載置部13のボルト挿通孔14よりも若干小径であってもよい)。また、実施例では、前記振動吸収ラバー3の内径(孔31の直径)は、前記ボルト4の直径の約3倍程度の大きさに形成されていて、前記振動吸収ラバー3の孔31の中心に前記ボルト4を通した場合に、前記ボルト4の外周面と前記振動吸収ラバー3の孔31の内周面32の間に前記ボルト4の直径と略同じ程度の隙間δが発生するようになっている。前記隙間δが大きければ大きい程、許容振幅が増す。また、前記振動吸収ラバー3の下端面には、前記ナット5(またはボルト4の頭部41)を受ける金具33が取り付けられている。前記金具33は、前記振動吸収ラバー3の外径よりもやや小径の円板状に形成されていて、中央部に前記ボルト4を通すボルト挿通孔34(図2参照)を備えている。前記金具33は、前記振動吸収ラバー3の下面に接着剤で接着され、或いは前記振動吸収ラバー3を成形する際に所謂インサートにより一体的に成形されている。
前記ボルト4は、頭部41とネジ軸42とからなっている。前記頭部41は、前記筐体21の底面22のボルト挿通孔23よりも大径に形成されている。前記ネジ軸42は、前記ボルト挿通孔23よりも小径に形成されている。
前記ナット5は、前記金具33のボルト挿通孔34よりも大径に形成されていて、前記金具33の下面側において前記ネジ軸42の先端に螺合される。
前記据付ベース1の装置載置部13の上面と前記装置2の筐体21の底面22の間には、スラストベアリング6が介在されている。前記スラストベアリング6は、ベースプレート61の上面に多数の金属ボール62を回転自在に取り付けることにより形成されている。そして、前記ベースプレート61が前記据付ベース1の装置載置部13の上面に取り付けられていて、前記多数の金属ボール62上に前記装置2の筐体21の底面22を支持するようになっている。
次に、本発明の据付構造の組み立て工程の一例について説明する。先ず前記据付ベース1の装置載置部13の上面に前記スラストベアリング6を取り付け、下面に前記振動吸収ラバー3の上端面を取り付ける。次に、前記スラストベアリング6の金属ボール62上に前記装置2の筐体21の底面22を載せる。そして、前記装置2の筐体21の底面上から前記ボルト4のネジ軸42を前記装置載置部13のボルト挿通孔14に挿入するとともに、前記ネジ軸42の先端部を前記金具33のボルト挿通孔34から突出させる。そして、前記ネジ軸42の先端部にナット5を螺合して、これらボルト4とナット5の締め付けを行うことにより本発明の据付構造の組み立てが完了する。
次に、本発明の据付構造の作用について説明する。図3に示すように、地震等により矢印A方向の加速度が作用すると、前記振動吸収ラバー3は、矢印A方向と逆の矢印B方向に撓む。前記前記振動吸収ラバー3が矢印B方向に撓むと、前記装置2の筐体21は、前記スラストベアリング6の金属ボール62上を前記振動吸収ラバー3の撓み方向と同じ矢印B方向に移動する。また、図4に示すように、地震等により矢印C方向の加速度が作用すると、前記振動吸収ラバー3は、矢印C方向と逆の矢印D方向に撓む。前記前記振動吸収ラバー3が矢印D方向に撓むと、前記装置2の筐体21は、前記スラストベアリング6の金属ボール62上を前記振動吸収ラバー3の撓み方向と同じ矢印D方向に移動する。上記作用によって、地震等の振動を減衰し、前記装置2の転倒防止は勿論のこと、前記装置2に振動が伝わるのを抑制して、振動から前記装置2を保護する。
本発明の据付構造の断面図。 本発明の据付構造の分解斜視図。 本発明の据付構造の作用を示す説明図。 本発明の据付構造の作用を示す説明図。 従来例の断面図。
符号の説明
1…据付ベース
2…配電盤等の装置
3…振動吸収ラバー
4…ボルト
5…ナット
6…スラストベアリング

Claims (3)

  1. 据付ベースの上面に装置を重ね合わせて載置し、これら重ね合わせ面をボルトとナットにより締め付けて結合した装置の据付構造において、
    前記据付ベースの下面に、振動吸収ラバーを配置し、該振動吸収ラバーを介して前記据付ベースの上面と前記装置の重ね合わせ面を前記ボルトとナットにより締め付けて結合したことを特徴とする装置の据付構造。
  2. 前記振動吸収ラバーは、円筒状に形成されていて一方の端面には、前記ボルトの頭部またはナットを受ける金具が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置の据付構造。
  3. 前記据付ベースの上面と装置の間には、スラストベアリングが介在されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装置の据付構造。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103368086A (zh) * 2013-06-29 2013-10-23 芜湖明远电力设备制造有限公司 一种开关设备用减震装置
WO2014065474A1 (ko) * 2012-10-24 2014-05-01 (주)케이디파워 방진유닛 및 이를 포함하는 수배전반
WO2015102171A1 (ko) * 2013-12-30 2015-07-09 (주)케이디파워 수배전반용 방진유닛
KR101702349B1 (ko) * 2016-10-13 2017-02-03 문운하 평상시 사용성이 개선된 수배전반용 내진장치
KR102353334B1 (ko) * 2021-04-12 2022-01-19 주식회사 청림이앤씨 지중배선용 지상기기함 결합구

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