JPS6116780Y2 - - Google Patents

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JPS6116780Y2
JPS6116780Y2 JP1977029159U JP2915977U JPS6116780Y2 JP S6116780 Y2 JPS6116780 Y2 JP S6116780Y2 JP 1977029159 U JP1977029159 U JP 1977029159U JP 2915977 U JP2915977 U JP 2915977U JP S6116780 Y2 JPS6116780 Y2 JP S6116780Y2
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JP
Japan
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metal fitting
shaped
bent piece
rubber
cushioning material
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JP1977029159U
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JPS53123110U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は取付台に電動機を取付けるときの騒音
防止用の防振装置に係るもので、小形で、取付が
堅牢で、しかもすぐれた防振効果を有する防振装
置を提供するものである。
以下、本考案を工業用ミシン駆動用クラツチモ
ータの防振装置に実施した実施例を用いて詳しく
説明する。第1図はクラツチモータを工業用ミシ
ン台に取付けた状態を示すもので、1はクラツチ
モータ、2はクラツチモータ取付金具、3はクラ
ツチモータ取付金具2の足に装着された防振装置
であり、ボルト15とナツト16とで工業用ミシ
ン台14に締着されるものである。
第2図は本考案の防振装置の実施例で、第3図
にその分解斜視図を示す。ここで4はU字状の金
具、5はストツパの役目をする端部折曲片6と中
央折曲片7とを備えた下面がU字状の金具、8は
前記U字状の金具4と下面がU字状の金具5の端
部折曲片6および中央折曲片7とに小許の間隔を
あけクラツチモータ取付金具2のU字状の足を挿
入するU字状の凹嵌部9を形成し焼付けしたゴム
(緩衝材)であり、焼付けは前記U字状金具4の
下平面とゴム8および前記U字状金具5の上平
面、端部折曲片6の内側および中央折曲片7の内
側とゴム8との間に行う。
10は前記U字状金具4と前記U字状金具5の
端部折曲片6および中央折曲片7の先端との少許
の間隔部のゴムにに設けられた凹溝、11は前記
中央折曲片7内側に焼付けられたゴムに設けられ
た凹溝である。12はクラツチモータ取付金具2
のU字状の足と前記U字状金具5の端部折曲片6
との接触を防ぐため端部折曲片6に焼付けられた
ゴムである。
従来は第4図、第5図に示すように、ボルトと
ナツトで締着される時のゴムの異状な硬化を防ぐ
ためU字状金具5′の端部折曲片6′および中央折
曲片7′とゴム8′との間の焼付けはされていな
い。このためナツトを締めた時のトルクによつて
U字状金具4′と5′との位置関係が容易に歪み、
防振効果が低下するばかりか、クラツチモータの
取付状態も不安定なものとなる。また、この構造
はモータに外力が加つた時のモータの揺れが大き
いという欠点を有している。従来例ではこれらの
欠点を補うべく、クラツチモータ取付金具2のU
字状の足を挿入するU字状の凹嵌部9′にゴムの
膜13を設けているが、体積ばかり大きくなつて
目的とする効果を発揮していない。
それに対して本考案の実施例によれば、U字状
金具5の端部折曲片6および中央折曲片7とゴム
8との間が焼付けされているため、上記の欠点を
有しない。第6図は本考案の実施例の効果を従来
例と比較して説明するための第2図A−A線断面
図である。第6図a−1は従来例で、ボルトとナ
ツトで締着された時、第6図a−2に示すごとく
B部およびC部のゴムが極端に圧縮され硬度が増
し、この硬くなつた所を通して振動が伝播するた
ため防振装置としての効果は低下する。第6図b
−1は本考案の実施例で凹溝10および11が設
けられているため、ボルトとナツトで締着されて
も、第6図b−2に示すごとくゴムが極端に圧縮
される箇所がなく、防振装置は十分な防振効果を
発揮する。
なお、記実施例においては、中央折曲片7を下
面の金具5に設けたが、上面の金具4に設けても
同様の効果を奏するものである。
また、上記実施例においては、中央折曲片7の
内側に焼付けられたゴムに凹溝11を設けている
が、ボルトとナツトでの締着時にゴムが最も圧縮
される箇所はB部であり、B部に位置する凹溝1
0のみを設けた場合でも従来に比べ良好な防振効
果を発揮し、必ずしも凹溝11は必要ではない。
以上のように本考案の防振装置は、U字状金具
の端部折曲片とゴムとの間も焼付けされているた
め小形化が可能で、かつ製造が容易になり、また
金具と折曲片先端との少許の間隔部の緩衝材に凹
溝で設けたため、ボルトとナツトで締着された際
にストツパー片を構成する折曲片近傍の緩衝材部
が異常硬化するのを防ぎ、振動が異常硬化箇所を
通して伝わるのを確実に防止することができるな
どすぐれた防振効果を有し、たとえば工業用ミシ
ン台と工業用ミシン駆動用クラツチモータとの間
の振動音の減少を計る上で、きわめてすぐれた実
用的効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による電動機取付用
防振装置を具備した工業用ミシン駆動用クラツチ
モータの正面図、第2図a,b,cはそれぞれ同
防振装置の上面図、正面図および側面図、第3図
は同防振装置の分解斜視図、第4図a,b,cは
それぞれ従来の電動機取付用防振装置の上面図、
正面図および側面図、第5図は同防振装置の分解
斜視図、第6図a−1,a−2は従来の防振装置
の効果を説明するための断面図、第6図b−1,
b−2は本考案の防振装置の効果を説明するため
の断面図ある。 2……取付金具、3……防振装置、4……U字
状の金具、5……下面がU字状の金具、6……端
部折曲片、7……中央折曲片、8……ゴム(緩衝
材)、9……凹嵌部、10……凹溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面がU字状の金具と、少なくとも両端部に同
    一方向の両端折曲片を有する下面がU字状の金具
    を有し、前者金具の一部と後者金具の折曲片の先
    端部との間に少許の間隔を残して前者金具と後者
    金具の間に緩衝材を焼付けすると共に、この緩衝
    材に電動機の取付金具のU字状の足を挿入する凹
    嵌部を形成してなる電動機取付用防振装置におい
    て、緩衝材を前記2個の金具の内側全面に焼付
    け、前者金具の折曲片先端との前記記少許の間隔
    部の緩衝材に凹溝を設けたことを特徴とする電動
    機取付用防振装置。
JP1977029159U 1977-03-09 1977-03-09 Expired JPS6116780Y2 (ja)

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JP1977029159U JPS6116780Y2 (ja) 1977-03-09 1977-03-09

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JP1977029159U JPS6116780Y2 (ja) 1977-03-09 1977-03-09

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Publication Number Publication Date
JPS53123110U JPS53123110U (ja) 1978-09-30
JPS6116780Y2 true JPS6116780Y2 (ja) 1986-05-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60192785U (ja) * 1984-05-31 1985-12-21 三菱電機株式会社 電動機用防振装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5055807A (ja) * 1973-09-19 1975-05-16

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JPS5055807A (ja) * 1973-09-19 1975-05-16

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JPS53123110U (ja) 1978-09-30

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