JPH048269Y2 - - Google Patents

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JPH048269Y2
JPH048269Y2 JP14113086U JP14113086U JPH048269Y2 JP H048269 Y2 JPH048269 Y2 JP H048269Y2 JP 14113086 U JP14113086 U JP 14113086U JP 14113086 U JP14113086 U JP 14113086U JP H048269 Y2 JPH048269 Y2 JP H048269Y2
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clip
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JP14113086U
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Flexible Shafts (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ダツシユパネルを貫通するアクセ
ルケーブルを、ケーブルアウタケーシングとクリ
ツプを用いてダツシユパネルに固定するようにし
たアクセルケーブル支持構造に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、第4図に示すものは、本件出願人が昭和
61年3月20日付にて実用新案登録願で出願した実
願昭61−40682号の「アクセルケーブル取付構造」
であつて、構造簡単でボルト締付けをなくした作
業性の良いアクセルケーブル取付溝造とするため
「ケーブルプロテクタ20の前記キー13付の軸
部3をシールクツシヨン60を介してダツシユパ
ネル1の前記キー溝14付の穴4に挿通させると
ともに、ケーブルプロテクタ20のキー13付の
軸部3に設けた溝部15にクリツプ70を軸直角
に挿入して、アクセルケーブルのケーブルプロテ
クタ20をダツシユパネル1に固定した」もので
ある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、第4図の場合、エンジン振動によつて
アクセルケーブルが振動するとき、ケーブルプロ
テクタ20の一方がクリツプ70によりダツシユ
パネル1に対して剛結合されているため、やはり
ダツシユパネル1が共振することになる。
このため、前記クリツプ70とダツシユパネル
1との間にももう一つのシールクツシヨンを挿入
してダツシユパネル2が共振しないようにするの
が適切であるが、このように、クリツプ70とダ
ツシユパネル1の間に前記もう一つのシールクツ
シヨンを介装すると、クリツプ70とダツシユパ
ネル1間の摩擦抵抗がクリツプ70挿入時の全域
で生じ、組付が困難になるという問題点がある。
そこで、このような問題点を解決するため、こ
の考案は、クリツプの構造を工夫改良することに
より、クリツプとダツシユパネル間の摩擦抵抗を
減少させて組付性を容易にするとともに、ダツシ
ユパネルの振動の発生を防止することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、この考案は上述の問題点を、ダツシ
ユパネルに貫通して取付けられるアクセルケーブ
ルアウタケーシングとクリツプの双方に傾斜面部
および傾斜成形部を設けることにより解決しよう
とするものである。
さらに詳しくは、第1図の符号を付して説明す
ると、ダツシユパネル1にアクセルケーブルアウ
タケーシング2の軸部3を貫通する孔4を設け
て、この孔4にアクセルケーブルアウタケーシン
グ2の軸部3をダツシユパネル1の一側Rから挿
通し、アクセルケーブルアウタケーシング2の一
側Rに形成してあるつば部5と共同して、ダツシ
ユパネル1の他側Uからクリツプ7を用いて前記
アクセルケーブルアウタケーシング2をダツシユ
パネル1に固定するようにしたアクセルケーブル
支持溝造において、前記アクセルケーブルアウタ
ケーシング2の前記つば部5とダツシユパネル1
との間に一方の弾性部材6を介装して、前記ダツ
シユパネル1の一側Rから他側Uに向け突出する
前記アクセルケーブルアウタケーシング2の軸部
3には、前記クリツプ7を嵌挿する溝部8と傾斜
面部9を形成し、前記クリツプ7には前記アクセ
ルケーブルアウタケーシング2の軸部3に形成し
た前記傾斜面部9に対応する傾斜成形部10を設
けるとともに、クリツプ7のダツシユパネル1側
に他方の弾性部材12を設けたものである。
〔作用〕
上述の手段によれば、ダツシユパネル1の一側
Rから他側Uに向け突出させてあるアクセルケー
ブルアウタケーシング2の軸部3の傾斜面部9
に、クリツプ7に設けた傾斜成形部10を対応さ
せて、アクセルケーブルアウタケーシング2の軸
部3の溝部8にクリツプ7を嵌挿させるため、ク
リツプ7のダツシユパネル1側に設けた他方の弾
性部材12のクリツプ7とダツシユパネル1間の
摩擦抵抗が減少され組付性が容易となる。
〔実施例〕 以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例
を説明する。
第1図から第3図までの図面は、この考案の実
施例を示しており、第1図から分かるように、ダ
ツシユパネル1にはアクセルケーブルアウタケー
シング2の軸部3を貫通する孔4が設けてある。
一方、前記アクセルケーブルアウタケーシング
2はつば部5と、このつば部5から突設させた前
記軸部3より成つていて、このアクセルケーブル
ウアタケーシング2の軸部3をダツシユパネル1
の一側である室内側Rからダツシユパネル1の孔
4に挿通して前記つば部5とダツシユパネル1と
の間に一方の弾性部材(ダンパゴム)6を介装さ
せる。
そして、前記ダツシユパネル1の一側Rから、
他側であるエンジンルーム側Uに向け突出する前
記アクセルケーブルアウタケーシング2の軸部3
には、クリツプ7を嵌挿する溝部8と傾斜面部9
が形成してあり、また、前記クリツプ7には、ア
クセルケーブルアウタケーシング2の軸部3に形
成した前記傾斜面部9に対応する傾斜成形部10
が設けてあつて、第3図図示のクリツプ7のダツ
シユパネル1側に形成してあるフランジ部11に
は、鎖線で示す他方の弾性部材(ダンパゴム)1
2に嵌着して取付けてある。
このように構成されている前記クリツプ7の第
2図図示の係止凸部13,13(アクセルケーブ
ルアウタケーシング2の軸部3の溝部8より、や
や小さめに形成してある。)を、第1図図示のア
クセルケーブルウアタケーシング2の軸部3に形
成の溝部8に押し込んで嵌挿させると、クリツプ
7の傾斜形成部10がアクセルケーブルアウタケ
ーシング2の軸部3に形成の前記傾斜面部9に当
接しながら、アクセルケーブルアウタケーシング
2の軸部3がダツシユパネル1に対し第1図図示
の矢印A方向に移動すると同時に、クリツプ7に
取付けてある他方の弾性部材12がダツシユパネ
ル1に摩擦抵抗を減少させつつスライドさせなが
ら押圧される。
すると、アクセルケーブルアウタケーシング2
の一側(室内側)Rに形成してあるつば部5とダ
ツシユパネル1との間に介装してある一方の弾性
部材(ダンパゴム)6も、前記つば部5とダツシ
ユパネル1との間に圧接されるから、ダツシユパ
ネル1の他側(エンジンルーム側)Uに突出する
アクセルケーブルアウタケーシング2の軸部3に
クリツプ7を嵌挿させることにより、アクセルケ
ーブルアウタケーシング2の一側Rに形成のつば
部5と共同して、ダツシユパネル1が前記一方お
よび他方の弾性部材6,12によりはさみ込まれ
るのである。
なお、第1図図中の符号100はインナケーブ
ル、符号110はケーブルエンドであり、符号1
20はダツシユインシユレータである。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように、ダツシユパネルに貫
通して突出するアクセルケーブルアウタケーシン
グの傾斜面部にクリツプの傾斜成形部を対応当接
させることにより、アクセルケーブルアウタケー
シングのつば部とダツシユパネルとの間に介装の
一方の弾性部材を、前記つば部とダツシユパネル
との間に圧接させると同時に、クリツプのダツシ
ユパネル側に設けた他方の弾性部材をダツシユパ
ネルに摩擦抵抗を減少させつつスライドさせるた
め、組付性が容易となる。
このように、ダツシユパネルをはさんで室内側
とエンジンルーム側から一方および他方の弾性部
材ではさみ込むことにより、エンジン振動によつ
てアクセルケーブルが振動しても、ダツシユパネ
ルの共振が緩和される。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図までの図面は、この考案の実
施例を示しており、第1図はアクセルケーブルア
ウタケーシングのダツシユパネルへの組付断面
図、第2図はクリツプの正面図、第3図はクリツ
プの傾斜図、第4図は従来例を示す第1図相当の
組付断面図である。 1……ダツシユパネル、2……アクセルケーブ
ルアウタケーシング、3……軸部、4……孔、5
……つば部、R……一側(室内側)、U……他側
(エンジンルーム側)、6……一方の弾性部材、7
……クリツプ、8……溝部、9……傾斜面部、1
0……傾斜成形部、12……他方の弾性部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダツシユパネルにアクセルケーブルアウタケー
    シングの軸部を貫通する孔を設けて、この孔にア
    クセルケーブルアウタケーシングの軸部をダツシ
    ユパネルの一側から挿通し、アクセルケーブルア
    ウタケーシングの一側に形成してあるつば部と共
    同して、ダツシユパネルの他側からクリツプを用
    いて前記アクセルケーブルアウタケーシングをダ
    ツシユパネルに固定するようにしたアクセルケー
    ブル支持構造において、前記アクセルケーブルア
    ウタケーシングの前記つば部とダツシユパネルと
    の間に一方の弾性部材を介装して、前記ダツシユ
    パネルの一側から他側に向け突出する前記アクセ
    ルケーブルアウタケーシングの軸部には、前記ク
    リツプを嵌挿する溝部と傾斜面部を形成し、前記
    クリツプには前記アクセルケーブルアウタケーシ
    ングの軸部に形成した前記傾斜面部に対応する傾
    斜成形部を設けるとともに、クリツプのダツシユ
    パネル側に他方の弾性部材を設けたことを特徴と
    するアクセルケーブル支持構造。
JP14113086U 1986-09-12 1986-09-12 Expired JPH048269Y2 (ja)

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JP14113086U JPH048269Y2 (ja) 1986-09-12 1986-09-12

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JPS6346637U JPS6346637U (ja) 1988-03-29
JPH048269Y2 true JPH048269Y2 (ja) 1992-03-03

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