JP6641970B2 - ユニット型減震装置および該ユニット型減震装置を備えた防振架台 - Google Patents

ユニット型減震装置および該ユニット型減震装置を備えた防振架台 Download PDF

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Description

本発明は、ユニット型減震装置および該ユニット型減震装置を備えた防振架台に関する。
従来から、発電設備又は屋外空調機等の機器(以下、「設備機器」という。)を載置することにより、当該設備機器の稼動による振動が設置面に伝わることを抑制する防振架台が種々提案されている。
一般的な防振架台は、設備機器を設置する上部架台と、床スラブ等の設置面に固定する下部架台と、両架台間に介装された防振部材を備えており、設備機器の稼動により発生する振動を防振部材で吸収することで、設置面に振動が伝わることを抑制する。
また、地震や強風などが発生した場合には、設備機器が所定以上の振幅で揺れ、転倒する危険性が生じる。そこで、設備機器が所定以上の振幅で揺れることを防ぐ目的で、防振架台のコーナー部分に上部架台と下部架台の分離を防止するストッパ機構が設けられている。
以下の特許文献1に、基台上に防振部材を介し負荷担持台が設けられ、基台に形成された耐震枠とその上方の負荷担持台との間に上下に配設されたストッパが設けられた耐震ストッパ付き防振架台が記載されている。この防振架台において防振部材は上部部材と下部部材との間にばね材を挟み込んで構成されている。
特開平7−208542号公報
特許文献1に記載の防振架台においては、ストッパの部分に耐震用弾性部材を介在させているので、防振架台上の設備機器が風の圧力や地震によって大きく傾いてストッパに装着された耐震用弾性部材が働いたとしても、傾きの大きさに応じてばね定数が変化し、除振部材の除振効果を損なうことがないという利点を有していた。
ところが、特許文献1に記載の防振架台においては、設備機器の稼働により発生する振動をばね材を組み込んだ防振装置で吸収することはできるが、地震動や風圧による設備機器の揺れを抑制する機構は特に組み込まれていなかった。
このため、設備機器を設置する防振架台において、減震作用を付加できる機構が望まれているが、防振架台の全体を交換するのでは効率が悪く、施工が大変であるので、既設の防振架台に減震作用を付加することができる装置の提供が望まれている。
また、発電設備や屋外空調機等の設備機器は、屋外の壁際あるいは地下室の壁際などに設置されることが多く、複数個の設備機器を配置する場合においては、隣り合う設備機器同士をできるだけ近接させて設置することで、屋外スペースを有効に使うことが一般的である。従って、設備機器を載置する防振架台も、壁際や他の設備機器と近接した場所に設置されているため、既設の防振架台に減震作用を付加する装置を後付けにて設ける場合、取り付けが容易で施工が簡単にできることが好ましい。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、既設の防振架台に取り付けが容易でコンパクトな構造であり、減震作用を発揮できるユニット型減震装置および該ユニット型減震装置を備えた防振架台を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のユニット型減震装置は、内部に収容空間を有し、底壁と側壁と蓋板とからなり、蓋板中央部に開口部を有する収容体と、前記収容体の内部に収容された硬質樹脂製のコア部材と、前記コア部材の周囲であって前記収容体の内側に前記コア部材を取り囲むように配置された減震材と、前記コア部材の中央部に形成されたネジ孔に螺合されて前記蓋板の開口部を貫通し蓋板の外方に延出された支持軸と、前記支持軸の先端部に一体化された取付板とを具備し、前記収容体の底壁と前記コア部材との間に底部減震材が配置され、前記底部減震材上面と前記コア部材底面との間に第1の隙間が形成されるとともに、前記コア部材の上面に上部減震材と抑止板が配置され、該抑止板と前記蓋板との間に第2の隙間が形成されたことを特徴とする。
ア部材の上下に第1の隙間と第2の隙間を設けたので、コア部材はこれらの隙間の間において自由に移動できる。このため、防振架台にユニット型減震装置を設けた場合、防振架台が本来有する設備機器の防振性能に影響は無く、地震動や風圧に伴う大きな振動によりコア部材がこれらの隙間を超える振幅で振動した場合に減震効果を発揮する。
本発明において、前記収容体の側壁底部に底部挿通孔が形成され、前記底部挿通孔を挿通して前記第1の隙間にスペーサー部材が抜き取り自在に挿通された構成を採用できる。
スペーサー部材は収容体の内部でコア部材の下方に挿入されてスペーサー部材の下方にスペーサー部材の厚みに対応する目的の間隔の第1の隙間を形成する。よって、スペーサー部材を抜き取ることでコア部材の下方に必要な間隔の第1の隙間を画成できる。
本発明において、前記コア部材の側面に位置決め穴が形成され、前記収容体の側壁とその内側の減震材に貫通孔が形成され、前記側壁の貫通孔と前記減震材の貫通孔を挿通した位置決めピンが抜き取り自在に前記位置決め穴に挿入された構成を採用できる。
収容体を貫通してコア部材の位置決め穴に位置決めピンを挿入しておくことで、収容体の内部におけるコア部材の空回りを防止できる。ユニット型減震装置を上部架台と下部架台の間に挿入し、ねじ孔に沿って支持軸を回転させて取付板と収容体の間隔を調整し、上部架台と下部架台間に隙間無くユニット型減震装置を配置する場合、空回りさせることなく支持軸の突出量を確実に調整できるので、上部架台と下部架台の間に確実かつ容易にユニット型減震装置を設置できる。
本発明の防振架台は、床版上に設置される下部架台と、下部架台上に間隔をあけて設置され、上方に設備機器が設置される上部架台と、前記下部架台と前記上部架台の間に介装された複数の防振部材と、前記下部架台と前記上部架台の間に介装され、先のいずれかに記載されたユニット型減震装置を複数備えたことを特徴とする。
先の構成のユニット型減震装置を備えた防振架台であるならば、上部架台上に発電機などの重量の大きな設備機器を設置した場合、設備機器の振動を防振する機能を阻害することなく地震動や風圧などによる設備機器の大きな振動を抑制し、減震できる。
本発明の防振架台において、前記ユニット型減震装置の底壁が前記下部架台の上面に接着され、前記ユニット型減震装置の取付板が前記上部架台の下面に接着された構成を採用できる。
ユニット型減震装置の底壁を下部架台の上面に接着し、取付を上部架台の下面に接着する構成を採用することで下部架台と上部架台の間にユニット型減震装置を容易かつ簡単に取り付けることができる。
本発明のユニット型減震装置は、減震材により囲まれたコア部材を収容体内に設け、このコア部材の中央部に形成したねじ孔に螺合する支持軸を収容体の蓋体開口部から外方に延出させて設け、支持軸上端部に取付板を一体化したので、設備機器を支持している上部架台と下部架台とからなる既設の防振架台に対し、上部架台と下部架台の間に挟むように装着することで、後付けにより容易に設備機器の減震ができる。即ち、上部架台と下部架台の間にこれらに挟み込まれるように収容体と取付板を配置すると、設備機器からの振動を支持軸とコア部材を介し減震材に伝達し、コア部材が接した減震材の減震作用により設備機器からの振動を減震できる。
また、収容体の外方に延出する支持軸の突出長さを調節することで上部架台と下部架台の間にユニット型減震装置を隙間なく配置することが容易にできるので、防振架台に対し取り付けが容易であり、減震機能を有していない既設の防振架台に対し後付けで容易に減震機能を付加することができる。
本発明に係る第1実施形態のユニット型減震装置を適用した防振架台の一例を示す斜視図。 同防振架台に取り付けられているユニット型減震装置の断面図。 同防振架台に取り付けられているユニット型減震装置の平面図。 設備機器を支持した架台にユニット型減震装置を取り付ける場合の一例構造を示す断面図。 設備機器を支持した架台にユニット型減震装置を取り付ける場合の一例構造を示す平面図。
以下、本発明の実施形態であるユニット型減震装置とそれを備えた防振架台について、図1〜図3を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明で用いる図面は、特徴をわかりやすくするために、便宜上特徴となる部分を拡大して示している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。
[第1実施形態]
図1に、本発明に係る第1実施形態のユニット型減震装置30を備えた防振架台1の斜視図を示す。防振架台1は、建築物等の床版(スラブ等の設置面)18にアンカーボルト(図示略)などの固定金具で水平に固定された下部架台(第2架台)14と、この下部架台14と所定の間隙を隔てて水平に対向配置された上部架台(第1架台)12とを備えている。
図1に示すように、第1架台12と第2架台14との間には、防振部材16が複数介装されており(図1に示す例では6基)、これらの防振部材16によって第1架台12が第2架台14上に弾性支持されている。防振部材16は、内部に図示略のバネ材を有しており、第2架台14と第1架台12との間に配設され、第1架台12上に設置された設備機器の荷重を担持するとともに、設備機器から発生する振動を吸収し、緩衝する作用を有する。防振部材16は、第1架台12上に設置される設備機器の重心位置を考慮し、第2架台14と第1架台12の間の適所に必要個数設置されている。
図1に示すように、第1架台12は、平面視で矩形枠状の部材であり、角部に配置された4つの第1コーナー部材22と、各第1コーナー部材22間を架け渡す4本のフレーム部材12aとを備えている。第2架台14は、第1架台12と同様の構成からなり、角部に配置された4つの第2コーナー部材24と、各第2コーナー部材24間を架け渡す4本のフレーム部材14aとを備えている。
第1架台12及び第2架台14の第1及び第2コーナー部材22、24は、互いに直交する2本のフレーム部材12a、12a(又はフレーム部材14a、14a)の端部同士を接合するためのものであり、水平方向の外側に向けて開放された略箱型形状に形成されている。そして、第1及び第2コーナー部材22、24の側面のうち、水平方向の内側を向く面に、それぞれのフレーム部材12a、12a(又はフレーム部材14a、14a)が接合されている。
防振架台1の四隅であって第1及び第2コーナー部材22、24の間には、予備ストッパ構造20が設けられている。この予備ストッパ構造20は、第1架台12と第2架台14とを鉛直方向及び水平方向に若干距離相対運動可能に連結するとともに、第2架台14に対する第1架台12の相対的な変位量を規制している。
予備ストッパ構造20は、第1コーナー部材22の底板22aに形成された貫通孔に挿通される予備ストッパボルト23と、当該予備ストッパボルト23を第2コーナー部材24の天板部24aに固定するためのワッシャ26並びにナット25を備えている。さらに、第1コーナー部材22の底板22aに形成された貫通孔と予備ストッパボルト23の間には、図示略の弾性部材が介装されている。予備ストッパボルト23はその頭部を第1コーナー部材22の底板22aより若干上方に隙間をあけて配置されているのに対し、予備ストッパボルト23の下端側に螺合されているナット25は第2コーナー部材24の天板24aを挟み付けるように天板24aの上下に一対設けられている。
第1コーナー部材22の底板22aに装着されている弾性部材は、ゴムなどの弾性体から形成されている。従って、第1架台12と第2架台14の相対運動により水平方向及び鉛直方向の隙間がなくなり、予備ストッパ構造20の構成部材同士が衝突した際、弾性部材は衝撃を吸収し、当該構成部材の破損を防ぐ。
予備ストッパ構造20は、第1架台12と第2架台14を若干距離相対移動可能に連結するとともに、鉛直方向及び水平方向に相対運動した際の変位量を規制している。
なお、水平方向の隙間及び鉛直方向の隙間は、設置現場における目視によって確認できる程度の広さであれば良く、例えば、それぞれ3〜5mm程度であることが好ましい。
また、これらの予備ストッパ構造20は、大きな地震に伴う振動によりユニット型減震装置30の構成部材の一部が変形した場合、載置された設備機器の転倒を防ぐ目的で予備的に備えられるものである。従って、上述した水平方向の隙間及び鉛直方向の隙間は、後に詳しく説明するユニット型減震装置30に設けられる隙間d〜dよりも大きく設定することが望ましく、これによって予備ストッパ構造20はユニット型減震装置30の減震動作を阻害することがない。
図1に示すように、第1架台12の長辺を構成する2つのフレーム部材12a、12aには、それぞれ2つの取付片部28が設けられている。各取付片部28には、設備機器固定用の取付孔29が形成されており、第1架台12に設備機器を載置した後、当該取付孔29にボルトを挿通し、設備機器と螺合することにより、第1架台12の上に設備機器を固定することができる。
第1架台12及び第2架台14を構成する各フレーム部材12a、14aは、防錆処理型鋼やFRP材を矩形に枠組みして形成された構成を採用できる。
なお、図1に示す防振架台1の構成は一例であり、フレーム部材12a、14aの材質、第1架台12、第2架台14を構成する部材数等は、第1架台12に固定される設備機器の重量や当該設備機器の振動特性によって、適宜決定することが望ましい。
本実施形態の構造において、第1架台12の長辺を構成する2つのフレーム部材12a、12aと、これに対向する第2架台14の長辺を構成する2つのフレーム部材14a、14aとの間に、それぞれ2つのユニット型減震装置30が設けられている。即ち、図1に示す例では、第1架台12及び第2架台14に、4つのユニット型減震装置30が設けられている。これらのユニット型減震装置30は、地震時に第1架台12と第2架台14とが大振幅で相対運動することを抑制し、設備機器の転倒を防止する。
図2、図3に、本実施形態のユニット型減震装置30の詳細構造を示す。
図2、図3に示すように、ユニット型減震装置30は、フレーム部材14aの上面側に接着固定された円筒容器型の収容体31と、この収容体31の上部中央から上方に突出された支持軸32により水平に支持され、フレーム部材12aの下面側に接着固定された取付板33を主体としてなる。
収容体31は、板状の底壁(底板)31Aと、この底壁31Aの上面側に立設された円筒状の側壁(周壁)31Bと、この側壁31Bの上端部に一体化されたリング板状の蓋板(天井板)31Cとからなる。底壁31Aと側壁31Bと蓋板31Cはいずれも鋼板からなり、溶接などの接合手段で内部に収容空間有する円筒状に組み付けられている。
一例としてこの実施形態では側壁31Bの上部にねじ込み式の円筒状の分離壁31Dが形成され、この分離壁31Dの上端部に蓋板31Cが一体化されている。分離壁31Dの下部外周に外ねじ部31Eが形成され、側壁31Bの上部内周側に形成されている内ねじ部31Fに外ねじ部31Eを螺合して分離壁31Dが側壁31Bに一体化されている。
ねじ込み式の分離壁31Dはそれ自身を周回りに回転させることで側壁31Bと分離できる。なお、分離壁31Dを側壁31Bと一体化した構造としても差し支えない。
収容体31の内底部にはこの内底部のほぼ全面を覆う大きさの円板状の第1の減衰材(底部減衰材)35が収容され、この第1の減衰材35の上に第1の減衰材35と滑り板36とスペーサー部材37を介して硬質樹脂製の厚肉円筒状のコア部材38が設置されている。
滑り板36はステンレス鋼板などの金属製の円板からなり、第1の減衰材35の上面ほぼ全面を覆う大きさに形成されている。スペーサー部材37は収容体31の直径と同程度の長さを有する細長い短冊板状の厚さ1mm程度の金属板からなる本体部37Aと、本体部37Aの長さ方向一端に形成された起立片37aとからなる。スペーサー部材37は、側壁31Bの底部側に形成された底部挿通孔31eを挿通して滑り板36とコア部材38との間に挿入され、滑り板36とコア部材38との間に高さ1mm程度の第1の隙間dが形成されている。スペーサー部材37は、上述の第1の隙間dの間隔を保持するための隙間調整材の役目を有している。
コア部材38の外径は収容体31の内径よりも小さく形成され、収容体31の中央に配置されたコア部材38の周囲に空間があけられている。収容体31の内側においてコア部材38の周囲の空間の大部分を埋めるように厚肉円筒状の第2の減衰材39が挿入され、コア部材38の上にリング板状の第3の減衰材(上部減震材)40とリング板状の抑止板(金属ワッシャー板)41が積み重ねられている。また、抑止板41の上面と蓋板31の下面との間に高さ1mm程度の第2の隙間dが形成されている。
第2の減衰材39は収容体31の側壁31Bの内周面に接するように配置され、その内側に収容されているコア部材38の外周面との間に幅1mm程度の第3の隙間dが形成されている。
コア部材38は厚肉円筒形状であり、その中心部を上下に貫通するねじ孔38Aが形成され、このねじ孔38Aにねじ軸からなる支持軸32が螺合されている。支持軸32は蓋板31の開口部31gを挿通してコア部材38の上方側(外方側)に延出され、支持軸32の上端がフレーム部材12aの底面側まで延出されている。取付板33は金属板からなるリング形状とされ、内周側にねじ部33Aが形成されていて、ねじ部33Aを支持軸32の上端部に螺合させて取付板33がねじ軸32に一体化されている。取付板33はフレーム部材12aの下面側に当接され、接着固定されている。また、支持軸32の先端側であって取付板33の直下に補強ナット43が螺合され、補強ナット43が溶接により取付板33の下面側に一体化されている。
また、蓋板31Cの中央部には開口部31gが形成され、この開口部31gを支持軸32が上下に貫通しているので支持軸32の周囲には図2に示すように幅10mm程度の第4の隙間dが形成されている。
コア部材38の構成材料として例えば、ポリアセタール樹脂(POM)を用いるならば硬質で滑り性に優れるので、滑り板36に対する摺動性に優れ、減震材との滑り性にも優れている。また、ポリアセタール樹脂は硬質であるので減震材39に対する振動特性にも優れている。
また、側壁31Bの一部に貫通孔31fが形成され、この貫通孔31fの内側に第2の減衰材39を貫通する貫通孔39fが形成され、この貫通孔39fの内側にコア部材38の外側面からねじ孔38A近くまで達する位置決め穴38fが形成されている。貫通孔31f、39fと位置決め穴38fは収容体31の外周部からその中心部に向かい直線的に配置され、貫通孔31f、39fを貫通して位置決め穴38fに挿入された位置決めピン45が設けられている。この位置決めピン45は、ユニット型減震装置30を装着する場合にコア部材38の空回りを防止するために設けられている。
減震材35、39、40は、減震作用を奏する部材である。
これらの減震材35、39、40を構成する材料としては、低反発で高減衰であって、且つ、粘性系の材料であることが好ましく、例えば、TPE熱可塑性エラストマー(オレフィン系やスチレン系他)のような、伸び率が400%以上で大きなせん断変形歪に耐え得る材料が好ましい。更にTPE熱可塑性エラストマーであるならば、耐候性に優れ、環境経年劣化も少ないので有利な特徴がある。
これらの材料は、粘弾性特性を有するので振動計算がし易く、また、射出成型法等で目的の形状の成形品を容易に大量生産することができることから、低コスト化に寄与するという利点がある。また、TPE熱可塑性エラストマーであればtanδ(損失係数)が0.5程度であり、優れた減震効果を得ることができる。
コア部材38を構成する材料は、ポリ4フッ化エチレン樹脂、MCナイロン摺動グレード品、ポリアセタール(POM)など、摩擦係数が小さく、滑り材として摺動特性に優れた樹脂材料を用いることができる。例えば、ポリアセタール樹脂として、ロックウエル硬度:M80、ポアソン比:0.35、密度γ:1.4g/cm、吸湿率:0〜0.29%、難燃性:HB、線膨張係数:10-4/℃程度であって、衝撃強さ、強度等、十分優れた特性を有するのでコア部材38の構成材料として好適である。
図2は位置決めピン45がコア部材38の位置決め穴38fに挿入されてコア部材38が周り止めされた状態であり、スペーサー部材37が滑り板36とコア部材38の間に挿入されて第1の隙間dが形成された状態を示している。ユニット型減震装置30は使用状態では位置決めピン45を収容体31から抜き取り、スペーサー部材37を収容体31から抜き取った状態で使用する。即ち、ユニット型減震装置30は図2に示す状態から位置決めピン45とスペーサー部材37を除去した状態で使用する。
前記構成のユニット型減震装置30を備えた防振架台1において第1架台12の上には発電機や変圧器などの設備機器が設置されている。前記構成の防振架台1は、6基の防振部材16によって第2架台14上に第1架台12を弾性支持しているので、第1架台12上に設置されている設備機器が発生させる振動を吸収し、緩衝することができる。防振部材16は、第1架台12上に設置される設備機器の重心位置を考慮し、第2架台14と第1架台12の間の適所に複数設置することが好ましい。
第1架台12を支持しているユニット型減震装置30において、第1架台12の水平方向の移動により支持軸32が水平方向に移動しようとする場合、コア部材38が第2の減衰材39に接触するまでの間、即ち、第3の隙間dの範囲内をコア部材38が移動する間、ユニット型減震装置30は第1架台12の移動に影響を与えない。このため、第1架台12の上に設置されている設備機器の稼働中の振動を防振部材16が吸収し緩衝する機能に対しユニット型減震装置30は影響を与えない。また、設備機器の上下方向の振動が第1架台12に伝達された場合、第1架台12の上下移動とともにコア部材38が上下移動するが、コア部材38の下方に第1の隙間dが設けられ、抑止板41の上方に第2の隙間dが設けられているので、設備機器の稼働中の上下方向振動を防振部材16が吸収し、緩衝する機能に対しユニット型減震装置30は影響を与えない。
次に、地震動や風圧の影響など、外部からの震動付加により設備機器が水平方向と垂直方向に大きな振幅で振動することが考えられる。
地震動などにより設備機器に水平方向の大きな振動を生じた場合、コア部材38が第3の隙間dを超えて第2の減衰材39に衝突するので、この水平方向の振動を第2の減衰材39が抑制し、水平方向の大きな振動を減震することができる。
地震動などにより設備機器に上下方向の大きな振動を生じた場合、下方への振動に対してコア部材38が滑り材36に衝突し、第1の減衰材35により緩衝作用を得、上方への振動に対しては抑止板41が蓋板31Cに衝突し、第3の減衰材40により緩衝作用を得ることができるので、上下方向の大きな振動に対し減震することができる。また、抑止板41が蓋板31Cによって抜け止めされる構成であるため、地震動などにより支持軸32を引抜く力が大きくなったとしてもユニット型減震装置30の蓋板31Cは引抜き力に耐えることができる。
第1架台12の下方への振動に応じてコア部材38が滑り材36に衝突した場合、コア部材38は滑り材36上面に沿って水平方向に滑り移動ができ、垂直方向と水平方向へ第1架台12が移動した場合に減震材35、39、40のいずれかまたは複数にコア部材38が押し付けられるので、これらの減震材35、39、40による減震効果を得ることができる。
また、通常の地震動は、上下動と比べて水平動の方が大きい。従って、水平動(水平力F)を低減すれば、防振架台に載置されている設備機器の転倒モーメント(M=水平力F×重心高さL)による引抜き圧縮力を小さくできる。このため、本実施形態の防振架台1はユニット型減震装置30を複数設けることで水平動を低減させることにより、十分な減震作用が得られる。
本実施形態のユニット型減震装置30は、第1架台12および第2架台14とそれらの間に防振部材16を介在させた構成であって、ユニット型減震装置30を設けていない従来公知の既設の防振架台に対し、第1架台12と第2架台14との間に必要個数のユニット型減震装置30を取り付けることで後付け減震ができる装置である。
ユニット型減震装置30を備えていない既設の防振架台にユニット型減震装置30を取り付けるには、コア部材38のねじ孔38Aに対し奥側まで支持軸32を螺入し、取付板33と収容体31の間隔を狭めておき、ユニット型減震装置30を第1架台12と第2架台14の間に挿入し、その後に取付板33を回転させて支持軸32をコア部材38の外方側に延出させる。
取付板33の上面側と底壁31Aの底面側に接着層を形成しておき、支持軸32を延出させて第1架台12の底面に取付板33を押し付け、第2架台14の上面に底壁31Aを押し付けた状態で接着層を固化させることでユニット型減震装置30を容易かつ確実に既設の防振架台に取り付けることができる。
取付板33を回転させる場合、位置決めピン45をコア部材38の位置決め穴38fに挿入しておけば支持軸32の空回りを阻止できる。コア部材38は滑り性の良好な硬質樹脂からなるので位置決めピン45を挿入していない状態では収容体31の内部でコア部材38が空回りする。
また、取付板33の裏面側に補強ナット43を一体化しておくならば、この補強ナット43にスパナ等の工具を係止して支持軸32を容易に回転させることができ、第1架台12に対する取付板33の押圧力と第2架台14に対する底壁31Aの押圧力を適正な値に容易に調整した上でユニット型減震装置30を設置できる。
接着層を固化させてユニット型減震装置30の接着固定が完了したならば、位置決めピン45とスペーサー部材37を収容体31から引き抜くことで第1の隙間dを規定できるので、既設の防振架台に対しユニット型減震装置30の取り付けを完了できる。
なお、収容体31において分離壁31Dをねじ込み式としておくならば、ユニット型減震装置30を組み立てる際に組立が容易にできる。
例えば、分離壁31Dと蓋板31Cを取り外して収容体31の上面側を開放し、空の収容体31の内部に第1の減震材35、滑り材36、第2の減震材39、コア部材38を挿入し、第3の減震材40と抑止板41を装着し、分離壁31Dをねじ込み、収容体31を構成し、取付板33を備えた支持軸32をコア部材38のねじ孔38Aに螺合することでユニット型減震装置30を組み立てることができる。また、底部挿通孔31eを介し収容体31の内部にスペーサー部材37を挿通することで滑り板36とコア部材38との間に第1の隙間dを形成でき、貫通孔31f、39fを介して位置決めピン45を位置決め穴38fに挿入することでコア部材38の位置決めができる。
以上説明のようなユニット型減震装置30の簡単な取付操作で既設の防振架台に後付けで簡単に減震効果を付与することができる。
また、既設の防振架台は発電機や変圧器などの設備機器を隙間なく設置した場所や、壁に近い狭い位置に設置されている場合が多く、後付けする場合に狭いスペースや奥まった位置でユニット型減震装置30の取付作業を行う必要がある。このような場合であっても、ユニット型減震装置30を上下の架台間に挿入して支持軸32を回転させ、収容体31と取付板33を接着するのみの操作で取り付け可能となるので、設置が容易で取付時の施工性にも優れた特徴を有する。
本実施形態に適用するユニット型減震装置30は例えば設備機器の重量1tに対し1個程度の割合で設けることができ、設備機器が発電機であって、400kW級の発電機であれば6t程度の重量があるので、6個程度のユニット型減震装置30を防振架台1に設置して対応することができる。この構造の場合、第1〜第3の隙間d、d、dは1mm程度で良く、数値目標として変位制限10mm以内に設定することができる。実用的には震度VIIクラスの振動を震度Vクラスの振動に低減することができる。
また、地震等の振動によりユニット型減震装置30の支持軸32が上昇し、蓋板31Cに抑止板41が接触して引抜き力を生じた場合、蓋板31Cはこの引抜き力に耐える厚みが必要である。蓋板31Cを鋼板で構成した場合、4〜6mm程度の厚みがあれば、上述の設備機器重量換算で生じる引抜き力に対して十分な強度が得られる。また、前述の重量換算の場合、支持軸32としてM24ボルト程度の外径の高力ボルトを用いれば対応可能である。
図4、図5は第1架台12、第2架台14、防振部材16などを有していない一般的な枠状の架台50の上に設備機器52を設置した構造に対しユニット型減震装置30を適用した実施形態を示す。
この実施形態において横断面C型の鋼材から矩形枠状に架台50が組み付けられ、床などの床版53の設置面上に弾性部材からなる防振パッド55を介し枠状の架台50が水平に設置されている。
この構造の架台50に対しユニット型減震装置30を適用するために、架台50の一部に金属板からなる接続片56が溶接あるいはねじ止めなどの手段で取り付けられ、接続片56の先端側に金属板からなるリブ材57を介し金属板からなる水平材58が溶接あるいはねじ止めなどの手段で取り付けられている。リブ材57は架台50の外側に延出され、リブ材57の先端部側に水平材58が取り付けられている。
図4に示すように水平材58と床版53の間に先の実施形態で説明したユニット型減震装置30が設置されている。
なお、この実施形態に適用されているユニット型減震装置30において収容体31の底壁31Aを構成する金属板59が先の実施形態の構造よりも若干大きく形成され、この金属板59が床版53にボルト止めなどの取り付け手段により固定されている。また、支持軸32の上端に取り付けられている取付板33が水平材58の下面に沿わせられ、ボルト止めにより一体化されている。
なお、図4、図5においては架台50に対し設置された1基のユニット型減震装置30のみを示したが、実際には架台50を構成する鋼材の長さ方向適宜の必要位置にそれぞれ接続片56、リブ材57、水平材58を設け、ユニット型減震装置30を設けることができる。
架台50に対しユニット型減震装置30を設ける個数は任意の数で良く、架台50の規模や大きさに応じて4〜10数個程度の範囲で求められる減震性能に応じて必要個数設けることが好ましい。
図4、図5に示す構造において、設備機器に対し風力や地震動により大きな振動が生じた場合、その振動が接続片56、リブ材57、水平材58を介してユニット型減震装置30に伝達される。ユニット型減震装置30において支持軸32の下端側に設けられているコア部材38の周囲に第1の減震材35、第2の減震材39、第3の減震材40が設けられているので、上下方向の大きな振動を第1の減震材35と第3の減震材40でコア部材38を介し減震することができ、水平方向の大きな振動を第2の減震材39でコア部材38を介し減震できる。
その他、第1実施形態において説明したユニット型減震装置30が奏する作用効果について、この実施形態のユニット型減震装置30においても同様に得ることができ、設備機器52に対し減震効果を得ることができる。
ところで、先に説明した実施形態においては、取付板33を上に、収容体31の底壁31Aを下に位置させて上部架台12と下部架台14の間にユニット型減震装置30を設置したが、ユニット型減震装置30の上下は逆転させても差し支えない。即ち、取付板33を下部架台14に接着し、収容体31の底壁31Aを上部架台12に接着しても良い。また、ユニット型減震装置30は支持軸32を上下方向に向けて配置する例に限らず、左右に離間されている架台間での減震の場合は、支持軸32を左右向き、あるいは、減震対象の架台の形態に応じて斜め向きなどに配置することも可能である。
また、ユニット型減震装置30の取り付けは接着に限るものではない。既設の架台にユニット型減震装置30を取り付ける場合は接着が容易であるが、工場等で生産する新規の防振架台にユニット型減震装置30を取り付ける場合はボルト止めなど、接着以外の方法で上部架台12と下部架台14の間に取り付けても良い。
また、ユニット型減震装置30の取り付けは、上部架台と下部架台のように架台間に限るものではなく、スラブと浮き床の間に配置すれば、減震構造用途の床の支持構造に適用することができ、床に限らず、デッキプレートなどの構造材の支持用途に適用することもできる。
1…防振架台、12…上部架台(第1架台)、12a…フレーム部材、14…下部架台(第2架台)、14a…フレーム部材、16…防振部材、18…床版、20…予備ストッパ構造、30…ユニット型減震装置、31…収容体、31A…底壁、31B…側壁、31C…蓋板(天井壁)、31e…底部挿通孔、31f…貫通孔、31g…開口部、32…支持軸、33…取付板、38…コア部材、35…第1の減震材(底部減震材)、36…滑り材、37…スペーサー部材、38…コア部材、38A…ねじ孔、38f…位置決め穴、39…第2の減震材、39f…貫通孔、40…第3の減震材(上部減震材)、41…抑止板、45…位置決めピン、d…第1の隙間、d…第2の隙間、d…第3の隙間、d…第4の隙間。

Claims (5)

  1. 内部に収容空間を有し、底壁と側壁と蓋板とからなり、蓋板中央部に開口部を有する収容体と、前記収容体の内部に収容された硬質樹脂製のコア部材と、前記コア部材の周囲であって前記収容体の内側に前記コア部材を取り囲むように配置された減震材と、前記コア部材の中央部に形成されたネジ孔に螺合されて前記蓋板の開口部を貫通し蓋板の外方に延出された支持軸と、前記支持軸の先端部に一体化された取付板とを具備し、
    前記収容体の底壁と前記コア部材との間に底部減震材が配置され、前記底部減震材上面と前記コア部材底面との間に第1の隙間が形成されるとともに、前記コア部材の上面に上部減震材と抑止板が配置され、該抑止板と前記蓋板との間に第2の隙間が形成されたことを特徴とするユニット型減震装置。
  2. 前記収容体の側壁底部に底部挿通孔が形成され、この底部挿通孔を挿通して前記第1の隙間にスペーサー部材が抜き取り自在に挿通されたことを特徴とする請求項に記載のユニット型減震装置。
  3. 前記コア部材の側面に位置決め穴が形成され、前記収容体の側壁とその内側の減震材に貫通孔が形成され、前記側壁の貫通孔と前記減震材の貫通孔を挿通した位置決めピンが抜き取り自在に前記位置決め穴に挿入されたことを特徴とする請求項または請求項に記載のユニット型減震装置。
  4. 床版上に設置される下部架台と、下部架台上に間隔をあけて設置され、上方に設備機器が設置される上部架台と、前記下部架台と前記上部架台の間に介装された複数の防振部材と、前記下部架台と前記上部架台の間に介装され、請求項1〜請求項のいずれかに記載されたユニット型減震装置を複数備えたことを特徴とする防振架台。
  5. 前記ユニット型減震装置の底壁が前記下部架台の上面に接着され、前記ユニット型減震装置の取付板が前記上部架台の下面に接着されたことを特徴とする請求項に記載の防振架台。
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